1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #46 後悔のない生き方
2024-07-25 13:49

#46 後悔のない生き方

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「後悔ばかりです」 https://hasunoha.jp/questions/71771

🎙️ 家族の絆と後悔:心の癒し方

今回のエピソードでは、家族間のお悩みシリーズの第一回として、大切な人を亡くした後の後悔の気持ちについて語ります。30代女性からの「後悔ばかりです」という悩みに、蓮城院副住職のコウブンがお答えします。

主な内容:
• 祖父の死をきっかけに生まれた後悔の気持ち
• 家族関係における後悔とその対処法
• 故人を偲ぶ健康的な方法
• 後悔を前向きな力に変える方法

人生で避けられない別れと向き合い、どのように心の平安を見出すか。このエピソードを通じて、リスナーの皆さまも自身の家族関係を見つめ直すきっかけを得られるでしょう。お悩みがある方、家族との絆に悩む方、ぜひご視聴ください。

#家族 #お悩み相談 #心の癒し #仏教の知恵
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おはようございます。コウブンです。
画然をしたり、アスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではアートギャラリーの企画をしたりしています。
はい、本日もですね、お悩み相談会をお送りしたいと思います。
今日からのお悩み相談会は、家族間のお悩みシリーズと題しまして、家族同士の、家族の間での発生するお悩みというものを取り上げていきたいと思います。
このお悩み会はですね、アスノファと呼ばれるお坊さんがお悩みに、お悩み相談に答えるというウェブサイトに寄せられたお悩み相談を、私、コウブンがですね、答えるという、そういったものとなっております。
はい、では早速、お悩みの方に、お悩み相談の方に行きたいと思います。
30代女性の方ですね、題名が、後悔ばかりです、となっております。
はい、お悩み分の方なんですけども、先日、祖父が亡くなりました。
私は初孫で、すごく可愛がってもらっていました。
施設に入る前は、しょっちゅう会いに行っていたのですが、入ってから7、8年くらいは、何か行くタイミングもなく、結局ずっと会えず仕舞いで亡くなってしまいました。
他にも、母と弟にはもっと優しくすればよかった、祖母にはあの時会いに行けばよかった、などと後悔ばかりです。
薄情な人間だなと、とても自己嫌悪に陥っています。このような気持ちはどうしたらよいでしょうか、という相談文となっております。
はい、おじいちゃんが亡くなったことをきっかけに、家族関係について、自分の行動についての後悔というものを、そういったもののお悩み相談ということですよね。
大好きな家族がいなくなってしまって、そして、それまで自分がとっていた行動というものが、果たしてその関係性において最善だったのか、ということについて後悔することはありますよね。
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私もあります。やっぱり、普段生きているときは、元気なときは、なかなか人が死ぬということ、いなくなってしまうということは、真剣に考えることはやっぱり難しいんですよね。
そして、実際にいなくなってしまったことを目の当たりにすると、大変動揺してしまうというところ、これはある意味、正常な判断なのかなと思います。
親しければ親しいほど、やっぱり自分の至らなさというところに気がつきやすいのかなと思います。
だってね、全然関係ない人、普段の自分の生活に関係ない人、例えばニュースに出てくるどこかの不幸な人が事故に巻き込まれましたというのを聞いて、ちょっとは残念だなとかかわいそうだなとか、そういうことは考えるとは思うんですが、
その後引きずらないですよね。
やっぱり大好きな人、自分が尊敬する人、そういった人がいなくなってしまった、もう二度と会えないんだって聞くと、こうしたかった、ああしたかったという思いがわっと出てきて、
それができなかったことに対しての後悔というのが生まれやすいと。そういうことですよね。
こういった後悔に対してどうすればいいのかというと、初めに答えを申し上げますと、
個人様が喜ぶような行動を自分が行っていけばいいんじゃないかな、そんなふうに私は思います。
おじいちゃんが喜ぶこと、どうしたら喜ぶんでしょうね、お話をすれば喜ぶのかな、それとも好きだった食べ物をお供えしてあげて一緒に食べているような形にすれば喜ぶのかな、それはわかりませんが、
とにかくきっとこうすればおじいちゃんは喜ぶはずだというようなことを一生懸命行うことがきっといいのかなと思います。
なんでそんなふうに言えるのかなと言いますと、私もさっきも言いましたけど、後悔することがあるんです。後悔したことがあったんですよね。
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どういうことかというと、私の場合は、私の友人です。その友人というのは一緒に修行に行ったお坊さんですね、修行の仲間。
その修行の仲間がですね、今から6年前ですね、心臓の疾患で急に亡くなってしまったんですよね。
そういったことがあって、私はその友人とですね、また今度会ったら飲みに行ってね、いろいろお話しようと、そんな約束をしてたんです。
だけどね、ちょっとその忙しさに忙しいということもあって、そういうこともいつかできればいいかなという程度に思っていてね、特に実行もしなかったんですけども、
そんなことを思っていた矢先に、亡くなったんだというそういった不法が入りまして、私はその時に激しく後悔しました。
やるべきことをやってなかったんですよね、オムラス所の間で交わされた約束です。
もしかしたらね、建前上のやつかもしれませんけれども、それでもその友人と交わした約束というものをこなさなかった。
友人とのつながりというものをきちんと果たさなかったということに対してですね、やっぱり後悔しましたね、後悔する思いというのはあったんですよね。
その亡くなってしまったことに対しては、これはもうどうすることもできないですよね。
時間を戻すこともできないですし、ましてやゲームの世界じゃないですから、生き返らせる魔法を使うわけでも、そういうことをできるわけでもないですし、
もう二度とね、その友達の声、あとは友達の笑顔とか見ることはできないんです。見ることも聞くこともできないんですよね。
そう思ったときにすごく寂しい思いもしました、後悔とともにね。だけども現実なんですよね。だからそれを受けたらええないと。
でね、その私の中に残った後悔の念というのはね、どうしたらいいのかなって思ったんです、私も。
やっぱりね、私はお坊さんですから、やれることって言ったら、一番にやれることって言ったらですね、その友達のために一生懸命手を合わせて供養することなんだろうなってそのとき思ったんです。
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一生懸命供養してるときにね、そういう儀式を参加させていただいて、お葬式とか儀式に参加させていただいて、一生懸命お供養でるときにね、
友達と過ごしたことを思い出してね、いろんなね、その友達から受けた恩とか言っていたこととか、やってくれたこととかを思い出してね、
こういうとこあったよなとかって、そういったことを思い出して、そしてその友達と過ごした時間を無駄にしないためにもね、
一生懸命ね、私は自分のできることを一生懸命やるしかないんだなって、そんなことを考えながら供養をしてたんです。
そうするとね、何だかね、すごく後悔というよりかは、これからもっと頑張らなくちゃっていう、そういう勇気に変わったんですよ。
そうやってね、頑張って私が生きていくことがきっとその友達にとってもね、喜ばしい私の生き方なんだろうなって思ったんですね。
後悔ばっかりしてね、残念なっているような顔をしているよりも、
その友達と過ごした日々をね、自分の人生に活かしてくれた方が、私の人生がその友達の影響によって良いものに変わるのであればきっと、その友達もね、喜ぶんだろうなと。
そんなふうに思ったら、そういう後悔というのはなくなって、勇気になっていった。
そういうことがありましたので、やっぱりね、亡くなった人が喜ぶようなことを一生懸命やるっていうのがね、一番いいのかなって、そんなふうに私は今思っているわけです。
だから、この相談者さんもね、おじいちゃんが亡くなってしまったというのはとても残念なことです。
だけども、これもまた私たち人間が生きているという上ではね、避けられないことですから、受け入れがたくても受け入れざるを得ないというところであります。
なので、そこはですね、残念だけども受け入れていただいて、そしておじいちゃんが言っていたこと、行っていたこと、そういったことをですね、ちょっと思い出して、
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あとは家族ともね、話し合っていただいてね、おじいちゃんこんなこと言ってたよねとか、こんなことあったよねとか、こんなことしてたよねっていうね、
おじいちゃんってこういうことが好きだったのかなってね、そんなことを気づいてですね、そしてそのおじいちゃんが喜びそうなことをですね、
一生懸命自分がね、その人生で、自分の相談者さんの人生でね、生かして、そして相談者さんの人生が豊かになればね、おじいちゃんもね、喜ぶんだろうなって、そんなふうに思います。
相談文の最後にですね、自分は白情な人間だとそんなふうに書いてありましたけども、おじいちゃんが喜ぶことをできる人間っていうのはですね、決して白情ではないですよ。
あったかい人間だと私は思います。ですのでね、そういったね、こうしたらきっと喜ぶんだろうなっていうことをですね、やってあげてください。
はい。本日のお話はここまでとしたいと思います。
今日のお話を聞いて感想、ご意見とございましたら、どうぞコメント欄の方へよろしくお願いいたします。
また、私の方に直接レター機能を使ってですね、私の方へ直接ご連絡いただければ、お悩み相談と答えることもできますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
はい。では、連常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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