早いっすね。40か、早いっすね。私あと数年できちゃうから、40歳。
これが60とか70とかからそれをされる方もいらっしゃると思うんですけど、確かに意識的に線を結びつけるって面白いなってすごい思った時に、
以前のエピソードでスタートアップスタジオのGNSモデルにチャレンジしたいって話を僕したと思うんですけども、それっていろんな事業を作っていくってことだった時に、
あのスタートアップスタジオのモデルを考えた時に僕全ての点が結びついたんですよ。今までいろんな属性の方々、もう本当にそれこそAの属性とBの属性の友達いっぱいいるんですけど、
ここ交わらないだろうなっていう友達も結構いっぱいいるんですよ。間に僕がいるってことは、いろんなところでいろんな顔を持ってる人間なんだなって思ってて、
すごい幅広い点を持ってるタイプの人間だと思うんですけど、これがなんか全部結びついた感覚があって、全部が今チャンスに変わっていってるんですよ。
会うたびに今日の会食微妙だったなーとか今日の出会いなんかあんまり得るものなかったなーってなってたんですけど、最近は全てが最高みたいな、この声も最高、ここにも繋ぐ声も繋がるみたいな。
千がパパパパって繋がるんで、千が繋がる瞬間ってこういうことなのかっていうのはちょっとだけ感じられた瞬間でしたね。
すごいっすね。言葉は悪いですけど、人とお会いして無駄打ちすることもあるじゃないですか。あるんだけど、それが今はないかのように思えてるってことですか?
ないんですよ。すごいわそれは。
あんまりなんか意識的に人に会ってる時に目的を持ちすぎるとちょっと良くないかなとか思えて直感で生きてるんですけど、振り返るとあの声もあの声もあの声もってやっぱりなってくるんですよね。
それはもしかしたらその千の結びつけ方が僕の独特な部分、スタートアップスタジオっていう独特な流れだったからかもしれないんですけど、でもなんか結びつけるって意味付けするってことなんだなと思ってて、
なんか以前にあのジョブクラフティングっていう回で認知クラフティングというジャンルがあって、認識とか認知を変えれば仕事が楽しくなるよってお話をどっかのエピソードでしたと思うんですけど、
あれと同じように認識が変わる瞬間に自分ごと化されるんですよね。そうするとモチベーションが上がるからその場で自分の才能が超発揮されるっていう状態になるので、
点っていうのは意味付けなんだなっていうのに最近ちょっと気づかされたんですよ。
なるほど、確かにそうですね。だからまあ点はみんな多分分散していろんな経験してるんですけど、そこに何かの繋がりを見出すっていうのはこれは多分クリエイティブな作業で、そのクリエイティビティを生かせば全部の経験っていうのは繋がってくるということですね。
そうですね。なのでなんかこれも無駄なんじゃないかって思い続けていく人生であると思うんですけど、無駄無駄これをやってていいのかなみたいな。意外と無駄にならないかもなと思いますね。
うーんそうですね。確かにな、なんかさっきの40歳を機にっていう話は、40歳なのか45歳なのか50歳なのかわかんないですけど、でもなんかそのある年ぐらいをめどにギアチェンジをしなきゃいけないのかなっていうのはちょっと私も頭をよぎったことあるんですよ。
あって、つまりその点を増やすっていうのは多分外で探索活動を続けるってことだと思うんですよね。新しいことやって、基本そのこれまでやったことないことやり、見たことないことを見て、でその会ったことない人と話すっていうのがその探索活動で点を増やす行為だと思うんですけど、そればっかりやってる。
新しい点集めばっかりやってると、なんかこう全体としてあんまりこう大きなものに育っていかない。まあ別に全部を目的化する必要はないっていうのは前提なんですけど、ただまあ何かをやろうと思ったらどこかでその集めた点っていうのを集約する必要があるんだろうなっていうのは頭の片隅では思ってましたね。
だからちょっと40は私の感覚だと、てかまあ少なくとも私はまだそこまで全然いけてないんで少し早い感じはするんですけど、なんかN歳でなんかそういうモードになるんだろうなっていうのは感じてたことではありますね。
そうですよね、どこかのタイミングでもうこれ以上チャレンジというよりかは一つ一つつなげるみたいなとこに体力的な部分もあったりとかすると思いますし、でも自分も今33で今年4なんですけど、40歳までにフル馬力でいって40歳からはあんまり馬力出したくないっていう感覚があって、なぜかって僕体力ないんですよ。体調悪くなりやすいんですよ。
この体調と体力で続かないなって感覚がすごいありまして、古典ラジオで深井さんが前に体調で一時期休まれててましたけど、一緒に経営してる時に感じたのが僕ら二人とも体が弱いんですよ。なるほど。
だから結構これ深井さんと同じように僕も結構なっていくなってすごい感じてて、でもそう考えた時にある程度自分の中で期限を決めて全力出し切るって結構大事だなと思ってて。だから未だに僕も線は結びつけますけど、新しい点もまだまだ作っていきたいですし。
奇遇なんですけど、私38で40まであと2年なんですよ。40になったら何か変えようっていうのは思ってた。
思ってました。
思ってた。プレイヤーとして降りるというつもりは冒頭ないんですけど、一つの節目だから何か変えた方がいいんだろうなプレイスタイルをっていうのは思ってましたね。
あと2年間ってことはある程度もう検討してるんですか?どういうふうに生きていこうかなって。
それが全然検討しないんですね。だからもうね、多分間に合わないんだけど。多分40になっても同じことやってると思うんだけど。でも何となく自分の中で、逆ですね、40までは今のプレイスタイルのまま走ろうっていうのは思ってて。
ああそうですか。
で、40になった時にその次どういうプレイスタイルになりたいか考えようみたいなことは頭の片隅で思ってましたね。
でも野良さんかなり絶好調なタイミングだからこそ、ここでパチって切り替えるのはもったいない感じしますよね。
絶好調かどうかわかんないですけど、でもそうですね。なんか順張りしてれば大丈夫みたいな感じが今幸いにもなんですけど。
ただ難しいですよね。だからもう流れのままいったほうがいいのか、プレイしきったほうがいいのか、なんかその流れがいい時でも別にその衰退の種は潜んでるわけじゃないですか。何事もそうですけど。
だからその衰退の種をキャッチして新しいことを仕込んだほうがいいのかみたいな話は難しいですよね、これ。
これって面白いのがその点と線の話が今回のテーマだと思うんですけど、点って意識しなくても勝手にテーマで切り替えるじゃないですか。
でも線って意識しないと結構僕は難しいと思っていて、この意識することでしか得られないこともあるし、意識しないことでしか得られないことがあると思うんですよ。
意識しないと得られないことって例えばなんですけど、僕も自身も経営スタイルの中で最近ですね、生性愛が発達するがゆえに全部自分でできるようになっちゃったから、全部一回自分でやれるようにしちゃったんですよ。
一緒に働いてる業務委託の方々とかでちょっと分散してお願いしてた部分とかもあったんですけど、なんかこれ全部自分でできるんじゃないって思って、一回巻き取ったんですね。
やっぱりなんかこれダメかもって思ったんですよ。なぜかというと、別にすぐ瞬時に仕事煽るんですけど、意識が持ってかれるんです。
意識が持ってかれるってことは別の視点を得られなくなってるなって感じがあって、意識的に自分が手を動かす仕事をどんどん減らそうって決意を最近し始めていて、
どうやったら一緒に働いてるメンバーたちが自力で考えて、自分が何も指示せず、自分が何も確認せずにいけるんだろう、どんな問いを投げればいいんだろう、どんな指示を出したらいいんだろうってずっと考え続けて、
もし僕が10年後の自分なら今何て言うんだろうって毎日唱えながら言ってるんですよ。
なるほど、10年後の自分なら今何て言うんだろう、いい問いですねそれは、メモっとこう。
そしたら結構変わるようになってきまして、10年後の自分だったら今この振る舞いしないなって思うことが多いんですよ。
僕はロールモデルがあんまりないんですね、なので自分の中で勝手なロールモデルを作り出してまして、
その10年後の自分のロールモデルだったらこういう行動やこういう決断、こういう問いを投げ、こういうコミュニケーションを取るなっていうように、
ちょっとずつ意識が変わってくると、これやっぱり意識する瞬間に線が結びついていく感じ、
当たらないですけど見えてるものがちゃんと形になっていく感じっていうのもあるなと思っていまして、面白いなと思いました、意識をするということは。
そうですね。どうしても短期のことばっかり考えちゃうんですけど、
10年後から今を振り返ってるんだと思うと、さっきのコネクティング・ダ・ドッツも将来から過去の経験をつなげてるわけじゃないですか、
それの擬似体験が今できるのかもしれないですね、そうしたら。
そうですよね。
10年後の自分を思い浮かべて、この経験とこの経験がこう生きたんですよみたいなことを言ってたいとすると、
じゃあその経験を取りに行けばいいみたいな話になりますもんね。
それはなんか私もやってるのかもしれないけど、もっとやったほうがいいんだろうな、きっと。
最近始めたのは毎朝社員のメンバーと毎日の自分の気づき学びシェアを毎日するようにしてるんですけど、
そうすることによって自分の気づきってまだ浅いかもなーみたいなセルフフィードバックが来るんですよね。
他人にシェアするってすごいいいことだなと思ってて、今まであんまりやってなかったんですけど。
確かにね、そのなんか日報的なやつは実はなんか大事ですよね。
意外と大事かもしれないですね。しかもみんながどう成長したかとかってこう議論してシェアしてくれるときに、
あ、そういう成長ってあるんだみたいな、その成長いいなーみたいな。
人の成長から自分の成長に転換して考えたいなっていうふうに思ったりとか、真似してみたいなって思うことが増えるので、
シェアってすごい大事だなと思ってて、みんなの点と線の結びつけ方とか生き方みたいのはやっぱ知れるのって面白いですよね。
そうですね。ちなみにその点と線の話で思ったんですけど、偶然得る機会みたいなものを、
どれくらい人生の時間の中に取り込むかっていうのが結構自分とってのテーマなんですよ。
テーマっていうのはその答えが出てないテーマなんですね。
で、基本的に私見たがり、やりたがりというか、首突っ込みたがりの方なんで、岩内で言うと。
例えば、まず自分でも結構どこかに行きたくなるし、どなたかからお伺いをいただいたらやりたくなるんですよ、基本的に。
なんですけど、まあ当たり前ですけど、それをずっとやってると時間が足りなくなるし、
さっきのなんとなくみんなその小粒で終わっちゃうみたいなことがどうしても発生するんですね。
だから絞っていかなきゃいけないんですよ、やることを。やることを絞っていかなきゃいけなくて、
ただそうすると偶然性が下がるっていうトレードオフが絶対発生するんですよね。
で、さっきのその点と線の話で言うと、なんとなく私の理解だと、
その絞っていって、今の自分の経験がこれで、やりたいことがこれだから、その延長線上にあるものは率先してやっていこうと。
で、それ以外のものはもうちょっと一旦優先の作業みたいなのが、結びつけていく作業かなと思っていて、
一方で、ある程度偶然性と興味関心に身を任せて、新しいことをやったり、
その向こうから来たものに対して積極的にやっていくっていうのが、その点を増やす作業かなってイメージでいたんですよね。
で、どっかのタイミングで多分その点を増やす作業じゃなくて、集約して線の方にしていかなきゃいけないんだけど、
それがいつのタイミングかわかんないし、あと多分、ゼロイチじゃなくて、比率をどう変えていくのかって話だと思うんだけど、
どれくらいの比率が自分にとって大事なのかっていうのも、よくわかってないっていうところが常にあれですね。私が悩んでいるところですね。
なんか野村さんらしいなと思いました。
野村 本当?
その比率で悩むっていうか。
野村 ああ、そうですね。
あまり皆さん比率で悩まれてない。
野村 悩んでない。あ、そうですか。そうなのかな。
やらかその、きっちりされてるなってイメージが。
野村 きっちりか。まあ、そうっすね。
でもなんか才能の視点で言うと、やっぱり線にする才能がある人と、点をたくさん見つける才能がある人がやっぱりいると思ってまして、
じゃあ野村さんは、僕印象線を結びつける才能結構高そうでしたけど、
でもやっぱ点が好きなんだなっていうのであれば、野村さんは点に逆に振り切ってないんじゃないですか。
会社のメンバーとかに線に結びつけてもらえる人たちが存在していれば、
これとこれをやっといた方がいいんじゃないですか。繋げときましょうかとか、深掘りしていきましょうよとか、
やってくれる人とか、逆にそれが才能の人もいっぱいいらっしゃると思うんですよ。
そうか。あ、でも今たかちんさんが、私は線のが強いんじゃないかっていうふうにおっしゃいましたけど、そうかもしれないですね。