TALENT TALK)
才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく。この番組では、一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を生かして、自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは、パーソナリティを務めます株式会社タレント代表のタカチンコと佐野孝司です。
同じくパーソナリティを務めますポッドキャストプロデューサーの野村貴文です。
TALENT TALK シーズン3 第11回です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
冒頭。久々ですね、あれ。あの感じ。
Xでご用意いただいたので、久々にやらせていただきました。
そうそうそう。私も見ましたよ。あれ、希望してる人がいるんだと思いました。
そうですね。ちょっと反響しやすい場所にいたので、かなり反響したかなというところがありましたけど。
意外ともうここまで来ると恥ずかしさがなくなってましたね。
素晴らしい。ということで、第11回いきましょうか。テーマ教えてもらっていいですか?
本日は、才能を生かすとはここまでの総振り返りというテーマです。
じゃあ結構まとめの回って感じですかね。
そうですね。というのも、これが出る頃には、もうそろそろ本が出るのに近づいてきてはいるんですけども。
本を書かせていただいたきっかけで、今までポッドキャストで話してきたことや、講座とか講演会とかセミナーとかでお話しさせてもらったことが、
全てがギュギュギュッと整理整頓されて、僕の中でほとんど完璧に出来上がっているつもりだったものの、もう一回見直したらもっと磨き上げることができたポイントがいっぱいあったんですね。
本を出すって本当にいいきっかけをいただいたなと思うんですけど、全ての自分のコンテンツの見直し、総見直しができたなと思っていまして。
改めて今回100回以上やってきた中で、才能を生かすってどういうことなんだろうっていうのを、今日は振り返り会としてお話しさせていただければなというふうに思ってますし、
もし周りの方に才能を生かしてほしいなって思う方がいたら、ぜひこの会をご紹介いただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
いいですね。そうするとタカチンさんの理論というか思想、最新版という感じですね。
タカチン 最新版ですね。ほとんど一緒なんですけど、改めて磨き切ってきたなというところがあるので、そんなことをお伝えできればと思っています。
じゃあちょっとどのあたりから聞いていきましょうか。
タカチン そうですね。まずじゃあ才能を生かすって何なのかっていうところなんですが、これ今まで聞いていただいた方は復習になるんですけども、
やっぱりまずは3ステップあると思っていまして、1つ目が才能を生かす環境づくりっていうところですね。環境づくりっていうのは何なのかっていうと、
ハースバーグの二要因理論という話を昔させていただいたんですが、衛生要因と言われているマイナスからゼロにしていくゾーンですね。
ここを整えることがまず環境かなというふうに思っていて、人間が悩むポイントはよくあるのが健康問題、人間関係、仕事、お金、
というふうに思っています。過去に5つ目に計画っていうのを出してたんですけど、実はこの計画っていうのは仕事の中の1つとして組み込むようになって、
今4つになりました。一時期4つから5つになって、また今4つに戻ったんですけど、この計画、人間関係、仕事、お金っていうところに人間が悩みやすいので、
この悩みっていうのをマイナスからゼロに持ってきてあげると、発動上限が整って、才能の土台ができると。
例えるなら、土をちゃんと耕してあげて、植物が育ちやすい土壌を作ってあげるというものに近いのかなというふうに思っています。
そこがそもそも土台としてないと、その上に何も積み上げられないってことですよね。
そうですね。そこがやっぱり大きいポイントかなというふうには思っていて、僕自身も才能があんまり活かされないなみたいなことが、仕事中に時々訪れてくるんですよ。
で、なんでかなって振り返れば振り返るほど、やっぱり何かしらの人間関係に悩みを持っていたりとか、健康を害していたりとか、何かしらにその発動条件がほとんどだなって思うことが多いんですね。
だから動機づけやモチベーションや才能に注目するのもまずはここに最初にファーストステップで、絶対に立ち帰るっていうのが大事なのかなっていうふうに思いますね。
そういうことですね。
でもこれはあの蔡の時代に、最初欲求を見つけようかなってよく話してたと思うんですよ。
ああ、そうだったかも。そうでしたね。
そうそう、欲求を見つけてやりたいことを見つけてって順番だったんですが、とある回で才能を見つけることってどうでもよくて、まずは土壌を整えましょうみたいな回があったと思うんですけど、あの辺りからこの考え方に移りました。
ああ、でもこれ面白いですね。確かに才能をやりたいことから見つけようも悪い話じゃないと思うんですけど、その前にまずは自分の基盤を整えようよっていうメッセージに変わったってことですね。
そうです。なぜかというとやっぱり土が耕されてないところで植物を植えてもすぐ枯れてしまったりとかするじゃないですか。やっぱり自分の環境にあった育ちやすい場所というのがあるはずなので、それが発動条件、そして人間が悩みやすい4つのポイントなのかなというふうに思っています。
そういうことですね。
二つ目がずっと言っていた欲求ですね。これはまたハーズバーグの二要因理論の衛生要因ともう一つ同期づけ要因と言われている、同期づけ要因の方になってくるんですけども、人間モチベーションを上げていくにはその同期づけが大事。
同期づけっていうのは自分が一番ここだと楽しいっていうふうに思える場所っていうのも見つけることが必要だと思うんですけど、そのさらに厳選となるものが欲求だと思ってるんですね。
車で言うとエンジンみたいなもんですね。そのエンジンを見つけましょうっていうところで、自分が何を欲しているのか、例えば自己実現したいのか、承認されたいのか、安心安全でいたいのかみたいな欲求があると思うんですけど、野村さんの知的好奇心とかっていったものがありましたよね。
そうですね。結構いろいろ対話というかセッションをしてもらう中で、そこは色濃く出てきましたよね。
出てきましたよね。そこは必ず現体験がくっついているという話をしたかなと思いますので、その欲求がなんでそれだけ強いのかっていうのは、幼少期の時とか社会人が強烈な楽しい辛い経験から来ていた。
これはやっぱり欲求がすごい大事なんですよね。やりたいことってコロコロ変わるんですけど、欲求ってあんまりコロコロ変わらないので、意外と数十年間使えるものだったりするんですよね。
でもそうなんですよね。確かにそのやりたいことは欲求があった上での減少ってことですもんね。
そうです。手段なんですよね、やりたいことは。僕の例でいうと、ついつい冒険したくなってしまう欲求がすごい高いんですけど、新しい冒険をしたいがゆえに、それを満たすために新しい事業を立ち上げちゃうんですよね。
常に利益が出たら新しい事業を立ち上げるみたいなことを繰り返し続けていってしまうんですけど、これは経営者としていいのかっていうとよしわしはもちろんあるんですが、自分の欲求を満たす活動ではすごくいいことだと思っていて、
やりたいことは、例えばタレントプレーナーというサービスをやりたいんですよって言っても、次に僕タレントライフというものを出させてもらったりとか、タレントコミュニケーションって出したりとか色々してきたと思うんですけど、
やりたくて3つもあるのかって言われると、もちろんいっぱいあるんですけど、原点となる欲求は冒険したいという欲求なので、ここが変わらずずっとあるなというふうに思っていますね。
確かにそうなんですよね。タレントさんからはいろんなサービスが出てくるんですけど、それはタカチンさんの欲求がベースにあるってことですね。
そうですね。本来、弊社は投資家が入っている会社なので、もっと1個に集中しなさいっていうのが普通はスタートアップの誇りしいと思うんですが、すごく僕自身の才能を尊重してくれている方々なので、
素晴らしい。
そういう意味ではその欲求を尊重した経営をした方がうまくいくんじゃないかなと思っていて、そういった意味でこの欲求というところを大事にしていますね。
才能発揮もやっぱり欲求が叶ってないと発揮されないので、これで環境発動条件と欲求が整ったら最後に才能です。
才能は見つけなくても発揮されてしまうものなので、好きなところとか情熱があるところでは人はすごい発揮するじゃないですか。
あれと同じ原理が働くので、結果の才能発揮してたなみたいなことがあるのかなと思うんですけど、以前ご紹介したブルーロックっていうサッカー漫画、エボイストになれみたいなサッカー漫画があるって話をしたかなと思うんですけど、
あれがまさしく才能発揮の漫画なんですよ。自分の得意技を掛け算して使いこなしてゴールを決めようみたいなことをよく言ってるんですけど、
あれから連想されて才能方程式とかが出てきて、才能方程式を使う前にこれまで話してきた中で、僕は才能の見つけ方っていっぱいいろんな問いを投げてきたかなと思うんですけど、
最後今行き着いたのは、いっぱい見つけることよりも1個の才能を使いこなすことのほうが大事だと思っていまして、
たった1個でいいので、まず練習して使い倒すっていうのをやると、すごい使えるようになってくるかなと思っています。
そうするとあれですか、いろいろ問いを投げると欲求が出てきて、あと発動条件ですよね、どんな環境でそれができるかっていうのが出てくるじゃないですか。
それが合わさったものっていうのが才能じゃないですか。いろいろ答えが出てくるんだけど、何か1個に絞ったほうがいいって感じなんですか。
そうですね、何か1個に絞ったほうがやっぱり使いこなせるし、2刀流か3刀流か1刀流かにっていうのが本当に近いのかなと思うんですけど、
剣術をワンピースっていうゾロっていうキャラクターみたいに最初から3本はいけないので、まず1本極めようよっていうメッセージですね。
ああ、そういうことですね。いろいろ出てくるんだけど、その中でも優先度をつけたほうがいいってことですね。
そうですね、そういうことになります。優先度つけないとやっぱり使い倒せない。野村さん当時才能何出しましたっけ。
知的好奇心がなんか結構はっきりしてたような記憶がありましたけどね。
ああ、でも野村さんは思い出してました。知的好奇心が故にかつ、ついつい効率化してしまうとか、そういう才能があったような気がするんですけど、
じゃあ効率化だけで成果を出すことにコミットすると、面白い世界が見えてくるよってことを伝えたくて、
全ての仕事を効率化って見せるだけで、これから1週間生きてみると意外と成果出してるなって多分気づくようになると思う。
面白いですね。
どうですか、直近1ヶ月間ぐらいとか1週間前とか効率化で成果出した仕事って何かありますか。
何をもって効率化というかなんですけど、最近私がずっとやってるというかむしろ課題感というか悩んでるのが、
圧倒的に自分がボトルネックになってるんですよね、仕事をする上での。
つまりやることが多すぎて、私のところでタスクが渋滞するんですよ。
その結果、いろいろとミスというか起きちゃいけないことも起きてしまうことがあったりするんで、
最近は効率化でいうと、そこに徐々にですけどAIを使うようにしたりとか、
あとそもそもそこのタスクの流れっていうのを何人かでやるっていうような体制には変えてるっていうのがここ1ヶ月ぐらいかな。
そうなんですね。確かに事業的にボトルネックになりがちな事業ですよね、野村さんの事業っていうのは。
結局最後ジャッジしなきゃいけないというか、合格不合格を判断しなきゃいけないっていう構造になりがちなんですよね、この事業って。
でもそれをなんとかかんとかそうじゃない形にできないかっていうのは今考えてるところですね。
そういうことですね。僕のパターンだとついついアイディアを出すってことだけにフォーカスをかけて結構生きるようにしてるんですけど、
やっぱアイディアだけで乗り切れる現場って結構多くて、小さなことですけど、以前あらかじめセミナーとかでブレイクアートルームがセットされてなくてサポートしてくれてる方々が、
その時にちょっと参加者の方がうんってなったんですよ。あれみたいなちょっと段取り大丈夫みたいな。
その時に、あ、すごくいい機会なんでランダムでやることによって皆さんがいつも会わない人と喋れる機会はもれますねとかって言いながら、
結果的にそのじゃあすぐもうランダムやりましょうとかってこうアイディアっていうか切り返し方ですけど、その新しい発想で逆にポジティブに捉えてもらって、
結果的にそれがなんか良かったねっていうことってすごい多いなと思っていまして、新しい事業を考える時も何かしらでアドバイザーさせていただいてる時も、
その時間の中でいかにたくさんのアイディアを出して、その人の中に刺さるものが提供できるかってことで結構提供することが多くて、
タレントプロデュースというサービスにおいては結構そのアイディア力が活かされてるんじゃないかなっていうふうに思ったりするんですよね。
いいですね。
これをやるとなんかセルフフィードバックが返ってくるんで、結果的に自分って才能活かしてるかもってこう調子乗ってる感じかもしれないんですけど、
自分のこと褒めてはあげられるんですよね。だから自己肯定感が上がっていくので、結果的に才能が発揮されていくし、
自己肯定感もそうだし、自己効力感と言われている、やればできるんだっていう感覚をつかめることができるようになるんじゃないかなっていうふうに思ってる。
これがやっぱ才能を一つ徹底的に使い倒すっていうやり方かなっていうふうに思ってるんで。
そうですね。
はい。慣れてくると2つ目3つ目4つ目3つ目をどの才能を掛け算して成果を出すか、自分にとっての成功法則って何なのかなっていうのが才能肯定式っていうのになるかなというふうに思います。
いやー、なんかあれですね。更新されてますね。考え方が。
そうですね。結構ブラッシュアップはされてきましたね。で、あと最後鍵となるのが関係性の中で才能が発揮される。
関係性の中で、はい。
はい。つまり一人で発揮されるものではなくて、僕と野村さんだから発揮されるっていう関係性であって。
あー、なるほど。
ここにもう一人例えば別の方が入ってきたら、その時の僕たちの挙動は変わるわけじゃないですか。
そうですね。
その時に発揮される才能があるので、だからこれからの社会なんか僕は一つの組織に居続けるって、これは人によるかもしれないですけど本当にいいのかなって思うことが多くて、
パラレルキャリアであることが自分の才能の可能性を広げていくんじゃないかなって思うんですよね。
もしくは趣味を増やしたりコミュニティを増やしたりすることによって、違う関係性を持つことで新しい自分に出会えるんじゃないかな。
自分の新しい才能発揮のチャンスが広がるんじゃないかなって思ってるので、
生成愛が入ってきたことによってある意味生成愛は一人の人間だと思ってもらえれば、いろんな関係性の変え方もできるはずなんで、
また新しい才能の可能性が見つかってくるんじゃないかなって思うのが最後のメッセージではあります。
関係性の中で才能発揮されるのはすごいわかりますね。
だから多分才能を発揮されるような人間関係、そういう人と付き合った方がいいっていうことにも言い換えられるかもしれないんですけど、
なんかあれですよね、ちょっと余談なんですけど、
私がポッドキャストで語る時も、そこ最近ギアチェンジしてるところであって、自分の聞き手としてのスタンスですね。
誰が聞いても同じようなインタビューって多分そんなに面白くないんですよね。
それよりも、この関係性だからこそ生まれる対話っていうのがコンテンツ、ポッドキャストの世界では一番面白いなと思っていて、
最近自分はそういうのが走発されるように結構スタンスを変えているっていうのはあるんですよ。
あえてどうでもいい話をするとか、自分の話をするとか、そういうふうにちょっと変えてる部分があって、
って考えると結構その関係性の中で才能発揮されるっていうのは、人間ってそうだよなっていうところだし、AIとも違うところだよなそれはっていうのは思ったりはしますね。
そうですね。AIは調整する力が高いと思うので、だからこそ自分がエゴをもっと出していったり欲求を出していくことによって、
誰と一緒にいるときにどんな自分が出るのかっていうのが面白いのかなと思うので、
振り返りとして誰と一緒にいるときが一番才能発揮してたかなっていう振り返りの仕方も面白いんじゃないかなと思いますね。
そうですよね。その人と一緒にいる時間を長くした方がいいんでしょうね、きっと。
そうですよね。で、なんか新しい可能性を探りたいときはまた別の人に出会うとうまくいかなかったりいくこともあったりで、ランダムが生まれてくるんで、
そうするともっと、あ、なんだろうこれ自分の全然苦手がめっちゃ出てきたぞとか、急に自分無能感出てきたぞとか気づきがあって、
改めて今一緒にいつもいる人に対する感謝が芽生えたりとか、あの人といるときああいう才能発揮してたんだって気づかされたりとかがあるのかなって思いますね。
確かに。そうですね。新しい環境というか、今がなんとなくここじゃないなと思ったら付き合う人を変えてみるっていうのはありですね。
めちゃくちゃあると思いますね。そうやって才能って発揮されていくのかなみたいなことを、
さらにもっと細かくいろんな視点で書籍についても書かせてもらったんですけど、改めて才能ってシンプルだなと思いました。
環境を整えて欲求を見つけて才能を一個使い倒してみるだけ。
確かにね。ということで今回は、才能を生かすとはここまでの総振り返りということで、