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2025-09-15 12:28

#296 みんなで創る結婚式「仏前結婚式」のリアル。その魅力と裏側

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今日の放送では珍しい「仏前結婚式」のお手伝いをしてきた体験談をお話しします 。

お寺での結婚式ってどんなことをするの?教会式との一番の違いとは?

実際に参加したからこそわかる、手作り感あふれるアットホームな式の魅力から、知っておきたいデメリットまで、たっぷりご紹介します 。

これから結婚を考えている方、ちょっと変わった結婚式に興味がある方はぜひお聴きください 。

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サマリー

今回のエピソードでは、蓮城院における仏前結婚式についてお話ししています。結婚式の特徴や魅力、そして手作り感について詳しく紹介されており、一般的な結婚式とは異なる体験が語られています。

仏前結婚式の体験
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日はですね、昨日ちょっと体験したことをですね、ベースにお話をしていきたいというふうに思います。
昨日体験したことは何かと言いますと、
実は私がお世話になっている、途中絵のお坊さんがいるんですけども、
そのお坊さんのお寺で結婚式を行ったんです。
それにお手伝いをしてきたということのお話ですね。
仏前結婚式というやつですね。
誰の結婚式かというと、そのお世話になっているお坊さんの娘さんが結婚する。
ということで、式をお寺で行うということになったそうです。
で、それを私はスタッフと言ったらいいのかな、お坊さんとして、
その式を取り行うことの手伝いとして行ってきたというわけなんですね。
そうなんですよね。仏前結婚式ってよくよく考えたら非常に珍しいですよね。
ほとんどの場合、仏前結婚式というのはお寺関係者ぐらいしかあげることのないような、非常に貴重な式だと思うんですよ。
なのでね、私はお坊さんですけど、お坊さんなのに仏前結婚式に出席したのは3回目です、人生で3回目。
1人目は私の修行時代の仲間、2人目は私の兄、3人目が昨日のお世話になっているお坊さんの娘さんということなんです。
それぐらいお寺に携わる仕事をしていたとしても、なかなか滅多に出会えないぐらい珍しいもの、これが仏前結婚式なんですよね。
なので一般の方は想像もできないですよね、お寺で結婚式があるなんてね。
むしろお寺というのはお別れをする場のようなイメージが強いんじゃないかなと思うんですよ、お葬式とか。
あとは供養はお別れではないですけども、そういったお祝いごとをやる場というイメージはないですよね。
だからこういうこともあるんだよというのをぜひとも皆さんに知っていただきたいなと思いました。
これを聞いている方、結婚している人、知っていない人、いろいろいると思いますので、結婚している人はそういう機会はなかなか難しいと思うんですけども、
仏前結婚式の特徴
まだ結婚していなくて結婚したいというふうに思っている方、そしてまだそういった予定がちゃんと決まっていない方は、
ぜひともこういう仏前結婚式というものもあるんだということだけちょっとだけ覚えていただければというふうに思っております。
私が感じたその仏前結婚式、すごく良かったことをご紹介したいと思うんですが、まずそもそも仏前結婚式ってどんなことをやるのということをちょっとお話しした方がいいですよね。
そうですよね。だってわかんないんですから。
どんなことを行ったかというと、要するにお誓いする対象が違うというのが最大の特徴かな。
教会、ホテルとかあとは結婚式場とかに設置されているチャペルの中で行う場合って神様にお誓いしますよね。
これから結婚しますっていう宣言をするというようなことをしますけども、あとは神社で行った場合は神様ですよね。
神様にそういったお誓いをしますということですが、仏教の場合、仏前結婚式の場合はちょっと違うんです。
仏様、これは当然として、あとご先祖様にもそういったお誓いをする。
お誓いというか報告をするって言った方がちょっと意味合い的にはいいかもしれませんね。
私たちはこれから結婚するんですっていうね、そういったご報告ですね。
そういったことを行うのが一番の特徴かなって思うんですね。
なのですごく家族というもののつながり、それをとても大事にしている人にとってはとてもいいんじゃないかなって思うんですよ。
もちろんね、式場で行うような、いわゆるパッケージングされたもの、それが悪いというわけではないんですが、
ただ仏教というところで、伝統的なお寺という場所を使って、ご先祖様と仏様にしっかりと報告をして、
そしてそういったご縁というのを大事にしていくんだというような覚悟というものを見せるというところが良いのかなというふうに思うんですね。
他にもいいところというと、お寺といえどもお寺場で結婚式って滅多にないので、お寺のほうも慣れてないんですよ。
お寺側はね。もちろん作る側も初めてですよね。結婚式をあげる方も。なので共同で手作りでやるというのが大きなメリットなんじゃないかな。
逆に言うとちょっとめんどくさいんですけども、ただこういうことをやりたい、ああいうことをやりたいというのは非常に柔軟に対応します、お寺の場合。
なぜなら手作りだから。要望が通るんですよね。もちろん仏教で行う式の仮決めというとちょっと言い方が良くないですけど、
伝統に則ったところというのはもちろんあるんですが、それ以外の現代で言ったら指輪を交換するとかそういったところも柔軟に取り入れるというのが特徴かなと思います。
あとは特徴としてはお寺のお堂というのは一般的な家庭に比べたら広いとはいえ、式場に比べたら狭いですよね。
なのですごく小じんまりというかコンパクトな感じがするというのが良いですね。つまり距離感が非常に近いわけですよ。
その式を取り行っている方々、新郎新婦もそうだし、式師といって式を取り行うにあたり中心にいる方であったりとか、非常に距離感が近い、アットホームというのが良いかなと思います。
ちなみに昨日行った仏前結婚式を行った参列者、参加者の方々は非常に良かったとみんな口々に言っておりました。
なぜならすごく丁寧で総言で、なおかつ距離感が近いアットホームな雰囲気がすごく良かったよと言っていました。
あとは滅多に見えない、非常に珍しいものであるというのも加わって良かったよと言っていました。
手作り感とデメリット
というわけで、そういった良いところがあるというのが仏前結婚式でございます。
ただ、ちょっとデメリットももちろんあります。
デメリットは何かというと、結婚式をするために専用に作られた施設がないから、広園みたいな食事の振る舞いをするということに関しては移動しなくてはなりません。
結構移動しなくてはなりません。
結構というのは何でかというと、お寺って都市部は別として、田舎の場合大概山の方にあるんですよ。
だからお店があるところまで結構距離があると。
昨日はちなみにお寺から広園会場。
広園会場と言ってもちょっとした町のレストランだったんですけども、そこまで移動が30分ぐらいあったかな。
すごいですよね。移動30分って結構な距離だと思うんですけども。
それぐらい移動して行ったというわけでございます。
それがちょっとデメリットかな。
あとはプロフェッショナルじゃないので若干グダグダ気味になってしまうというところがあるかなと思います。
つまりダラダラちょっと間延びしちゃうとかね。
だから予定がぱつぱつに詰まっている人、三列車とか特にはちょっと困っちゃうかなというところですよね。
ゆったり、その日1日はそういった結婚式お祝いとか、あとは広園を楽しむんだというような方じゃないとなかなか難しいところがあるんです。
その辺がデメリットかな。
でもすごく良かったですね。
ちなみに昨日の結婚式の広園は町のレストランだったんですけども、
そこも別にそういう普段広園とかやってるような場所じゃないんですので、特別にお借りして、
新郎新婦が交渉して行ったわけですよ。
だからそこも手作り感が目いっぱいでしたね。
なのですごくアットホームでした。周知アットホーム。
これがすごく良かったかなと思うんです。
やっぱりシステマチックに洗練されているのも、それはそれで素晴らしいんですが、
やっぱり自分たちがいろんなアイデアを出し合いながら工夫しながら行うというような、
そういった文化祭、学校祭みたいな、そういったノリの部分も結構ありますので、
自分たちで作るんだというところ。これが良いところかなと思うんです。
ぜひともそういった自分たちらしい結婚式をしたいんだという場合は、
こういった仏前結婚式というのを考えてみるのもどうでしょうか。
もうちょっとプレゼンが上手かったら良かったんですが、
すみません、なんせそんなにプレゼンは慣れていないもので上手くメリットを伝えられたかな。
その辺はよく分かりませんが、どこか心の片隅に覚えておいていただければ嬉しいです。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話が良かったという方、どうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
それと、このような時々雑談をいたしますが、こういったことを聞きたいんだというようなリクエストなどあれば、
概要欄の方に貼ってあるフォームの方から送っていただければお答えいたします。
もちろんコメント欄からでも結構です。
というわけで、蓮城院副住職の幸文でした。ではではまたね。
12:28

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