1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #260 仕事も結婚も、もう無理..
2025-06-21 12:28

#260 仕事も結婚も、もう無理かも…人生の岐路で迷うあなたへ

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今回はお悩み相談回をお届けします。

リスナーさんから寄せられたお悩みは、「第一志望だった大学職員の採用試験に落ちてしまいました」という20代女性からのご相談です。

29歳、離職中という状況で、キャリアの空白期間や経済的な不安、地方での就職の難しさ、そして結婚や出産といったライフプランとの兼ね合いに深く悩んでいらっしゃいます。

「一旦別の仕事を探すべき?」「それとも夢を追い続けるべき?」
「結婚や出産はどう考えたら…?」

そんな八方塞がりな気持ちに、仏教の「縁起」という考え方を元に、物事が思い通りにいかない理由を優しく解きほぐします。 その上で、今何を優先すべきか、具体的な2つのアクションプランを提案させていただきました。

就職、転職、結婚、出産…人生の岐路で悩んでいるあなたに、きっと心が少し軽くなるヒントがあるはずです。ぜひお聴きください。

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サマリー

このエピソードでは、20代の女性が就職や結婚に関する悩みについて話し、大学職員の採用試験に落ちたことによる不安が表現されます。また、仏教の視点から人生の苦しみやさまざまなご縁の影響について考察されます。

00:05
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は、お悩み相談会をお送りしたいと思います。
このお悩み相談会というのは、
蓮の葉というお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイトというものがありまして、
そちらに寄せられたお悩み相談を、私、コウブンが答えるというものでございます。
というわけで、早速お悩み相談の方に行きたいと思います。
20代女性の悩み
20代の女性の方より、タイトル、第一志望の仕事に落ちてしまいました。
本文をお読みいたします。
私は、教育現場に携わりつつも、事務的な仕事や安定した仕事がしたくて、
大学の事務職員を応募し、しっかり準備をしたのですが、落とされてしまいました。
29歳で学生でもないために、就活を長引かせるほどお金がなくなっていきます。
今は、結婚で引っ越しもあったので、離職中です。
他の求人も見ているのですが、大学職員への未練が消えません。
そもそも、地方なので求人が少ないです。
一旦、別の会社に就職するべきでしょうか?
それとも、今年いっぱいは就活ということにしてバイトなどして、
今年中にある採用の時期に向けて、まだ目標を落とさずに就活を続けるべきでしょうか?
しかし、一度大学職員に落ちているので、他の大学でも採用してくれるかどうか分かりません。
採用者としてもスキル不足など、総合的に見て落としたのだと思います。
今年いっぱいは就活としてしまった場合、29歳という微妙な年齢で空白期間ができるので、
大学職員として今年いっぱい受からない場合、他の会社への再就職も難しくなりますでしょうか?
さらに、結婚もあるので、結婚した29歳女性はいつ産休に入ってもおかしくないということで、
会社側も採用を躊躇するのではないかと思います。
別の会社に入れた場合、再度大学職員を受けてもいいかと思いますが、
1年後に仮に受かったとしても妊娠のタイミングなどと重なり、実際に職場にいられる時間が短くなってしまうと予想すると難しい気もしています。
かといって、子どもは欲しいので、出産の時期をずらすのは年齢的にもリスクが増えてしまいます。
今の私に必要なことは、何を大切したいのか、優先順位を考えることかと思いますが、どうするのが賢明な判断なのでしょうか、アドバイスをいただけたらと思います。
といったお悩み相談でございます。
人生の苦しみ
女性ならではの悩みを抱えつつ、また経済的な部分、あとは目標としていたことがうまくいかなかった、落胆した気持ち、そういったものがいろんな気持ちが混ざったお悩みかなと思いました。
人生には思い通りにならないことってたくさんありますよね。
今回で言えば、大学職員の採用試験が落ちてしまったこと。
こういうことも世の中、自分の人生を過ごしていればあるんですよね。
必ずどこかで私たちというのは、思い通りの人生を歩めないという経験を積むんですよ。
なぜなら、人生は苦しみだらけであるというのが仏教のスタンスなんですけれども、
苦しみだらけであるというのはどういうことかと言いますと、思い通りにならないことが多いから、それが叶わなかったときに私たちは苦しいって感じるから、だから苦しみだらけであるというふうに仏教は考えるんですね。
思い通りにならないことだらけである。
なぜ思い通りにならないことだらけなのかって考えますと、この世の中の仕組みというのは、いろんな誤演が重なってできているからなんですよね。
これを仏教では演技と呼ぶんですけれども、例えばこの相談者さん、毎日ご飯食べますよね。
ご飯、お米のことなんですけれども、お米ができるまでの過程で考えてみますと、お米を作る人、農家さんですよね。
農家さんはどうやってお米を作るかというと、種もみから苗を育てて、そしてその苗を田んぼに植えて、
その田んぼに植わった苗をいろんな世話をしながら育てて、その育っていく過程も太陽の力、風の力、雨の力、いろんな自然の力があって育って、
育った苗を稲穂ですね、稲穂を収穫して、それを脱穀して、生米して、そして生米したものを袋詰め、パッケージングして、それをお店に並べて、並んできたものを買ってきて調理をしてやっと食べられるんですよね。
お米一つでいろんな人が関わって、時間もかかって、というような状況ですよね。
それと同じように私たちの存在というのは、存在自体がいろんなものと関わっているんですよ。いろんなご縁があって生きているんですね。
ありとあらゆるものはそうです。なので、ありとあらゆるそういった条件というのをコントロールするって不可能ですよね。
だから思い通りにならないんですよね。
この今のお話の中ではお米の例えはどうかというところをちょっと今は思っちゃったんですけど、ともかく様々なご縁の中で私たちは生きているんですね。
だから思い通りにならないことが多い。
ということを考えると、大学職員の就職というのも様々なご縁があって、たまたま今回はご縁がなかったというそれだけのことなんですよね。
経済的な安定と妊娠
もちろんショックは受けますよ。だって頑張ってきたんですから。
頑張ってきた男が成果が出なかったんですからショックは受けます。
だけどもそういうご縁だったというふうに受け入れていただくしかまずはないかなと思うんです。
何を優先順位にしていけばいいのかなというところなんですけれども、私であれば、これは私男性だから、出産のことあんまりよくわからない。
だから無責任な発言にはなってしまうと思うんですが、まずは経済的な安定を優先した方がいいんじゃないかなと思います。
経済的な安定です。つまり仕事を探すということですね。就職をするということ。
別に就職じゃなくても、今はインターネットを使ってオンラインで仕事を得ることだってできますけれども、
ともかく何かしらの形で収入を得るということをした方が良いと思います。
なぜなら安定したというか、ある程度の収入を得られれば心に余裕が生まれやすいですよね。
そうすると次のステップというところにも動きやすくなる。
つまり大学職員への夢というものを継続的にトライするにも基盤が得られるということですよね。
なのでまずは何かしらの仕事をやってみるというのがいいんじゃないかなと思います。
そして出産についてなんですけれども、結婚して出産できるような環境がある程度は整っている状態だと思うんです。
であれば、出産を妊娠の計画をするというのも手かなと思うんですね。
どうしてかと言いますと、これはあくまでも私男性ですので、男性の勝手な意見ですのであまり参考にはならないとは思うんですが、
今まだ若い状態ですよね。
仕事のことを考えて就職とかそういったことばっかり考えてそっちばっかり力を入れてしまうとどんどん出産する、
妊娠の計画を立てるタイミングというのはずれていくとなってくると、どんどんリスクが高まってくる可能性がありますよね。
なのでなるべく早い方がよろしいのかな、むしろ、むしろですよ、この大学就職の試験が落ちたというのを、これをある意味チャンスだと捉えて妊娠の計画をするというのもいいのかもしれませんよね。
まだ体力が十分にあるうちに子どもを産んでみる、お子様が生まれたら育児もすごく体力がいりますので、やはり若いうちの方がいいですよね。
そんなことも考えると、経済的な安定を優先しつつ、妊娠を計画するというのがいいのかなと思います。
あまり男性側の勝手な意見ではありますけれども、少しでも参考になればいいかなというふうに思います。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話を聞いていいねと思った方はどうぞ、いいねボタンよろしくお願いいたします。
また、今日みたいなお悩み相談、人生相談、あとはこんなことしてほしいというようなリクエストなどあれば、コメント欄あるいはフォームの方にお寄せいただければ必ずお答えいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
では、蓮城院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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