2024-10-25 16:52

#2-38 誰もが求める「人生の満足度」。高めるカギはどこにある?

▼今回のトーク内容: 本日のテーマ「人生の満足度を上げるには何をすれば良いのか」/「自分が本当に欲しいもの」に、嘘をつかない/「アイデンティティの確立」と「ウェルビーイング」「人生の満足度」は相関する/30代以降も、アイデンティティには悩む/対人的な項目の影響は、アイデンティティ確立には及ばなかった/自分への理解度は自己認識と言語化/自分の色んな面を、ありのまま受け入れる力は重要/「才能理解」は自己理解の第一歩/アイデンティティの「PDCA」を回せば、柔軟に自分らしい生き方を歩める ▼番組概要:

才能研究を基盤としたタレントプロデュース・プロダクション・スクール・研修事業を行う株式会社TALENT代表取締役の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、一人ひとりに秘められた才能を見つけ、その才能を活かして、自分らしい仕事や人生をつくっていくためのヒントを楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。ECコンサルタント・フリマアプリの担当を務めM&Aした後独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、新規事業創出を担当した後に、社員全員の才能を最大化させることに責任を持つ役割(CGO)兼 取締役などを歴任した後、退任。2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果をもとに、人材開発事業を展開。同時に才能コーチングプログラムを開発し400名以上に実施し、起業家の事業創出プロデュースも手がける。好きなことは、猫と新しい体験と人との出会い。


野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

音声プロデューサー・編集者。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループ、ニューズピックスを経て、2022年にChronicleを設立。制作した音声番組「a scope」「経営中毒」で、JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を2年連続受賞。その他の制作番組に「News Connect」「みんなのメンタールーム」など。TBS Podcast「東京ビジネスハブ」メインMC。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)、編集した書籍に『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』(松波龍源氏・著)がある。


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▼編集:FUBI

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▼Design:NEWTOWN

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00:01
TALENT TALK。才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく。この番組では、一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を活かして、自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは。パーソナリティを務めます株式会社タレント代表の高鎮子と佐野孝史です。
野村 同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーの野村孝文です。TALENT TALKシーズン2第38回です。よろしくお願いします。
前回はですね、ワークエンゲージメントのお話でしたね。成果を出しながら働きがいのある組織を作っていくには、というテーマでした。
やっぱり大事だと思いますね。これやっぱりHRの業界の中でも注目されている概念なんですけれども、ワークエンゲージメントを高めるというところにフォーカスをした施策が今、世の中にたくさん出てきていると思うんですよね。
そういった施策を一つ一つ組織が向き合ってやっていくっていうのが、これからすごい重要になってくるのかなって改めて感じました。
そうですね。まあ本当にあの今のHR業界のトレンドではありますよね。
そうですね、トレンドだと思います。
では今日のテーマを教えてもらってもいいですか。
今日はですね、人生の満足度を上げるには何をすればいいのかというテーマです。
これはね、めっちゃ根本的なやつですね。
そうですね。なんかじゃあどうしたらいいのってみんな多分思ってると思いますし。
いやいや、思うと思う。そう思う。
そんな話がすごい抽象的なんじゃないかっていうふうに捉えられがちだと思うんですけども。
はいはい。
まあ今日結構ちょっと面白い内容もですね、ちょっと持ってきたりしてるので話していきたいなと思うんですけど。
はい。
いつも通り野村さんに、野村さんは人生の満足度をどうやって上げてますかって聞いてみたいと思います。
難しいな。これはね、なかなか難しい質問だなと思うんですけど。
はい。
何でしょうね、満足度を上げるには。だからまずあれですよね、よく言われますけど、何に対して自分が満足するのかっていうのをちゃんと認識するじゃないですかね、最初は。
ああ、そういうことですね。
はい。つまり、自分よりもいい生活というか、いい生活って言ってもいろんな軸はありますけど、ある特定の軸において自分よりも先に行ってたり、現時点でいっぱい持ってる人は無限にいるわけなんですよね。
はい。
まあそれはお金もそうですし、社会的地位もそうですし、あと何でしょうね、健康な体とか、多分いろいろあると思うんですよ、友人関係とか。
自分よりも持ってる人はいっぱいいるんですけど、自分がどの状態だったら、ああいいなというふうに、ちゃんと自分で確信を持ってるか、そこに向けて動いてれば満足度が上がってる感じはするんですよね。
ああ、さすが野村さんですね。毎回恒例なんですけど、野村さんは僕が事前に持ってきたテーマとか結論と同じようなことをいつも前半で言うっていう。
なんかあれですよね、これXでも書かれてましたよね、あのクイズおなじみの、初手で模範回答が出るとかいう。すみません、ひょっとしたらあれ、正解言っちゃった。
でも野村さんはやっぱりそうやって生きてるってことですよね。
そうですね。自分が一体何が本当に欲しいのか、どんな状態を良くするのかっていうのを割と嘘をつかないようにしてるって感じですかね。
03:08
そうですかね。
まあ結構断るたびにそれって変わるんで、定期的にそれを見つめ直すみたいなことはやってますかね。
自分の要は欲求だったりとか、will want toみたいなものを明確にして生きてるってことですよね。
そうですね。で、明日その状態にはすぐにはいけないんですけど、何年かぐらいかけりゃその状態にいけるだろうっていうふうに思ってるって感じですかね。
でも自分が実現化したいって思う世界以外のことはあんまり実現化しないですからね。
想像できないとそこにはいかないですもんね。
いかないですよね。あとは行動もしないですから、そこに達することはできないのかなって思いますし、やっぱじゃあ野村さんは自分の欲求、欲するものを明確にすると。
まあでも僕も結構そこは知ってるかなって思いますね。だからこそこのタレントークでもご紹介してますけど、自分の欲求だったりとかやりたいことを明確にしてやっていきましょうっていうふうに言ってるのは、
自分自身がそうやって生きてきてすごい生きやすくなったなというふうに思ってまして。
なんか今日ご紹介したいその論文があるんですけれども、それもかなり近いものでして、それがアイデンティティの感覚が主観的ベルビングに及ぼす影響っていう
つかば大学の関森ますみさんと新州大学の長谷川さんっていう方が日本心理学会の中で発表されたものになるんですけれども、その人生の満足度っていうものをまず調査していて。
なるほど、この問いだから論文になってるんですね。
そうなんですよね。
へえ面白い。
まあなんか自分のそのアイデンティティっていうものがどういうものなのかっていう調査と、そしてそれがベルビングとかベルビングに関連するその人生の満足度っていうものに、
どういうような相関があるかっていうのをどっちも尺度を基づいて測っていって相関があるかっていうのを調べた論文なんですよね。
なるほどいいですね。
こういう論文あるんだなって嬉しいですよね。自分の例えば自己分析だったりとか自己理解っていったものがどういったもの幸せにつながるのかどうかで感覚値はわかってますけど、なんかアカデミックでもちゃんとこうやって研究されてるんだなっていうのを知れるのは面白いなっていうふうに思いました。
そうっすね。そしてあのタカチンさんとやっぱタレントさんはよく掘り起こしてきますね、こういうやつを。
そうですね、なんかこういったものが僕たちは好きだからかなっていうふうに思いますけれども、自分たちが幸福になるにはどうしたらいいんだろうかっていうところがやっぱ一番追求してるところなので、そのためにその才能を生かしてほしいなって思ってるんですよね。なのでなんかついついこういった論文に行ってしまうのかなっていうところがありますね。
なるほど。
で今回この研究で扱っていたのがですね、主観的レベルビーングと人生に対する満足度、そしてあとポジティブ情動っていうものですね。あとネガティブ情動もう一つありますけれども、そういったものがどういうふうに影響してるのかっていうのを研究したものになります。
06:02
はいはい。
はい。他にもいろいろ調査項目あって比較してるものあるんですけど、あんまり影響がなかったので今回省かせていただきますね。研究対象が大学生255人、男性130人、女性125名、平均年齢18歳ぐらいっていう。
もう若いですね。
若いですよね。若いからこそアイデンティティの確立っていうところが幸福に影響しやすかったのかなっては思いますけれども、これあの僕の感覚値ですけど、就職してから10年ぐらい経ってからまたアイデンティティに悩む時期が来るっていうことが多いんですよ。
まあね、なんじゃっけあのミッドライフクライシス。
ミッドライフクライシスありますよね。これは学生の時に描いていた社会人生活から会が生まれて、もう一回見積み直したいっていうふうに思うタイミングだからなんでしょうけれども、そのタレントの中でその自己理解のご相談来られる方々も結構30代以降の方がすごく多いんですね。
そうなんですね。
なのでやっぱここの層とこの30代以降の層っていうのが結構あるのかなというふうに思っていて、この論文ではアイデンティティの確立尺度っていうものをですね使ってですね、自分のアイデンティティがどのくらい確立してるかっていうのをちゃんと測るってところからやられてるんですよね。
はいはい。
要は測れるって結構面白くないですか、自分のアイデンティティの確立。
そうですね。だから自分はこうであるっていうのが、まあ多分アンケート調査だと思いますけど、それによってこの人はそのアイデンティティの確立している度合いが高い低いみたいなのがわかるってことですね。
そういうことですね。いやなんかこれは正直今までタレントでもこの尺度使ってこなかったんですけど、使ってみたいなと思ってて、これをした後に、例えば才能とかを見つけたらどうなっていくのかみたいなところもちょっと変化として調べてみたいなって思いましたね。
確かにそうですね。ビフォーアフターで比較してみるのありですね。
ありですよね。そしてあともう一つが人生に対する満足度尺度っていうのもちゃんと測ってるっていうところと、ポジティブ・ネガティブ情動尺度っていうものも測ってるって言ったところになります。
結果、タイトルの通り、アイデンティティの確立は人生満足度をすごい上げたよねっていうところと、ポジティブにすごい影響があったっていうところ。
逆にネガティブにも影響があったっていうのが明確に分かって、他にもなんか色々と調査した関連項目とかがあったんですよ。
例えば、自分の意見をちゃんとはっきり言う人は人生の満足度に影響するのかとか、仲間の中でちゃんとその輪を維持しようだったりとか、人から好かれることをちゃんと大切にしようってする人が影響があるのかっていうところも調査されていたんですけども、
結果的にはアイデンティティの確立っていうところと比較して、そんなに数値が高くなかったっていったところがありますね。
だからあれですよね、主観的ウェルビーイングって、これも多分アンケート調査で、あなたは人生に満足してますか的な質問が並んでくわけですよね。
で、この人のその主観的ウェルビーイングスコアはこんなもんだみたいなのが出てくるとして、それと相関が高いのは、なんかはっきりと物を言うとかよりも、もっと自分のことが分かっているアイデンティティの確立尺度が高いっていう方が効いてるってことですね。
09:14
はい、そうですね、自分への理解度っていうのをどうやって高めていくのかっていうところが、自分の人生の幸福度だったりとか、満足度っていうところに影響を受けてくるので、じゃあどうしたらいいのかっていうと、やっぱり言語化っていうところと自己認識なのかなっていうふうに思ってて、
さっき野村さんが言ってた、自分がやりたいこととか、自分が欲しているものを明確にするっていうところも一つなのかなと思いますし、
あと自分の性格ってこういう性格だよねっていうものだったりとか、自分の例えばA面B面C面みたいな、いろんな人格があると思うんですけど、そういったものをちゃんと受け入れるみたいなところが大事になってくるのかな、では思ったりはしますね。
なるほど、まあそうですね、自己理解が大事っていうのはわかっていて、ただ自己理解っていうのはなかなか難しいんですけど、たぶんそれを自分で何かに書き出すでもいいですし、誰かと話すでもいいですし、あとはいくつかの軸に基づいて、さっきのA面B面C面じゃないんですけど、表の自分はこうで裏の自分はこうでみたいな、あとその自分も気づいてない自分はこうでみたいな、それくらいわかってると強そうな感じがしますよね。
そうなんですよね、ただA面B面C面とかも結構受け入れるの難しいのかなと思っていまして、なんかそれは君らしくないよとか例えば言われちゃったりすると、え?ってなったりするわけじゃないですか、そうかもしれないですし、そうじゃないかもしれないから、あと以前にお話しした自己複雑性っていう概念があるように、いろんな柱が自分にはあって、いろんな人格とかいろんな側面があるっていうのは普通に当たり前のことだったりするので、
なんかそういったものがあるよねっていうのを、なんか人から言われようが自分が確信をちゃんと持ってるっていうところがすごい重要になってくるのかなって思ったりしますし、
とらわれすぎないようにする、なんかその自分らしさとか大事だよねっていう時代だからこそ、すごい自分らしさってなんだろうってみんな悩むことが多いと思うんですけども、なんかそこにとらわれないでいかに自分をそのまんま受け入れられるかみたいな技術がすごく重要なんじゃないかなとは思ったりします。
まあそうですね、これはちょっとその論文の内容じゃなくて、若干その主観的な話になりますけど、自分を知る時に、なんか結構不都合なやつってたまに出てくるんですよね。こんなはずじゃないみたいな、こんなはずじゃないんだけど、いやでもあなたこうよみたいな風に言われるっていうのって割とあって。
ありますよね。 まあなんかそれも含めて、まあこれは別に良いも悪いもなくて特性なんだなと思って受け入れられると、結構楽になるかもなって感じますよね。
まあそうですね、なんか結構自分がやってるつもりと相手観認識してるものって結構違うこと多くないですか。
うん、ありますね。 ありますよね。なんか日々それは僕も実生活の中ですごい感じるなっていうふうに思ってまして、なんかそれってなんかその顔の作りだったりとか、表情の動かし方と性格が結構マッチングしてないときに結構起こりうるなっていうふうに思っていて、
12:00
僕は普段笑わないんで、結構冷めた顔してるんですけど。 なるほど笑わないんだ。
普段あんま笑わないんですよ。だから昔無理に笑おうとして辛くなって、笑うのやめてからめちゃくちゃ生きるの楽になったんですよ。
あ、へーそうなんですね。 はい。ニコニコニコニコしてたんですよ、30年間くらいは。でもニコニコすんのやめようかなと思ったらめちゃくちゃ楽になりまして。
でも性格は元々その結構キスは優しい方だと思うんですけど、なのでなんか笑わないけど優しいから逆にそれが怖いみたいな、なんかその難しいなみたいな。
はいはいはい。 相手からのフィードバックってすごい面白いなって思ってて、僕はいつも面白がりながら聞いてるんですけど、
自己認識と他個人識ってだいぶ違うので、決めた自分でいいかなっていうふうに最近は思うようにしてる。 そうですね。なんか私の例で言うと、ちょっと認めざるを得ないなと思うのは、結構私その自分の認識としては情緒が安定してる方だと思ってるんですよ。
はいはい。 で、まあ多分周りからもその情緒が安定してると見られてると思うんですけど、ただ割と近い人からはよくそのテンパっているとか、よくなんならこう仕事が溜まって苛立っているっていうフィードバックを受けることはあるんですよね。
で、やっぱりなんだろうな、この感情が悪い方に揺れてる状態って自分としてはあんまり良くないんですよ。できたら避けたいんですけど、まあでもまあそういう時にこう苛立ったりテンパるのも受け入れなきゃダメなんだろうなっていうのは最近思い始めましたね。
そのフィードバック面白いですね。僕も正直言うと野村さんに対しては、結構野村さん顔に出やすいなと思って。 ダメだ、もうバレてましたね。
あと声にめっちゃ出る。僕どうやって人のこの変化見てるかって平均値からのズレを見る癖があって、野村さんの平均値ってこの辺だよなって思って把握してるんですね。そっから上下にずれてるのを、今上下にどっちにずれてるなみたいなのを結構軸に判断してお話しさせてもらうことが多いんですけど。
なるほど。 だから野村さんは比較的別に情緒不安定なわけじゃないですし、別にめちゃくちゃ揺れてるわけじゃないんですけど、単純に多分人間として普通に人間らしいのかなって感じがしますけど。
情緒安定したように周りに見られて怒ってますとか言っときながらもうバレてたって話ですね。 まあでもそっちの方が人間臭くていいと思いますけどね。
うーん。まあなんでしょうね、その悪い方向に出なきゃいいですけどね、このブレっていうのが。 まあそうですね。
うーん。まあだからね、できる限り自分としてはあんまり出したくないなと思ってるんですけど、最近ではもうちょっと受け入れるしかないかなっていうふうに思ってるっていう感じですね。
まあまあ、そうやって受け入れていくと自分のアイデンティティが確立していくからいいですよね。 まあ嘘ついてもしょうがないですからね、自分に。
はい、ということで今回はですね、「人生の満足度を上げるには何をすればいいの?」というタイトルで、論文としてはアイデンティティの感覚が主観的ウェルビーングに及ぼす影響というお話でしたね。
15:05
まあなんでアイデンティティの感覚、だからまあ自分を知るっていうのが結構聞いてくるよっていうお話でしたね。
いやー大事ですね、もうこれはあの絶対やった方がいいと思います。 うーん。
めちゃくちゃポジショントークですけど、才能理解、欲求理解、そして自己理解っていうのはもう絶対マッスルかなって僕は思ってまして、
はいはいはい。
ここをやればやるほどすごい自分というものがどういう人生に行きたいのかなっていう、なんか僕PDCAと近いと思ってまして、
うーん。
その自分のプランをアイデンティティの確立に立てることによって、そこから違うかもしれない、合ってるかもしれないっていう確かめができると思うんですけど、
フワッて生きるのも別にいいと思うんですけど、確かめができないので、なのでチェックができないので次のアクションに繋がらないんですよね。
だからそうやってPDCAを繰り返していくことで、そのアイデンティティがより確立していって、自分というものを見つめ直しながら、
その時々に合わせていきながら、その自分らしい生き方を歩んでいくみたいなのが、なんかこれからの時代はすごい自由な時代ではあるので、必要なのかなっていうふうに思いました。
そうですね。
はい。
なので皆さん、自分を知りましょうということで。
はい。
はい。では続きは次回でございます。
タレントオーク 才能が見つかれば仕事も人生もうまくいく。
ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
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この番組は毎週金曜日に朝6時に配信されます。
それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
16:52

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