00:05
おはようございます、コウブンです。
座禅をしたり、蓮を育てたり、野菜を作ったり、最近ではアートギャラリーの企画をしたりしています。
本日はですね、仏教の重要な拠点である般若心経の教えをですね、私たちの日常生活に生かす3つの習慣についてご紹介をしたいと思います。
皆さんは、この般若心経という言葉を聞いてどんなイメージを持ってますか?
何だか難しそう、とは自分には関係ない、そんなふうに思っている方が多いかなと思います。
実はこの昔から伝わる般若心経、般若心経に書かれている知恵というものはですね、現代を生きる私たちの日常にも深く関わっているんですね。
なので今日は、般若心経の核心の部分、コアの部分を3つ日常的な習慣として紹介して、皆さんの生活をより豊かにする方法というものをね、探っていきたいと思います。
まず、そもそも般若心経って何かというところですね。
なのでまず簡単に説明をいたします。
この般若心経というのは仏教の重要な経典の一つです。
たった262文字で構成されているんですよね。
ちなみになんですけれども、ツイッターですね、昔のツイッター、このXでは280文字で投稿ができますけれども、それよりも短いということなんですよね。
その説いている教えの核心の部分、コアの部分は空という言われる思想ですね。
空というのは空と書いて空です。
これどういう意味かと言いますと、すべての物事というのは常に変化をしていて、さらにすべての物事というのはですね、お互いの関係性によって成立している。
よってすべての物事というのは固定的な実態はないんだということですね。
ちょっと意味わかんないですよね。
それを現代的に解釈すると、固定観念にとらわれないで柔軟な視点で物事を見るというふうになってくるのかなと思います。
それを3つの習慣で身につけましょうというところなんですけれども、
まず最初の1つ目の習慣、変化を受け入れるということ。
これはですね、すべては変化をするものだと理解をすることで、そういった意識が大事な部分ですね。
03:04
どういうふうに身につけていけばいいのかというとですね、毎日自分の気分、感情ですね、あとは環境の変化を記録する。
要は日記ですよね。
その日に起きた出来事によって自分の環境がどう揺れ動いたのか、気分が良かったのか悲しかったのか、イライラしたのかね、そういったことを書いたりとか、
あとは今日は白髪があったとかね、シワがここにあったとか、シミができたとか、そういう体の変化でもいいと思います。
何かしらの変化というものを記録する、日記をつけるというのはね、まずはこの習慣として大事な部分だと思います。
変化を受け入れる習慣として大事な部分だと思います。
これをすることでどんなメリットがあるかと言いますと、ストレスの耐性が高まるというところがあるかと思います。
変化を受け入れる、すべての物事は変化すると解消していればですね、自分の予期せぬ変化に遭遇した時もですね、
これもね、一時的だとかね、こういうこともあるよねとかね、考えることができますね。
結果としてストレスに耐性がつくというふうに言えるのかなと思います。
もう一つメリットとしては、柔軟な思考と行動ができるようになるというところだと思います。
どういうことかというと、さっきも言ったように予期せぬ変化に遭遇した時に、
これも一時的だとか、こんなこともあるよねとか考えることができることによってストレス耐性が高まるとそのように言いましたけれども、
ストレス耐性が高まるだけではなくて、こういう変化があったのだから、じゃあ今度はこういうふうにしてみよう。
より良い方向に向かうようにこういうことを考えてみよう、行動してみようというね、そういう余裕が生まれるということですね。
それがメリットなのかなと思います。
2つ目の習慣、今ここに集中をするということ。
過去あるいは未来とかではなくて、現在に意識を向けるということなんですよね、これは。
言葉で言うと簡単ですけど、なかなか難しいことなんですよね。
過去に起きた出来事、まだ起きていない未来の出来事、そこを考えても仕方がないんですよね。
過去は変えられませんし、未来は何が起きるか分かりません。
なのでそこを考えすぎるよりも現在に、今目の前のことに意識を向けるというのがやっぱり大事なんですよね。
06:02
なのでそれをどういうふうにしたら習慣になるかというところなんですけども、例えば呼吸瞑想を行うというのはいいと思います。
呼吸瞑想というとすごく難しい、そういうふうに思うかもしれませんけども、要は静かな環境で静かに呼吸をすると、それだけのことですね。
トイレとか、自分の部屋とかでもいいと思います。
スマホとかパソコンとか全部見えない状態にしまして、目は閉じなくてもいいと思いますけども、ゆっくり呼吸をすると。
そして自分の体の状態、心臓の鼓動であったり、呼吸の出たり入ったりという部分だったりとか、そういうところに対して意識を向けていくということ。
そういうことが今ここに集中する習慣になっていくのかなと思います。
他にも日常の動作、歩いたりとか食べたりとかね、そういうところに意識を向けるというのも有効な実践方法だと思います。
歩くということに対して、私たちはあまりそこに対してすごく意識を向けるというのは普段は少ないと思います。
何気ない生活の中で右足を動かす、左足を動かす、考える人はね、いちいち考える人はほとんどいないと。
ほぼ自動ですよね。体が勝手にそういうふうに動いてくれるという部分はあるのかなと思います。
それをですね、あえて自分でその感覚として意識を向けてみるということです。
足の裏に伝わる感触とかね、あるいは歩幅、あとは歩くペースとかね。
そういう歩くということに関して意識を向けるということ、これは大切なトレーニングになってくるかなと思います。
食べるというのも、食べることとかも一緒ですよね。
よく美味しくないぐらいは考えると思いますけれども、食材の食感とか、あとはですね、
素材が何が入っているか、なかなかね、真剣に意識を向けないとわからない部分ではあります。
そういったところに向けることも大事なトレーニング。
今ここに集中する習慣のトレーニングになるのかなと思います。
これをすることによってのメリットというのはね、ストレスが軽減するというのはまずあるかなと思います。
心を落ち着けて、落ち着けてというか、未来のこととか過去のこととかね、
考えないで今目の前のことに対して意識を向けるわけですから、
その過去とか未来とかに対してのストレスというのは当然なくなってくるわけですよね。
09:03
そういう意味でストレスは軽減するというところですね。
ゼロになるわけではないですよ。
現時点でも何かしらのストレスはあるかもしれませんけれども、
それよりかは目の前に集中したほうが少しでも軽くなるというところだと思います。
他にもメリットとしては集中力の向上があるのかなと思います。
集中力が向上するというのはどういうことかというと、
さっきも言ったように過去とか未来、そういうところにとらわれているとですね、
どうしてもそっちに意識が行ってしまって、目の前のことがおろそかになる部分があると思います。
例えばですね、考え事をしていて、車の運転がヒヤッとすること。
誰しもがある経験かなと思います。もしかしたら私だけかもしれませんけど。
要はぼーっとしていて、というところで運転が万全となっているところね。
それよりも運転というものに対してきちんと集中する、意識を向けるということ。
ハンドルとか、あとは周りの状況とか、
そういうことに今ここに集中するということはですね、
結局のところ、そういった運転であったりということの
集中力は向上することにつながってくるということでございます。
他にも幸福感が増加する部分というのはあるのかなと思います。
何でしょうね、やっぱり自分が自分が自分が幸福感が増加するときに
やっぱり私なんかが思うのはですね、
食べ物を食べているときに美味しいものを食べて、
食べ物に集中すると意識を向けるとですね、
美味しさを感じられるわけですよ。
じゃがいもを食べたとしても、大根を食べたとしても、お肉を食べたとしてもね、
それをじっくりと味わうことができる。
こんな美味しいものを食べられて幸せだな、
ただ食べるだけだとつい見逃しがちなところに気がつく。
なので結果として幸福感が増加するというね、
そんなメリットが今ここに集中するというところではあるのかなと思います。
3つ目の習慣としては固定観念を疑うということです。
当たり前と思っていることを見直すということですよね、これは。
つい私たちは何でも当たり前だと思って、
そしてそれがずっと続くものだと思ってしまうところってあると思うんですよね。
例えば飼っているペット。
いつまでも自分のそばにいるような気がしちゃう。
だけど現実としてはいつ死ぬかは分かりません。
それはペットもそうかもしれないし、自分自身かもしれません。
いつまでも同じ関係というのは続くことではない。
12:04
いつかは変わってしまう。つい忘れちゃう。
というところで当たり前と思っていることを見直すというのが、
固定観念を疑う習慣については大事な意識な部分、
意識するべきことだと思います。
どういうふうに実践していけばいいかといいますと、
週に1回程度でいいと思うんですけども、
1つの固定観念について本当にそうだろうかと問いかける。
さっきのペットの話もそうなんですが、
いつまでもこの関係は続くというのは本当にそうかなと。
病気になるかもしれない。あんまり心配しすぎても仕方がないんですけども、
そういう当たり前と思っていることに対して問いを持つということですよね。
それはとても大事な実践になってくるかなと思います。
それと新しい経験とか学びに対して積極的にチャレンジをするということ。
やっぱり視野を広げるというのは大事ですよね。
自分の知らないことを知ることで、
その前で感じていたぼんやりとした不安感とか、
そういったものが学びとかチャレンジをすることによって、
だんだんそういったことが理解できる、
不安とかいうものを払拭することができるところはあると思います。
なのでそういった学び、
チャレンジというのはとても大事で、結局のところ固定観念を疑うことになってくるかなと思います。
新しい視点を持つということですよね。
そのチャレンジをすることによって、新しい学び、経験をすることによって、
違う視点を持てるということが大事だと思います。
これの固定観念を疑うことの習慣を身に付けることで、
生まれるメリットというのは、想像性が向上するのかなと思います。
やっぱり自分にはもう無理だと、
自分の考えるものを自分の考えるものに、
自分が自分の考えるものを自分の考えるものに、
自分の考えるものを自分の考えるものに、
自分が自分の考えるものを自分の考えるものに、
体が動いて、それでそれまでできなかったことがありますとか、
そこで自分はうまくいかせられるかなという感じになっています。
それまでできないと思っていたこと、例えばマラソンとかもチャレンジしていくと
15:06
自分の体が動かないと思っていたのが意外とちゃんと動いたりして
そういった部分で自分の新しい生き方を想像することができるのかなというところが
創造性の向上につながると思います
自己成長とも言ったりしますよね
あとは人生の可能性が拡大するという部分
そのマラソンについてもそうですけれども
さっきも言った学びについてもそうですね
今まで自分には無理だとかそういった決めつけ
年齢が遅いとかそういった決めつけ
その取り払うことによって新しいステージが見えてくる可能性が広がるということでございます
これがメリットになるのかなと思います
これらの習慣を身につけるためのコツというものをいくつか紹介したいと思います
まずは一つずつから始めるということですね
いきなりいっぺんにやるというのは難しいですから
とにかくこの3つのさっき言った固定観念を疑うこととか
今ここに集中することとか変化を受け入れることとかという習慣
これを興味のあるところからでいいと思います
これを一つ選んで1週間ずつ試してみるというのはいいのかなと思います
あとは2つ目のコツとしては日常の中に組み込んでみるというのは
例えば通勤時間電車に乗っているときに今ここに集中する練習にしてみるとかね
スマホをついつい見がちだと思うんですけども今の人だとね
スマホを見るんじゃなくて
例えばつり革に伝わるつり革と手の感触という部分に意識を向けていて
電車がどういう動きをしたら手にどういう力が加わって
体はどういうふうに支えられているんだというところを観察してみるとかね
そんなちょっとしたことを今ここに集中する練習の時間としてやってみるのはいいのかなと思います
コツの3つ目としては失敗を恐れないということですね
よく言うことですよねこれは
大概はうまくいかないんですよ何でもね
それがうまくいかないことを経験するからこそ成長するということですので
それ自体が学びのプロセスということですよね
18:01
なので失敗を恐れないというのが実践のコツとなってくるのかなと思います
あとは定期的に振り返るというのもコツの一つかなと思います
週に1回程度でいいと思います
時々自分の変化
習慣を身につけるような実践をしていての気づき
そういったものを実際に変えてみるのがいいのかなと思います
日記ですよねそういったものをやってみると
というのが習慣を身につけるためのコツになってくるのかなと思います
まとめます
三年信仰の教えというのは2500年以上も前
2500年はちょっと言い過ぎかな2000年ぐらい前でしょうかね
2000年ほど前のものなんですけれども
現代を生きる私たちの日常にもとても深い示唆を与えてくれるものなんですよね
これら三つの習慣を通じてストレスに強くなって
創造性を高めて人生の満足度を上げることができるというふうに私は思っております
小さな一歩から始めて少しずつ自分の生活に取り入れてみてもらいたいなと思います
皆さんの人生がより豊かで充実したものになることを
とても私としては願っております
本日のお話はここまでとしたいと思います
本日の放送の内容を聞いてですね
ご意見ご感想等あればぜひコメント欄の方へよろしくお願いいたします
また人生相談等お悩み相談等あれば
スタンドFMのレター機能を使ってですね
私の方に直接お寄せいただければ
放送を通じてお答えすることができると思いますので
こちらもどうぞご検討ください
はいでは炎上院副住職の幸文でした
ではではまたね