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▼蓮城院 アートプロジェクトvol.3『百鬼夜行』
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今回の放送では、明日から始まるお盆を前に、意外と知らない「お盆の準備の仕方」について、蓮城院の副住職コウブンが分かりやすく解説します!
「準備の仕方がよくわからない…」
「お供え物の向きは?いつまでお供えするの?」
そんなご遺族の方から寄せられた素朴な疑問にお答えするかたちで、ご先祖様を心からおもてなしするための具体的な方法をお話ししました。
✅ご先祖様をお迎えする特別な場所「精霊棚」の作り方
✅キュウリの馬、ナスの牛に込められた素敵な意味
✅旬の野菜や故人の好物など、おすすめのお供え物
✅ご先祖様が迷わないための「提灯」の飾り方
一番大切なのは、ご家族みんなで「もてなす心」をもって準備をすること。
この放送を聞いて、ご家族で感謝の気持ちあふれるお盆をお迎えください。
#お盆 #お盆の準備 #先祖供養 #精霊棚 #迎え盆 #仏事 #お坊さん #仏教 #蓮城院 #作法 #しきたり
---
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https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
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「準備の仕方がよくわからない…」
「お供え物の向きは?いつまでお供えするの?」
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✅ご先祖様をお迎えする特別な場所「精霊棚」の作り方
✅キュウリの馬、ナスの牛に込められた素敵な意味
✅旬の野菜や故人の好物など、おすすめのお供え物
✅ご先祖様が迷わないための「提灯」の飾り方
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サマリー
お盆を迎えるための準備方法が解説されている。特に、蓮城院での先祖供養を通して、準備の重要性や伝統的な行事の意味が振り返られている。お盆の準備には、故人を迎えるためのお供え物やちょうちんの役割が説明されており、家族全員で協力して準備することの重要性についても触れられている。
お盆の概要
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
はい、今日はですね、8月の12日ですね。
ということは、明日からいよいよ始まりますよね。
うん、1年ぶり。うん、ね。
そうです、お盆が始まるんです。
明日、8月13日はお盆の入りの日ですね。
迎え盆とも言いますけども。
それが8月の16日まで続く。
というわけで、4日間ご先祖様たちと過ごす、そういう時期が、期間が始まるということなんですよね。
はい、というわけでね、今日はお盆を迎えるにあたっての準備の仕方についてのお話をしたいと思います。
はい、というのはですね、
今日、お盆のご供養をするために、新しくお盆を迎えた遺族の方のご自宅でご供養したんですね。
お盆供養、任盆供養って私どもは呼んでますが。
そのご供養をした際に、そこのご遺族の方にこう言われたんです。
準備がよくわからないと。
ご飯は亡くなった人のために準備したご飯、冷膳って言ったらいいのかな。
準備したけど、向きがわからないとか、何を準備していいのかわからない。
どのタイミングで下げればいいのか、どれくらいの期間を上げてればいいのかわからないって言われたんです。
やっぱりそうですよね。
まあ確かに今は便利なもので、スマホを開けばすぐ情報がバッと出ますけども。
じっくり読めば書いてあるのかもしれませんが、細かいところはやっぱりわかりませんよね。
もともと伝統的にご自宅で、だいだいそういうやり方を受け継いできたという家庭は大丈夫だとは思うんですけども。
ただ家族化が現代では進んでますから、親もよくわからない。
だから私たちもわからないというパターンがあると思います。
でもだからといって何にもしないというとなんかこれは気持ち悪いというかね。
やっぱりせっかくお盆という時期を迎えるにあたって、お墓に行ってお迎えして、
で、ご自宅で迎えるという時、何もないんじゃそれはそれで気持ち悪いよなという気持ちがあるんですよね。
じゃあやり方をちょっと調べようとなると思うんですが、
ただどれがどうしたらいいのかというところが具体的によくわからないというお話をよく聞くんですよ。
やっぱりお坊さんやってると。
だから今日はネットでも調べられることではありますが、
今日は私の口から自ら説明したいと思います。
偉そうですね。すみません。
お盆、そもそもお盆って何だという話なんですが、
これは元々インドから始まった、仏教というのはインドで始まったものですから、
インドから伝わる仏教の伝統行事ですね。
しかもお釈迦様がいた頃から始まったんだというふうに言われております。
ということは仏教が始まってからだいたい2500年くらいです。
なので2500年間続く仏教伝統行事がこれがお盆ですね。
すごいですよね、2500年も続くって。
日本の歴史よりも古いということになりますよね。
多分。
適当なこと言っちゃった。
ともかくね、はるか昔から行われてきた行事がこれがお盆です。
とは言ってもね、お釈迦様がいた頃のお盆と現代のお盆だと結構違うみたいですけれども、
少なくても現代の日本においてお盆といえばね、先祖供養ですよね。
なのでこのお盆というのは何なのかというと、つまり先祖供養する日ですね。
ご先祖様をもてなす日なんです。
なんでそんなことをやるのというとね、これシンプルに言うと、
ご先祖様を供養するということを通じて、
私たちはそういったいろんな人たちの力で生きているんだということを再確認するためですよね。
ご縁の中に生きているんだという事実。
再確認をすることによって、今生きていられるこの事実に、この現実に少しでも感謝の念を持っていただく。
感謝の念を持ったのであれば、少しでもありがとうという言葉をいつもよりも多く言ってみる。
最終的に自分がいろんな人に感謝の念を持って、
そしてありがとうという言葉で人間関係を円滑に過ごすことができるのであれば、きっと皆さんの人生も良くなるし、周りの人たちも良くなるし、とても良いことですよね。
というのを、このお盆の時期、先祖供養を通じてちょっと振り返ってみる。
私たちは今生きているのってありがたいなという、そういったところね。
これがお盆です。
準備の具体的な手順
ご先祖様を通じて、いろいろ受け取ったものを再確認するということでございます。
それはさておき、そのお盆の過ごし方ですよね。
お盆の過ごし方じゃない、お盆の準備のし方ですね。
すごく大事なことですので、ぜひとも今日はこのお話を聞いて、皆さんも実践していただきたいなと思います。
まずはですね、奨励棚というものを準備します。
奨励棚、聞いたことありますか?
なかなかないですよね。
奨励棚というのは、ご先祖様を一時的にお迎えするための特別な場所なんですよね。
ホテルで言ったら、ちょっと期間限定の特別室みたいな。
違うか、ちょっと違うな。
とりあえずご先祖様専用の場所を作るんです。
どういう場所に作るかと言いますと、ちょっと広めのスペースがあったほうが望ましいですかね。
お仏壇が家にある方は、お仏壇の前のスペースが理想的ではあるんですが、なかなか難しいという方は別にお仏壇を意識しなくても、あるいはお仏壇がなくたって構いません。
とにかく少しだけ広めの場所というのをご用意していただくということですね。
そこにまずは机を準備します。
そんなに大きい机じゃなくてもいいとは思います。
イメージで言ったら、小学校の時の勉強机ってありましたよね。
一人一つのスペース、あれくらいの机があればいいかな。
できればそれくらいのものがあるといいかなと思います。
机の高さなんですけども、ローテーブルとか、あとは普通の座って使う机とか、いろいろあると思うんですが、
イメージで言うとローテーブルみたいなものにはなるんですが、別にそこにそんなにこだわらなくてもいいんじゃないかなって私は個人的に思っております。
つまり、椅子で座るような普通のテーブルでもいいと思いますので。
とにかく設置するというそういった行いのほうが大事ですので、こだわりすぎず、かといって無理しすぎず、お盆のためにわざわざ購入するとか、そこまでしなくてもいいと思います。
あるものを上手に利用すると。
そこに、机の上にまず白い布、あるいはマコモというものを敷くんですね。
どちらでもいいし、どっちもあるんだったらどっちも敷いていただければと思います。
白い布というのは、白じゃないとダメというわけでもないですが、白っぽいものがいいかなっていうね。
なぜかというと正常さを表現するからなんですね。
白い布ってお葬式みたいな場面で行くと必ず棚とかは白い布で覆ってありますよね。
そんなイメージです。
シーツみたいなものを敷いていただくと。
なければないで構いませんが。
あとはマコモですね。
マコモというのはどういうものかというと、ちっちゃいすだれ。
すだれってありましたよね。
家の窓の前にかけておくもの。
ひよけですね、要するに。
それのちっちゃい棒みたいなものがあるんです。
マコモという植物を編んだものですけれども。
それを敷く。
どちらでも、どっちも用意できる方はどっちも。
片方だけでも構いません。
マコモかシル、そういったものを準備して、そしてその上にお供え物とかお花とか置いていただくという、そのような形となっております。
そしてまずは、結界をつけるんですね。
結界というとバリア的なもの。
イメージはバリアです。
なぜそんなものが必要かというと、ご先祖様を迎えるにあたって、そこを神聖な場所というようにはっきりと分けるためですね。
結界も何もないと、ご先祖様の場所の特別な場所というのは分かりませんよね。
結界を持ってここは神聖である、ここは特別なご先祖様の場所だよということですね。
そのために作ります。
結界の作り方は、その机の四隅に青竹、竹みたいなもの、笹とかみたいなものを立てます。
立てて、そしてその笹とか竹の間をね、ロープでつなぎます。
ロープというか、あれは何て言うんだろう。
締め縄かな。締め縄みたいなものね。
そういったもので、締め縄じゃないといけないというわけではないんですが、何かしらこの紐状なものでつなぐと。
そしてそのつないだ紐のところに宝月という実を垂らします。宝月。
結界の作り方
これは詳しくはネットで調べていただければと思うんですが。
丸い、中が空洞の赤っぽくなる、ちょっとかわいらしいものなんですけど、それをつないでいるんですね。
結界ですので、いわゆる真よけですよね。
真よけというか、そこをきれいに保つんだよというような意味合いがあるということだと思います。
詳しくはわかりません。
もちろんこれは地域によってあったりなかったりなので、なかったとしてもそれはそれで大丈夫です。心配いりません。
ご自宅にご先祖様を招くという時点で、もうそこは帰ってくる場所として成立しているということなんですよね。
そしてお供え物は何を供えたらいいのか。
これよく聞かれるやつなんですよね、お坊さんは。
どういうお供え物がいいか。
おすすめのものですね。
まずは、きゅうりとかナスで作った馬とか牛、見たことありませんか?
きゅうりとかナスに割り箸とかで用事とかさせて、それは足に見立てて、
それを馬とか牛の姿に似せるといったもの。
そういうものでもいいですし、あとは旬の果物、あとはお野菜。
そしてご先祖様の好物ですね、好きだったもの。
あとは夏の花、お花をあげるとしたらどういう花がいいかというと、
できれば棘のあるもの、薔薇類は下げた方がいいかなというところですね。
きゅうりとかナスで牛とか馬を作るというのは、
何でかというと、まずご先祖様が早く作ってくれたのが、
これはきゅうりで表現しますね。
そしてゆっくり帰ってほしいということで、牛なんですね。
これはナスで表現します。
そういった願いが込められているということですね。
何か素敵ですよね、そういう発想の仕方が。
そういう意味で、きゅうりとかナス、
そういった願いが込められているということですね。
何か素敵ですよね、そういう発想の仕方が。
お供え物というのは基本的には、
16日まで、最終日まで飾って、
傷んでいなければ皆さんで、家族で食べると良いのかなと思います。
いただきますのね。
気持ちを込めておいしくいただくと、
それが立派な供養になるということですよね。
そして忘れてはならないものが、
ちょうちんなんですよね。
このちょうちんは、お墓にお迎えするときに、
手で持つタイプのちょうちんを持って引っ張ってきてくる。
そしてそれを玄関先に備えつける。
あとは小霊棚の横にも、
ちょうちんを立てるというのが一般的でしょうか。
もちろん地域によって差はありますので、
絶対ではありませんが、そのような流れが多いでしょうかね。
なので、ちょうちんというもの、
ちょうちんというもの、特に玄関先のものは、
お迎えをして初めて設置するものなんですよね。
お墓参りして帰ってきて、その時に設置する。
小霊棚の横に設置するちょうちんは、
お迎えしてから灯をつければ、
灯というか明かりをつければいいのかなと思います。
ちなみにちょうちんですけども、
火を使うタイプではなく、現代はLEDのタイプのほうが多いです。
そのほうが安心ですよね。
そういったものを使っていただければと思います。
そのちょうちんなんですけども、
朝つけて夜消すという感じでよろしいかなと思います。
夜中は消しておいていいと思うんですけども、
ご先祖様を迎えてから帰るまでつけましょうということですね。
そのような形で迎えると。
ご先祖様をもてなすんだという気持ち、これが大切です。
家族の絆とお盆
まるでちょっと帰省しました。
親戚の家に帰ってきました。
違うな、お父さんが久々に帰ってきました。
お母さんが久々に帰ってきました。
お母さんが久々に帰ってきました。
そんな気持ちで迎えをするということでよろしいのかなと思います。
これを家族みんなでやるのがやっぱり一番いいですよね。
お子様もみんなで一生懸命やる。
これがとても大事なんですよね。
ぜひともお子様がいるご家庭の方は
お子様にも何かしらの役割を与えて、そして手伝ってもらいましょう。
そのような形でお盆をみんなで過ごす。
そうすることで、きっと家族同士の絆もそうですけども、
今生きているということに対しての意識であったり、感謝の念であったり、
そういったものも育まれるのかなと思います。
どうぞそのようにして過ごしてみてくださいませ。
はい、というわけで今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話を聞いていいねと思った方はぜひともいいねボタンよろしくお願いいたします。
それと、今日のようなお寺というか仏寺について聞いてみたいこと、
あるいはこういう言葉ってどういう意味なのとか、
お寺にある大きい鐘は何なのとか何でもいいです。
ぜひとも私の方に問い合わせしていただければ、
コメント欄でもあるいは概要欄にあるフォームの方からでも結構です。
聞いてみてください。
お悩み相談、人生相談も随時受け付けております。
どうぞよろしくお願いいたします。
それと最後に毎日毎日出国宣伝なんですけども、
今度の8月の24日、私のお寺蓮城院にて夏の会談イベントを行います。
その名も百鬼夜行。
詳しくは概要欄の方に貼ってある公式のウェブページ、
そちらから見ていただければと思います。
ぜひとも近くの方、参加していただければ嬉しいなと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
蓮城院副住職の幸文でした。
ではではまたね。
19:46
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