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どうも、コウブンです。
座禅をしたり、発を育てたり、野菜を育てたり、最近ではアートギャラリーの…
本日はですね、アートギャラリーの、冒頭で言っているアートギャラリーを開催しております。
そこにですね、私の友人のカミヒロさんが来てくれまして、
今日の放送では、カミヒロさんと対談する形式でお送りしたいと思います。
このアートギャラリーについてなんですが、これはですね、夏休みの子どもたちに向けた企画ではあるんですけれども、
アーティストの飯山太陽さんという方の作品をですね、展示させていただきまして、
子どもたちだけではなくて、大人も参加OKなんですけれども、
そういったワークショップ、ネハンズというものがあって、それを立体的なものに作るという、
みんなでネハンズを完成させるという、そういうワークショップを開催しまして、
それでそのワークショップにカミヒロさんが参加しに来てくれたと、そういったわけでございます。
ではこれからですね、ちょっと対談の方を始めていきたいと思います。
カミヒロさんよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、どうもカミヒロです。介護士と同じ所の仕事をしています。
はい、自己紹介以上です。
すいません、田舎の、この栃木の田舎の方までわざわざ来ていただいてありがとうございます。
いえいえ、なんかね、夏休みって感じですね。
今ですね、撮っている部屋が、エアコンがない部屋で、扇風機を回してるんですね。
2つ回ってますね。
それでも暑いですよね。
暑いです。
けど、よくよく考えたら、昔の夏休みってこんな感じだったかなと。
そうなんですよ。
最近エアコンに慣れちゃってたから、
なんだろう、久しぶりに夏を味わっている感じがするというかね。
僕は本当にね、今夏休み気分ですよ。昔を思い出して。
外を見れば、入道雲と青い空とセミが鳴いてて、他にも夏ですよね。
昨日ちょうどね、台風に来るか来ないかみたいな、お騒ぎしてたんですけどね。
そうですね。
この辺は幸いにも雨風はあったんですけど、大したことはなかったですね。
今日はめちゃめちゃ晴れてましたよね。
そうですね。
多分気温は35度くらいあるんでしょうかね。
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熱いですね。
めちゃくちゃ暑いです。
そんなわけで、
今お昼撮っているんですけど、午前中にワークショップに参加していただきました。
はい、やりました。
どうだったでしょうか。
実際ね、自分で、先ほど神戸さん説明してくれた、
寝飯の仏様の周りに参加者の方々が作った動物だったり植物だったりを並べていくっていうワークショップなんですよね。
そうですね。
僕も神戸さんも実際に作ってやってみましたけど、
あれ面白いですね、やっぱり。
そうですね、やっぱり。
物を作るっていう作業をよくよく考えたら、子供の頃から、子供の頃以来やってなかった。
20年、30年ぶりくらい。
はいはい。
だから、単純に、純粋に楽しいんですよね。
作るって、そうですね、目的がなくはないんですけど、
そんなに壮大な目標とか持っているわけじゃなくて、ただ手を動かすことが楽しいっていう、
子供の頃の老人に変えたような、そんな感覚が私はありました。
そうですね。
あと、神戸さんとも話してましたけど、
頭の中のイメージを形にする、具現化するっていうのが面白いですよね。
そうですね。
私はダルマさんを作ったんですけど、
はい、ダルマさん。
ダルマさん、丸いやつですね。
一見簡単そうなんですけども、
意外と作ってみると、ちょっとイメージと違うなって、
そこを試行錯誤して、どんどんイメージに寄せていくっていう、
その過程が楽しいですね。
楽しいですね。
自分のイメージを修正していく過程も面白いですよね。
そうですね。
神戸さん、何作ったんでしょうね。
僕はカエルを作りました。
カエル、可愛いカエルをね。
ちなみに何でまたカエルだったんですか。
あれ、何でしょうね。
動物、普通の動物よりは何か、
ニハンズ、実際、本物なっていうか、
あるいは色々な動物たちがいるんですよね。
その中にカエルっていたかなっていうのが、
ちょっと頭の中に動きて、
僕の記憶じゃなかった、みたいな感じで。
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なるほど。入れ込んでみようと。
あとは、自分の作品を仏様の足の方に置こうっていうのは、
ちょっとしたこだわりでした。
何でですか?
なんか降りてきましたね。
降りてきちゃう。
足元がいい。
なるほど。降りてきた。
すごいですね。きっとお釈迦様が導いてくれたんですね。
そのアングルの写真は撮ったんで、
後でSNSに投稿しますので。
楽しみにしてます。
神戸さんどうでした?何でダルマ?
それはですね、まず一つ、
シンプルに簡単そうだと言うと、
あとは、このダルマっていうのが、
実は私の宗派、曹洞宗に関係があって、
もともとインドから中国に渡って、
ダルマさんと実在してたんです。
インドから中国に渡って、
中国で仏教というか禅を広めた。
その流れで曹洞宗とか、他の禅宗も生まれてくるんですけど、
それなんで関わりがあるんですね。
私のお寺のところにもダルマさんの像がありますね。
そういったわけでダルマさん、
なんとなく親しみがあって作らせてもらったんです。
あとダルマさんの豆知識で、
ダルマさんって赤いイメージありますよね。
あれなんでですかって話を聞いたんですけど。
あれはですね、中国のお坊さんは、
赤い衣、赤いお坊さんが着る服を着てたんですね。
もともと赤かったんですか?
赤茶色ですかね。
もともとはインドでも着てた、
おけさと言われる、体に斜めにつけるの。
あれをお坊さんの衣装として着てて、
インドのときはもっと茶色っぽいんですよね。
フンゾウエって言って、
フンゾウエ知ってますか?
ちょっと黄色っぽくて、
フンゾウエのフンはうんちのフンです。
で、ゾウはザッタのザ、
フンゾウエ、そこに衣でフンゾウエって言うんですけど、
もともとは、もう捨てられるボロ切れ。
それを寄せ集めて、
縫い合わせたものがおけさなんですよね。
だから、もう必要とない、
非されてないもの。
だから、仏教というのは結局、
何かを求めるというよりかは、
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自分の中で築くというのが大事としている教えですので、
そういったものに対する執着を持たないという意味で、
そういったボロ切れ。
その色が茶色だったものを、
中国に渡ったら、
中国の文化が混ざって、
ちょっと赤っぽくなって、
中国に語ることですね。
そうですね。
ダルマさんはインドの人で、
中国に渡った。
中国の文化が混ざった。
そこで混じってですね。
趣味なんですけど、
ダルマさんの有名なエピソードだと、
面壁九年というのがあるんですよ。
面は顔ですね。
壁は壁。
そこに九年って書いてある。
面壁九年。
壁に向かって九年。
壁に向かって九年です。
壁に向かって九年間座禅したって言われてるんです。
九年間?
そうですね。
もちろん食事とかして大丈夫だけど、
ずっと座禅をしてるから、
もう手足ないんじゃないかっていうのを、
そういうのを思った人がいたんですよね。
それをモチーフにダルマさんの像というのが作られた。
手と足がないダルマさんね。
そうです。
ずっと座禅をしてる人ということで、
そこで丸いフォルムに繋がってくるということなんです。
皆さん聞きました?
知らなかったでしょ?
僕も今初めて聞いたので、いい話聞けました。
そうなんです、実はね。
神戸さんのラジオ、こういうのが多いので、
僕もよく聞いてます。
ありがとうございます。
どうしましょう、これは。
あと皆さんの作品とか見た感想もすごかったでしょうね。
大事ですよね。
インパクトがあったのは、
田中と山田。
田中と山田って聞いてる人はよくわかんないと思うんですけど、
いきなり田中と山田って出てきちゃう。
田中と山田という漢字をそのまま形にして、
教察みたいに。
それを作品として上げてた人がいたんですね。
面白いですよね。
そう来たかって。
この発想はね、なかなか思いつかない。
やっぱり子供っていうか、その子の発想力とかもあるんでしょうけどね。
そうですね。
ついね、動物とか植物とかそういったものじゃないといけないって勝手に思っちゃって。
そうなんですよ。
そんなことないんですよね。
最初に何でもいいですよって言ってくれたんですよね。
そうですそうです。
田中と山田が出てくるとは思わなかったですね。
それは発想の柔軟さ。
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これからの成長が楽しみな子でしたね。
そうですね。
他にも、動物は多かったんですけども、
リアルな馬を作った方がいて、躍動感があって、
その人は大人の方だったんですけど、
やっぱりセンスあるなと思いました。
センスあります。
物を作るセンス。
いろんな作品を見させていただいて、
やっぱり人それぞれ個性があって面白いな。
そうそう、個性ありますよね。
そういうのも見られて楽しいワークショップだったなと私は思いました。
僕も楽しかったですね。
仏教の二半像って有名ですよね。
知っている方はもちろんなんですけど、
それを立体的にアートとして見せるっていう、
この試みがすごく僕の中で、
これ面白いなと思って、ここまで来ました。
本当に遠いところまでありがとうございます。
楽しかったです。
今日はこの辺で終わりにさせていただいて、
また上洋さんとは別の機会に対談させていただいて、
今度は色々と上洋さん自身のことをねこり羽織り聞きたいなと思います。
ねこり羽織り。楽しみです。
本日のお話はここまででとしたいと思います。
今日の放送を聞いて、感想・ご意見等ありましたら、
コメント欄のほうへお願いいたします。
また人生相談、お悩み相談等ありましたら、
スタンドFMのレター機能を使ってですね、
直接私のほうまで届けてくれれば、
放送を通じてお答えできるかなと思います。
どうぞご検討ください。
では、連常院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。