▼お悩み相談・リクエストボックス
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今回はお坊さんが答えるお悩み相談サイト「ハスノハ」に寄せられたご相談にお答えします。
✉️今回のご相談
「人として強くなりたい」という26歳・妊娠中の女性からのお悩みです。
ご自身の性格を「弱い」と感じており、これから始まる子育てのためにも、少しでも克服したいと考えていらっしゃいます。
健康的な生活や資格取得など、ご自身で考えた具体的な計画もお持ちです。
🙏私からの回答
ご相談を拝見し、私は相談者さんが「すでに十分に強い」と感じました。
自分を客観視し、周りへの感謝を忘れず、未来への責任感と行動力を持っているからです。
その上でお釈迦様の教えから、本当の強さとは「柔軟心(にゅうなんしん)」、つまり「柔らかい心」であるとお伝えさせていただきました。
風にしなやかに揺れる柳の木が折れにくいように、ご自身が「弱さ」と感じている部分を「強さ」と捉え直す視点についてお話ししています。
鎧を脱いでも大丈夫だと知ることが、本当の強さなのかもしれません。
このお話が、同じように悩んでいる方の心にも届けば幸いです。
📮お悩み募集中
番組では、あなたからのお悩み相談やリクエストをお待ちしています。
コメント欄、または匿名の質問フォームからお気軽にお寄せください。
#仏教 #お悩み相談 #僧侶 #ハスノハ #自己肯定感 #強くなりたい #自信がない #子育ての悩み #hsp #蓮城院
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stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
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ご相談を拝見し、私は相談者さんが「すでに十分に強い」と感じました。
自分を客観視し、周りへの感謝を忘れず、未来への責任感と行動力を持っているからです。
その上でお釈迦様の教えから、本当の強さとは「柔軟心(にゅうなんしん)」、つまり「柔らかい心」であるとお伝えさせていただきました。
風にしなやかに揺れる柳の木が折れにくいように、ご自身が「弱さ」と感じている部分を「強さ」と捉え直す視点についてお話ししています。
鎧を脱いでも大丈夫だと知ることが、本当の強さなのかもしれません。
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サマリー
お悩み相談会では、相談者が自分の弱さを克服し、より強い人間になりたいと思いを語ります。そこで自己理解の重要性や、仏教における柔らかい心の強さについてアドバイスが提供されます。
相談者の悩み
どうも、コウブンです。 栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で副住職をしております。
今日はお悩み相談会をお送りしたいと思います。
このお悩み相談会というのは、ハスノハというお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイトがありまして、
そちらに寄せられたお悩み相談を 私、コウブンが答えるというものでございます。
というわけで、早速お悩み相談の方に行きたいと思います。 20代の女性の方より
タイトル、人として強くなりたい。 では本文をお読みいたします。
私は26歳の女性。 結婚しており、現在妊娠中です。
私は自分のことを人として弱いと思っており、 その弱さを少しは克服したいと思っています。
自分を弱いと思う理由。 頭の回転が悪く容量を得ない。
臆病で神経質な性格で人から責められるのが怖い。 言い方によってはバカにされたと思い、腹が立ってしまう。
容姿に自信がない。 昔、外見のことで嫌な頭をつけられたり、
嫌なことを言われたり、 言われたことを引きずってしまっている。
強くなりたいと思っている理由。 私は家族や旦那さんに恵まれており、
自分が精神的にも経済的にも他人から見えても 弱そうに見えても守られている状態です。
それはありがたいことで運が良いと思っています。 ただ、
こんなに恵まれて幸せを感じているけれども、 それは守られているだけであって、
私自身が強くなったわけではなく、一人で行動する時などは鎧を外した丸腰のように不安で自信のないままです。
これから子育てなど始まるので、このままでは良くないのではと思ったためです。
強くなるためにしようとしていること。 健康的な職生活を心がける。
妊娠中にできる運動をする。 子供が大きくなったら資格を取って介護の仕事を始める。
少しでも自分の力でお金を稼いだり、人のためになることをして自信をつける。
感謝日記などのワークに取り組む。 取り組むですね。
などを考えています。 人として強くなるためにはこうしたら良いと思いますとか、
お坊さんの宗派の教えではこうですとか、 お坊さんは強くなるためにこういうことを心がけていますとか、
そういったアドバイスをいただけると幸いです。 読んでいただきありがとうございました。
というお悩み相談でございました。
仏教的な強さのアドバイス
この方、強さとは何か、強さのアドバイスを求めていらっしゃっておりますけれども、
私はこの文章を読みまして、
自己理解というものが深い方だなと思ったんです。 自分の特性を冷静に分析をして、
そして具体的な改善策まで考えているというところ。
自己理解が深いですよね。これは立派な強さなんじゃないかなと思うんですよね。
既に持っているというところ。 そこにまず気がついてほしいというふうに思いました。
既に強いというところ。
具体的に言うと、自分を客観的に見つめられるというところ。
あとは感謝をする心ですよね。恵まれた環境を当たり前と思わないというところ。
あとは責任感ですよね。母親になる前から子どものことを考えているというところ。
あとは行動力ですよね。考えるだけではなく、具体的な計画をどうやったら強くなれるかということに対しての行動の計画を立てているという。
これだけできるんだったら十分強くないですか。
なかなかできる人いないと思います。
なのでお坊さんがこういうことがあるよってアドバイスするのにも、あなたは十分強いですよっていうのが答えでしょうかね。
終わっちゃいますね。
これだけで終わってしまうんだったら、ただの感想で終わっちゃうんで。
仏教的なお話もここに入れていきたいと思うんですけども。
仏教でいう心の強さっていうのは何かなっていうと、おそらく柔らかい心だと思うんですよ。
これを柔軟心って言うんですけども。
柳の木の枝でしょうかね、垂れている枝がありますよね。
あれはすごく柔らかいというか、ふらふらふらしてますけど、風ですぐに揺れてしまうようなものですけども、
あの柳の木というものは強風でもなかなか折れないんですよ。
なぜならしなやかだからなんですよね。
なので、そういったものが仏教の心、強さというのであれば、
弱いという感じている特性を弱いという風に受け取るんじゃなくて、
ポジティブな要素だという風に視点を変えてみるというような柔らかさというのがいいんじゃないかなって思うんですね。
例えば、頭の回転が遅いって自分のことをおっしゃってましたけども、そうじゃなくて、物事を丁寧に考えられるんだ、自分はというふうにね。
そのように視点を変えるとか、あとは臆病で神経質だというところは、リスクを察知する能力が高いっていうところ。
あと、人の言葉にそのまま敏感ですぐ、ちょっと怒ってしまうとかっていうところはありますけども、
相手の気持ちを感じ取れるっていうことですよね、逆に言うと。
そういう、この相談者さんの持っている資質、今まで弱さとかネガティブだって思っていたところ、実は
強さ、ポジティブなふうにも捉えることもできるんだよっていう、そういうふうな柔らかい心っていうのが、仏教でいうところの強い心、強みですよね。
この、柔軟心っていうものを持っていただくっていうのがね、やはりいいのかなって思います。
つまり強さとは、鎧を切るみたいにガチガチにガードするっていうところとか、攻撃をするとか、そういうことじゃなくても、
そういうことじゃなくて、その鎧を脱いでも大丈夫だっていうことを知ること、
なのかもしれませんよね。
完璧じゃなくても、弱い部分があっても、それはそれで自分には価値があるんだっていうふうに思えること、これが大事なのかなっていうふうに思います。
そういった柔らかい心を持つっていうのが、仏教的に言う強さのアドバイスとなるんでしょうか。
今日のところはこんなところで終わりたいと思います。このアドバイスが、ぜひともこの相談者さんに届いて人生に役立つことを願っております。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。今日のお話を聞いていいねと思った方、ぜひともいいねボタン、またフォローよろしくお願いしたいと思います。
それと、今日のようなお悩み相談、あとは人生相談とか、リクエスト、こういうことをもっと聞いてみたいということがあれば、
どうぞコメント欄、あるいはコメント欄だとちょっと名前が載ってしまうのが嫌だなっていう気になる方は、ぜひともフォームをご利用していただき、
そして私のところまで届けていただければ必ずお答えいたします。どうぞご検討の方よろしくお願い致します。
はい、というわけで、連常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
09:44
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