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2024-09-29 11:20

#102 名前を変えるという選択~仏教の教えに学ぶ、家族の幸せの見つけ方~

▼ハスノハサイトはこちら!
「子供の名付けに後悔(2度目)」
https://hasunoha.jp/questions/72550

🎙️ お悩み相談会:子供の名づけ、後悔しないために

今回のエピソードでは、30代女性から寄せられた「子供の名づけに後悔(2回目)」というお悩みに、蓮城院副住職のコウブンがアドバイスします。

第二子の名前を夫に任せたものの、結果に違和感を覚え、毎日後悔している相談者。子育てと名前の重要性、家族との関係性について深く考えさせられる内容です。

名前を変更するという選択肢や、その際の家族への配慮、責任の取り方についても詳しく解説。人生の岐路に立たされたときの決断の仕方や、後悔しない生き方のヒントが詰まっています。

子育て中の方はもちろん、人生の選択に悩む全ての人に聴いていただきたい1本です。

#お悩み相談 #子育て #名づけ #家族関係 #人生相談 #後悔しない生き方 #仏教の知恵 #standfm
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00:05
おはようございます。コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、福寿職をしております。
本日はお悩み相談会をお送りしたいと思います。 このお悩み相談会というのは、
蓮の葉というお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイト、そちらに寄せられたお悩み相談文をですね、私コウブンが答えるといったものでございます。
ではですね、早速答えていきたいとおもいます。 30代女性の方より
代名がですね、子供の名付けに後悔、2回目といったものです。 では本文の方ですが
先月
待望の女の子を出産いたしました。 第一子の際、名付けの悩みから
精神不安定になったこともあり、 今回の名付けは主人に任せました。
しかし主人が決めた名前に違和感が
ある。 主人が決めた名前に違和感があり、名前を呼ぶことができずにいます。
任せるといったものの大切な我が子の名前をもっと一生懸命考えてあげるべきだったと、 毎日後悔しています。
名前の響きが主人と同じ、 私が希望していた条件の簡単に書ける漢字ではない
また告示する漢字があるため本人が苦労するのではないかという不安もある。
今の時代に合わない響きである 女の子らしい柔らかい雰囲気の名前が良かったのではないかと思ってしまう。
大石の時と同じような思いをするのが怖く、
名付けをまかせっきりにした自分が悪いのですが、 可愛い娘を目の前に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
目の前の我が子は日に日に可愛さを増していきますが、
名前を呼んであげられず涙はこみ上げてきます。 人に名前を聞かれても変な名前だと思われぬではないかと考えてしまいます。
この先こんな気持ちのまま子育てをできるのか、 どのように乗り越えていけば良いのかわからない不安ばかりです。
03:05
そういったお悩み相談でございます。 子供の名前についてのお悩みということでこの方は
旦那さんに
第二子、自分の子供の2人目の子供、女の子だったんですけども、 その名前を旦那さんに任せた。
そうしたら知人と響きは似ていて、書きにくい漢字を使用していて、時代に合わない印象があって女の子らしい優しさに欠けていると、そんな風に思っちゃったわけですよね。
だから失敗したと、そんな風に後悔している。
しかも子供の名前を呼べないほど悩んでいるというね。 そこでございますよね。
私の個人的な話ですけども、私は子供がおりません。
この方に寄り添ったお答えをするというのはできるかどうか少々自信はありませんが、
子供がいないなりに、私がもしこの方と同じ立場であったらという想定をしてお答えをしていきたいなと、そんな風に思いました。
まずね、私が思ったのは
自分の人生が、こうすればよかったと、ああすればよかったと、そんな風に後悔をする
生き方はまずはしたくないなと思いました。 なので名前を変えてしまうというのがね
手っ取り早いというふうに思います。 ただね、これは
旦那さんもいることですし、旦那さんも一生懸命考えたわけですから、自分勝手に決めるわけにはいきませんよね。
なので、旦那さんとよくよく相談して、そして自分が今どんな気持ちなのか、
どういう現状なのかというのをしっかりと話し合った上でね、 名前を変更するのが一番いいんじゃないかと思ったんですね。
名前というもの。
歴史を、日本の歴史、日本だけじゃないかな、もしかしたら。 結構ね、名前を変えるというのはよくあることなんですよね、昔の時代ですよ、今じゃなくて。
年齢によって、その成長によってとか、その人の地位によってとかね、名前を変えるとかね。
そういうのはよくあることですよね。ですので、その育ての親が、実の母として、
名前を呼べないほど後悔するのであれば、名前を変えてしまうというのはね、一番解決法としてはいいのかなと思います。
06:08
つまりですね、
自分の人生を後悔しないという理由の上で変えるというところですよね。
ですので、当然ながら、それには責任は伴うと思います。
どういうことかというと、一生懸命考えてくれた旦那さんに対して、自分はね、その自分のある意味、我を通して変えるわけですから、
旦那さんに対してどのような、何て言うんでしょう、お詫びと言いますか、旦那さんに対して何ができるのかというところですね。
きちんと示す必要はありますよね。 もちろんね、この相談者さんの気持ち、
精一杯伝えてください。自分がその名前をせっかく考えてくれたんだけど、悪いんだけど、私はどうしてもこれは受けられない。
理由としてはこういう理由があるんだということをね、しっかりと伝えて、そして、だから名前を変えたいと思います。
つきましては、大変申し訳ないんですが、ご協力いただけないでしょうかというね、そういう形で旦那さんの方にはご相談をすると。
これはなぜ変えるのかというと、これは私たちの家庭が園満であるために変えるんだという理由をね、しっかりと申し立てないとダメだと思います。
その上でね、変えていただくというのはね、大事だと思います。 さっきも言ったように、過去の歴史、特にこれは男性が多いのかな、
これは武士の社会だと思うんですけども、年齢ごとにね、名前が変わると。お坊さんの世界でもね、あの名前を変えるというのはね、結構あるようです。
特に僧侶になるという時点で名前を変えるということもありますね。また、一般の人であれば、亡くなった時にね、お葬式で戒名をたずかりますよね。
これもある意味、名前を変えるという風に言ってもいいかもしれませんね。
なので、名前を変えるということ自体を、ものすごくね、いけないことだと捉えずに変えてみるというのはね、大事だと思います。
だけどね、忘れちゃいけないのが、さっきも言ったように、その分の責任を伴うということも忘れてはいけません。
それはね、旦那さんが一生懸命考えてくれたわけですから、旦那さんに対する自分がね、どういう行動をするのかという責任と、あとはその自分のお子さんですよね。
自分のお子さん、今はまだ小さいでしょうから、名前に対してね、それほど執着はないと思います。
しかしながら、成長した時に、私この名前が気に入らないと。
09:03
そんなことがあったらね、やっぱりね、そこはね、お子さんの意見はね、しっかりと尊重してあげる責任を持たなければなりませんね。
自分がそうしてきたわけですから。そういったところも含めて、きちんと責任を取るという覚悟があるのであれば、変えていくというのがね、一番いいのかなと思います。
はい、まあね、要は自分の人生ですから、一度きりの人生ですから、後悔のないような生き方をするということです。
そして自分の考えていることというものは、自分の思いですね、そういった思いを心に留めておくだけではなくて、関係する人ですね。
一番は旦那さんです。あとはね、もうおじいちゃん、おばあちゃん、自分のご両親であったり、旦那さんのご両親であったりね、そういう人たちもね、名前のことは知っているでしょうから、もちろんその方たちにもきちんとね、こういうわけで変えることになりましたという説明責任ですね、それはきちんと果たさなければなりませんね。
はい、そういったことの、そういった覚悟をした上で実行していただくのであれば、いいんじゃないでしょうか。
他人だから無責任なこと言っているんだというふうに思われちゃうかもしれませんが、だけどね、名前、やっぱりね、名前を呼べないほど後悔しているのであれば、やっぱり変えてしまうというね、考え方はね、柔軟に持っていただきたいなと、そんなふうに思うわけでございます。
はい、今日のお話は参考になったでしょうか。このお話を聞いてご意見、ご感想とあれば是非、コメント欄の方にね、よろしくお願いいたします。また人生相談、お悩み相談などあれば、どうぞ私の方まで直接メッセージを届けていただければ、この放送を通じてお答えすることもできますので、どうぞご検討ください。
はい、では練状院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
11:20

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