漠然としすぎない。話してる内容が、世間一般に向かって言ってるようなことじゃなくて、
目の前のあなたとだけ話してますみたいな気持ちでやってるような気がします。
MCとかトークショーとかでやってたとして、
誰も傷つけないような一般的な、いわゆるいい子ちゃん的な受け答えじゃなくて、
目の前の人がすごく笑ってくれたとか反応してくれたとかがあったとしたら、そこをもうちょっと掘り下げるとか。
はいはいはい。めちゃめちゃ反応を見てるんだ。
その投げかけてみて、リアクションが来るまで待つとか、しつこく問いかけるとか。
なるべくそこを巻き込んでいくような、あなたも当事者ですよっていう感じの。
一体感ね。
当事者と思ってほしいと思って話してるかもしれないです。そういう時。
で、今のって多分イベントMCとかトークショーMCの時だから、
一般の人に置き換えると、例えばスピーチとかプレゼンテーションも、
一般論じゃなくて、これあなたにも関係することですよっていう構成とか内容にするといいってことかな。
関係ありますよっていうより、
なんかこう、ただ演説を聞いているっていう感じで捉えてほしくなくって、
コミュニケーションとか会話がここで成り立ってるんですよっていう。
じゃあ暗記したものをただツラツラとしゃべるじゃなくて、聞いてる人にちょっと問いかけるとか。
そうです。その反応がいいところをもっと掘り下げるとか。
例えばそういうスピーチ的なこっちが一方的に話さなきゃいけないような講演会とか、
みたいな形だったとしても、何か話してて反応がいいところってやっぱりあるじゃないですか。
そういうところは予定になかった何かを付け加えたりとか。
それがいい子ちゃんじゃなくてもいいから、ちょっと突っ込んでみる。
ちょっと脱線したりとか雰囲気変わっちゃうかもしれないけど、あえて脱線してみる。
相手がいる場合、人がいる場合はそういうふうにすることを心がけてる気がします。
逆にそれをやらない方が、みえちゃんの場合はほぼない。
なんかつまんないなって思われると不安になっちゃうんですよね。私も。
淡々と進めてるばっかりじゃ踏まないなって思うんじゃないかってことね。
でもすごくわかるよ。たぶんにえちゃんの司会やるMCとかトークショーってそうなんだろうなって想像つくもん。
なんかつまんなそうにしてるといろいろ不安になってくるからそうしてるのかもしれないですね。
それが私の好感度なのかもしれない。
あーなるほどね。
楽しいと思ってもらいたいとか。
楽しいって思ってもらう。大前提がそこなんだ。楽しんでもらえるかどうか。
まずそのマインドを持つってことね。聞いてる人に楽しんでもらう。
自分が発表して正確に正しく何かをバーンってスピーチするとかじゃなくて、
まず主語が自分はちょっとさておき、それは当然として相手、聞いてる人の感情を重視するってことか。
そうかもしれないですね。それができる場面においてっていうのは大前提だと思うんですけど。
物によってはさ、絶対聞いてる人に問いかけちゃいけないとか、問いかけられない場面もあるしね。
あと大真面目なさ、講演会とかだとさ、無理じゃない?
そうですね。
物によるけどね。
そうなんだよね。
今回の質問者さん、スピーチってやったけど、やっぱり学生さんだからさ、就職活動での面白い、笑える、好感度の高いしゃべりができるようになりたいんですけど、どうしたらいいですか?も多いから。
そうね、にへいちゃんのそれいいね。相手の人に楽しんでもらえるような。
じゃあその先なんだけど、にへいちゃんはさ、この業界20年くらいいるから、感覚的にこの話題を掘り下げれば、もっともっと楽しんでもらえるなーが、ピピピって察知できると思うんだけど、まだまだその引き出しがない人ってさ、難しいよね。
そうですね。
掘り下げろって言われてもどこを?みたいな。
もうそれはバカ図ですよね。
前作だとしても、もちろんその本番だけじゃなくても、お友達に対してそのエピソードトークって用意すると思うんですよ、就職活動の時って。
はいはいはい。
そのエピソードトークも手を変え、品を変え、相手を変え、場面を変え、いろいろさりげなく会話の中でしてみて、笑いが取れるかとか、反応がいいかとか。
確かに日常会話でトライしてみるってことね。
だって私やってましたもん。なんかそのオーディションとかでも、それこそバラエティーのオーディションとかでもエピソードトークって必ずあったじゃないですか。
そういうの私飲み会で、飲み会とか。
でも正しいよね。
女の子だけの女子会の場とかでも、自分の失敗談だったりとか、そういうのを面白おかしくするっていうことが受けが良かったから、自分がいかにこういう失敗をしたかみたいなのをポジティブに面白く、かつそれが自分のキャラクターとして受け取ってもらえるように。
やっぱり3回くらい人を変えて話してくると宣伝されてくるんですよね。
分かる、分かる。そうね。プチ落語家みたいな感じでしょ。
落語家はあれを100回、1000回、1万回とかやってるけど、それを私たち日常生活で100回までいかないけど、5回、10回、ちょっと多いけどね。やってみるってことだよね。
だって友達が聞いてて面白くないんだったら、そのエピソード、その面接の場とかでしても面白くないんじゃないかなと思います。
そうね、確かにおっしゃる通りだわ。しかもお友達だったらちゃんと反応をくれるだろうしね。
多分、にへいちゃんのキャラクター的に、すっごい仲良いお友達だったら、それあんま面白くないよって、なんかちゃんとリアクションをかいてきそう。
うん、うん、うん。
で、落ちいわみたいな。
なし、あ、ダメかと思って、その落ちのタイミングの構成を変えてみたりとか。
そうだよね、にへいちゃんそういうの上手そう。
先に落としてみたりとか。これ引っ張っちゃいけないなみたいな。落ちをもうタイトルとして持ってこようとか。
なるほどね、そうか。お友達とか、自分の身近なところでやってみる。
それをわざわざこう、今からやるから、ちょっと練習するから聞いてとかじゃなくて、会話の中で、こないださ、こういうことがあってさ、みたいな。
そうね、それだわ。はいはいはいはい。それいいね。
確かに、面接って結局、まあちょっとスピーチとかプレゼント違って、会話だから、キャッチボールだからそうね。
それは家族、お友達とか仲間内で、日常会話にさらっと組み込ませて、反応を見る。
そうね、できるね、練習。
面接って今思えば結構会話ですよね、会話コミュニケーション。
会話会話、たぶんあとオーディションとかもそうなんだよね、実は。
ね。
そう、ほんとキャッチボールだと思う。
今思えば。
でもさ、若い頃って10代後半とか20代前半とか緊張してるし。
もうほんとに100%一方通行でこっちからもうバンバンボール投げてまして。
なるよね、だからそれが大半なんだと思うよ。
まあそうですね。
やっぱこっちもさ、受かりたいって気持ち満々でいくしさ、頭パーって真っ白になる時もあるだろうしさ。
だから、お若い皆さんも、そんな簡単に言うけど私できてないって人も落ち込まないで欲しいんだ。
そうね、99%の人がそうだから。
そう、私たちアラフォーだからね。
一応経験を積んでるから、こういう風にそうだよねとか言ってるだけで、
お若い皆さんはね、特に心配しなくていいです。
そうなんですよ。
開かずですね。
もう私たちは羞恥心というものがもう剥がれ落ちた状態でこの話をしてるから。
いっぱいあれでしょ、失敗して恥ずかしい思いしてるから。
もうそう。
もはやだよね。
恥ずかしすぎて記憶からなくなってますよ。
だからこうやって喋ってるんだと思う。
ちなみにAちゃん、記憶からなくなってるって言ったけど、オーディションとか面接とかで恥ずかしかったエピソードある?
恥ずかしかったっていうか、やっぱりその20代前半の時とかは、より良く自分を見せようとして、
自分じゃない状態で挑んでた。
それは受かるはずないですよね。
別人じゃなくて、いつも通りの2ヘイリーを出さなきゃダメなんだって気づくのは、
3キロ過ぎてからじゃないですか。
そのぐらいか、なるほどね。
じゃあちょっと20代のうちは、ちょっといい子ちゃん。
そう、だったと思う。武装してたと思う。
2ヘイちゃんが別にいい子ちゃんじゃないとは全然思わないけど、
でも2ヘイちゃんの一番のど真ん中の魅力って何?って言ったら、やっぱりザックバランに楽しませてくれるってところだよね。
そうかもしれないですね。
だから本当に王道のいい子ちゃんトークではないよなとは思う。
だからなんか想像はつく。
それもやっぱり良し悪しじゃないですか。
人によるよね。
それが求められてる場だったらそれは評価されるけど、
求められてなかったらただのトンチン感なので、
でもなんかどっかからそれでもいいやと思うようになったんですよね。
そのオーディションを受け続けたタイミングで。
例えば番組とかイベントに自分が合わせるんじゃなくても、
自分まず番と出して合うもの、フィッティングするものに担当するってことか。
マッチングアプリみたいな感じで。
そうだね。
相性あるよね。
もうなんかどうせ無理してやっても受からないし、
無理しないでいっても受かるときは受かるんだっていう経験上やっぱり分かるようになってきてからは、
もうそこにアジャストしに行くっていうよりは、
もう本当に着飾らないで行くように。
いつも通りの自分で行こうみたいな。
それで受かったり受からなかったりっていうことでしたけどね。
なるほどね。
これを一般の人とか学生さんに置き換えると、
スピーチとかプレゼンテーションでも着飾っちゃうって方がいらっしゃるんですよ。
例えばすごいきっちり喋るのが得意なのに、すごい笑いを取ろうとする人とか、
逆にフランクに喋るのが得意なのに、すごいきっちり真面目に語ろうとする人。
どちらもそれぞれ魅力があるのに、逆のことをやりだしたりすると、
ちっちゃかめっちゃかになったりとか、
いやあなたの良さそこじゃないよね、みたいな方もいらっしゃるね。
それは緊張だったり背伸びしたりとか、いろんな原因、要因があると思うんだけど。
だからにへいちゃんがやっぱりその等身大で自分らしさが一番いいっていうのは、
多分スピーチもプレゼンテーションも一緒だと思うんだよね。
着飾らない方が好感度を抱かれるんじゃない?って今にへいちゃんの話を聞いてて思ったわ。
着飾らないって嘘をつかないことじゃないかなと思ってて。
着飾るも奥深いよね。よく考えると。
思ってないことは言わない、思ってもない反応もしない。
そうか、例えばこういうあいづちね。
なるほどって思ってないのになるほどって言っちゃうとかそういうことね。
思ってもないことをやってるとどんどん気持ち悪くなってくるんですよね、自分の。
にへいちゃんは特にそういうタイプなのか、世の中にはそれが逆の人もいるんだよね。
これが本当に面白いことに、そのままの自分の方が怖いとか気持ち悪いとか嫌なんですみたいな。
武装したいっていう、鎧をかぶりたいタイプの方?
ローランド社長はそう言ってましたよ。生身の人間勝負するなって。だから必ず現地名つけろって。
なるほどね。でもそうかもタイプによるんだなっていうことだよね。
そうですね。
でも多分どっちが良くてどっちが悪いじゃなくて、多分どっちが合ってるかをまず自己分析するのが大事なのかも。
どっちが自分は戦いやすくて伸び伸びできるかですよね。
そりゃそりゃ。にへいちゃんは多分鎧を着ない方がありのままで。
丸腰で腰身のだけ着けて。
で普段の日常会話からそうやってトライアンダイナーやって、武器が良かったじゃあオーディションでもやってみようっていうことを多分やり続けてやり続けて今のこのスタイルが出来上がってるからすごくこう和やかで面白いイベントMCができるんだろうな。
かもしれないですね。その得意分野だけを進んだっていうところはありますけど。
そうね人によるかもしれない。本当はすっごいおちゃらけてるのにカッチリきっちりとした鎧を着て、カッチリきっちりとしたプレゼンとかスピーチとかトークショーをやる人も世の中にもしかしたらいるかもしれないよね。
だってその方がやっぱり自分をステージに乗せてできる方がやっぱりね引き出しが違かったりとか言葉のチョイスも変わってきたりとかっていうタイプの人もいるわけじゃないですか。
すごく素敵な戦い方だと思うから、どっちも試してみてもらいたいですよね。
そうか。じゃあこの相談者さんの好感度を抱かれたいの前に、試してもらう。自分のナチュラルトークが好感度を抱かれるのか、ちょっとこう鎧を着て、いつもの自分じゃない自分でスピーチとかプレゼンした方が好感度高いかっていうのをちょっとやってみる。
自分の理想とする自分の状態で行くか、それとも丸腰で行くのか。
そうだよね。どっちも良さがあるし、どっちも合う人と合わない人それぞれいるだろうね。
あると思います。
すごいありがとう。その意見面白いわ。
確かに確かに。あるある。合う合わないあるある。過去今いろんな学生さんを思い出してきて、両方いらっしゃったなと思って。
そうですよね。やっぱタイプですよね。自己分析自己分析ってそういうことなんだろうな。大人にたくさん言われてきた。
言われた。でも自己分析ってこれまた抽象的でさ、いっぱいやった方がいいよって言われても、どうやってやるのって感じだよね。
結局自分の都合いいように答えちゃったりするし。
だからそうやって周りにアウトプットして帰ってきた反応とかから、自分の魅力を探す。
内省だけでは見つからなかった気がするな。
自分一人じゃ無理だと思う。家族なり友達なり、バイト先の人とかサークルとか部活仲間とかね。
そうですよね。距離の近さによってちょっと距離の遠い人とか名前の人はどんな反応するのかなとか。
それが一致してたら私の魅力ってこうなんだだし、バイト先の上司とサークルの仲間が言うことと違ったら、
それはそれでどっちも魅力なのか、どっちかが猫被ってるかなのかとかも考えてみると、私ってどういう人間なんだろうって。
そうですよね。評価はそれぞれだとして、そこに自分が疲れないのはどっちなのかなとか、伸び伸びできてるのはどっちなのかなっていうのも掛け算すると、
自分の本質みたいなのが見えてきて、やっぱりその人の人間性が見えてくると好感度につながってくるような気がするので。