最近一つ自分がこの方向性がいいんじゃないかっていう仮説が、螺旋階段でこう行ったり来たり行ったり来たりずっと悩んでからこそ、この方向性が今まで考えた中で一番いいと思い始めているものの、自分のパーソナルブレンディングもアイデンティティも意外ともう1回悩むなっていうのが最近のアナロギー。
意外にだから先週の話と繋がってましたね。 そうです繋がってましたね。コアがブレ始めちゃったんじゃないかなと思いますけどね。
それで言うと、きらたく成長するっていうのは、つまり新しいものに対する好奇心が強いじゃないですか。私も高地さんの事業の話も定期的に向かってますけど、AI活用もかなり進んでるじゃないですか。そしてビジネスにも取り入れてるじゃないですか。それで事業は作れるんだけど、1個に集中してないみたいなそんな感じってことですか。
そうですね。新しいものを作ると過去に作ったものがだんだんと衰退していくんですよ。 なるほど、積み上がっていかないみたいな感じってことですか。
すごい上がるわけじゃなく、ちょっと下がるぐらいでずっと維持されてるっていう状態ですね。みたいな感じになってきていて、それは僕のモチベーションがそこに反映されなくなるので、それがどんどん組織化されていけばいいと思うんですけども、新しいことに目が行くので、新しいことに仲間を巻き込んでしまうので、そっちは結構さらに上手くいっちゃうんですよ。
そうすると過去のものがだんだんとおろそかになっていってるみたいなことが起きていて、で、自分って何やりたかったんだっけってまた分かんなくなってる状態なんですよね。
なるほど。既存事業になるとパワーが明らかに落ちていくみたいな、そういうことですか。
相当的に落ちますね。 圧倒的に落ちるんですね。
ゼロイチすぎて。
強調しましたね、今。圧倒的に落ちるんだ。
圧倒的に落ちますね。
なるほど。
かつてもう一つあるのは、自分の才能を持ってして何かをしたいという思いもあるんですけど、
起業家になった時から社会にインパクトを残して死にたいなっていう思いがすごい強くて、生きた証を残したいという思いが強いんですね。
それがその社会にとってベストなタイミングでベストなものを生み出したいなと思っているんですよ。
それが諦めきれてなくて、スモールビジネスをずっとやってきたんですけども、スモールビジネスの世界線の中に自分が目指している世界はないんですよね、あんまり。
もうちょっとスタートアップ的な動き、ただこの新規事業を生み出し続けるってスタートアップっぽくないんじゃないかとか、
1個に集中してVGでいっぱい資金調達して1点に絞ってバーンていくんじゃないかとか、
いろんな自分の中での固定観念が邪魔して、自分らしく生きる道がどれかが、ロールモデルが見つからなかったんですよ。
でも実は今朝、うちの会社の投資家と話してたら、確かにこのモデルがあったかっていう発見がちょっとあったんですよ。
何それ何それ、何だったんですか。
自分のぴったりのやつがあったのが、スタートアップスタジオっていうもので、
スタートアップスタジオ。
これは平たく言うと、スタートアップを連続的に並行的に生み出す仕組みを持った会社のことを指すんですね。
例えば映像会社とか映画会社が年間何本も作品をいっぱい作ってくるように、ビジネスも作品として次々に企画していって、
社内で実証実験して、法人化までを一気通貫でやりまくるっていう状態。
なるほど。
ただ、これって最初僕も思いついたんですよ、昔。
でも、お金を稼ぐためだけにいっぱい生み出してる感じがしていて、あんまり自分の価値観とフィットしないなと思ったんですね。
ここで思いついたのが、うちはやっぱりタレントで才能というものにフォーカスをしたいので、そこは売れないんですよ。
一人一人の才能にフォーカスを当てた人ベースの事業会社をたくさん作っていくっていうスタートアップスタジオをやっていこうって思い始めて、
かつスタートアップスタジオのことを調べていくとですね、スタートアップ的な動きとかスモビジ的な動きだと小規模な動きで、
結局年少1億面未満をちょこちょこ生み出して、急成長するかどうかはその人次第ってなるんですけど、
ほとんどの壁にぶち当たるのが最初の実績作りが取れないとか、営業開拓できないとか、土台に乗らなくて潰れちゃうとか競合に押されちゃうとかがあるんですけど、
大企業の会社って結構新規事業を創出したいけど、なかなかリソースあるのに生み出せないってことが多かったりするんで、
なんか大企業の中のタレント人材を見つけて、タレントプレーナーを生み出して、大企業リソースで掛け算で大企業と一緒に新規事業を作っていったりとか、
で、どっかの会社と株を持ち入って、50%ずつやりましょうとかジョイントペンチャーでもいいですし、うちがコンサルで入るって形でもいいですし、いろんな会社をいっぱい見るっていう状態ですね。
だから軸は人の才能の軸で絶対やる。市場から入らない。市場規模が大きいからやるっていうことはやらないっていうルールだけ定めようかなと思っていて。
これっていいなって思ったのがですね、自分の会社にそういう会社がいっぱいあったら、無限に移動ができるじゃないですか。
移動っていうのは職種の移動みたいな。
職種の移動が。で、仕事のほとんどが環境依存だし、才能発揮は全部環境で決まるので、それをいろんな会社に移動ができるって仕組みめちゃくちゃいいなと思って。
昔、1000人くらいの会社に育てたいって言ったのもそういった背景があるんですけど、才能活かせる会社にしたいので。
これだったら現実化できるかもなってちょっと思い始めてるところなんですよ。
確かにね、環境依存って本当にそうで、ある環境でハマらなかった人が、他の環境でハマるとかは全然あるわけですもんね。
そうですそうです。
で、小さい会社とかスモールビジネスだと、そもそもポストの数が少ないから、ちょっとここで合わなかったら移動先がないみたいな。
そういうことがよく起きるっていうか、ほとんどの場合そういうことになるんですけど、大きい組織だったらそれが解消できると。
ただその大きい組織まで育てるのって大変だから、逆に言うと関連事業をいっぱいくっつけておくと、ここでハマらなかった人が、こっちだったらハマるかもしれないねっていうふうにチャンスが広がるっていうことですよね。
そうですそうです。
あとその中にも自分の才能を活かして起業したい人が現れたときに支援することができるじゃないですか。
そういう意味では自分の会社の中にVC的な役割を持つこととか、資金調達がしやすい環境を作ってあげるとか、いろんなバックオフィスのリソースが全部活用できるとか、そういった形ができるんじゃないかなと思っていまして。
これスタートアップってみなさん結構失敗するんですよね。みんな一番大成功するために一個のとこに集中して本気出すみたいなことがあるんですけど、そうじゃなくていろいろ作ってみるっていうのがテストしてみて実験していくみたいなのが結構あるかなと思ってて。
僕実験大好きなので向いてんじゃないかなってちょっと思い始めてるところで、まだね全然調べられてないんですけど、この1、2ヶ月野村さんにも散々相談させてもらいましたけど、いっぱい迷ってよくわからない事業いっぱい生み出そうとしてたりとかしてたんで。
まあまあ必要な時間だと思いますけどね。全然その今振り返ってよくわかんない事業だなと思っても、その時にそのトライアンドエラーしたっていうのはまあ貴重な時間だったと思うし、ちょっと作ってみたからこれはやっぱりわけわかんないなっていうふうに気づいたみたいなところはあると思うんですよね。だからまあ全然その時間は意味があった時間だとは思うんですけど、でもよかったですね、そういうふうに一個こっちかもなっていうのが思えて。
もしかしたらって感じですけどね、またここから迷うかもしれないんですけど、でもう一個鍵になったのが前回のエピソードでも言ったAI時代に残るのは好奇心だって話。でこれボーダレスさんっていう会社の合宿に行った時にそこでなんかお話されてた方の話を聞いてそうだなって思ったのが、研究機関を持ってる会社でそういう会社でずっといろんな人類の研究をしてきた方なんですけど、人間ってこれまでどういうものを求めてきたかっていうと生存するために生理的欲求を満たす
だから職がないと困るとか、なんかインフラがないと困るとか、そういうのでビジネスがまず成り立ってきましたと。こういうサービスってずっと生き残り続けてますし、大体これがAIによって全部満たされるようになってくると。そうすると今度は悩みごとにフォーカスをした人間関係とか社会的な悩みとかそういったもののサービスが生まれてくると。これもAIに代替されてくると。
じゃあ最後、人間の仕事ないじゃないかって言ったときに唯一残るのは好奇心で、あと僕はもう一つ娯楽が残ると思ってるんですけど、これも好奇心に近いかもしれません。例えとして言ってたのが、土星に行こうとするのって人間だからじゃないって話があって、
土星に行く意味をロジカルに考えたときに、なんかロボットとかAIがやるのかっていうとちょっとわかんなくて、でも人間の好奇心だったらいつか言ってそうじゃないですかって言ってたんです。マジでそうだなって思って。人間って意味のないかもしれないことに好奇心を持てる動物なんですよ。
なるほど、面白いですね。 ってことはそれは意味のないことではあるかもしれない。自分の好奇心は意味があるかもしれないですね。昔星を見ながら本当にこれは地球が星の外を回ってるのかって思ったら、結局地球自体が回ってたわけじゃないですか。みたいな好奇心って人間が好奇心を持ったから、神という存在を本当なのかとか捉えたりとか、固定関連を持たずに生きていく動物なのかなと思っていまして、全部好奇心ドリブンだなと思うんですよ。
だから好奇心ドリブンな会社を作りたいなと思っていて、その先に才能発揮が待ってるんじゃないかなって思ってるんですよね。だからこれからの社会活動としてそっちに行きたいのが自分なんじゃないかなって最近ちょっと思ってるっていうところですね。でも迷ってます。これでいいのかなって。どう思いますかって。
そうですね。次から次に新しいものに目が行くっていうのは、これは全く悪いことではないと思うので、それを既知として活かした方がいいんだろうなと思うんですよね。多分経営者の方でそういうメンタリティーの方って一定数いるイメージで、むしろそれが多くの場合武器になることが多いかなと思うんですよ。
で、既存事業が衰退していく。衰退というか、別に潰れはしないんだけど、パワーが落ちていくっていう話は、やりたいやりたくないは別にして、私はもうちょっと物事を数字で考えたところがあるんで、せっかくそうあったんだからそれを生かしていって、たかちんさんの稼働をかけずにやっていく道みたいなのがあってもいいんじゃないのかなみたいなことはちょっと思ったりはしたんですよね。
だから割り切るとは言わないですけど、よくあるじゃないですか、4証言でキャッシュ買うみたいなやり方するじゃないですか。一番グイッと成長してるものじゃないんだけど、安定してキャッシュを生み出し続けてるみたいな。だからそういう風にしてぐるぐる回していく道みたいなのがあってもいいかもなみたいなことは思ったんですよね。
で、たかちんさん自身は常に新しいものに触れてられるような体制を作るっていうのが、なんか私がたかちんさんのときにあるかなってことを思いましたかね。
たかちん 確かにそうだですよね。そのキャッシュ目的に守る事業とかがあるといいなと思うんですけど、その守っていることに意識が向いている自分も嫌なんですよ。
なるほど。じゃあもう脳のリソースを食いたくないってことなんですね、そこに関しては。
たかちん まあそういうのが向いてる人がもしうちの会社に入ってきてくださったら、ぜひどうも任せたい。ぜひどうも任せたいですけど、企業家としてまだまだ未熟なのが、そこもなんか運命的に任せたいなと思っていて。
ちょっとね、そこも難しいですけどね。キャッシュアウトした後何も新しいこともできないですからね。
でもなんかそこの、自分がやっぱワクワクするかっていうのと、とはいえ現実みたいな話っていうのは、オーカリスクの中でみんなトレードオフが発生しますもんね。
そうですね。
でトレードオフが発生して、なんかなんとなく私の理解では、比較的割り切れるメンタリティを持った人と、我慢できないっていう人に別れる印象で。
そうですね。
で、たかちんさん多分その我慢できないメンタリティの方が強いんだろうなって感じをしてるんですよ。
そう、我慢できないから一貫性がなくなり、急成長を遂げないんですよね。
まあまあ、いい点であり悪い点であるという感じだと思いますけどね。まあいい点だとは思うんですけど。
だからまあ確かにね、そういうメンタリティをたかちんさんが持ってるというふうに自覚してんだったら、確かにそういうふうに新しいもの立ち上げるもの自体が事業ですみたいな業態はあるかもしれないですね。
そうですね。ただ立ち上げるだけじゃなかなか事業成立はしないので、大企業という資産とかリソースを活用させていただきながら、そこの新規事業のかつその方が持ってる才能を取り分で事業を起こしてもらいたい。
そういうのだったら、大企業の新しい新生となる事業とかが立ち上がっていくんじゃないかなと思っていて、大企業の方だって超優秀なんで、超優秀でリソースがあって、
スタートアップ的な動きがただ慣れてないだけだったりするだけなんですけど、その時に陥りがちなのが市場規模から入る。これって向いてる人には向いてるんですけど、向いてない人には本当に向いてないので、