瓶湾映画プロデューサーポンポさん。
彼女の下で新人制作アシスタントをしている、見た映画を全て記憶してしまう喫水の映画オタクジーン。
ある日ジーンはポンポさんから新作映画の15秒CMの制作を任される。
的確に映像をつなぎ合わせ、映画作りに没頭するジーンの姿を見て、ポンポさんは次に制作する映画マイスターの監督にジーンを抜擢した。
伝説の俳優の復帰作にして、頭が痺れるほど興奮する内容。
ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波乱万丈の撮影が始まろうとしていた。
原作は杉谷翔吾人間プラモによる漫画作品。2017年にピクシブに投稿されました。
ピクシブ上で80万ビューを超え、この漫画がすごい漫画大賞に入賞。
そして今回の映画は、監督・脚本は平尾貴之さん、キャラクターデザインはソードアートオンラインなので知られる足立慎吾さん。
そしてアニメーション制作はクラップとなっております。
ということで今回の特集は映画大好きポンポさんです。
2020年公開予定になっていたんですけれども、いろいろな影響があって、この度6月4日に上映開始となりました。
まだ映画館が拡大中という感じで、地方の映画館はまだまだこれからという段階なので、今回は東京メンバーだけでポンポさん特集をお送りしていこうと思います。
ポンポさんについては、私は試写会を見に行った知り合いからめちゃくちゃ良かったという意見をもらったのが最初の出会いになるんですよ。
もうちょっと詳しく言うと、その前に一回チラして見てたんだけど、こう言っちゃうんだけど最近本当に劇場作品が多いじゃないですか。
一気に来てますからね。いろいろあってたまってた分が。
そうなんですよ。いろいろ後ろ倒しになっていたものが来てるし、キャラクターデザインとか、映画大好きポンポさんっていうこのタイトルのフレーズ感とかから、
優先順位的には低くていいかなみたいな感じで最初は正直思ってたんですよね。
でもまあそんな風に周りからの評判を聞いて、これも見ておかなくちゃいけない枠なのねというのを持って今回見に行ったんですけれども、
いや、めちゃくちゃエモエモのエモでした。
最近の言葉だけど。
はい、もうエモーショナルですよ。
映画を見る前の情報と映画を見た後の感覚のギャップが結構すごいタイプの作品じゃないですか。
割とね、僕はその辺結構信頼してるというか、この人たちが騒いでたらいいんだろうなっていう人たちが騒ぎ始めたから行くかみたいな感じだったんで。
わかるわかる、そうね。
なんかそれがなければ、やっぱ騒いでくれなければ私ももしかしたらスルーして行っちゃったかもしれないなというところもあったし、
映画のポンポさんの方だとすごい感じたからそこはすごく気持ちが良かったんだけど、
もうちょっとジーン君以外のこだわりみたいなところが見えると、
より僕は漫画にはない部分が、この人にはこういう部分があったんだなみたいなのが見れた方が良かったかなとは思った。
そうですね、パンフレットの監督さんのインタビューを読んだ時に、なるほどなって思ったことがあって、
すごくそのジヒンというキャラクターはあなたなんじゃないかっていう話をされたみたいな、そういう感じのことを書いてると思うんですけど、
すごくそのジヒンっていうキャラクターに対する投影が深いなっていうふうに感じていて、
なのでやっぱりこの作品はジーンの映画になったんだなっていうふうに思うんですよね。
原作って多分もうちょっとフォーカスがポンポさんとジーンの話で、そこにリリーという輝く原石がいてっていう感じに作られてると思うんだけど、
より一層ジーンっていう人の話として作られてるのは、すごく監督そのものっていうのを映してるからじゃないかっていう気がするんですよね。
特にマーティンに結構フォーカスが当たってるっていう部分がそれに近いのかなっていう気がするんですよね。
特に普段のマーティンじゃなくてフィルムの中のマーティン、ついに落ちながらもこれしかないんだって生き方をしてるマーティンっていうのがすごく監督の写し身なんじゃないかなっていう気がしていて、
ちょっとエヴァの庵野監督とかと一緒で、自分を投影するキャラクターを深く描くタイプの監督さんなのかなっていうのは非常に感じました。
だからこそ生々しいし、胸を打たれるものはあるなっていうのと、
ポンポさんっていう作品はそういうテイストじゃなかったかもしれないみたいなのがあって、ちょっと私の中ですごい葛藤があるところっていう感じでしたね。
私、映画しか見てないのであれなんですけど、すごくこの映画の中で興奮したのは、編集しているシーンがとっても大好きで。
まさに後半の創作部分に当たるところだよね。
撮ってるところとかも結構好きなんですけど、痺れるみたいな感覚とか、そういうのいいよねって思うんですけど、
私も裏で今動画の編集したりとかもしてたので、見終わって家帰って編集するぞって言った時に結構セリフ思い出しながら、
ここはいらない、ここはこっちにつけるみたいなのをやりながら裏で作業してたりとかしてて、とっても興奮しました。
なんですけど、見終わって帰っている最中に、これは誰向けの映画なのかなってちょっと疑問もあったりして、
私とかはその創作、クリエイターとかとして創作している人たちはものすごく共感できる部分とか、刺さる言葉とかいっぱいあったので、
銀行マンのアランの先輩も幹部も立ち振る舞いが気持ちいい。
見て元気をもらえる映画でした。
カクマさん演じるミスティアもいい感じでよかった。
ありがとうございました。
この作品って、映画好きが作りましたよっていうポイントが結構多くないですか。
私は最初の映画大好きポンポさんってタイトルが出るわけじゃないですか。
タイトルまでの出し方がさっぱりしてるところがまず好きだったのよ。
最近って映画タイトルの出し方もあの手この手使ってくるじゃない。
オープニング入れてくるとか、30分引っ張ってタイトル出すとか。
本当いろんなやり方がある中でタイトルをすぐ出したところに最初の痺れポイントがあったんですよ。
そうやってさっと出すのはこの映画の全体の雰囲気出ててすごくいいと思う。爽やか感がある。
爽やか感があるし、そこをこねくり回すわけじゃないですよ、うちはみたいな感じが。
ちょっと好きだったんだよな。
やっぱりタイトルの出し方はどの映画も考えてるところだと思うしね。
こだわりポイントだよね。
エイリアンなんてね、すごいねっとりタイトル出てくるしみたいなね。
分かる分かる。私もヒメアノールっていう映画が好きなんだけど、
あれをまじで1時間ぐらい引っ張ってから1事件起こして、え、嘘って思ってからタイトル出るっていう続々感が良かったとかさ。
結構ねタイトルの出し方って映画の覚えてる?
あの印象的なシーンの一つだよねっていうのはすごい。
だからなんかそういう映画好きが見るポイントっていうのを結構抑えてるなっていうのはすごい。
しねしねさんもコメントが言ってる。
ナタリーが水たまりを踏んで水が弾けるシーンとか、もうあんなまさに入れたいよねっていうシーンだったりするし。
そこでアラン君が振り返ってるとかもいいじゃないですか。
ああいうのもいいなと思ったし。
やっぱりこう映画の中では編集っていう仕事がめちゃくちゃ大事なんだよっていうのがもう全面に出てるわけでしょ?作品って。
そうですね。こんなにそこのシーンが出る映画はないわなっていう。
いやーないよね。なんかものづくり作品でさ、白箱とかもその部類ではあると思うんだけど、
編集さんの手を介することでこんなにもソリッドになる?見やすくなる?だよっていうことをこんなに丁寧に見せてくれることはないし。
私なんかちょっとね、中の人のインタビューとかさせてもらうから、もっとあなたたちの仕事のすごさを見てもらった方がいいですよみたいなことはよく思うから、
私だったら切れるかなって思っちゃう。
多いよね。
個人的には編集さんとあと撮影さんの仕事もすごいこういう作りで見せてほしい。
ああ確かに。
いやーなんかね、スタッフの皆さんのやってることってもっと見たいよねって思うし。
いろんなものがドキュメンタリー番組とかじゃなくても、
YouTubeとかね、インタビュー記事とかもそうだけど、見られるようになったからこそ興味持つようになった。
興味持つベースがもう素地が視聴者にできてるっていうのも面白いなと思って。
そのね、ここに興味持ってくれるだろうがないとこのシーンってね、成り立たないわけだからさ、
それはこう時代の変遷に合わせているよねっていうふうに思ったかな。
まあそんなね、お仕事面でうまくリアリティと調整しつつ、
やっぱりさっき言ったようなアメリカンムービー的な映画に対するファンタジーもすごくバランスよく挟まれてるわけじゃないですか。
さっきのね、お仕事のリアリティを見るところでどっちにリアルを感じるかとか、
うまいこと視聴者にバラけさせてるんだなっていうのがね、この中の間奏線でもあらわになるんだなって言ったのは面白かった。
ましてやね、キャラクター配置はやっぱりファンタジーじゃないですか。
ポンポさんみたいな子供プロデューサーっていうのはさすがに実力主義でしょと思っているハリウッドにいちゃダメでしょ。
いないんじゃないかな。
ポンポさんに関してはルックスの造形とか、原作の時からもうそもそもやっぱり他よりも1段も2段もリアリティラインが低いキャラクターなので、
そういう一つだけあるファンタジーみたいなもので作ってるのかなっていう気はしますね。
監督さんたちはポンポさんは概念であるっていう理解で作ってたっていうふうにインタビューで答えてますね。
なるほどね。
映画プロデューサーの概念。
ちょっと見てる途中からあれもしかして妖精さんみたいな立ち位置なのかなってちょっと思いました。
まあこうあってほしいみたいなものを詰めたキャラクターだよね。
もっとポンポさんがリアルなデザインになってたら、最後の追加撮影手配するわみたいなところはもっとちゃんと描かないと、
みんなそんな都合よくいくかって思っちゃうよね。
その辺をクリアするためにもこのポンポさんのデザインって必要なく買ってるんだなと思うし。
なんか一つ思うのがさ、結構こうあってほしいってさっき言ったけど、これって日本が抱いているアメリカンイメージな気もしているんだよね。
そして僕ら自身も本作の舞台装置として取り込まれていく。
これは多分テレビの画面ではわからない劇場の中でしか体験できないものです。
公開4週目となり終了予定映画館も出てきていますが、
ぜひとも感激する機会を逃さないでほしいですね。
はい、ありがとうございます。
いやーレビュースターライトもすごく評判がいいんですよ。
テレビシリーズ見てた時から思ってたんですけど、
舞台っていうことをすごく大事にしてる作品だから絶対劇場売するだろうなと思ってたんですよね。
劇場1本でもちゃんと楽しめる作品になってるっていう風なレビューの記事を読んだりもしたので、
レビュースターライトだから被っちゃってわかりづらいかもだけど、
そういう記事も読んだりしたので、すごく気にはなってるんです。
劇場版だけ見に行っても楽しいかなと思います。
本当に最近劇場アニメがタガが外れたかのようにガンガン上映されてますね。
そうなんですよね。おかげで劇場1日1本みたいな作品がめちゃくちゃ多くて、
見れねーみたいなやつが増えてしまってちょっと残念だったりもします。
そうなんです。それでさ、影に隠れちゃってるとかも結構出てきている気がして、
ちょっと一つ宣伝なんですけれど、
6月11日から公開になりました「漁港のニッコちゃん」というアニメ映画に
著名人コメントを書かせていただきました。
この方からコメントをいただきましたって映画公式サイトに載ってるあれに、
なせひとみが名をつらんでてしまいました。
え、著名人?
著名人になっちゃいましたね。
ちょっとご縁がありまして、漁港のニッコちゃんのヒロインというか主人公の女の子の声を当てているココミさん、
木村拓哉さんの娘さんとして結構有名じゃないかなと思うんですけど、
フルートを吹く方なんですよ。フルート奏者で。
作中でもフルートの演奏されてるんですよ。
そこの繋がりで、なせさんフルート吹きますよね、デライターもやってますよねっていう声がけをいただいて、
ちょっとコメントを書かせていただく流れになったんですよ。
こんな機会ないなって感じで、本当にありがたかったですね。
どうしても大作に囲まれて、
あとね、アニメ好きからは敬遠してしまうかもしれない、
アカシアサンマープロデュースとか、
芸能人キャストがとても多いので、うーんと思ってる人も多いかもしれないんですよ。
スタジオ4度制作で怪獣の子供本メインスタッフがほとんどやられているんですけど、
キャラクターデザインとか監督も同じ方です。
キービジュアルとかはカラフルで、大衆向けのアニメ映画かなっていう感じがする。
結構ソリッドな印象もあるし、西かな子さんの原作、
ちょうど私、西かな子さんの愛とさらばを2年前ぐらいに読んだところだったので、
それもちょっと嬉しいポイントだったんです。
アニメ映画として、特に見応えのある一作になっていますので、