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2025-04-21 13:48

#223 アニメ「チ。」から学ぶ真理の探求と人生の意味

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今回は雑談回!話題のアニメ「チ。-地球の運動について-」を観た感想をお届けします。

15世紀ヨーロッパを舞台に、禁じられた「地動説」を巡る人々の物語。宗教と科学の対立、そして真理の探求という普遍的なテーマが描かれています。

主人公が次々と変わる斬新な構成や、宗教描写について感じたこと、そして心を揺さぶられた「知の探求」や「受け継がれる志」について語りました。

この物語から、「一度きりの人生で、自分は何を追求したいのか?」そんなことを考えさせられました。あなたは何に情熱を燃やしますか?

ぜひお聴きください!

#チ #地球の運動について #アニメ感想 #漫画 #雑談 #宗教と科学 #地動説 #歴史 #知的好奇心 #人生の意味
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サマリー

アニメ「チ。」は、宗教と科学の対立や真理の探求を描いた作品で、15世紀のヨーロッパを舞台にしています。主人公は章ごとに変わり、物語の中でキリスト教的な視点も描かれつつ、真理追求の重要性が強調されます。

アニメ「チ。」の概要
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で福住職をしております。
今日は雑談会をお送りしたいと思います。
どんな雑談会かといいますと、
チというアニメを見ましたという、その感想、思ったところを皆さんと共有したいなと思って、
それでお話ししようと思ったわけです。
チというアニメ、知ってますかね、皆さん。
カタカナのチと書いて丸。丸は句点の丸ですね。
文章の一番最後に丸を書きますけど、あの丸です。
チって一文字だけのシンプルな、超シンプルなタイトルですよね。
そこに副題がついて、地球の運動についてという副題がついております。
そんなアニメなんですけれども、このアニメというのはNHKで放送していたのかな、多分。
あまりちょっとね、ちゃんと調べてない、すいません。
ちゃんとは調べてないんですが、ともかくテレビで放送していたアニメ、
それが今、動画配信サイトで見れるんですね。
私はAmazonプライムで見ました。
人気があるアニメですので、とても面白かったんですよね。
だからこそ話そうかなと思ったんですけども、
もともとは漫画で人気があったということで、
それがアニメ化したというわけなんですけども、
このチという漫画、アニメ化、それをちょっとご紹介いたしますと、
まず、宗教と科学の対立、そして真理の探求という
普遍的なテーマを描いた作品ということなんですよね。
2020年から2022年にかけて、
週刊、ビッグ、コミックス、スピリッツで連載されていて、
そして手塚治文化賞、漫画大賞をはじめとする多数の賞を受賞した話題作なんですよね。
はい、すいません。今、私、今調べた資料に書いてあるのを読んでびっくりしました。
そうなんだ。
けれど、確かに面白いし、切り口が斬新だったんで頷けるというところなんですけども。
やっぱりNHKってこの資料にも書かれてますね。
2024年10月からアニメで放送されて、注目を集めているというふうに書かれてますね。
物語の設定とキャラクター
もうちょっと詳しく、内容を説明したいと思います。
もうちょっと詳しく内容というか概要をお話ししますと、
舞台は15世紀頃のヨーロッパ、某国。某国というのはちょっとぼかしてるんですよね。
きちんと言ってないんですけど、おそらくポーランドという国じゃないかというふうに言われております。
この時代のシー教と言われる宗教ですね。シー教、おそらくキリスト教です。
ここもぼかしてますね。
そういったシー教というのが絶対的な権威を持っていて、そして天道説というものが信じられていた。
地球が宇宙の中心にあって、太陽をはじめとする天体が地球の周りを回っているという、
考え方が正当であるというふうにされていたんですね。
それに反する地道説というのは、異端として禁じられていたという舞台設定なんですよね。
この作品の特徴的な点というのは、物語が4つの章に分かれているということなんですよね。
各章ごとに主人公が変わるというのが特徴的ですね。
アニメを見ていただくとわかるんですけども、
これから主人公が対立していくのかなと思ったらあっさり殺されちゃうんですよね。
そこがまた衝撃的ですよね。えっと思っちゃいます。
あ、終わっちゃうんだって。
そうすると次の週からまた別の主人公が出てくるんですけども、
そういった展開でちょっとびっくりするというのも特徴なのかなと思います。
一方で敵役というのは一貫して同じなんですよね。
その敵役というのが異端新聞館のノバクというキャラクターなんですよね。
これがまた表々として憎たらしいんですよね。
そのノバクというのは最初の方に登場して、最後まで第4章までずっと敵役だったんですよね。
あと各章を細かく説明してもなかなかそれは伝わりにくいし、
具体的に見てもらう方が一番楽しいと思うのでそこは省きます。
ともかく対立が面白いというところなんですよね。
この物語は全体として変化と不変というテーマを体現しているというところなんですよね。
でも主人公が変わり続けても好奇心とか知性は止められないという、
そういったことを表現している。
そして敵役のノバクに関しては変わらないことで不安を抱えた人々は古いものに越し続けるということを象徴しているというようなところなんですよね。
真理の探求と人生の考察
これが地というアニメおよび漫画の概要なんですけれども、
私はこのアニメを見させていただいて、
とても思ったのが宗教者のあり方って何なんだろうというところですよね。
アニメですから、漫画とかですからね、あくまでもエンタメですので誇張した表現であったりとか、
歴史的な史実という部分を意図的に削除したりとか、
アニメを物語として面白くするためにそういうところはあったんですよね。
宗教というものが悪く描かれているなというところ、
特にキリスト教ですよね。
キリスト教とは言っていないですけど、誰がどう見てもキリスト教なわけですよ。
それが悪く描かれているなというところがちょっと気になっちゃいました。
私たちが習ってきた歴史の上でも、
キリスト教は散々悪いことをやってきたんだろうなという想像は容易にできるんですけれども、
とはいえ、誰かが信仰する、大切にしているものを悪く描くというのは、
気持ちがいいものではないなというふうに思いました。
あと、私が思ったこととしましては、
信念とか志みたいなもの、
そういったものというのは、人に何て言うかな、
自分の信念とか志みたいなもの、
そういったものというのは、人に伝わっていくのかなという意味を思いました。
それが本気であればあるほど、伝播するといったらいいのかな。
最初に物語の最初の方に、
主人公にあたる少年が、
軽い気持ちで出会った人が、
地蔵説について熱い気持ちを語っているシーンがあるんですよ。
それを最初はその主人公の少年は、
いわゆる異端の発想だから、
自分の命が危ないわけですよ。
命を懸けてそんなことをやるなんて、
馬鹿げているというふうに思っていたんですよね。
だけども、
地蔵説を唱えている主人公に影響を与えた人というのは、
心立ち、科学に対する真理に対する心立ちとか、
思いやり、熱い思い、
そういったものを、
人に伝わっていくのかなというふうに思いました。
そういったものを見せつけて、
君はどう思うんだというような問いかけをするわけですよ。
それに感化されて、最終的には受け入れて、
自分も真理というものを追求したいなという思いになって、
最終的には処刑されてしまうわけなんですけども、
ただね、それを見て思ったのは、
地の探求とか、
人々の持つ志とか熱い思いというものは、
電波するんだなと思うし、
そういった探求というのは止められないんだな、
真理を追い求める志、
そういったもので止められないんだなと思いました。
だからね、今私たちの生活では、
大変便利なものが身の回りには溢れてますよね。
だから真理を追求するというのも、なかなかそうは言っても、
何があるんだというふうに思うところはあります。
とはいえ、それでもまだまだ人間の科学では
証明できないことというのもたくさんあるのも、
それもまた事実です。
何もそれを追い求めましょうということを
言いたいわけではないんですけども、
私たちが今生きているこの人生ね、
せっかくの人生だから、やっぱりね、
既に誰かが追い求めていることだとしても、
自分が何か一つでも一生懸命取り組むことができる、
そういったことがあれば、
人生というのはすごく豊かになるのかなというふうに
思ったんですよね。
まあね、ちょっと現実的ではないところはありますよ、正直。
そんなね、ロマンを追いかけているだけで
人生を過ごせたら、そりゃ誰でも追いかけますよという話ですよね。
現実はそんなはまくなくて、
いろんな自分のやりたくないこともやらなくちゃいけない、
嫌な人とも会わなくちゃいけない、
そういった苦しみが目の前にあるのはまた事実なんですが、
とはいえ、とはいえですよ、自分の人生。
一度きりですから、後悔のないような生き方をするには
どうしたらいいのかというところでいうと、
何かを徹底的にやってみる、追求してみる、
そういったのもありかなというふうに思いました。
これを聞いている皆さんもね、
何かね、自分の人生、せっかくの人生ですから、
一回しかない人生ですから、
有意義な人生になるような何かを見つけていただくと
いいんじゃないかなというふうに思いました。
無責任な発言で申し訳ございません。
というわけで、今日はアニメの地というものを見て
思ったことの感想をお話しさせていただきました。
今日のお話を聞いていいねと思った方、
いいねボタンよろしくお願いいたします。
それと人生相談、あとはリクエスト、
そういったものがあれば人生相談リクエストボックス、
設置してあります。
そちらにお寄せいただけると、
私も助かります。
他にもね、コメント欄のほうにコメントを
載せていただくだけでも結構ですし、
どうぞよろしくお願いいたします。
では、練状院副住職の幸文でした。
ではまたね。
13:48

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