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2024-08-29 07:25

#77 未熟な自分でも大丈夫?仏教書を読む際の心得

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「仏教の本」
https://hasunoha.jp/questions/72144

📚 仏教の本を読むことへの恐れを解消!

本日のお悩み相談会では、40代の方から寄せられた「仏教の本」に関する質問に答えています。中村元著『ブッダのことば』を読むことに躊躇している方の悩みに、蓮城院副住職のコウブンがアドバイスを送ります。

🤔 自分勝手な解釈への不安
💡 読書の意義と個人の解釈の重要性
🗣️ アウトプットすることの大切さ
🌱 恐れずに新しい知識に触れる勇気

読書を通じて自己成長を目指す方々に向けて、知識の吸収と活用の方法をわかりやすく解説。本を読むことへの恐れを払拭し、積極的に学ぶ姿勢の大切さを伝えています。

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#お悩み相談 #読書 #仏教 #自己成長 #学び #人生相談
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00:05
おはようございます。コウブンです。 地域圏の固い中にある
伝承院というお寺で 不住職をしております。
本日もですね、お悩み相談会をお送りしたいと思います。 このお悩み相談会というのは
パスノハというお坊さんが答えるお悩み相談サイト そういったものがあるんですけれども、そちらに寄せられたお悩み相談を
私、コウブンが答えるといったものでございます。 ではですね、早速お悩み相談の方に行きたいと思います。
40代の方です。 題名が仏教の本となっておりますね。
仏教の本について、前回質問と類似質問です。 類似質問です。
何度も申し訳ありません。 中村玄師、仏陀の言葉を読もうとしましたが、私のような未熟で無知妄迷なものが読んでいいのかと思い
躊躇しています。 未熟で無知な人が仏陀の言葉を読むと自分勝手な解釈をしてしまい、
あえて有害になることはないでしょうか。 自分勝手に解釈し、自らの悪害、
害悪となるような妄念を持ってしまうことはないでしょうか。 どのような行為になられますでしょうか。
聞かせていただければ幸いです。 といったお悩みでございます。
本を読むことで変な解釈をしてしまうのではないかという、そういう恐れをいただいているといったご相談です。
読書ということ、本を読むということ、これはですね、
目的はいろいろ人それぞれではありますけれども、 読書を通じて自分の見識を広げるとか想像力を広げるとか、
いずれにせよ自分の今までよりも、今までと違うところを求めて本を読むということ、
違う自分を求めて本を読むということ、 それ自体はすごく尊敬できる行為なのかなと思います。
その上でちょっとお悩みの方にお答えしていきたいと思うんですが、
まずですね、本を読んで自分勝手な解釈をしてしまうということなんですけれども、
これ自分勝手っていうのはどういうことなんでしょうかね。
受け止め方っていうのはね、私は基本的にみんながみんな同じということはないんじゃないか。
つまりそれぞれがそれぞれの解釈をする。 それぞれがそれぞれの受け止め方をするということですから、
03:05
みんな自分勝手な受け止め方とも言えますよね。
ですのでね、まず自分勝手な解釈をしてしまうという考え方自体は、そういった考え方は持つ必要はないと思います。
同じことを書いてある、同じ文章を全く同じように読んだとしても、
どのようにその人が今まで生きてきた人生の中でどんなバックグラウンドがあるのか、
どんな経験を積んできたのか、どういった人間関係を築いたのかで、受け止め方は全然違うんですよね。
ですのでね、自分勝手な解釈をしてしまうなんていう考え方は基本的にしなくていいと思います。
みんなそれぞれの受け止め方は違うんだと、そのように思っていただきたいと思います。
でなるとですね、どんなふうに受け止め方をしたっていいんだというふうにも聞こえてしまうかもしれませんけれども、
やっぱりそうではないですよね。
自分で受け止めたものを自分の中で咀嚼して、アウトプットして他人とすり合わせをしてみるというところで初めてね、
本というもの、本というか自分で得た知識というものが役立つものになっていくのかなと思います。
妄想のままで終わってしまったらね、自己満足で終わってしまいますから、
やっぱり自分の人生でね、どういうふうにその得た知識を活用していくかというところまで考えていくのであれば、
自分でその本で読んだ知見をですね、やっぱり似たような考え方、同じような本を読む人、あるいはそういう、何でしょうね、学校とかでもいいですし、
とにかく知り合いの方に一度ね、自分が読んだ思ったこと、感じたことをですね、言ってみる。
そういったことを通じてですね、どんどんね、自分の考え方というものが、何でしょう、他の人とどう違うのかというのを理解することで、
こういう考え方は良くなかったなとか、そういう反省もできますし、いろんなことがね、いろんな発見がありますので、ぜひともアウトプットをもらいたいなというふうに思うわけです。
なってくると、何でしょうね、悪害となるような猛念を持ってしまうというふうに、この質問者さんは言ってますけども、最初は猛念なんですよ。
なので、それをですね、人に話すこと、そういったアウトプットをすることで、だんだんと猛念じゃなくなって、確信に変わっていくという部分だと思いますので、
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あまりね、そういう読むこと、新しく本を読むことに対して恐れず、どんどん取り組んでいただきたいなと思います。
シンプルです。恐れても何も変わりませんので、まずは読んでみましょう。そういう結論ですね。
読んだ上で自分が感じたことを人に話してみて、それはそうじゃないよって言われたら、この人はそういうふうに考えるんだっていう、その絵をこのように受け止めればいいだけの話ですね。
このように本、読書を楽しんでいただければと思います。
本日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話を聞いて、ご意見ご感想等ありましたら、ぜひコメント欄の方までよろしくお願いいたします。
また、人生相談あるいはお悩み相談等あったら、スタンドFMのレター機能を使ってですね、直接私の方まで届けていただければ、この放送を通じてお答えすることができると思いますので、どうぞそちらもご検討ください。
では、上院副住職の幸文でした。ではでは、またねー。
07:25

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