そういうふうに変えていったっていうのがありまして、どうやったら新しい自分の概念とかをちゃんと取り入れてもらうかっていうのはすごく難しいなっていうふうに思いますね。
確かに。新しい技術を組織で肯定的にっていう話で言うと、私がパッと思ったのはまさに今のやつで、
とりあえずインストールしなくていいんでとりあえずちょっとこれだけ体験してもらえませんかみたいなふうに、できるだけ負荷を少なくしてちょっとやってもらうっていうふうにすると、
なんか意外に簡単じゃんみたいな、そしてなんか意外にこれ便利そうみたいなふうにみんな行くのかなっていう感じはしたんですよね。
そうですよね。
だからできるだけ最初の一歩を楽にするっていうのは思いましたかね、この問いに対して。
本当にそう思います。そしてなんかそれを人にさらに説明できるようにね、その人がさらに別の人にも説明できるような形になっていくみたいなのも、もっと言うと理想的なのかなと思いますけどね。
はいはいはい。
今日は僕ほとんど答え言ってしまったような気がするんですけど、今日持ってきた論文がですね、
わかりやすい説明が科学技術に対する態度に及ぼす影響っていう。
いいですね、これもう答えが出てるじゃないですか答えが。
答えがのタイトルに載ってるやつなんですけど。
なるほど。はいはい。
大阪学院大学の田中教授、他何人かがですね、書いた論文なんですけれども、
ここでこの研究の前にNBTって言われている植物の新たな品種改良技術を題材としてですね、
消費者向けにわかりやすい説明資料を用いて、わかりやすく説明することによって、
実際に理解が深まって、そして需要度が向上すると示したっていうふうに書かれていった。
なるほど。消費者に伝えたかったらわかりやすい説明をしようっていうのがわかったわけですね、この論文では。
そうですね。めちゃくちゃ当たり前かもしれないんですけど、
わかりやすく説明することがめちゃくちゃ重要だよねっていうことをちゃんと研究されたものですね。
面白いですね。
で、この科学技術に対してですね、リスクの認知とか、ベネフィットの認知、要はこれって危ないよねっていう認識だったりとか、
これってすごい利益があるよねっていう認識っていう認知的要因って言われるものだったり、
あとは不安とか怒りとかの感情的要因がどのぐらい科学技術を需要するときに必要とされるかっていうのをちゃんと調べたものなんですよね。
要はわかりやすい説明が、例えばその今言ったベネフィットだったりとかリスクだったりとか、
あと他にも信頼に影響を及ぼすのかとか、不安に影響を及ぼすのとか、怒りに影響を及ぼすのとか、
社会的に需要されるものに影響するのかっていう、こういったものにどれだけその影響があったのかっていうのを明確に調べたものなんですよね。
結果的にはですね、全部影響があったよっていうことで、わかりやすい説明は。
ってことは怒りを下げるんだなってことですよね、わかりやすい説明。
なるほど、面白いですね。
信頼も上げる、利益があるなって感じる、ここではリスク認知っていうふうに言われてるんですけども、そういったものにも影響があるっていったところ。
こういったところに全部影響があるって、当たり前のようで、意外とそれだけ怖かったのかって感じだなっていうのはあったんですよね。
なんかあれですね、複合的な、つまり新しい技術を導入するのを阻む要因ってあるじゃないですか。
面倒くさいみたいなのもあるし、不安とか怒りもそうですよね。どうなっちゃうんだろうみたいな話とか。
あと怒りって言うと何でしょうね、例えばやってみたはいいけどよくわからんなみたいなイライラみたいなそういう感じかもしれないですけど、
それらが全部わかりやすい説明で軽減されるっていう話なんですね。
そういうことですね。確かに今の世の中って、なるべく端的に話しましょうとか、
例えばプレップ法っていうふうに言われてるポイントリーズン、エグザンプルポイント、要点から話して理由話して説明、
具体例話してもう1回要点話しましょうみたいな、わかりやすい説明がいいよねっていうふうに言われてきたハウツー本にもたくさん出てきたと思うんですけど、
でもそういうのってわかりやすさって大事だよねとわかってるけど、なんで大事なのかまでは言及されてきてなかったんじゃないかなっていうふうに思っていました。
そこがすごい明確で、なんか新しい技術入れるときはわかりやすく伝える、さっきのは才能診断じゃないですけど、まず体感してもらうとかっていうのもすごい大事だなっていうふうに思いましたね。
まあそうですよね。だからわかりやすい説明をしましょうって、なんか結構書用のものとして書いてありますもんね。
わかりやすい説明をするコツみたいな本はたくさんあって、で、なんでわかりやすい説明をしたらいいかっていうところまでは書いてないですよね、大体の場合は。
そうなんですよね。僕ですね、この論文読んだときにちょっと自虐的な話になってしまうんですけれども、先日リリースしたタレントコミュニケーションっていうサービスがありまして、
なかなかですね、大企業の方々に伝わらないときが多くて、なぜかっていうと僕が多分才能って打ち出しすぎちゃったんですよね。
はいはいはい。
だから才能っていう概念があまりその働く文明の中でまた出会ってないし、ワードだから伝わりづらくって、ただ30分説明したら伝わるんですよ。
うんうん。
で、めちゃくちゃいいですねってなるんですね。
はいはい。
ただ上司に説明するにはどうしたらいいんでしょうかっていう問いが生まれるんですよ。
ああ確かにね。
この時にじゃあ同席しますって言って説明させてもらうんですが、その担当者の方が説明できるぐらい分かりやすく僕が伝えきれていたら、絶対にもっと広まるのになって思っていまして。
確かに。
これは分かりやすく伝えるっていうことは、広がるっていう意味でも重要だなっていうのを改めて認識しました。
そうですね。だからいろんな人が説明可能な状態は分かりやすいってことなんでしょうね、きっと。
そうですね。
専門家しか説明できない状態はまだ分かりにくくて、完全にカミクだけはしていなくて、自分の話をちょっと聞いてくださった方でも別の方に伝言できるっていう状態を作ったほうがいいんでしょうね、きっと。
たぶんそうだと思います。ただこの複雑性に意味があるんだよなとか思う部分もあったりするんで、複雑を複雑のまま理解することの重要性とかもあるんですよ。
はいはい、ですよね。
だからもどかしさをすごい感じるんですけど、広がっていくっていうのはシンプルさ、分かりやすさっていうことなのかなーって最近は戦っています。
苦闘の後だね。
ちなみに野村さんもポッドキャストを番組作るときに、ポッドキャスト作ったことない方に説明するときって結構難しかったりしませんか。
難しいですね。それこそさっきのたかちんさんの話じゃないんですけど、例えば私の場合で言うと、ポッドキャストを作ってみたい、制作したいという企業さんがあったとするじゃないですか。
担当者の方はめちゃめちゃポッドキャストを聞き込んでいて、やりましょうっていう話になってるんですけど、それを上司の方に説明していただくときに同じようなことが起きるんですよね。
何ポッドキャストってみたいな話が起きて、これなんかやっていいことあんのみたいな話が起きるわけなんですよね。
そのときに、できる限りその方が説得力を持って説明できるような材料を私としてはお渡ししなきゃいけないなと思ってるんですよね。
いくつかあるんですけど、でもまあそこまで10人が10人説明できるほどにはわかりやすくはないと思うんで、だからまあここはどうしたもんかねっていうような日々を持ってますね。
野村さんが一番多い説明パターンとかってあるんですか?ポッドキャストやる意義、でもそれはやっぱり人によって変わるんですかね。
そうですね、まあ人によって変わるんですけど、まあ端的に言うとYouTubeというものと比較して、動画と音声というのを比較して、
で、YouTubeよりもだいたい市場規模っていうのがゼロ一個小さいぐらいですって話を最初にして。
で、一方でリスナーさん1人、再生数1っていうのの熱量だったり、その次に何か行動してくれるっていうのは10倍高いですっていう話をしてて。
だからそういう人数は限定されてるんだけど、すごく自分のことを好きになってくれる、アクションしてくれるリスナーさんと関係性を結びたい場合は、これやる意味はっきりとありますっていうような、そういう言い方してますかね。
わかりやすいですね、ポッドキャストって本当にそうですよね。
そうですね、まあ本当にいろいろ私も説明した結果、なんかそれが一番今のところなんか理解してくださるかなって感じはしてますかね。
いやーしかも僕なんかポッドキャストやってから人生幸福になってるなーと思ってて。 あ、そうですか。
ポッドキャストで出会う人たち、いい人しかいなくてですね。大人になってから友達できたなーって思うので、ポッドキャストからだなって思ってて。
あー、はいはいはい。
野村さんもポッドキャストを通じて出会いましたし。
そうですね、はい、いろんな人間関係、まあ高地さんももちろんですけど、いろんな人間関係私もありましたね。
そうですよね、で全職のコテンさんもそうですし、リスナーさんもそうなんですけど、なんかポッドキャストってすごい価値観の一致感がすごいなと思ってて。
なんかその価値観にすごく共感しますって言ってくださる方と出会えるなっていうのが一番大きいなっていうふうに思ってるので、もうYouTubeとかと全然熱量違うなとは思いますね。
そうですね、まあ大体多分発信という目線で言うと、まあいろいろ発信手段あるんだけど、怖いポッドキャストっていうのが多分一番疑問に思われがちなんですよね。