AIと仏教の出会い
どうも、コウブンです。 栃木県の片田川にある
蓮城院というお寺で福住職をしております。 今日は雑談をお送りしたいと思います。
どんな雑談かと言いますと、AIについてですね。
私はAIがとても好きで、毎日毎日使っております。
その中でね、今更ながらChatGPTってすごいなぁって、しかもO3というモデルすごいなぁ
という風に思ったよというお話です。 今更かよと。詳しい人なんかは思うかもしれませんが
今までね、
いろんな人、私の知っているいろんな人というのは、例えば生早さんとか
ケンスさんとか、インフルエンサーの方でもそういうITとかAIのリテアシーンが高い人なんですけども
そういう方が、Xとかブログとかそういった媒体での発言で、O3はすごいって言ってるんですけど、特にね
今まで実感しなかったんですよ、私は。O3というモデルあるの知ってたし使ってました。
使ってたけど、特段すごいなぁと思わなかったんですよね。むしろ文章の
読みやすさとか、わかりやすさとか、親しみやすさとか、そういった部分は
Geminiですね。GoogleのAIですけど、そちらの方が優れてるなぁって思ってたんです。
だから、どちらかというとね、ChatGPTはあんまり使ってなかったんですけどね。
だけども、今日とある出来事で、今日じゃない、昨日か。昨日のとある出来事で改めました。考え方。
今までね、クワズミライというかね、使い方が上手い人だったと言ったらいいのかなぁ。
どういうことかと言いますと、私はまたね、長崎県に行ってたんですね。昨日、おとといと。
で、何しに行ったかっていうと、Aページの修行行った時の同級生。
同じ年に修行した仲間の同窓会みたいなものがあったんですよ。
Aページというところは、
修行が終わって一区切りつけて、みんなね、その年の、
私が修行に行った同じ年に修行を始めた人たちが、全員が修行を終えると。
暗号会と言って、暗号というのは修行のことなんですけど、暗号をする人たちの会というのができるんですね。
いわゆる同窓会ですね。その同窓会というのができまして、
そういったものを年にね、何年かに一回活動して、たまに親睦を深めるということをやってるんですね。
それが昨日あったということなんですね。
親睦を深めるとは言えですよ。
ただ、おしゃべりしておしまいというわけじゃなくて、一応勉強会というか研修ですね。
どういうことをしたかというと、長崎市にある
広大寺という歴史のある立派なお寺があるんですけど、そこのお寺にお参りをしてきました。
あとでお経をあげて、そのお寺に対する敬意を払ったというところなんですけど、そういったことをやってきたんです。
その時に、お寺の研修とAIがどう繋がるのかという話なんですけど、
そのお寺の中というのは、いろんな言葉が書かれているんです。
木の板に字が書いてあって、それが彫られているんですね。
難しい言葉なんですよ。仏教用語であったりとか、禅の言葉であったりとか、それが全部漢字で書いてあって。
研修での体験
さらに、会書じゃなくて、草書とか行書とか、とにかく崩してあって、
ぱっと見だとちょっと読みにくい。読めなくはないけど読みにくい、みたいな。
いや、ほぼ読めないのもいっぱいありますけども。
いろんなところにいろんなメッセージが書かれているわけですね。
やっぱり、なかなか知識がないと読めないわけですよ。
なんかすごいこと書いてあるんだろうなぁっていうのはわかるんです。
ただ、詳しいところまではわかんないですね。雰囲気は。雰囲気だけ使う。
その人が、これを設置した人がどういう思いでこれを設置したのかっていうところまでは、今まではわからなかった。
そこで、AIですね。
もちろんね、今までも写真に撮るなり、手で書き写すなりして、自分で辞書を調べて、
その辞書で調べた上で、その漢字というものを割り出して、
その割り出した漢字を見て、訳して、意味を考えて、
その場所とか時代とか、その字を書いた人の経歴、いつの人でどんな経歴があったのかというのを、
そんなものもの考慮しながら、こういうことが書いてあるんじゃないか、
こんな意味なんじゃないかというのを自分で想像するというか、そういうところまではできる。
ただ答え合わせみたいなのもできないし、ものすごい膨大な時間と労力がかかるんですよね。
だから、結局、なんかすごいこと書いてあるなと思っても、調べようという機会は起きないんですよね。
すごく大変だから。ところが、ところがですよ。
今回、AIに使って、これはどういうことが書いてあるんですか、どういう意味なんですか、どういう由来なんですか、みたいな質問をしたら、
見事に答えてくれたんですね。で、チャットGPTなんです、そこで。
どういうことかと言いますと、写真を撮ったんですね、その偉い人が書いた字の、金みたいに書いてあるものを。
で、撮って、チャットGPTと、あと私がよく使っているGemini、GoogleのAIですね。
それと、クロードっていうね、Geminiの前はよく使っていたものですね、最近はあまり使ってないんですけども、
そのクロードと、あとパープレキシティというね、検索型AIと、それぞれにね、同じ質問して、同じその写真をアップロードして、
これは何て書いてあるんですか、とかね、聞いたんですよ。 そしたら、
みんなね、そのチャットGPT以外は、答えてはくれるんですが、微妙に間違ってるんです。
なんでかというと、漢字、一文字が、一文字だけが読み間違えてるんですね。
読み間違えてるから、結局その意味合いが変わってきちゃって、全然違うことを、そのね、トータルで、この書いてあるGeminiと、こういう意味ですよって説明が全然違くなっちゃうんですね。
ところが、チャットGPTのO3というモデルで調べたんですけど、それだけはね、
きっちり当ててきましたね。当ててきましたねって私が偉そうに言ってますけど、
まあ、これはもう間違いないだろうと、確信が取れるような内容だったというわけなんですよね。
いやー、びっくりしました。 ただ、チャットGPTのそのO3というモデルは、
解析能力が非常に優れている反面、非常に時間がかかりました。5分ぐらいかかったかな。
ただね、その調べている過程を見れるんですけども、これはこういうことかもしれない、
この字をちょっと拡大してみようとか、いろいろ考えている過程っていうのが見れるんですけども、
すごいですね。ちゃんとね、写真を拡大してね、ここはこうだって。
これはもしかしたらこの場所かもしれない。だからそこのサイト行って調べてみようとか書いてあって、
そういった総合的にいろんなことをやってくれるんですよね。
つまり、ある種ね、私が指示したことに対して自律的に調べてくれるんですよ。
他のAIに関しては、書いてある字というものを検索して、これがこうでしょうって当てて、
それを総合的に自分が検索した字を、意味合いを揃えて提示してくれるというだけなんですけども、
CatGPTの場合は背景にある字の書かれているその場所はここであろうと推定して、
それをそこのサイトであったりとか何か関連する情報を調べて、間違いかないかを確認して提示をしてくれるんですね。
さらにいくつか、これはこういうふうに読めます。
もう一つ、別の木の板の同じようなものがあったんですけど、その並べてみると、
こういうふうに読み取れるから、ここはこういう禅の境地を表現しているんじゃないでしょうか。
お寺の名前もぴったり合ってましたし、そのお寺が曹洞宗のお寺であるということもCatGPTは理解していました。
だから曹洞宗のお寺だから、きっとこういう部分というのは、この意味というのはおそらく禅の歴史を考えるとこういうふうに読み取るのがいいかもしれませんね、
というところまで提示してくれるんですよ。 ただただ感心しました。
ChatGPTの可能性
人間で同じことをやろうとしたら、これはもう1時間じゃ無理ですね。どれくらいかかるんだろう。
私の能力だったら、私、公文の能力だったら、きっとね、
半日はかかっちゃいますね。6時間ぐらいは。 それぐらい深いことを5分。
5分でやっていけるんですね。 すごいことですよ、これは。
そういった感動を覚えたというお話です。
なので、もしかしたら、あんまりこういう話題に興味ないという人が多いかもしれませんが、
何かね、お出かけをした時に、 何か素敵なことが書いてある。
漢字であっても英語であっても、はたまた韓国語とか、わかりませんけども、いろんな言葉で書いて、何か何かきっと素敵なことが書いてあるんだろうなぁと思うけども、
それを調べるっていうのがすごく大変だったから、今までやってこなかったっていう経験、
みなさんもあるんじゃないかなと思うんですよ。 でも今は大丈夫です。
それをね、今スマホのカメラでパシャッと撮って、それをチャットGTTのO3に聞けば、
長くても5分、10分ぐらいじゃないでしょうか、すごく長くても。 ばっちり調べられてくれますから。
そうすることで、今まで大変だからと言って遠ざけていたことを知ることができる。
もしかしたら、調べるという過程に学びがあるのかもしれませんが、それでも大変なことをやるためのサポートとしてAIというのはすごく有効だなと思います。
つまり自分の視野が広がっていくんじゃないかな、より広く。
そういったことを感じました。ぜひとも、今日これを聞いているみなさん、
これを体験していただきたいなと思います。この感動。 なかなか伝わらないとは思うんですけど、この感動をぜひとも体験してもらいたいなと思います。
おそらく、例えば花とか、
あとは何だろう。
植物もそうだけど、
魚とか、動物、
そういったのもいけるんじゃないかなと思うんですよね。ちょっとわかりませんけど。 ともかくね、これなんだろうって思っても調べるのが大変というもの。
AIは解析するのは得意ですから。
いろんなことに使ってみてください。 というわけで、今日の話はここで終わりたいと思います。
今日のお話を聞いていいねと思っていただいた方、どうぞいいねボタンよろしくお願い致します。
それとね、
人生相談とかお悩み相談とか、あとはリクエストなどあれば、概要欄の方に貼ってある人生相談リクエストボックスの方を設置してあります。
どうぞそちらの方にご意見頂戴できれば幸いです。 もちろんコメント欄でも結構ですのでよろしくお願い致します。
では、蓮城院副住職の郷文でした。 またね!
