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第186回 社員の老後資金、会社はどこまで責任を持つべきか?
2026-06-19 12:00

第186回 社員の老後資金、会社はどこまで責任を持つべきか?

▼今回の内容
・「労務」の中に投資教育が含まれる時代
・給与の一部を“先に避ける”
・複利の力を、現場はまだ理解していない
・2000万円問題の誤読──「貯める」ではなく「運用しながら取り崩す」
・経営者が知っておくべき「資産の寿命」

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サマリー

本エピソードでは、社員の老後資金形成における会社の役割と、投資教育の重要性について解説します。老後資金2000万円問題の誤解を解き、単に貯蓄するだけでなく、複利の効果を理解し、運用しながら資産を取り崩していくことの必要性を強調します。特に、72の法則や資産の寿命といった概念を用いて、インフレ時代における資産形成の具体的な方法論を提示し、経営者や従業員が知っておくべき資産運用の基本を分かりやすく伝えています。

投資教育の必要性と企業型DC
こんにちは、エンドガッチです。久野勝也の「労務の未来」。久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、久野先生。
はい。
今日はですね、久野先生からの持ち込みをやりたいなというふうに思っておるんですが、提案をいただけますでしょうか。
投資教育。
なんで?っていう感じではありますけれども。
年に1回、お客様向けに企業型DCやってるじゃないですか。
それの投資教育が一応義務というか、努力義務になってますので。
なので、従業員の方に投資のやり方の案内とかしてるんですね。
社員に?
そうですね。社員の方とか経営者の方で、その企業型DCやってる方が、
企業型DCであくまでも自分で運用とかしなきゃいけないので。
ですね。
そういったリスクの観点の理解と。
あと、なるべくスタートというふうにね、やるんだったら増えた方がいいと思いますので。
そういったところのポイントみたいなところを、年に1回考えてもらうみたいな、そういった形ですね。
そういうセミナーをされてるってことですね。
はい。もうめちゃくちゃスタンダードのやつをやってます。
それは社内向けにってこと?
お客様向けに。
じゃなくて、開放してるんですね。
それの一部を今回教えていただけるということで。
何の話から入りますか?
長期分散積み立て投資の基本
そうですね。
いつも話するのが、とりあえず会社の確定拠点金とかやるときに、
長期分散積み立て投資だよねみたいな話、話させてもらうんですけど。
もうそれしかないですね、結論は。
長期分散投資。
はい。長期分散積み立て投資ですね。
給与の一部から長期で分散してほっとくと。
はい。
もともとまずお金貯めようと思ったときに、
なんでこんな話してるかっていうと、僕20代のときそうだったんですけど、
残ったお金を貯金しようと思ったら、まずたまんないじゃないですか。
そうですね。
だからまず先に避けることが大事なので。
確定拠点金のいいところは、確定拠点金の2種類あって会社が積み立ててくれるパターンと、
選択制っていって、自分の給与の一部を老後に積み立てるみたいなことできるんですけど、
あとはそのハイブリッドみたいなこともできるんですけど、
できれば無理のない範囲でかけ金かければいいと思いますけど、
まず手元に来る前に分けてくれるっていうのは一番いいよねって話ですよね。
はいはいはい。
これをどうするかっていう話なんですけど、
まず長期っていうところが一番のポイントかなと思っています。
はい。
当たり前ですけど資本主義なので、
世の中ってどんどん売り上げとかもどんどん高くなっていきますよね。
はいはいはい。
考えた時に、今この瞬間に儲からなかったってやってるとですね、
仕事にも集中できないしって話なんですけど、
長期で見れば、たぶん日本経済とかも見てもらえば分かるんですけど、
今日の時点でも日経平均で6万円も超えてくると思うんですけど。
ちょっと前じゃ考えられない数字ですね。
考えられないですよね。5万円いった時にわーって言ってたのに。
考えていくと、普通に考えれば長期で見れば、
ここ35年ぐらいはずっとおかしかったっていう日本経済は言われてますけど、
これからはやっぱり上がりきちようかなと思いますので、
長期でまず投資かけていくっていうのはポイントだよねっていうのは、
なんとなくこれみんな最近は知ってるんじゃないかなというふうには思います。
はいはい。
複利の力と72の法則
あとは長期運用のメリットで、福利がこれ一番大事だなと思ってまして、
ここだけ今日伝えて帰ってほしいなと思うんですけど、
福利って数学とかでやりましたよね、高校時代に。
やりましたかね。やりましたよね。
はい。
福利の効果が毎日多分、私も現場行って伝わってないなと思うんですけど、
福利はすごいなと思うのは、1万円を例えば5%で運用しますと、
1年で1万500円になりますよね。
そうすると翌年また1万円運用すると500円増えるように思うんですけど、
そんなことはなくて、1万500円に5%かけますんで、
500円以上お金増えてくるってことですよね。
よく雪だるま式とかって言うんですけど、
そういう福利の力っていうのがすごくてですね。
はいはいはい。
72の法則って聞いたことありますかね。
72の法則、一度番組でも触れましたよね。
そうなんですよ。
72の法則っていうのは、例えば目の前に100万円あったときにですね、
この目の前のお金が倍になる速度っていうのを計算する式なんですけど、
例えば100万円が目の前にあって金利5%だと、
72割5押してもらうとですね、14点いくつって出ると思うんですけど、
金利5%だったら14年で倍になるってことですよね。
例えば金利7%であれば72割7で、7.2だと思うんですけど、
7.2年で目の前に100万円が200万円になるってことなんで、
今ちょうど金利ある世界になったので、
ちょっと前はもう金利もつかなかったじゃないですか、銀行で。
そうですね。
置いとくと全くお金増えなかったんですけど、
逆に今運用すれば増えるしってことだし、
反対に今インフレっていうのはもう一個怖くて、
置きっぱなしにしておくとですね、
明日買えるものがどんどんどんどん減っていきますんで。
はいはい、実質の価値が下がっていくと。
はい。なのでほっとかないで、
福利を使って世の中の物価上昇以上に運用していくとか、
物価上昇に最低でも合わせて運用していくっていうのが大事だみたいな、
そういうめちゃくちゃシンプルなセミナーをやってるんです。
ふんふん。
ちなみに7.2の法則は115回の時にやっていますので、
もし気になる方はそちらも聞いていただければと思います。
2000万円問題の真実と資産の寿命
同じ話を何回もしてるかもしれないけど一貫してますってことですね。
大事ですよね、同じ話を何度もするのは忘れちゃいますからね。
そして行動につながらないのが実態なんでね。
だからよく資産の寿命の話って聞いたことありますか?
資産の寿命?いや、聞いたことないですね。
いつも話しするんですけど、
大事なことっていうのが、資産運用の大事なポイントっていうのが、
要は2千万円、よく2千万円問題って話すると思うんですけど、
2千万円問題、お金の目の前に2千万円あったとするじゃないですか、
この2千万円が目の前にあるだけじゃダメなんですよ、実は2千万円問題っていうのは。
これ結構福利が大事で、
2千万円、たとえば65歳の時に目の前にあって、
ああ安心だってならなくて、
基本的には運用しないとですね、
お金どんどんどんどん、
日常メリメリしていくと。
たとえば月額14万円ずつ使っていくと、
年額160万円使っていこうみたいな話したときに、
仮にですけど、
インフレが続いた場合ですね、2%のインフレが続くとですね、
75歳で資金尽きるんですよ。
運用しないと76歳で資金尽きるんですよ。
65からスタートしてってことですか?
65からスタートして、2千万円65あったんです。
65からスタートして76で尽きるんですか?
全然足りないじゃないですか。
2%のインフレすると75で尽きます。
恐ろしくないですか。
月額14万円使ったシミュレーションですが、そんなに無理使ってないと思うんですよね。
ですしちょっと足りないかなぐらいの人もいるかもしれないですね。
これをポイントが2千万円を、
65歳の時点で運用しながら取り崩していくんですよ。
そうすると3%で運用すると79歳までお金が持つしとか、
5%で運用すると83歳までお金持つんですよ。
7%で運用すると91歳までお金持つんで。
しかも8.4%で運用すると実は資産減らないんですよ。
こういう算式が頭に入っていることが初めてフクリのゴールです。
今まで関係ないと思ってましたけど、
まさに先ほどおっしゃられた、利子のある世界に入っていくんで、
この辺本当に大事になりますよね。
そうなんですよ。
なので何を学んで欲しいかっていうと、
単純に2千万円問題、これが3千万円問題になるよって言われるんですけど、
老後になって資産の運用の仕方が分からないと不幸になるよってことをお伝えしたいっていうのがあるんですね。
最低でも2〜3%とか、物価上昇率が政府も頑張って2〜3%に抑えてくると思うんですけど、
それに応じたそれ以上の運用域を出せるような、
そういう知識っていうのをつけておくことが大事なんじゃないのっていうのが、
僕がいつも言ってる資産運用の大事なとこかなと思ってます。
でもなかなか7%とかで合わすっていう商品ってなると、
老後資金計画のシミュレーションと現実
あんまり肌がんとしてはなさそうな感じもしますけど。
ちょっとなかなか難しいんで、
なので自分が何歳ぐらいまで生きるかっていうのを、
シミュレーションとかもできると思うので、
何歳ぐらいまで家庭してですね、
そのためにいくらぐらい欲しいかみたいなシミュレーションって、
今AIとかで結構簡単にできるので、
そういうのは把握職っていうのが大事かなと思ってますし。
そっか、でも女性からすると87歳ぐらいですか、男性81歳。
平均寿命を考えると。
さっきの資産だと全然足りてないですね、2000万円問題。
そうなんですよ。
2000万円で5%運用して83歳ぐらいまで持つので、
男性の平均寿命は超えられるかなと思いますけど。
ギリギリ。
ギリギリ。
ギリギリ。
だからよく65歳で2000万円貯めたらいいと思ってる人が多いんですよ。
そうじゃなくて、65歳で2000万円あって、
そこから運用するっていうイメージを持っていた方がいいと思います。
なるほど。
そういうようなことを前提にしておかないと、
老後キャッシュが足りないというのは結構リアリティがある話なんですね。
そうなんですよ。そういうのを話しさせてもらっていて、
こういったところがポイントでお伝えしたくて、
こんなことを年に1回やってますので。
まとめと今後の展望
もう今年は終わったんですか?
もう終わってしまいまして。
終わっちゃったんですね。
来年からはぜひ事前に皆さまにもお伝えしていきたいなということですかね。
ロームの未来とかでも資産運用とかも取り入れていきたいなと。
何の未来かわからなくなりましたけど。
ただローム給与、それをどう活用していくのかということにおいては、
直結しているのかなと思いますので、
そういった話もまた教えていただきたいなということで、
今日のところ終わりたいと思います。
久野先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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