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2025-08-22 12:54

#284 【金曜日の金次郎】金次郎、神様になる。

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「経営の神様」「学問の神様」…私たちは比喩として「神様」という言葉を使いますが、本当に神社に祀られている日本人がいることをご存知ですか?

今回は、お寺に二宮金次郎のお墓がある副住職が、「人が神様になる」現象を深掘りします。

人が神様になるには、実は全く逆の2つのパターンがありました。
✨「尊敬」から神様になった二宮金次郎や徳川家康

👻「畏れ」から神様になった菅原道真

この話を聞けば、次からの神社へのお参りがもっと深く、面白いものになるはずです。 ぜひお聴きください!

蓮城院からのお知らせ
8月24日(日)開催のイベント「百鬼夜行」についても少しお話ししています。


詳細は放送内で!

#ハッシュタグ
#神社 #神様 #歴史 #雑学 #豆知識 #二宮金次郎 #菅原道真 #徳川家康 #神社参拝 #お坊さん #仏教 #standfm
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サマリー

二宮金次郎を神様として祀る背景を探る中で、彼の偉業や思想に触れ、彼がどのようにして尊敬を集めたのかを考察します。また、神様として祀られる人々の多様な理由とその変遷についても明らかにします。

二宮金次郎の紹介
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
はい、今日は金曜日。金曜日なので、金曜日の金次郎をお送りしたいと思います。
この金曜日の金次郎というのは、二宮金次郎さん、後に孫徳さんとなりますが、
この金次郎さんを皆さんに分かりやすく伝えるというものです。
なんでそんなことをお坊さんがやっているの?というと、私のお寺に二宮金次郎さんのお墓があるから。
というのは、私の住んでいる地域、栃木県の猛火市というところは、
その昔、二宮金次郎さんが大活躍した場所、そのような御縁があって、
私のお寺に金次郎さんのお墓があるということです。
少しでも二宮金次郎さんのことを私が伝えることによって親しんでもらって、
二宮金次郎さんの遺徳といったらいいのかな、そういったものを皆さんの人生に役立てていただきたい。
最終的には、私のお寺までお参りに来てくれたら嬉しいななんて、
そういう目論みの下、こんなことをやっているというわけでございます。
神としての祀られ方
というわけで、今日はどんなテーマでお送りするかというと、
経営の神様、学問の神様では本当に神様になった日本人とは?ということでお送りしたいと思います。
私のお寺のすぐ近くに二宮神社という、桜町二宮神社かな、正確には。
そういう神社があります。名前が示す通り、これは二宮金次郎さんのことを祀った神社なんですよね。
全国に実は3つあるんです、この神社。
私の住んでいる地域、茂川市、それと金次郎さんの生まれたところ、小田原市、
あとは亡くなった場所、日光のすぐ近くにある今市というところですね。
今はないのかな、今は日光市か。日光市今市という場所ですね。
そんなところで、その3つ、二宮神社があるということなんです。
よくよく考えたらですよ、人が神様として祀られる、これってとてもすごいことですよね。
でも最近ではよく聞きますよね、経営の神様、松下幸之介とかね、バスケットボールの神様、
マイケル・ジョーダンとか、そんないろんな神様が身近に割といるんですけども、
ただ本当に神社に神様として祀られている人というのはね、そんなに多くはないんじゃないかなというところですよね。
なのでね、ちょっと今日はそこを深掘りしていきたいというふうに思っているんですよね。
さて、まずね、人が神様として祀られる、そのパターンというのは大きく2つあるんだというふうに言われております。
まず一つ目、これはね、とてもわかりやすいんですが、尊敬が信仰に変わったというパターンですね。
まさに金次郎さんはこのパターンですよね。
生涯600以上もの村を復興させた、貧困から救ったという、そういう偉大な功績。
あとは法徳思想という立派な、なんていうかな、哲学というか思想というか教え、
そういったものを心を打たれた人が、この金次郎さんの生き方というものを忘れてはいけない。
二来永劫、子孫たちにも伝えていきたい。
それぐらい大事なんだというふうに願って、神様として祀ったというわけなんですよね。
しかもそれが3つもあると。すごいですよね。
この尊敬というものが、もうちょっと国家的なスケール。
このありたものが江戸幕府を開いた徳川家康さん。
それを祀っている東正宮ですね。
栃木県にも日光東正宮と呼ばれるものがあります。
この東正宮もね、確か3つあるんですよね。
ちょっとごめんなさい、ちゃんと調べてないんですけども。
ともかくこの江戸幕府というものを開いた。
そして国を安定させた。
そういったものから神様として祀られたんだというところですよね。
なるほど、ここまで聞くとね、すごいことをした人なんだな。
すごいことをしたから神様なんだなというふうに思いますよね。
これがまず1つ目のパターン。
2つ目のパターンとしましては、これが実は全く逆なんです。
さっきの尊敬が信仰になるパターンというのが光とすれば、
こちらは闇のパターンですね。
恐れから始まっているというパターンですね。
これが代表的なのが、学問の神様として知られる菅原道真子なんですよね。
この菅原道真子は、頭が良かったんです、すごく。
めちゃくちゃ良くて。
だけども、きっと頭が良すぎたんでしょうね。
心出し中バレ、死んでしまったということなんです。
その後、菅原道真子さんが亡くなった後、
国の重要な施設とかがね、いろんなたたりみたいな現象が起きたんですね。
落雷とか、菅原道真子さんと対立していた家々が不幸が起きたりとか。
ともかくこれは呪いであると。
そんなふうに思ったんで、
じゃあ神様と祀って、その呪いのパワーをむしろ国を守るパワーにしましょうと思った人がいるんですよね。
めちゃめちゃ理論がすごいとは思うんですけども、
そういうふうに考えた人もいて、神様として祀って、
神様として祀って、だからどうかその呪いのパワーを国を守るパワーに使ってくださいね、というようなふうになったんです。
それで、いわゆる太宰府天満宮とか、
そういう菅原道真子さんを祀る神社と呼ばれるものが誕生したんですよね。
なんて言うんでしょうね、やっぱりこれは日本人の魂に対する独特の感覚があるんじゃないかなと思ったんですよね。
日本では古来から人の魂、特に強い思いを宿した魂というのは特別な力が宿るというふうに考えられていたようです。
喜びや感謝だけではなくて、深い悲しみとか怒りというのもまた大きなエネルギーを持つ。
その力を破壊だけではなく守護の方へと転換しようとした。
というのが三魂信仰という呼ばれるものなんですよね。
つまり恐ろしいたたり神が守り神に変わった。
そして千年以上の時を経て今や日本では最も愛される学問の神様へと変わっていったという。
こういった劇的な変化、これは人々がずっと祈りというものを通じて親しんできたその証ということなんですよね。
神社と人々のつながり
他にも似たような事例って実はあるんですよね。
どういうことかと言いますと、日露戦争の英雄と言われていた東郷平八郎さん。
日露戦争を絶対に勝てないと思われていた日露戦争を日本の勝利を導いたと言われている東郷平八郎さん。
日露戦争を日本の勝利を導いたと言われている東郷平八郎さんを祀る東郷神社というものがあって、そこは勝利の神様なんですけれども、
今ではそのご利益というものは就職活動とかあとは恋愛成就というところまで広がっているそうです。
他にも平野正門、平家の平野正門というものを祀る神田明寺というのがあるんですね。
そこには人気アニメとコラボしてご主人長とかあとはグッズをいろいろと広げて、
多くの若いファンが神田明寺に逃げ合っているということなんですよね。
時代に合わせて神様と私たちの関係というのもどんどんとしなやかに変化していくということなんです。
さていかがだったでしょうか。
人が神様になる、それは人の記憶あとは思いというものが、時を越えて誰かの心を動かし続けるということなのかもしれませんよね。
最後に皆さんにちょっと提案をしたいと思います。
次に神社をお参りをする際には、もしよろしければその御祭神、つまり誰が祀られているかというのをちょっと調べてみるというのがいいのかなと思います。
そこにはきっと私たちが知らなかった一人の人間ドラマというものが書かれていると思うんですよね。
その物語に触れた後のお参りというものはきっと今までとは少し違った、より深いものになると、そんなふうに思うわけでございます。
今日の話、少しでも心に響いたよという方、よかったよという方、どうかいいねあるいはフォローなどしていただければ嬉しいです。
他にもね、こんなことを聞いてみたいといったリクエスト、お坊さん、なんでポクポクと朝お経を呼んでるんですかとかね、座禅って何のためにあるんですかとかね、そんなことを聞いてくれてもいいですし、人生相談、お悩み相談などあればそういったことでも結構です。
どうかね、コメント欄あるいは概要欄に貼ってあるフォームのリンクの方からお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
それと、今度の日曜日、8月24日に行われる私のお寺で行われるイベント、百鬼夜行、これはどういうイベントかといいますと、子どもたちがお化けの格好をして、そしてお墓とか神社を練り歩くというようなものでございます。
そういったワークショップを行って、ちょっとした肝試しというものを行う。その後、ちょっと大人向けに階段話を聞くというようなね、そういった催しを予定しております。どうぞご興味のある方、概要欄に貼ってある公式ページの方のリンクからご確認ください。そして、もしよろしければご参加ください。
はい、というわけで、蓮城院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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