00:07
第292回、妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、やってまいりました。
妄想ロンドン会議の、2月度でいいんですかね、1月度でいいんですかね。
の、課題。
2月度にしましょうか。
わかりました。2月度の課題絵が、いってまいりました。
はーい。
前回がね、キング・オブ・シーブズ、1月、昨日、あのー、どってないの?切ってないよね。
ちょっと自分で言っちゃってわかんなくなっちゃう。
1月の課題映画、見てきたレビューをお届けしたんですけれども、
今回は早くもですね、1月の映画っちゃ1月の映画なんですけど、2月もね、公開してるってことでね、
もうちょっとしたら終わっちゃうかもしれないんですけれどもね、
終わりがちよね、私たちが見に行く映画はね、すぐ終わっちゃう。
なんですけれども、はい、こちらの映画でございます。
どん底作家の人生に幸あれ。
略してどん底人生。
あ、そうなん?
知らん。私なんか、絶対これどん底人生って言っちゃうもん。
あー。
で、よく考えたら、略してると思って。
ほいほい。
はい。
あ、どん底作家の人生に幸あれをどん底人生?
言っちゃわない?
いいよ、じゃあどん底人生ね、OK?
はい。
言わなかった、私どん底作家って言ってた。
あ、まじか。
しんちゃんからLINE送るときもさ、どん底作家見てくるねって。
あ、そうか。
明日見るよ、みたいな。
うん。
そうそうそう。
私の中ではどん底人生でした。
というわけでね、2021年、第2本目の英国映画でございまーす。
いえーい。ね、嬉しいね。
レビュー作を決めないままに、どんどんレビューをしていくっていう、この行き当たりばったり感をお楽しみいただければ幸いです。
そうね、前々回とかに、どの映画を見に行くかっていう、そういうのを決める回っていうのを、ポッドキャストでやろうって言ってたんだけど、
もう全然してなくて、どんどん決まっていって、どんどん見に行ってやるっていう、そういう流れね。
これ、嬉しい悲鳴と呼ばせていただこう。
うん、ちょっとね、見ないといけないものが結構こうやってくるので。
ちょっと立て続けに来たので。
嬉しいな。
もうちょっと断定、これはなんとなく行こうぜっていうので、収録する前にね、もう決めていっちゃいました。
はい。
また改めて公開作、ちょっと落ち着いた頃にね。
いつやろ。
また3月、4月と決めていきたいとは思ってるんですけれども、とりあえず2月期。
はい、どん底作家の人生に幸あれ。
はい、こちらなんですけれども、文豪ディケンズですね。
有名なイギリスの作家といえばなんですけど、クリスマスキャロルとかが一番有名なのかな。
あと二刀物語とかじゃない、大稲荷さんか。
03:01
大稲荷さんありますね。
そのディケンズ、チャールズ・ディケンズですかね、の反自伝的傑作小説。
こちらがですね、今回の映画の放題はどん底作家の人生に幸あれになってるんですけども、
たぶん日本で出版されてる本のタイトル、これたぶんデビット・コパフィールドとかそういうタイトルかな、になってたんじゃないかなと。
カッパフィールドっていう表記もあったよね。昔こっちあった気がするんだけどな。
なんかいろいろです。
現代は、The Personal History of David Copperfieldですね。
という、デビット・コッパフィールドさんの人生っていう、そういうタイトルの作品です。
これをですね、映画化したもので、
まあね、本当にこの後たくさん名前が出てくると思うんですけれども、
英国屈指の豪華キャストで送る、山あり落ちあり波乱万丈ストーリーとね、こちら。
落ちて。
公開サイトにも。
落ちて。
山あり谷ありだけど、山あり落ちありって書いてある。
そうなの。
でね、これね、ポイントなんですけど、レビューのポイントとしては、
まあレビューのポイントかわかんないな、ついこの間さ、
キング・オブ・シブス見たばっかりで、レビューしたとこばっかりやったから、つい比べてみちゃったんだけどさ、
6点トマトね。
これね、面白いのよ、これまた。
なんと、批評家さんの評が92点なんですよ。
超フレッシュトマト。
で、オーディエンスが、なんと53%っていうこの楽さです。
面白いね。
一般受けのしない、クロウト受けする映画というふうに、ざっくりとですけどね、
捉えていただけたらいいんじゃないかな、なんて思いつつ。
まあ、そりゃそうさっていうところもね、あるんだろうなっていう気はせんでもない。
で、それをね、見てまいりましたので、レビューしたいと思います。
でね、私が、なんとね、今日見てきたばっかりなんですよね。
私10日ほど前に見たんじゃない?
そうそう、私がなかなかちょっと行けなくて。
なんていうか、6点とフレッシュな感じ。
そうそう、私今だから、見てきたばっかりで、超フレッシュなんですよ。
ただ、今夜の8時半ぐらいですか、収録してますけど、見たのがね、見始めたのが約12時間前なんですよ。
まさかの8時50分スタートっていう上映見に行って、終わったの11時だよ、信じられる?
よく朝行ったなあ。
すごい、だからね、私。
その1回しかなかったんだよね。
そう、もうそれしかなくて。
で、なんかその前の時は、キング・オブ・チーブス見に行きたかったか、ちょっと行けなくて、
なんだかんだ言ってね、平日に行こうとしたら、もうなんか、朝の8時50分しかなくて。
そういうところからお察しいただきたい、ちょいと地味な感じの展開。
そうです、追いやられがちなね、そうなんだよね。
06:02
だけどね、朝8時50分、私1人なのかなって心配していたけど、私含めて5人見に来てらっしゃいました。
うん、それ思うとね、キング・オブ・チーブスは結構見に来てたので、みんな。
うーん、まあその時間。
日だったからかな、時間とかもあるよね。
時間帯とかもあるし、まあそれはね、わかんないんだけど、ただそう、なんていうかこう、どっちの映画も、もちろんそうやねんけど、妄想ロンドン会議的というか、なんというか。
いやあ、そうなんですよ、なのでね。
ごめん、しんちゃんの言葉奪っちゃった。
はい、どうぞ。
見れてよかったなと。
うん、やっしー。
まあこれはもう最初に言っときますけど、まあめっちゃ楽しめました。
はい。
すっごい楽しめた作品って知ったと。
なので私がこう、見に行け、見に行けとせっついていたっていうところをお察しいただければ。
うん、これは見たほうがいいよ、見ときようってずっと言われてました。
早く行けよ、レビューさせてくれや。
そうそう、待てな、待てな、行くからって言って。
せっついてましたけれども、これね満を持してですよ。
はい、そうなんです。
というわけでね、きっとこの妄想ロンドン会議、ポッドキャストを聞いてくださっている皆様にはとても楽しんでいただける映画ではないかなと自信を持って。
はい。
ね。
そうそうそう、です。
はい、これね、ちょっとどんな作品なのかっていうのをね、ご紹介させていただきます。
はい。
はい、こちらイギリスの文豪ディケンズの自伝的傑作小説、デビッド・コパフィールドを、
こちらですね、スターリンの早々競争曲という映画でですね、最近では一躍名前が有名となりました、
アーマンド・イアヌッチ監督が映画化されました。
イヌアッチさんね。
はい。
でね、実は、
覚えといて。
覚えといて。
実はこれまでに映像が6回されてるみたいなんですね。
うんうん。
うん。
そのイギリスの言ったら国民的作品よね、何やろね日本やったら中心蔵みたいな感じかな、ちょっと違うかな。
おー、でもまあそんな感じ。
国民的作品的なね。
知らん人はおらんのやろうね、デビッド・コパフィールド。
ディケンズがもうイギリスを代表する作家っていうところはみんな、好き嫌いはあるとは思うけれども、
まあ作家といえばっていう、
そうだね。
清津良幸みたいな感じ?
そっちか、結構古かった。
なんか芥川龍之介とか、ちょっと新しすぎる。
うん。
何やろ、もうちょっと昔かな。
あ、なるほどね。
そう、でもそういう感じ。
あー。
みんなは知ってる的な。
うん。
みんな知ってる系だよね。
うん。
そうそうそうそう。
09:00
なんか、あ、最近やったあれじゃない?
あ、でも違う、やめとこ。
北の国からの人とか言おうとしたけど、ちょっといらぬあれやな。
芥川龍之介で止めとこ。
うーん、そうやな。
いらんやろ、別に。
そう。
クラウド総裁ではなかった。
クラウド総裁ではなかった。
そう、そのですね、イギリスの国民的作品です。
もう全員知ってる、知らん人おらんみたいな。
知らないまでもタイトルは絶対知ってるみたいなね。
感じの作品を、これはですね、原作の持つユモラスな魅力に新たな光を当てて、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに生まれ変わらせたということでね。
結構ね、あの批評家から絶賛されてます。
さっきも私言いましたけれども、各国の賞数々受賞されております。
で、特に、なんでこの映画が、昨年かな、のタイミングで公開されたかっていうと、イギリスの方ではですね、2020年がディケンズ没後150年の節目だったらしいですね。
なので、もちろん現地と言いますか、イギリスではですね、初登場3位やってんてすごくない?
なんかあれかな、三谷幸喜さんみたいな感じかな、映画。
そうかもね。
なんとなくその勢いっていうかさ、ね、わかる?なんかお祭り映画みたいな感じ、みんな出てきちゃうみたいなね。
あの、オールスター映画というかなんというか。
で、あの、とりあえず見とけやっていう。
そうそうそうそう。
で、なんか、毒がない、毒がないって言い方失礼な、いい意味でなんだけど、
どの世代の人が見に行っても笑って泣けるし、みんななんか安心して見に行けるみたいな。
そうね、お子様も多分全然楽しいと思うし、すごいカラフルな映像やし。
お子様はそうか、どこまでのお子様かちょっとわかんないですけど、そうね。
学校行ってりゃ大丈夫じゃねっていう感じ。
そうだね、そうだね。
もちろん年配の方も、離県っていう意味でも、やっぱりすごく楽しめるんじゃないかなっていう作品ではあったね。
うん、確かにね。
はい、これどんなお話なのかと言いますとですね、
ぼっちゃんと幼少期に呼ばれたデイビット、彼が主役なんですけれども、
このデイビットの人生っていうのは、愛する母の再婚をきっかけにですね、
最初は裕福なお家の子かな、みたいな感じで始まるんですよね。
いいお洋服着て、召使い的な人もいるような、ちょっとしたお屋敷に。
お父さんが亡くなられてはいるけれど、とても天真爛漫に幸せに育った少年だったよね。
そうなんです。でも幼い頃ですね、お母様が再婚されてしまうんですね。
で、その再婚がきっかけに、そこから人生が転がり始めるって感じなんですけども、
12:01
これまでは結構ぼっちゃん暮らしができてたんですけれども、
いきなりですね、極貧のどん底暮らしに叩き落とされまして、
あれやこれやとあって、頑張っておつ手をたおって、
おばさんの支援でね、名門を進学しても、
あ、やった、こっから10分頑張った、やった行くぞってなっても、
いろいろな人生の山あり谷ありで、もううまくいかないよね。
なんというか、巻き込まれ方コメディみたいな感じかな。
そうですね。どんだけ主人公が頑張っても頑張っても、その度にうまくいかなくなっちゃう。
そういう、見てるこっちとしては結構しんどくなるような状態のエピソードもあるんだけれども、
その数奇な運命ですね、彼が辿ってたこの人生を、
いつも彼はですね、エピソード、周りの人たち含めてなんですけども、
それを書き留めていくんですね。ずっとね、メモをして。
印象的なその人の言葉とか、その出来事っていうのをちょっとしたメモ書きにして、
宝箱みたいなところにずっと入れていってるのね。
そうそうそうそう。で、その言葉がどんどんどんどん溜まっていって、
それが最後には人生ハッピーエンドを迎えるみたいな。
そんな、めっちゃ走りましたけどそんなお話です。
はい。結構原作だって単行本4冊とかで出てんじゃん。
そうなの。で、今回のお話は割と長い長いお話の中の、
主人公の少年から青年になったところかな、そこの部分を特にピックアップして、
さらにその部分もギュッと詰めて、割となんか飛ばしてるエピソードとか、
出てこない登場人物とかもいたりして、
より映画として楽しめるように再構成されたっていう、そういう作品ですね。
パーソナルヒストリーオブっていうのが頭に、現代についていて、
個人的な歴史みたいな感じなのかな。
ディキンズのタイトルはディビッド・コパフィールドだけど、
映画にしたらパーソナルヒストリーオブディビッド・コパフィールド。
あ、そうなんや。
違うので、やっぱりちょっと原作と違うところもあるっぽくて、
私はちょっと原作読んでないので。
私も読んでないですね。
私見てるだけでも、お、そうやった?みたいなことがちょっとあったりして。
だから忠実に映像化したというよりは、
そこから新たな物語をちょっと紡ぎ出したみたいな感触なのかなとは思った。
そうですね。
そういうですね、まめまぐるしく変転する主人公の波乱万丈の反省をですね、
15:01
現実の悲壮感をブラックな笑いで包みながら、
ビットに飛んだ数々のセリフと時にファンタジックな映像も交えて、
鮮やかな手腕で紡いでいく、バイ公式サイトという感じです。
そしてね、何と言っても一番の目玉と言ってもいいと思うんですけれども、
本当にここに登場するキャラクターたちがですね、
まあ濃いのよ。
濃いキャラクターたちがまた濃いキャストで演じられておりまして。
本当ね、これ古典文学だと思うんだけど、ジャンルとしてはさ、
なんかでもそんな感じに思えない笑いの感じとかね、
ピーター・ラビットレベルの突き抜けた笑いすら感じるほどの、
それになんか、ベースは古典かもしれないけど、
極端なイギリスを見せていただいた気がします。すべての世界の。
別に現代的解釈をしてるってわけではないから、
当時の服属やし、服装やし、やらないけど、
なんか普遍的って感じなのかな。
まあでも全然通用するっていうか、
当時の物語を今の笑いで作ってるっていう感触もちょっとある。
そうかも、そうかも。
なんかそのタイミングの笑いとか、スピーカーみたいなのは、
もう全然現代やなとは。
でもそれがなんか古典作品のはずやのに、
そこになんか乗っかってても全然変じゃないっていうか、
むしろすごいしっくりくるというか、
なんかね不思議な作品でしたね。
でもとても愛おしい作品だなと思いながら私は見ていたけど。
ですねですね、はい。
うん、そんな感じの作品です。
ネタバレしつついきますか?
うん、いいか、ネタバレいいか。
じゃあ出演者とかの話もネタバレのところで。
めちゃくちゃ豪華ですとご案内しておきましょう。
そうですね、はい。
ざっくりとね、多分この人たち有名じゃないのかなっていうところだけご説明しますと、
まず主人公のデビッド・コバフィールドさんはデブ・バテルさんですね。
が演じてらして、最近だとライオン?25年目のただいまだったっけな。
に出演されてまして、私見に行きました。
が今回もね、もうみずみずしい、ほんまなんか超フレッシュな若者を演じられておりました。
で、そのおばさんがティルダ・スイントンさん。
18:01
はい。
はい、そしてその同居人にヒューローリーさん。
そしてデブ・バテルさんが一時期ちょっとこう、同居じゃないけどな、
人生でお世話になりましたおじちゃんがピーター・ガファルディさん。
はい。
さらに、なんだろうなこれは、悪役です、ベイミショウさん。
うん。
うん。
あと、われらの、公式サイトに載ってない。
あの方ね、最初のさ、ママ・チチのさ、お姉さん。
はいはい。
名前が出てこない。
グエンドリー・クリスティーさん。
そうそうそうそう。大きかったね、やっぱり。
すごいね、博物館。
えっと、最近だと、ナショナルシアターライブの夏の世の夢で、
妖精王の奥さん。
奥さん。
されておりました。
はい。
すごかった。
ですかね、私ら的に。
あと、そうですね、あと、えっと、なんだ、えっと、出てこなくなった。
ひどい私。
この間見たやつ、キング・オブ・シーブスに出ておられたポール・ホワイトハウスさんなんかも出ておられますね。
あ、出ておられました。どの役?
えっとね、ペゴティーさんちのお父さん。
あ、ペゴティーさんちの。あー、はいはいはいはい。
はい。
あ、あとね、ダンケルク勢には、もうこれ、ダンケルクファンの方には、
おー!ってなったと思います。デイビッドの語学優のアナイリン・バーナードさん。
あ、違う、スティア・フォースさん役のアナイリン・バーナードさん。
はい。
出てらっしゃいましたね。
これあげてんなら、あれに出てたあの人のネタが引き出しちゃうので。
はい。そんなところかな。主に公式サイトにどどんと載っておりますのがそのあたりでございまして、
ではここからね、ネタ払いでゆっくり話をしていきたいと思いますので、聞きたくないよという方はぜひこちらで一度スイッチオフしてください。
ではしんちゃん、スイッチオフのご礼お願いします。
では、ちょっとね、ちょっと嫌なご時世なので、ご覧になられてない方もいらっしゃるかと思うんですけど、いつか見ていただいて、このお話聞いていただければと思います。
はい。
はい。では、スイッチオフ。
何時でしょうか。ちょっと長めにスイッチオフしましたか。
はい。
というわけで、これ私意外とお気に入りなテンションでいこうと思っているけれど、ご賛同いただける感じ?
よかったです。よかったです。
うん。
本当に。
よかったよかった。
うん。
ちょっと今日もね、軽く探りは入れてみたけれども。
21:01
そう、見終わった後にしんちゃんからどうやった?って聞いたから、珍しいと思って。
いつもね、私は出たとこ勝負でいこうぜっていう派なんですけど、これあかんかったら決定的にあかんかなと思って、ちょっと警戒してたのよ。
あのね、何だろうな、これ多分やけど、ミニシアター系の映画じゃない?
うん。
なんかそれの、CMの作り方って何であんなにいつも同じなんだろうって思う。
で、なんかそのCMの感じが、ちょっとなんか、見に行かんでいいかなみたいな気持ちに、
ちょっとさせてしまうところがあるかもしれない、あれ不思議だね、何なんだろう、思わない?
なんか結構ドタバタしたところとか、その面白狙ってるシーンを圧縮してやってきてるから、ちょっと安っぽく見えちゃって。
そう、安っぽさだね。
うん。なんかドラマがあんまり感じれないようなPVになってたので、私もちょっとあれ、どっちかなと思って。
うん、わかるわかる。
あまりにもちょっとキャストが魅力的すぎたので、これを見に行かたら後悔するかなと思って、ちょっと一足先に私は見に行ったんですけど、
そういうところはすごく様通なことで、もっと本質が全然別にあったよねっていう感じで、すごく気に入ったので、
なので水口に早く見せてくれと。
そうだね、これは元々がすごく長い作品だったっていう点で置いてなんだけど、この短い2時間にギュッとこれをまとめて、
このスピードでこの展開で見せてくれたっていうのが、まず本当に映画としての構成が最高やったなと思った。
うん、原作知らんくせにね、そういうふうに思っちゃった。
やっぱり原作まで縮めたなっていうところでもあるんやなと思う。
そうだね、もしかしたら本当にレミゼラブルの長い物語をギュッて縮めたみたいな感じの縮め方だったのかもしれないんだけどさ、
にしても本当に、めっちゃね、よくディスプレイなり方、一箇所もちょっと見逃せない作品ですね。
例えばミッション・インポッシブルとか007とかって、途中でトイレに立っちゃうと、もう何か何かわけがわかんなくなっちゃうと思うんですけど、普通だとね。
だいたい中中白、「てめえ誰だ?」ってなるわな。
何したんだ、追いつけ。
何が起こった?みたいな感じになると思うんだけど、
何でヘリ乗ってんの?とかあると思うんだけど、
24:00
これはそういう何かから逃げたりとか、はーはードキドキみたいな謎をかけるとかじゃないんだけど、
それよりもむしろちょっとでも目を離すと展開がわかんなくなるっていう作品だと思います。
もう割と画面くじきづけになっとかないといけない。
ちょうど前回見たキング・オブ・シーブスがさ、そういう映画なのかなと思いきや全然違ったっていうのと、
緩かったー。
緩かったの。え、銀行号とこんな緩くていい?みたいな。
え、別にこれすごい気張って見とかなくていいんかな?もしかしてっていう、あの片透かし感が、
そこが良かったんですけどね、良かったんだけれども、今回は逆でなんかちょっとこう落ち着いて見れるのかなと思いきやね、
ちょっとこうちょっとでも目を離したと展開しちゃうから話が。
いやーまあ人の感情が次から次へと押し寄せてきてっていう。
私ちょっとこの作品、良かったしかまだ言ってないんだけど、どう表現していいのかちょっとわかんなくてまだ全然まとまってないんです。
じゃあ明日収録にしましょうか。
いやいやいや、それはいいんだけどさ。
なんかちょっと、さっきレミゼっていうワードが出てたけど、ちょっとレミゼに印象最初近くて、
工場に働きに行く感じとか、ちっちゃい頃から苦労する感じみたいなのが、
そうだね。
コゼットちゃん感を出してくるかなとか思って、
そっかこれ同じような年代なのかなと思って、レミゼっぽいって思いながら最初見ててんけど、
フランスやけどなあちらはな。
そうそうでどっちが先なんやろうってちょっと軽い興味で調べてみたら、デビット・コバフィールドの方が先でした。
へー面白。
レミゼは小説出たのが1862年で、こっちの作品は1849年から50年。
じゃあ20年ぐらい先。
10年ぐらいかな。
10年ぐらい先か。
12、3年ぐらい先。
この当時の風俗ってこういうことなんやろうなあと思ったから、
印象はあまりにも違うけどね。
確かにね、確かに。
レミゼの時もそうやったけど、特に今回はかな、この当時のビクトリア朝時代ですか、
イギリスの上流階級からどん底底辺の文化というか、
下町文化までね。
全部見れたでしょ。だからお得感、めっちゃお得感。
27:02
あ、そのね、そのセントポールの角度ね、あそこねっていうさ、とこあったじゃん。
わかるね、あそこの、あの辺ねっていう。
そうなんだね。
イーストエンドって言うんですか?
あの辺りの空気感とかね。
そう、ロンドンだけじゃなくてね、ちょっと田舎も出てくるし。
で、ちょっと弁護士会館が集っている裁判所の周りですか。
はいはいはい。
あの辺の空気感とかもなんとなく、今の街並み思い浮かべながら見れる作品でもあるよね。
うんうんうん、そうね。
愛すべきロンドン、ど真ん中ですよ、またこれが。
そう、そうなんだよね。
セントレーション、すごい服装とかも可愛いっていうかな、なんかちょっと憧れを持って見てしまうあの感じね。
その産業革命が起こって、すごく活発な街とか田舎の風景とか、綺麗な映像とかあんねんで、すごい好きやねんで。
めっちゃ好き、めっちゃ気に入ってんねんけど、それどころじゃなかってん。
うん、それどころじゃなかった。
濃いね。
濃かったね。
何があってキャストかな。
キャスト濃かったっす。
しんちゃん、キャストお願いします。
えーと、まずだから、デブパテールさん。
うんうん。
主役のレビット・カバーフィルドさん。
はい。
多分ね、濃いねんよ。
あ、そのね、その濃さね。
うん。
薄い濃いのね。
お顔立ちももちろんやねんけど、存在感もすごいねんけど、まあなんというか、綺麗に描ききれてたねっていう。
あー、でも傍観、傍観じゃないよ、ストーリーテラーやからかな。
観察者やからかな。
巻き込まれる人やったからかな。
なんかね、しんちゃん、あれは観てないよね?
ライオンは観てない。
ライオンは観てないか。
スラム・ドック・ミリオネアの子だよね。
うん。
そう、で、ライオン、あ、ごめんね、ごめんね、大丈夫?
いやいや、結構前の話やったからなと思って。
あーそう、あれはね。
ライオン観たときに、スラム・ドック・ミリオネアの子がこんな大きくなったんやと思って、
でね、しかもね、あれは結構インドだっけ、どこやったっけ、
孤児になった子がオーストラリアで養子に取られてね。
で、本当の親とかが、もう自分では分からなかったんだけども、
Google Earthを使って、当時の記憶を頼りに、
自分の本当の親に会いに行くっていう、そういう話だったんよ。
30:03
で、彼がね、デブ・パテルさんが主人公を演じてたんだけど、
すごい今時の青年って感じだったね、そのとき観たときに。
で、めっちゃ色っぽくて、体もガッシリしてて、めっちゃかっこよかったんよ。
かっこよかったんよ。で、今回はなんか、あれすごい、やっすい、細い、末も細くて、
貧乏をやったっていう背景があるから、あんまり物も食べれてなくてっていうのがあるかもしれないんだけど、
お貴族様みたいな、貴族出身の子みたいな感じがすごいよく出てて、
ちょっと頼りなさげでもあるし、物を知らない感じでもあるし、
全然雰囲気が違って、それがびっくりした。
あれ、この子やんねって、最初に思わずちょっと自分で確認しちゃったぐらい違ってた。
そうなんよ。
そうはね。
ってことは、結構七変芸系の役者さんなのかな?
いやー、だからそれがね、もしかしたら、この作品の中でこの役を演じたことで、
ちょっと存在感がかき消されてしまってたのかもしれない。ちょっとわかんない。
しんちゃんが今言ったような感じでね。
ただそれが、しっかり西洋とか思うわけでは一切なくって、
やっぱり一本筋が通ってるっていうのは、作品を通してすごく伝わってくるんだけど、
ただ、だから周りが濃すぎんねん。
濃すぎたね。
濃すぎて普通やねんっていう。
あ、確かに。一人だけ感覚が普通やったもんね。
そうそうそうそう。
うん。
なんかヒルダ・スウィントンさん。
ん?
あ、うん。大丈夫。
うん。ヒルダ・スウィントンさん。
もうなんかすごく最初に、美しいんだけれども、すっごい嫌な性格の悪いのかなって。
嫌な人なのかなって思ってた。
思って見始めたけど、中盤にすごくそれが普通になってきて、
もうなんか愛おしさしかないみたいな。
受け入れてたね。むしろなんかそれが安心みたいな。
めっちゃ綺麗で、素敵な人に見えてくるし、
なんかヒュー・ローリーさんとピーター・カパルディさんも、
言っちゃ変子やねんよね。
変だった。
大阪弁ですね、これ変子っていう。
なんかむちゃくちゃ変わり者のおじさんたち。
変わり者やけど、学ぶべきところもたくさんある愛おしいおじさんっていうのをされてて、
変わってんねんね。変わってんねんけど、変わりすぎてて普通やねんっていう。
33:02
主人公のレヴィットが見ている視線が愛にあふれているから、
そういうふうに見えるっていう解釈なんかもしれへんけど、
あとなんかそういう役上手すぎるキャスティング。
そうやね、ピーター・カパルディさんは、
持ち前のウサンクサさを最大限活かして演じていらっしゃいましたね、今回の役を。
パリン島のときに隣人カリーさんで、
あれはスパイスとして出てきて、ピョッと出てきて、
ワーッてやってピョッて帰った経験あるけど、今回結構デシロ多くって。
長いね、しかもまた出てきたみたいな。また出てきたっていう。
またね、遭遇率が。
取るなーみたいな。
ちょいちょい絡んできはる感じのカリーさんなので、
いやでもピーター・カパルディさんは上手すぎて、
私も好きすぎて、変わってるっていうか、
もうなんか愛おしい人になってきてしまって。
出てきたら嬉しいよね。また来たーみたいな。
物語的にはさ、おいおい来んなよって感じだろうけどね、
やったーまた出てきたーっていう。
嬉しかったね。
また見れるっていう。
ヒロリンさんももちろんなんかちょっと変わってる。
ちょっと思想的に変わってんのかな。
ジェームス一世かな。
ジェームスじゃないな。
チャールズ。
チャールズ一世か。
チャールズ一世じゃなかった?
昔なんか首を落とされて死んじゃった王様の思考に取り憑かれてるみたいな、
ちょっと現実感のない生活をされておられる方。
なんか頭良すぎて一周したみたいな感じ?
そうね。一周かな。
半周かな。たまに一周するけどまた戻るみたいな。
そうそうそうそう。
なんかヒューローリーさん、見た目頭いいし、実際頭むちゃくちゃいいし、
これヒューローリーさんリアルかなって思いながら見てた。
良かったね。
本当にそれこそ、
資生の人々だったりとか、今の時代の社会的な何かが起こっているとかっていうのを一切何も考えずに、
もうただ自分が思うがままに過ごしてるみたいな。
チャールズ一世と。
たまにちょっと現実に戻るんだけどみたいな。
そうそうそう、ですね。
この辺がね、もう濃すぎて。
あと、
ん?
大丈夫。
いや、って思ってたらベイビーショーさんがね。
36:01
ベイビーショーさんもあんなにでっしろあると思わへんかって、
最初この人なんでこの役受けたんかなって思ってたんだけど、
まさかのラスボスじゃないけど、ラスボス的扱いだったね。
うん。
笑ってしまった。
距離感近い人ね。
めっちゃキモかったね。
あの距離感キモいよね。
距離感ちょっと嫌だ。あれ何つけられてたん?
けっと押した後にさ、なんか手当てしてくれてたんや。
ベイビーショーさんが、デイビッドの。
なんかペタってなんか、あれ何?
生肉じゃないかな?
生肉つけてたん?何?って思いながら。
むずすま治療法であるはずよ、生肉。
そうなん?風邪ひいたらネギを首に巻くみたいな感じの生肉を。
熱を取るみたいな。
あ、湿布?
冷えピタ?
冷えピタか。
へー、それは知らなかった。何くっついてんの?と思って。
たぶん生肉って昔使ってたはず。
でも言われてみたら、そうかもしれない。
肉から肉へ熱を移すみたいなね。
あー、なるほどね。
うん。
へー、面白い。
物考え用だなと思うんだけど、氷はそんなに手に入らない時代だろうしね、
お水もあんまり綺麗じゃないとすればいいのかなって思った気がするけれど。
ほんまやね。そういうことか。
いや、なんかハンカチ絞って当ててったら良くないかって思うけど、
あ、ほんまに書いてある。
古代エジプトで怪我をした時に傷口に当てていたものは、動物の新鮮な生肉。
ん?古代エジプトって書いてるよ。
あ、でもそういう。
治療法あったはず。
うん。
ちょっと調べてみよう、このライブ感。
生肉、なんかでもさ、やばいよね。やばい筋肉感染しそう。生肉ってさ、傷口とかそんな。
うん。ちょっとつらそうよね。楽になけんよね。
でもあれは生肉だった、確かに。
そうだよね、なんかピンク色のやつだよね。
ピンク色やった。
あ、やっぱバニックとか。
へー。
うち身。
うん。
面白。
やっぱ食代わりだね。
そういうね、なんか当時の文化も見れちゃう。いいですね。
良いね。
そうそうそう。
余計な知識を増やしてしまった。
いいやん、いいやん。
そうか、弁儀賞さんね。
なんかでもさ、今話を聞きながら思ったんだけど、この作品のね、感想というか、まとまりきらへんってさっき言ってたけど、
一つ、すごかったなって思うところは、こういうちょっと話しただけでも、
39:03
もうキャラが濃すぎるキャラクターが、ひとくせどころじゃないキャラクターが結構な量いるのよ。
たぶんこのレベルの変人は、一つの映画に2人ぐらいまででいいと思うんだよね。
うん。
なんか変人度合がちょっともうみんな強すぎるみたいな。
あのパディントンでさえよ、パディントンでさえそこまで変人。
あれよね、パディントン1で言うとさ、いっぱいピーター・カパルティさん役の人と、
カパルティさん出演者だからね。役じゃねえからね。
カリーさん役の人と、いっぱいカリーさん役の人と、
あといっぱいあの人、トム・クルーズの元奥さんが、
はい、お顔浮かんでるのにな。
ニコール・キットマン。
あ、はいはい。
ニコール・キットマンがやってた役レベルの人が、5、6人というかゴロゴロおるみたいな。
あまねてそうやったみたいなね。
みんななんか、主人公以外みんなそんぐらいなんか、やばかったっていう。
やのに、そのぐらいの濃さやのに、
なんでそんなことすんねんみたいに、
なんか思うことが1回もなかって、全部受け入れてしまった2時間。
なんか展開とかに、あれやん、それなんやねんみたいな、
無理やりやなとか、これいるみたいな。
結構今やつおらんやろとかね。
そうそうそうそう。
そういうの思わないっていうのは、思わせずに見させてくれたところが、
この映画の一番すごいところかもしれへんなと思った。
で、謎の感動とかが得られるんだよ、すっごくない?
そうやねん、別にミショさんもさ、やなやつなんだよ、やなやつなんだけど、
なんか、でもデビッドくんは、ちょっとなんなら出会えたことに感謝してねえか、みたいな愛を感じるよね。
それだけ?
いや、なんか経験値としてさ、やな思いしてるけれど、
それはね、最後に小説として紹介するしね。
その出会いに感謝してねえか、みたいな。
デビッドを通した愛が、監督の愛と通じるんかなと思って、
とても愛情深い映画やなと思って見てて。
そうだね。
全てにおいて。
ただ展開において、私一つだけちょっと、一箇所だけ、
あ、そうやったん?って思ったところがあってね。
一番最初にデビッドが、本当のお父さん亡くなってしまって、
お母さんと幸せにお屋敷で暮らしていて、
で、ママ、父がやってくるじゃない。
42:01
で、本当に最初の最初なんだけどさ、
ママ、父がやってきて、
ほんで、今日からお前はここで暮らすんだよって言って、
その当時のお手伝いさん、誰さんだったっけな、名前。
ピコティみたいな名前の人。
ペコティ。
ペゴティ。
ペゴティやったっけな、名前が。
ちょっと、なんやねん、その名前って。
そうだね、ペコティ。
ペコティさん。
ペコティさんか。ペコティさん、当時のお手伝いさんなのかな。
何さんなのかな、よくわかんないけど。
何か、ペコティさんのふるさとなのかな、海辺の砂浜に、
たぶん、ナンパしてきた船を逆さまにして作られた家。
だから、床は砂っていう、そこに引き取られて、
幸せに、田舎町だけどね、暮らしているっていう描写があって、
ここに行って、結果良かったんやな、幸せに暮らしてるんだなと思ったら、
そこから、映像として、上から、手がにおきって現れて、
で、その、ママ・チチがいる元の家に、シーンがバーンって切り替わって、
そういう幸せな生活をいつものように、紙綺麗に書きしたためていたところを、
何やってんねん、みたいな感じで、恐怖のママ・チチがね、
その、書きためていた紙をぐちゃぐちゃにするみたいな、取り上げるっていう、
そういうシーンにバーンって切り替わるんだけどさ、
それが、結構、あ、そうそう、この作品の、特に序盤の面白かったところは、
最初、この人の、青年デイビットの一人語りから始まって、
そのデイビットが自身が、ちょっと演劇的演出だけれども、
当時の自分の、ちっちゃい時の自分と、母親が暮らしている家のエピソードを、
私たちに見せながら、青年デイビット君自身も、そこ同じ場所にいて、
こんな感じだったんだよって、私らに説明してくれたりするっていうね、
ちょっとそういう演出があったんで、メタっぽい。
その青年の目を通して、物語を聞かせてくれてる。
実はこの人、こういう人でね、とか、
そうなんだよね。
っていう解説がちょっと入ったり、ちょっと懐かしそうな顔をしてみせたり。
そうそう。
なので、ちょっとすみません、話が前後したんですけど、
そんな感じで、私たち、あ、これは青年デイビットの目を通して、
語れる話なんだなっていうのが、最初にルールとして頭に叩き込まれまして、
で、その後でそういうね、実は海辺の家に行って幸せに暮らしていたと思いきや、
45:01
自分はここで帰ってて、
私はだから、あ、それは彼が作り出した、こうだったらよかったなっていう空想の世界で、
本当には実在しないところなんだって、最初に思い込んじゃったんだよね。
わかる?
うん。
作り出した原油ってことね。
そうそうそうそう。
なので、そこで出てきた、船を逆さにして作られた砂浜のお家だったりとか、
そこで暮らしている人々、いっぱいまたいろんな人が、
本当に短い、数分の時間だったんだけどね、
ちっちゃなデイビットがそこにもらわれていったよ、みたいな展開になったんだけども、
そこに住んでいるおばあちゃんとか、
養子1、養子2とか、
旦那さんとか、ちょこちょこわーって出てきて、
町の様子わー、みたいな感じで見てて、
あ、それは全部、彼が作り出した空想上の町だし、
空想上の人なんやと思っていたら、
そのだいぶ後に、
ご学友を連れて港町に行くっていうエピソードが出てきて、
実際に船とかもさ、船で作られた家とか、
まんまその当時のまんまあって、みたいな感じだったから、
あ、あれって本物のことやったんやと思って、
それが私はちょっとあれって思ったエピソードだった。
ごめん説明が長くなったんですけど。
完全な原因やと思ってたら、
本当は現実に入ってたってことね。
しんちゃんはどう思った流れ?
あんなに長いこと暮らしてるんじゃなくって、
一回行ったことがあって、
本気楽園やと思って、
そこを膨らませたんやと思った。
うんうんうんうん、まあそうやわね。
うんうんうんうん。
だからそこでずっと自分は帰ってこずに、
そこで幸せに暮らしてるっていう妄想をしてたけど、
現実は一日二日で戻ってこされて、
また辛い現実に身を置いていたっていうことかなって、
普通に思ってた。
あーそっかそっかそっか。
そうなんかね、
それが多分私的には一番大きかったと思うんだけど、
この作品で一個だけ引っかかるところがあるとすれば、
実は彼が鍵止めていて、
彼の目線から見て語れる物語、
そしてそこに出てくる人々っていうのと、
実際の彼の周りの人々っていうのが、
もうちょっと差があるのかなって思ってて、
何言ったらいいかな、ビッグフィッシュってわかる?
ビッグフィッシュって言ったらわかるかな?
ビッグフィッシュもさ、あれはさ、
全然違うけどね、
国も違えば年代も違うので、
48:02
まあまあ考え方ね。
でも構成的にはちょっと一緒というか、
お父さんが息子に話して聞かせるんだけど、
そのお話がお父さんの目を通して見た、
どれだけ素晴らしかったかっていう、
それを語る上でいろんな変な人とかも出てくるし、
いろんなこんなこと起こるの?みたいなエピソードもあって、
でも実は実際、嘘でもないし、
でもやっぱり物語の中だからちょっと脚色されててっていう、
そのことを最後に落ちじゃないけど、
種明かし的に知った時に、
すごい感動が見てる私たちに生まれるみたいな、
ちょっと仕組みにビッグフィッシュがなってるんだけど、
なんかそういうビッグフィッシュ的な、
彼が語る、彼目線で語られる物語っていうのがね、
最初その、ちょっと演出が面白かったからさ、
手が出てきたりとかさ、大きな手とかがね、
だからちょっとそういう脚色されてるものなのかなって思いながら、
なんかその実際とのギャップとかみたいなのが、
作品にちょっと効果的な仕掛けとして現れるような、
そういうのが出てくるんかなって、
最初思ったらそれがもうなくなっちゃったから、
途中からこれはちゃうなっていうのは分かったんだけど、
なんかそれがね、入りがすごいちょっとこう、
そういう意味でワクワクしたので、
それがこうなくなったから、
なくなったっていうか、
私が勝手にちょっとその種を自分で勝手に撒いただけなんですけど、
そこがね、ちょっぴりだけ残念だった。
ちょっとね、もうちょっと求めちゃったんだよね。
いや、これコテンって分かってんのに、
なんでそこ求めたんやろって私は、
見終わった後に思ったんだけど。
リビットフィルター、もうちょっと欲しかったってことね。
そうそうそう、そうなんですよ。
なるほどな。
伝わった?ごめんね、めっちゃわかりづらかったよね。
いやいや、だからちょっと極端な話、
このリビットから見たらこんなに光輝いてる世界なんだけど、
実は結構普通にくすんでて、
変わり者もそんなに変わり者じゃないかもしれないなとか、
そうですよね。
自然の差があることも考えられるよね、作品の作り方としては。
そうなのよ。
それをもうちょっと見れるのかなって、
それは最初に期待しちゃった。
めっちゃ理想の女性として描かれていたお母さんと、
仕事先の娘さん、ドーラちゃん、
同じ人がやってた時、後で知ってびっくりした。
私も後で知った。
あの子うまいなと思って。
うん、あの子も変わってたね。
変わってた。
だいぶ変わってた。
変わってた。
51:00
もの静かに変わってた。
かあちゃんも変わってたけどね。
すごい上手な方がやってらっしゃるから、
すごく魅力的に、もちろん私たちにも映っているし、
ただ、それがデビッドの目線で見た時の魅力と、
実際あれ?意外と普通な子やん。
だからデビッドの視線が変わってて、
こんな奇妙な光り輝いた世界になっているの?
みたいな格差があるかもしれないなっていう。
その意味で多分できるんだなと思うけど、
だから原作がどう描いてるかなんですけど、
私はちょっと読んでないので。
そうなんですよね。
デビッド視線を入れるっていうのの意味、
もう一個欲しかったなっていう感じなんですよね。
それです。ありがとうございます。
その解説時代は翻訳していただいてありがとうございます。
そこですそこです。
視覚的にはすごい楽しめたんだけどね、最初はね。
なんかあれ?って思っても、
ね、っていう感じでした。
そこだけかな。
そうなると、なんかデビッドくんが、
いろんな人のモノマネをしながら、
学友にお話をするじゃない?
あのエピソードもう一回聞かせてくれよとか言われて、
この人ねって言って、物の見事にマネをするって。
こういうおじさんなんだよって言って、
喋り方をマネをする。
で、そのドイツ人のエピソードを面白おかしく聞かせてあげるっていうのが、
ちょっと生きてこないかなっていう、
モノマネしてる時点で、もうそれは現実なんじゃないとか。
いや、そうだね、あの、やっぱ船だね。
その、ヤーマンだっけ?
なんかそんなとこだった。確か地方の名前忘れたけど。
港町?砂浜の逆さ船の家のところに、
ご学友を連れて行った時に、
あの時のままだ、みたいな感じで、
一緒やったやん、全く。
で、学友も、
聞いてた通りだーって言って、
ここが楽園、なるほどねっていう。
やっぱりちょっと違ってて欲しかったなっていう、
なんか違ってることで感じる、
なんかノスタルジーだったりっていう、
なんかそういうの欲しかったかなっていう話しながら思いました。
ですです。
そうそうそうそう。
私はそんな深いことは一切考えずに、
この、
役者さんだね、
レイブくんが、レイブパテールさんが、
こんなにマネが上手いって思うよりも、
ここまでマネをさせる、芝居をさせてる、
周りの人たちがすごいなって思ってて。
54:02
確かにね。
ものの見事にみんなマネしやすい芝居してくれてるなって。
うん、そうね。
そこにちょっとみんなのチームワークを感じて。
そうやな。でもあれ、そうやな。
でも語学友人さ、マネして聞かせるところは、
私結構ハラハラしてて、
初めてさ、転校生的な立ち位置でさ、
もう既に出来上がっている輪の中に、
あの当時のよ、イギリスの。
サロン的なやつね。
そうそうそうそう。
なんかお高く泊まった貴族たち、上流階級社会の子供たちばっかりじゃん。
ご子息ばっかりいてさ。
で、1金持ち10友達みたいなやつな。
あ、そうそうそうそう。
何それ。
そうそうそう。
でなんか、そこに行った時に、
結構さ、行った時はさ、
あ、ここでまた過酷な学園生活始まるやんって思わんかった?
思った。絶対にいじめられると思った。
やのに、いきなりさ、
なんかアカンアカンって、それやったら滑るってみたいな、
そのマネとかをしてさ、見せて、
で、ハラハラしとったら、うわはははって受けてさ、
受けてる、そのマネを受けてることが爆笑みたいな、こっち見てて、
なんか2、3段階のズレがあってさ、
あのな、関西人やねん、わしら。
え、どういうこと。
わしらが関西人やからやけど。
そうな、私はこの笑いの受け止め方間違ってないんやと思って、
むしろそういうふうにそこまで計算して、すげえなイギリスって、
すごいこの監督さんと思いながら、監督さんが脚本も書かれたんよね、これね。
すげえと思って見てたんやけど、違うんか。
私が笑いに対して考えすぎとったんかな。
どうなんやろ。
当時のその、笑いが仲間意識っていうのは絶対あると思うのよ。
だから、たぶん全員は絶対受けてなくて、
受けてるのって、語学友のエアフォース君だけやと思うのよ。
ただ、一番有力者の彼が笑うってことは、全員笑わなければならないっていう、
このサロンの空気感なんだなと思って。
私またこの人BL的に展開が来るんかと思ってさ、ちょっとハラハラしたのよ。
だってこんなさ、何の根拠もなくいきなりやってきた人を見染めてというかさ、
仲間に入れてね、
今日からお前はデイジーだとか言ってわけわかんないさ、
デイジー?デイビット?デイジー?
まあ置いておくとして。
頭湧いてるよな。
頭湧いてるよね。
何なの?この展開、あれですか?
イギリスの語学友物的なあれですか?みたいな。
ラブなんかなと思っちゃった。
57:01
寄宿舎のあれですか?みたいなね。
そう思ったよね。
ちゃうかったね。
それも笑っちゃった。
そういう雰囲気わざわざ出してたんかなと思ったけど。
それも笑い飛ばすみたいな。
その語学友が、後々の展開もちろんそうなんだけど、
とても遠征観に苛まれているというか、
カッコつけてナルシストで。
ナルシストやったな。
その美学によって、
ハギの元ですか?みたいなセリフを吐いてた。
もう美しい僕を覚えておいてくれってひたすら。
決め台詞、決め台詞、みんなに言う、それ。
だから彼は、彼で刺激を求めているというか、
毎日がつまらないな、みたいな。
家のこととか、いろいろな事情が重なって、
とてもすごく自分の人生、恵まれてはいるけれど、
嫌気がさせていてっていうのに、刺激を求めたのに、
なんかこう、独特の笑いのセンスで切り込んできたのがデビューだったんだろうなっていう。
そういうことね。
やっぱり新鮮に見えたってことか、その毎日に。
あの学校には多分いない、どん底人生、ほら出てきた。
どん底人生を歩んできた人ね。
そうそう、だってあれで、
お酒工場で瓶割ってなんぼ、みたいな生活をしている子は誰もいないわけじゃないっていう。
そうだよね。
を知ってるって、多分すごく当時の、
なんていうか、きっきさかんな、ちょっと青い感じの青年たちには新鮮だよねっていう。
で、それがすごく魅力で気に入って、
まあつるんでるって感じなんかな。
ただそれもね、ちょっと離れて生活してたら、
やっぱりその刺激も薄くなってきて、もうどうでもいいやって言って。
まあまあ枯れば枯れて、とてもなんというか、
花々しくというか、ちょっと痛い感じの細胞を研げていったけど。
痛かったね、あれね。
ちょっと面白かった。
そうだね。
あとまあ、すみません、話が大丈夫?
飛ばして。
ポンポン飛んで申し訳ないんだけど、
あの、アグネスね。
ほいほい。
アグネスです。
理想の女性になったね。
あれ、最後に。
弁護士さんの娘さんね。
この人弁護士か。
ウィッグフィールドさん。
ウィッグフィールドさんって弁護士やったんか。
もう何者か分からなかった。
ベネディクトーンさんがやられてた。
そうそう、ベネディクトーンさん。
会計士だか弁護士だか。
そっか、まあ町の名刺みたいな感じ?
ミショタンね、お金持ちで、あれだよね、ミショタンに乗っ取られるってことだよね。
1:00:00
そうそうそうそう。
それの娘さん役。
アグネス。
で、最後結婚するじゃん、アグネスと。
なんか、え、そういう感じやった?みたいな。
なんかさ、合間にほんとにちょいちょいちょいちょい、なんか視線が合うなって思っててんけど、この二人。
てかめっちゃアグネス見てくるな、こっちって思ってて。
アグネスは恋心をわりと露骨に出しとったよね。大人なりではあるけれど。
そうだね。ちょっと年齢差が全く分かんないんだけどさ、最後結婚したからびっくりしたっていう、ただの感想。
ほんとに好き好き言ってて、お互い相思相愛になってた犬を使ってしゃべるドーラちゃんね。
頭湧いてた子ね。
あの子は、原作ではほんとは死んじゃったんだよね。
うん、死んじゃってた。
今回は、そこまでは描かれてなかったよね。
なんか自分で、あなたの物語から身を引くわみたいなことを言ってた。
あのふわふわふわふわっていう妄想の中で。
私には合わないって、あなたの物語で私は魅力的に生きれないみたいな。
私はそこにいちゃいけないみたいなことで。
いや、十分変わってるから追ってーって。
確かにね。
かわいい子を追ってくれる。
アグネスさんがさ、デイビッド君に対して、そんななんかアピールしてた?
でも最初からずっと結構チラッチラ見てたし、
なんかちょっとそのドーラのことを褒めたりとか言ったら、
あ、そうなんだって笑顔でうなずいたけど、
次の瞬間にもうすごい真顔で睨んでたりとか。
ほー、私全然気づかなくて何を見てたんでしょうね。
ちょっと不機嫌になってきたり。
いや、なんかちょっとよくわかんない人やなって思って見てて、このアグネスさん。
何考えてんねやろって、ほんとわかんなくて。
なんか何のシーンやったかな、なんか今からデートなんだとか、
なんかそういうドーラのことをすごく嬉しそうに話してるときに、
そうなんだ、よかったねってめっちゃ作り笑いで言った瞬間、
次の瞬間にパコーンって表情が鬼になってて、
あ、なるほどねと思って。
だからちょいちょいなんとなくさりげなく誘ってはいて、
ただイビッドがそれに全く気づかなくって自分の声に夢中でっていうのを、
後ろの方で何よ、っていう顔でずっと見てた。
そうなぁ、怖っ。
1:03:01
見てらっしゃい、みたいな感じで。
ほんと、なんか何かを思ってんなっていうのは思っててんけど、
なんかまさかそれやと思わへんかってびっくりしたんだよね。
結構先段階、出会いの頃から、
うんうん、出会いの頃からめっちゃ見てくるなって思ってて、
何やろこの人って思って。
イビッドのこと、多分一目惚れして、
そういうことか。
いや、よかったなって思う、似合いやなって思う。
そうそう、アグネスの方はずっと狙い続けてたんやと思う。
そういうことね。
そうか。
キャストでアグネスさんとかを見ながらさ、張って思ってんけどさ、
やっぱこの作品本当に演劇的だなって思うことの一つが、
キャスティングのその人種の多様さだなって思った。
もともと、例えば原作があるものとかでね、
白人の役だったのを黒人に置き換えるとかっていうのは別によくあることだと思うんだけど、
でも黒人のお母さんから、
白人の娘なり息子っていうのは生まれないじゃない。
でもこの作品はもうそれ、はいこうですってしちゃってて、
演劇ではよくそういう配役あるけど、
映画ってなんかここまであからさまなの、珍しいなと思って、
ひょっとしたら混乱する人もいるのかもしれないなって思った。
なんかお父さんなにけ?って思いながら寝ちゃうっていうぐらいやねんけど、
全然嫌な感じはもちろんした。
嫌な感じはない。
やっぱり人種関係なくそのキャラを演じれる役者さんを純粋に選んだっていう感じはすごくしたよね。
うん、したした。
だからイギリス的にとっても変わった嫌なおっちゃんはやっぱりイギリス人がやるよねみたいな。
確かにね、確かにそうだよね。
それはとてもポリコレ的にではなく、演劇的に正しいなとは思った。
そうだから、よく小説とかでさ、キャスティング誰がいいだろうとか無双するときにね、
この人じゃない、この人じゃないとかって話しながらさ、
いやでもそれは実際に映画にするのは無理だよね。
だって生きてる年代が違うだったりとかさ、想像の中では同じ年代にできるけどさ、
とか国籍とか人種が違うから無理だねって思うけど、
これはその人種のところをやっちゃってるっていう、あっさりと。
飛び抜けていくね。
飛び抜けたね。何の疑問もだからこちらも持たずに見ることが。
そこが本当にマイナスにならなくて、むしろプラスで。
しかもデイビッド・ウォンさんからさ、アフネス生まれんじゃんって思ってたけど。
生まれない、生まれない。
それを言うならさ、このドーラさんから、このデイビッドも生まれないじゃんっていうね。
1:06:03
で、おばさんがティルダー・スウィントンでさ、面白いなと思った、それが。
ドーラさん。
あ、ドーラちゃん。
ドーラちゃんがお母さんやってるってね。
ドーラちゃん役、そうそうそうそう。
クララさんなのかな、ごめんなさい、クララさん。
うん、でもなんか、ちゃんと血族感、お芝居で出してたからね。
うん、そう、それがなんか、演劇、舞台の作品ではよく見るなと思って、そういう。
その、演劇的な嘘のつき方を映画でやっても、こんななんか爽やかに見れるのもなかなか珍しいなと思って。
うんうんうん。
なんかそれはもしかしたら、ある種その、デイビッドの目線で描かれた、デイビッドフィルターがかかってるっていうのを最初に思って見始めてるから、
よりなんかしっくりきたのかも、そこに全く疑問を抱かずに見ることができて、
見始めたらさ、もうそのキャラがやっぱり自分の中に浸透してくるから、もう全然そんな疑問なんて抱かないよねっていう。
そこがどこか。
そう思えるのが結構時間がかからない部類やなと思った。
そうだねそうだね。
なのでこのストーリーの中のフィクションを見てるっていうのをすごいあの、思ったね。
なんかその映像がすごいキラキラしてるというか、美しいから、やっぱそのデイビッドの頭の中の世界観みたいなのはやっぱりこっちにもずっと伝わってきていて、
なんかそれがすごく美しいし輝いた世界っていうのが結構でかいよねって。
そうはね。
そんなどこかな私の気になったところとか、よかったなと思ったところは。
私が気になったことは、これは誰に言うべきかっていうとディケンスに言うべきなのかもしれないんだけど、わかんないんだけどね。
どこが正解なのかが。
あのさ、ヒューローリーさん演じるミスター・ディック。
ミスター・ディックさん。
彼がチャールズ一世だっけ?に取り憑かれていて、彼の情報をずっと紙に書いていて、なんやろね、欧米文化圏、全部メモに書いて貼り出していくっていうやつ。
あれは欧米文化圏なの?
わかんない。紐でつないでいくみたいな、ああいう思考方法あるんだよね。
あんねんや。そうか知らなかった。オリジナルや思った。
結構刑事ものとか見てても、違うな、刑事ものっていうか探偵ものとか見ててもあれやってる人結構いるやん。
1:09:01
え、紐で結ぶの?
メモ書き、一枚一枚別のメモに、オブエ書きみたいに書いていったやつを壁にバーって貼っていって、
このアイディアとこの思想は結びつくぞみたいなのを紐でずっと結んでいくみたいな。
あー。
ツリーにしていくみたいな。
はいはい。マインドマップ的なね。
そうそうそうそう。ミスター・リックももちろんやっていて、壁一面にメモ帳を貼っている、全部がチャールズ先生の情報でっていうのを、
ちょっと頭がパンパンになって、どこにも意気揚がなくなったその情報たちを、
タコに貼り付けて、飛ばしてしまえばいいんだって、
レビットくんが提案して、実際それやってみてすごく気持ちが良くなって、
これは良いぞって言って、タコをあげるの200回目みたいなこと言ってたけど、
あれもう糸切ってパーン飛ばしとったらめっちゃ楽になるんちゃうんで。
そういうことね。
私、タコ一回やって終わるんやと思ってて、気が済んで、
タコあんなに引きずると思わんくって、ずっとタコ飛ばしてたから、
で、ロンドンにさ、引っ越してきたときも、ロンドンはタコ飛ばせる場所ないなーみたいな言ってたから、
そんなタコに取り憑かれてんの?と思って、ちょっと心配になったけどね、それは。
確かに。
タコ飛ばしフリークになってたよね。
そうそうそうそう。
でももうタコでいいんじゃねーんだけど。
意外と何回もやってたね、あれ。
書いたものを貼り付けて飛ばして、回収するんかいってなって、
もう空に戻してしまえって。
いうことをずっと考えてて、もう糸切って。
確かに。なんか飛ばしていこうかなと思ってんよ、タコにしてさ、
あー飛んでったーみたいな、パタタタタさよならーみたいにするのかなと思ってらせんかったから、
あれっとは思いましたね。
引き戻してきたやつ、ちゃんとお家に持って帰ってきてたでしょ?
帰ってきてた。やっぱりね、ダメなんだよ。
公共の場所にそんなね、ゴミをまき散らかすのはよくない。
あ、そうそう。
ちゃんとね。
風船飛ばしたらあかんみたいなやつか、今。
そうだよ。よくないんだよ。
7階の裏高、表高に風船飛ばすのもね、よくないからね。
あ、そういうことか。
そうそう。違うと思うけど。
すごいなんか、作品テーマ的にはもうなんか、空に返してってずっと思ってて。
それはデビと言ってあげへんかったんやって。
そういうね。いいやん、それで満足してはったから。
誰に言っていいかがわからんくって。
今言っとこかなみたいな。
そうそう。でもやっぱりディケンズに言うべきやなと思って。
これディケンズかな?
1:12:02
作品中にどう描かれているものをアレンジしたのかしないのかもわかんないから、
作読めってこっちゃな。
そうですね。機会があったらね、読んでみたいなと思うけども、
あとは他の映像作品とかとちょっと比べてみたりとかね。
でも全然違うんだろうね。
普通なんじゃないかな、これまでのやつはって勝手にちょっと思ったりします。
でも、この前にBBCかなんかで作られた映像のやつ、デビット・コバフィールド、1999年の作品かな?
はい。
ティルダ様がやられていた変わり物のおばさんを、たぶんこれマギー・スミスさんがやってらっしゃるね。
マギー・スミスさん。ぴったりじゃん。
ちっちゃい頃のデビット君を、なんかうすらぼんやりしたダニエル・ラドクリフ君がやってるみたいだよ。
それはダニエル・ラドクリフ君なの?
それとも、うすらぼんやりとしたダニエル・ラドクリフ君に見えるような誰かってこと?
うすらぼんやりとした表情をしているダニエル・ラドクリフ本人だよ。
ダニエル・ラドクリフ君が、うすらぼんやりとした表情でやってたんだ。
ジャケットがWikiにも載ってんの イギリス版の雪かなに載ってん
だけどなんかダニエルラドクリフ 君なんだけどうすらぼんやりしてん
ね
いやダニエル君はうすらぼんやり してるときもあるよそりゃ
かえみき龍之介君やってあんた あのうすらぼんやりしてるとき
あるからね
かっこいいからうすらぼんやり してんのかなっていうぐらい
眠いって言うぐらいちっちゃい とてもかわいい
かわいかったもんね昔ね
昔ねって言うたんなや
いや今は別にさだってそんな あっあるあるyoutubeにあるよ
あるんかなでイアンマキラーさん とかも出てらっしゃって
えなんやなんやあのおじさんか
おそらくは
そうな
これはちょっと見てみたいなとは 思っているけれど
だいぶ昔やねこれ
あポールホワイトハウスさんこっち のほうにも出てるんだね
何役やあかわいいでダニエル君は BBC1のトレーラーを見てるんだけど
うすらぼんやりしてるやろ
よよよぼんやりはしてるかわいい かわいいですけどかわいそうもう
トレーラーだけでかわいそうな 時だ
最初のシーンとかがやっぱりその 何やろ特に最初のほうかな子供
時代のデイビット君は私オリバー ツイストは読んだことがあるんだ
1:15:04
けどなんかオリバーツイストの 最初の漢字とすごいかぶるなあ
と思ってなんかあの漢字をねそれが ダニエル君バージョンの今トレーラー
を見たらちょっと私が昔に抱いた オリバーツイスト初めて読んだ
ときに抱いたイメージがこっちの ダニエルラトクリフ君のほうが
イメージ近いかな
ほうほうほうほうなるほどね
って思った
ちなみにイヤマケランさんは
イヤマケランさんはミスタークリークル 誰や
知らん人やあの私らの知らん人 やなきっとな
そういうことか
うんうんオランキャラモールから
ほうほうほうほうでえっとミルダス タウントンさんはミカーバーさん
やっけ
えっとベッツィミコーバーさん
ミコーバーはピーターカッパルディ さん
カッパルディさんがやられてた あの役の奥さん役で出てた
エッチルダスウィントンさんが
うん
絶対おもろいやろっていう
この人ねもうね年齢が不詳すぎて
ちょっともう多分今と変わらぬ お姿を当時のものでも見れるんでしょう
けれども
うん
今もなんかすごいよねこの人ね 本当に
この人か荒木裕彦かだと私は思 ってんねんけど
年齢不詳すぎる
ほんとちょっと年齢がね
うん
いやほんとしんちゃん後でさ全然 かまえへんからさ
うん
youtubeでみなさんもねデイビッド カッパーフィールドのトレーラー
ダニエルラドクリフって入れた の英語でなんですけど見てください
めちゃくちゃかわいいよ
うすらぼんやりとか言ってダニエル くんに謝れしんちゃん
だってジャケットの
これはかわいい
ジャケットの顔がすごいなんか眠 って顔してんのよ
起きて5秒後ぐらいの顔してん で
そうかな起きて5秒後かな
このデイビッドカッパーフィールド って書いてるやつか
そうそう
いかにもな感じのあの日本が作り そうなジャケットやなこれ
まあまあねだからこれちょっと 他の作品見比べる楽しみっていう
のはもうめちゃくちゃあるから
そうねそうよね
まああのもしね見れる機会があった りとか
まああのトレーラーとかだけでも ねあのyoutube上がってたりするんで
あの雰囲気がわかるんで見たら 楽しいかもしれないですもん
愛らしいですダニエルくんはい っていう感じかな
そうね
はいそうそんな感じでした
はい
うんね
いやいやよかったよかった
いやすごいよかったもう1回見たい ななんかねなんやろうやっぱうーん
1:18:04
パディントン的ななんかこうなん やろうパディントンのイメージ
ってさあ私こうめっちゃキラキラ した缶の箱に入ったようできた
お菓子の詰め合わせみたいなイメージ があるんだけどね
ようできた
ようできたあのいろんなちっちゃい さあ
うん
うん
あの
でもどれもおいしいから最後に ちゃんと頼んでみる
どれもおいしいねそう
そうですね
うんっていうイメージがあるんですけど なんかピンクとパステルだったり
なんかマカロン色みたいな感じ のね
うん
うん
めっちゃ近いあのパッケージング の映画だったなって思った
うん
見ててね結構つらかったんやけど なつらいけど最後には本当にあの
幸せであ良かったなーって映画 も見たなーって思った
そういう映画としてはもう全部 明るいというかそういうものでも
ないし
そうやねんよな
もちろんなんか暗いシーンもあるん やけど
うんそうなんか私そのお金なくて さあしんどい映画が見るのがめっちゃ
しんどいみたいで
うんうん
なんやろ前世なんか私借金取り に追われてたんかなってくらい
身に積まされる部分かな
そうやねなんかちょっと話が全然 違うのがあれだけどなんか何か
昔ビルスミスさんがやってらした あのお金なくなってどん底のところ
から這い上がる人の話
うん
誰かと忘れた幸せのなんたらとか 言ったと思うんやけど全然幸せ
じゃなくてもう見ててつらいだけ でみんなめっちゃ感動したとか
言ってたけどなんか2時間中のさ 1時間50分つらいねんで残り10分
ぐらいでなんか成功すんねんけど もうつらくてつらくて見てられん
くって
笑
なんか行き場じゃなくてさ公衆トイレ とかでだって夜明かしたりとか
すんのよもうめっちゃかわいそう じゃんなんかそのぐらいそういう
感じのなんかなんかねお金なくて つらい系はなんか私はつらいみたい
見るのが
うんうんわかるわかるそういうの がめっちゃ好きやわとは絶対私
は言えないけれど
いや別にそこにっていう人もいる やんなんかその
うんまあ視点が違う
でご家族なくなるとかのほうが なんかそれつらくて見れないみたいな
なんかその自分のねなんか経験 だったりとか
それは個人やからしゃーないわ
まあねそう私どうやらこれ系が つらいみたいと思ってだからなのに
つらい系やったけど楽しめたよ っていうそういう話
うんうんいやもう本当に愛にあふ れた作品そういう意味でももちろん
パディンとイコールなのか
あそうだねすごいねなんかいや まあすごいなんか作り手がさ一番
やっぱりこう楽しんでる感がめっちゃ 伝わってきたねもうそこはいつ
切るね
本当にキャストさんが楽しそうだ っていうかそのティルダ様もなんか
機器として変なことやってるよな っていう
羨ましい
あそこまで
あんな別品やのに顔ぐちゃぐちゃ にしてるしあのちょっとこれネタバレ
中のネタバレかもしれないけど ベン衣装さんとヴィンタと張り合い
をするシーンが一番輝いてた からね
1:21:01
あれはよかったねあれはよかった よベン衣装さんよかったな本当に
こういうベン衣装さんもっと見 たいです
楽しそうやった
うんもう誰この役ベン衣装にやら せよって言った人ほんま
むちゃくちゃ気持ちよさそうやった よね
うん
線よね普通ねいやいいわ髪型も いいわっていうね
なんかねとても好感を持って見 れるんだけどこの監督の作品が
さこの前の作品があれですね
そうスターリン
の早々恐怖症曲
早々恐怖症それでもさ一回面白 そうやなと思って見に行きたいね
って言ってたやつやんなこれ結局 見に行けんかったけど
ちょっと捕まえきれんくって
そう予告見てこれめっちゃおもろ そうやんって言ってたやつ
キャストもえげつないのよ
そうそうそうだからやっぱ面白 かったんやのに
やっぱこの監督さんがすごく実力 があるというか愛を持ってキャスト
さんに接種のことができる方なん かなと思って
うん
うんちょっと見逃しててどっか 今スターリン入ってるよね
あ本当
そう
どっからかなんかにあるんかな
はぁはぁやってみようかな
だってねスティーブブシェミさん サイモンラッセルビールさん
そうそうそうやねん
カビコンシダイさんルッパーと フレンドさんはじめもうもろもろ
もろもろ
うん
誰一人見逃すわけにはいかない そしてなんか今回名前出てくる
ナンバーワンポールホワイトハウス さん
ポールホワイトハウスさんめっちゃ 出てくんな
たまたまなんですけどね
今日めっちゃ出てきましたけど
さっきのデビッドカファーフィールド に出てくるとは思ってなかった
けど出てはったしこの同じ監督 作品でお友達とかやったら出る
のは考えられるけどただあとキング オブシーブスにもたまたま出て
らっしゃったので
出てましたね
ちょっと私たちの中で話題想然 になってるけど
ずっと言ってるその話
でもとても魅力的な方なので本当に オメディアンっていうのがわかる
なっていうぐらいすごい細かく 気を使った芝居されてるので今
まで全然私存じ上げなかった のでちょっとファンになったけど
そういう名々が出てる
なるほどアマゾンプライムですね リビューされてる方の中にはまる
でモンティパイソンって書いてる 人もいて結構面白そう
結構ブラックコメディーでそれは そうでしょうよ
それはそうよね
このメンバーだしスタニーの死んだ 後のあれやこれやがるドタバタ
がっていう感じのストーリーっぽい ですけど
ぜひ見てみたいですアマゾンプライム 会員は無料です
これ見たらでもサイモンラッセルビール さん出てらっしゃるからレビュー
1:24:01
しないわけにはいかないからちょっと これはあれだね見逃し
そうなの
見逃しレビュースピース
ロシアだけどロシアやけどイギリス だぜ
それはね
そっかそっかわかりましたまたね 機会があったら
見逃しレビュースピースにぜひ 出たいと思います
ですね了解でございますはいそんな ところかな
おーすげー今アーマンドイアヌッチ さん監督さんの
イヌアッチさんじゃイアヌッチさん イアヌッチじゃないやイアヌッチ
か
イアヌッチさんのwikiを見たら ピーターカパルティさんとお家
隣りやってんて
それどういう何情報よそれ
すごくねグラス郷で
いつの時代の何の話それ
多分子供の頃じゃないかなグラス 郷で生まれて
そういうことかグラス郷出身ね そう地方なんですよグラス郷
グラスコートランドですけどね ピーターカパルティさんとお家
横やってんて面白い
それあれかご近所の吉見で今回 も出ていただいたのかしらねもしか
したら
当時はお互いに知り合いではなか ったとwikiに書いた
面白い
面白いね
なかなかないね
面白いですそんなトリビアを 知ったところでね本日のレビュー
を
締めさせていただきたいと思います というわけでね妄想ロンドン会議
ではお便りを募集しております
ハッシュタグ妄想ロンドン会議 をつけてtwitterでつぶやいていただく
か
直接私たちまでリプライください メールでのお便りも大歓迎です
妄想ロンのatmarkgmail.com m o s o l o n m m o s o l o n d o n atmarkgmail.com
までお便りください
途中で余計なaがいっぱい入った から大丈夫かなと思って
違うねそういうメッセージいただ いてたやつちょっと一個だけ紹介
したかったんだって思い出しちゃ ったんだよね
あらが
一つだけいいですか最後に
はいもちろんですよ
これねちょっと私の報告っていう ところも含めてきっと報告させて
いただかないといけないと思います のではいお名前がちょっと読み方
がわからないんですけどもオキロン さんかなからいただきましたはい
えーとですねいつもポッドキャスト 楽しみに拝聴しております第290
回ntlハンサードレビュー会を聞いて いたら映画鑑賞中スマートウォッチ
が昼寝とカウントしてると話されて いてこれはお知らせしなくては
と思いましてそうなんですよ私 前ねあのハンサードを見に行った
時に最近こう腕にスマートウォッチ をつけ始めたんですけれども昼寝
鑑賞されたっていうのをあのびっくり したって話をした覚えてるしんちゃん
1:27:04
うん覚えてるよお前寝とったん かいって思ったんですよ
寝てないねんって私見ててんっていう それをね言ってたんですけどオキロン
さん私のアップルウォッチも同じ です昨年のビリエリオットでも
コメディの舞台でも昼寝とカウント されましたこれからもお二人の
お話楽しみにしていますということで ありがとうございますよかった
私の寝ていた疑惑が晴れました 微動だにしないと昼寝になるの
かねでねあの学んだことがあって 映画見てる時は外した
だって映画見てるときに私何も トラッキングしんでいいもん
うんそう時計もまあまあ美品人種 ですね
いないしかもピカー光るからね あの腕を動かすとねご迷惑じゃない
他の方にねだからあっこれ外したら いいんやと思って外しましたしかも
あのこのスマートウォッチさあの 優しいから1時間座りっぱなしだったら
そろそろ立ちなさいよって言って お知らせもしてくれんねんよあの
映画見ててねそのお知らせされる とこれまたちょっとご迷惑なので
あの他の方にもねなので外しました ね外させていただくということで
大切なときめ対処させていただける ことになりましたというはいご
実談でございましたご報告終わり です
はいということであの戸惑って られておられる方はちょっとね
ご注意いただきたいと思います いやもうとっくに分かってたわ
ってとっくにそうしてたわって 方ばっかりだと思うんですけれども
はいあのねまあ映画はね楽しく 見ていきましょうねっていうそういう
感じです
ちょっとあのスターリンの早々 競争曲ご覧になられた方感想を
教えてください
あそうですねぜひぜひ
あとあのこのどん底人生好きだったら 絶対こんな映画も好きだぜみたい
な
あ教えてほしい
ちょっと愛に満ちた映画に心が 傾いておりますので
うん果たしてね何人の方がこの 知ってた今90分近く喋ってるから
ね
うんえーとはいはいおやすみな さん
ここまで聞いてくださった方
これがこんだけの時間あったら 本編切るから
そうほんとそうありがとうございます なんであのはい今日はね終わる
なのでまた次お会いしましょう いいかねしんちゃん
はいもちろん
はいではではさようなら
ありがとうございました