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【お経の解説】曹洞宗「修証義」第5章(後半)- 行持報恩
曹洞宗の「修証義」第5章後半の解説をお届けします。「行持報恩」という教えを現代生活にどう活かすかを具体的に解説しています。日々の通勤時間、職場、家庭での実践方法や、デジタル社会における意識的な切り離しの時間の重要性まで、忙しい現代人でも取り入れられる小さな実践を紹介。「一句の恩尚お報謝すべし」という教えから、朝の深呼吸や感謝の振り返りなど、すぐに始められる具体的なヒントが満載です。普通の日常をより豊かに変える「行持」の本質をわかりやすく解説した一回です。
#仏教 #曹洞宗 #修証義 #行持報恩 #マインドフルネス #感謝 #日常修行 #禅 #瞑想 #蓮城院 #スピリチュアル #自己成長 #仏の教え #生き方
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曹洞宗の「修証義」第5章後半の解説をお届けします。「行持報恩」という教えを現代生活にどう活かすかを具体的に解説しています。日々の通勤時間、職場、家庭での実践方法や、デジタル社会における意識的な切り離しの時間の重要性まで、忙しい現代人でも取り入れられる小さな実践を紹介。「一句の恩尚お報謝すべし」という教えから、朝の深呼吸や感謝の振り返りなど、すぐに始められる具体的なヒントが満載です。普通の日常をより豊かに変える「行持」の本質をわかりやすく解説した一回です。
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サマリー
このエピソードでは、総統宗の修証義を基に、日常生活における感謝の実践方法を探求しています。特に、忙しい現代社会において実行可能な具体的なヒントを提供し、感謝の重要性とその心理的効果に焦点を当てています。また、職場や家庭での実践例を挙げ、感謝の意識を持つことの重要性が強調されています。
修証義の基本概念
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で居住職をしております。
今日もですね、シリーズものの続きをお送りしたいと思います。
現在お送りしているシリーズというのは、お経の解説というものです。
そして今取り扱っているお経、それは総統宗の修証義というお経です。
この修証義というお経は、一般の方向けのお経ということで、お坊さんではなく一般の方向けということなので、
皆さんもこれを聞いて納得しやすい内容になっているのかなと思います。
なので、今日のこの放送、あとは過去の私の修証義を解説した放送を聞いていただいて、
皆さんの人生に少しでも役立てればなというように思いながら、このような取り組みをしているというわけでございます。
というわけで、本日の内容の方にいきたいと思います。
本日は修証義の第5章の後半をお送りいたします。
前半は、この修証義の第5章の前半、これは行事法音という考え方の基本についてのお話でしたよね。
行事法音の行事、最初の2文字の行事は日々の実践を継続すること。
そして後半の法音は感謝の気持ちを行動で表すことというふうにお話をいたしました。
特に焦点を当てたのは人として、人間として生まれたことの価値。
そして学びや気づきとの出会いの大切さというものです。
今回はその行事法音を実際の日常生活にどう取り入れていくのかという具体的な方法についてのお話をしたいと思います。
感謝の実践方法
特に毎日忙しい日々を送る働き世代の皆さん、無理なく実践できるようにヒントをお伝えできたらなというふうに思っております。
首相儀にはこのような言葉があります。
一句の音名を放者すべし、一方の音名を放者すべしという言葉ですね。
難しい言葉がまたまた出ました。
早速解説したいと思うんですが、意味はたった一つの言葉や教えに対しても感謝の気持ちを持ち、
それに報いるべきだということなんですよね。
もうちょっとわかりやすく言うと、小さな恩義でも忘れず感謝の気持ちを持とうということですよね。
とはいえね、忙しい日常の中で私たちはどれだけの恩に気づいているんでしょうかね。
朝目覚ましで起きるとき。
これは当たり前ではなくて、健康に一日を始められる恩恵なんですよね。
コンビニでコーヒーを買うとき、あの一杯のコーヒーはコーヒー豆を育てた農家の方、輸送した方、お店で提供してくれる店員さん、
いろんな人の、多くの人の恩によるものの集大成というものなんですよね。
オフィスの空調が効いているとき、快適な環境で働けることも恩恵の一つですよね。
首相儀には小さなスズメでさえ恩を忘れないという例え話が出てくるんですよ。
助けてもらったスズメが恩返しをするという物語なんですよね。
私も最近になってYouTubeでこんな動画を見ました。
とあるクマかな?クマだったかな?ちょっと忘れちゃいましたけど、どちらかというとちょっと怖い動物。
猛獣って言っていいのかな?そういった猛獣の動物が、多分アメリカだと思うんですけども、
人間の住んでいる家にやってくるんですよ。何か訴えかのような仕草をして、こっちに来いという形で案内をするわけですね、猛獣は。
それに人間は何かあるぞという形でついていくと、穴か何かに落ちてしまった子供、獣の子供がおりまして、
これをどうにか助けてほしいという訴えで動物がやってきたということなんですよね。
それを汲み取った撮影者の方は、子供の動物を助けて森に帰っていったわけですよ。
しばらくすると動物たちがやってくるんですよね。そういったことが何回も何回もあって、
やってきては帰って、親しくなって餌をあげて、そういうコミュニケーションを取るような中になってきて、
ついには助けられた子供の動物が、自分の新しい伴侶を見つけて我が子を見せに来たりとか、そういう動画を見たことがあるんですよね。
動物ですら、そういう恩というものを感じて、それに対して報いる行動をしてくれるんだという事実があるんですよね。
だから動物ですらそういうことができるんですから、もっと高度なコミュニケーション能力を持った私たち人間ができないはずないんですよね。
そんな風に思ったことがありました。実は感謝というのは受け取る側にも与える側にも大きな心理効果があると言われているんです。
ハーバード大学の研究では感謝の気持ちを定期的に表現する人は幸福度が高くて、そしてストレスに強いという結果が出ているそうなんですよね。
その感謝の気持ちというものを持つためには、やっぱり仏教的なお話で言うと、マインドフレンスの習慣というものを推奨しております。
例えば、朝起きたら深呼吸をしながら、今日も目覚められたことに感謝といったことを心の中で唱える。
食事の前に一瞬立ち止まって食べ物が届くまでの過程を想像する。
さっきも言ったように、コーヒー一杯ですらたくさんの人がかかっている。お茶碗一杯のご飯ですらたくさんの人がかかっている。
そういったことをちょっと想像してみる。
仕事で誰かにサポートしてもらったらすぐにお礼を伝える。
当たり前といえば当たり前なんですけど、つい忙しいとかやってもらって当然だなと思っていると伝えるのを忘れちゃいますよね。
メールでも直接でもいいので、とにかくすぐにお礼を伝えるということが大事ですよね。
夜寝る前に今日あった良いことを3つ思い出す。
振り返りですよね。
これも感謝の気持ちを持つためには重要であるということですね。
これらの作業は数分あるいは数秒でできるマイクロプラクティス、小さな練習なんですよね。
その成果というものは非常に小さいものですけれども、一回一回は小さいものですけれども、続けることでだんだんと大きな変化に変わっていくということなんですよね。
衆生議にはこのような言葉も載っております。
日常生活の質を向上させる
日々の行事、その放射の衝動なるべし。
これを現代語に訳しますと、日々の実践こそが恩に報いる正しい道だという意味なんですよね。
他にも、幸運は矢よりも速やかなり、新命は梅雨よりもぼろしという言葉もあります。
時間は矢よりも早く過ぎ去って、命は梅雨よりも儚い、そういう意味なんですよね。
現代社会では特別なことに価値を置きがちですよね。
SNSで映える体験、大きな成果、目立つ成功。
でも、衆生議は教えてくれるのは、日常の中にこそ価値があるということなんですよね。
実は、私たちの人生の90%以上は日常で構成されているということなんです。
特別な休日や記念日よりも、普通の平日の方がはるかに多いんですよね。
その普通の日をどう過ごすかが、人生全体の質を決めるということなんです。
では、どうすれば日常に行事を取り入れられるのでしょうか。
具体的な例をいくつか挙げてみたいと思います。
まずは、多くの方が毎日の通勤に1時間以上を費やしているという事実がありますよね。
この時間を行事の時間に変えてみるというのはどうでしょうか。
例えば、朝の通勤電車ではその日の意図を設定する時間にする。
今日は同僚の話をしっかり聞くとか、今日は積極的に質問するとかね。
シンプルなテーマを決めるだけでも、一日の質というのは変わってくるんです。
帰りの通勤では、帰りの電車ではその日の感謝に振り返る時間にする。
今日はあの会議がうまくいってよかったとか、あのコメントをもらって助かったみたいな振り返りをするということですよね。
これが一つ目の活用方法、取り入れる方法ですね。
2つ目、これは仕事での意識的な取り組みということなんですけれども、
仕事はお金を稼ぐためだけではなくて、行事の場でもあるというふうに考えるということ。
例えば、メールを送るときに一呼吸を置いて、相手の立場になって読み返してみる。
会議の5分前に到着して心を落ち着かせてから参加する。
タスクを終えたら小さな達成感を味わう時間を持つ。
これらは特別なことではないんですけれども、意識的に行うことで行事となるということなんですよね。
3つ目、人間関係での実践。
首相技では促進是仏という言葉を使っています。
職場における感謝の実践
これはあなたの心そのものが仏であるという意味なんですけれども、
これを現代風に言うと、一人一人の中に価値があるというふうに言えるのかなと思います。
この視点から職場の人間関係を見直してみる。
厳しい上司や同僚がいても、その人から学べることはないか、
チームメンバーの長所に目を向けられているか、感謝の言葉を直接伝えているか、
そういったことなんですけれども、日々の行事は特別な時間や場所を必要としません。
今いる場所、今している仕事、今関わっている人との関係の中で実践をするものなんですよね。
ここからは現代社会ならではの行事法の実践例をお話ししたいと思います。
仕事における行事。今の時代、多くの仕事がデジタル化されて成果が見えぬくなっている部分ってありますよね。
そんな中で行事を意識するならば、例えば、農機を守るという当たり前のことを単なる義務ではなくて、
約束を守る誠実さとして捉え直すとか、細部まで丁寧に仕事をする。
誰も見ていないから適当でいいや、ではなくて、見えないところこそ丁寧にという姿勢に改める。
スキルアップを会社のためだけではなくて、自分の成長として楽しむとかね。
今のが仕事における行事。
家庭における感謝の実践
家庭における報恩は、仕事で疲れて帰宅すると家族との時間がおろそかになりがちですよね。
でも家族こそ最も身近な恩の対象となるのかもしれません。
帰宅時に、ただいまというときに一瞬立ち止まって帰る場所があることへの感謝というものを噛み締めてみる。
スマホを見ながらではなくて、家族の話に集中して耳を傾ける、いわゆる敬長ですね。
それをやってみる。
当たり前と思っていることにありがとうと伝える。
こういったことがね、報恩になるのかなと思います。
他にもデジタルデトックス、あとはない内製の時間というものを大事にしていただきたいと思います。
常に情報に接続されている現代だからこそ意図的に、意識的に切断する時間を作るということですよね。
1日30分だけでも通知をオフにするデジタルデトックスの時間を設ける。
寝る前にスマホチェックをやめて、その代わりに1日を振り返る。
週末に何もしない時間を意識的に作って、内製や休息に充てる。
こういったもの、これはどれも特別な修行ではなくて、日常生活の中でできる小さな実践ということなんですよね。
でも続けることで、いずれ大きな変化になっていくということなんです。
これが行事の本質ということなんですよね。
今回は行事法案の具体的な実践方法についてお話をしました。
振り返ってみますと、行事法案の現代的意義というものは、日常の中に特別を見出すということ。
当たり前と思っていることへの感謝を取り戻すということ。
小さな実践を継続することの価値を再認識するということですね。
明日から始められる小さな行動としましては、朝起きたら深呼吸とともに今日の意図を設定してみるということ。
通勤中や仕事の合間に感謝の時間を意識するということ。
夜寝る前に今日の良かったことを3つ思い出すということ。
これらの小さな実践が少しずつあなたの日常を変えて人生をより豊かにしていくということなんです。
本日の放送をもって、お経の解説、衆生議の解説の方が終了となります。
いかがだったでしょうか。
全体的にテンポが遅くてもやもやするという方もいらっしゃったかもしれませんね。
なかなかきちんと伝えようとすると長くなっちゃうんですよね。
省いて省いて簡単に簡単にすれば短くもできるんですけれども、
そうするとこの衆生議の言いたいことが結構ずれちゃうと思ったんですよね。
なので長くなってしまったという言い訳をしているわけなんですけれども。
というわけで今日でこの衆生議の方の解説は終わりたいと思います。
今日の放送を聞いていいねと思った方はどうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
また人生相談あるいはリクエストなどあればリクエストボックスの方を設置しましたのでどうぞそちらのご利用をよろしくお願いいたします。
では連常院副住職の幸文でした。ではではまたね。
17:59
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