1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #300 禅に学ぶ良い人間関係の..
2025-09-23 11:17

#300 禅に学ぶ良い人間関係の作り方:和顔愛語

▼お悩み相談・リクエストボックス
https://forms.gle/mmwtAribqPbMZCxj8

栃木県のお寺・蓮城院の副住職コウブンがお送りします。

今回は、苦しい時や迷った時にお守りになる「禅語」をご紹介。テーマは「和顔愛語(わがんあいご)」です。

「和やかな表情」と「思いやりのある言葉」が、いかに人間関係で大切か。そして、言葉が持つ「人を笑顔にする力」「魂を震わせるほどの力」について深掘りしてお話ししました。

人間関係をより良くしたい方、言葉の力を信じたい方に、ぜひ聴いていただきたい内容です。

日々の疑問やお悩み、人生相談も受け付けています。お気軽にコメントやフォームからお寄せください。

#禅語
#和顔愛語
#仏教
#お寺
#言葉の力
#人間関係
#コミュニケーション
#自己啓発
#standfm
#蓮城院
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e

サマリー

このエピソードでは、和顔愛語という禅語について話しており、人間関係を良好にするために思いやりのある言葉や表情が重要であることを説明しています。また、言葉の力が人間関係に与える影響や、愛語のブースト効果についても詳しく探求しています。

禅語の紹介
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は、皆さんにぜひとも覚えていただきたい、禅語のシリーズをお送りしたいと思います。
禅語というのは、禅の言葉ですね。禅というのは、座禅の禅です。そこに言語の語と書いて禅語ですね。
この禅語の特徴としましては、その言葉自体に答えが明確に書いてあるというよりかは、
どこか方向性を指し示すような、誰かを導くような、迷っている人を導くような、そういう、自分のお守りみたいな、そういった言葉でございます。
なので、ぜひとも皆さん、この放送を聞いて、ちょっとでも禅の言葉を覚えていただければ、
何か苦しい時、困った時、迷った時、その時に役に立つかもしれません。
というわけで、本日ご紹介するお言葉、禅語は、和顔愛語ということです。和言愛語とも読みますね。
ここでは、和顔愛語とお読みいたします。
聞いたことありますか。割と有名な言葉だとは私は思うんですけども、どうでしょうか。
なんとなくこれも、茶道とかの書き軸に書いてあるようなイメージですよね。私だけかな。
あとは、和風の居酒屋なんかにも書いてありそうなイメージです。
そんな言葉、和顔愛語、これはどういう字を書くかと言いますと、最初の和、これはなごやかという意味ですね。
なごやかという字ですね。仲良くするという意味です。
それに顔は顔です。顔、表情みたいなところですね。
愛語の愛は、慈愛の愛、愛するの愛ですね。そこに語は言語の語ですので、言葉ということです。
つまり、なごやかな表情と、慈愛のある言葉、思いやりのある言葉って言ったほうが分かりやすいかな。
これが和顔愛語ですね。もう本当、言葉そのままです。
人間関係を良くするには、そういったなごやかな表情と思いやりのある言葉が大事だよねっていうことです。
これが人間関係の秘訣ですよっていう、これが和顔愛語なんですけどもね。
これはもちろん、表面的というとちょっと語弊あるかもしれませんが、
当たり前の解釈ですよね、当然ながら。でも、それだけではないんですよ。
やっぱりね、そこだけ受け取っちゃうと、まあまあそうだよねって終わっちゃうんで。
そうじゃなくて、さらに一歩深いところを考えるというのがね、それが大事なところだと私は思っております。
私が受け止めた和顔愛語、特に愛語の部分ですね。この愛語という言葉。
もちろん、慈愛の心、相手のことを思いやって語る言葉ではあるんですけども、
その言葉というものはどういう力を持っているのかというところをしっかり意識するっていうのが大事かなって思うんです。
言葉の持つ力ですね。もちろん表情も同じなんですけども、わかりやすく言葉で表現したいと思います。
言葉というのは、例えば目の前で会話をしている相手がいたとして、その相手の方のことをやはりね、
褒めるっていうこと。例えば何かめでたいことがあったら良かったと。
共にそういった喜びを分かち合うような言葉というものをかけると、やっぱり嬉しいですよね。
思わず顔が笑顔になってしまう。
ならない人っていますか?自分が喜んでいることを相手も喜んでくれて。
そんなことないですよね。やっぱり笑顔になりますよね。
そうです。言葉には笑顔にする力があるんです。
さらに言うと、その目の前にいないときに、また同じように誰かのことを褒める。
それを人伝いで聞いたときに、私たちは笑顔どころか魂が震えるような、心に刻み込まれるような、そういう感覚ってありませんか?
ものすごく嬉しい。その嬉しさのレベルが飛躍的にアップするみたいな、そんな感覚ってありますよね。
だって、私が何か、例えば、落ちている空き缶を拾ったとします。
誰にも言うようなことでもないと思うんですよ。
道にゴミが落ちていたら拾って、それをゴミ箱に捨てる。
当たり前っちゃ当たり前の行動なんですけど、それを別の誰かが見ててね、
そしてそれを直接言うんじゃなくて、私に直接言うんじゃなくて、関係者、親とか兄弟とか奥さんとかにね、
大正の方がこの間、道でゴミを拾っていたんだよ。
それを静かに捨ててて、俺はすごく偉いなと思ったんだっていうことを言ってたよって聞いたら、ものすごく嬉しくないですか?
嬉しいですよね。笑顔も不運じゃないですよね。やっぱりね、やってよかったなって。
自分の行いというものが完全に認められたと言ったらいいのかな。
そういう自分の生き方自体を認められた。
同じこと言っちゃいましたけど、自分の生き方自体が正しいというふうにみんな認識してくれたらいいなって思いました。
そういうふうにみんな認識してくれたみたいな、そういう形で人伝いで聞くと、
自分の生き方に自信を持てるというかね、そういうところまで心が動く、魂が震えるみたいな状態になると思うんです。
それぐらいの言葉には力があるということなんですよね。
逆に言うと、目の前で悪口を言う、嫌味を言う。そうなると思わず表情が渋くなりますよね。
笑顔ではいられないですよね。目の前で堂々とディスられたら、笑ってられないですよ、普通は。
それでも何とか笑顔を保ったとしても、心の中では怒ってしまう。これが人間ですよね。
さらに言うと、自分が見ていないところで悪口を言われた、悪い噂を流されたと聞いたら、もう怒り浸透じゃないですか。
絶対に許さないというぐらいの感情になるぐらい、そういう怒りということに火がつきますよね。
言葉というのはそれぐらい力があるんです。だから愛語は大事なんだよということなんですよね。
やっぱり思いやりのある言葉を発するということは、その人間関係を円滑にするどころか、ブーストする。
さらに加速させるという、そういう力がある。これが愛語なんです。
だからとんでもない力を込めている、とんでもない力を秘めている。
人間関係の秘訣
大げさに言うんであれば、世界をひっくり返すほどの力を秘めている。それが愛語なんだということなんですよね。
最後は少々ちょっとオーバーなんですけれども、ただ言葉の使い方次第ではそれぐらい力がある。
だって、ちょっと悪い例になっちゃうのかな。これちょっと分かんないですけど、トランプさん。
今世界中を大騒がしているトランプさん。トランプさんの発言一つで世界中がドタバタしちゃいますよね。
言葉一つでそれぐらい力があるんです。
愛語というのは相手を思いやりのある言葉を使えばそれぐらいの力を発揮することだってある。これが愛語です。
さて、ちょっと我が愛語から少し離れた気もしますが、我が愛語という言葉、これは人間関係を円滑にするための秘訣ですね。
名古屋家の表情と愛のある言葉、思いやりのある言葉、これが人間関係を円滑にしますよ。
そして特に言葉というものはとてつもない力を秘めています。
だから言葉を大事にしましょう。これが我が愛語の意味だと私は思っております。
どうだったでしょうか。今日の話を聞いていいねと思った方はどうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
それと今日のような禅の言葉あるいは仏教の言葉、お寺のこと、お坊さんなんで頭反ってるのみたいなことでもいいんで、何か疑問があったことがあればコメント欄および
概要欄の方に貼ってあるフォームそちらの方から送っていただければ必ずお答えしますのでどうぞよろしくお願いいたします。
人生相談、お悩み相談も結構です。よろしくお願いいたします。
というわけで蓮城院副住職の幸文でした。ではではまたね。
11:17

コメント

スクロール