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おはようございます。ことばアトリエのきえです。
今日も聞いてくださって、本当にありがとうございます。
このチャンネルでは、人前で話すのが苦手な方、緊張してしまう方に向けて、心に届く伝え方を一緒に育てていく場所です。
今日のテーマは、聞き手の心に残る余白のある伝え方。
言葉を詰め込みすぎず、相手に考える時間を送る。
そんなお話を今日はしていきたいと思います。
私はずっと、伝えたいことがたくさんあって、全部全部伝えなきゃと、言葉を詰め込んで詰め込んで、それが相手のためだとすら思って、一生懸命お話ししてたんです。
けれど、結局うまく伝わらなくて、話し終わった後に相手がポカーンとしてたりですとか、相手との沈黙が怖くて、とにかく喋り続けてしまうんなんてことがよくあったんです。
そこで気づいたのは、心に残る話し方は、言葉を詰め込むことじゃなくて、むしろ余白を残すことなんだっていうことです。
余白のある伝え方というのは、すべてを説明しきらない、相手に考える時間を送ることです。
例えば絵画を見るとき、細かーいところまで全部描き込まれた絵より、少し余白のある絵の方が想像が広がったりしませんか?話し方も同じです。
すべてを言葉にしてしまうと、相手はただただ受け取るだけになってしまいます。
でも少し余白を残すと、相手は自分で考えて、感じて、想像する。その時間が心に残るんです。
私が電話対応で学んだのもこの余白でした。
以前の私の予約の電話では、お客様に、
ご予約が12時になりますので、その20分前には受付に来ていただいて、その受付は正面玄関からお入りいただいて、右手側にございます。
受付方法はこうで、金額がおいくらで、当日のお持ち物は…って。
本当にあれもこれも、相手に滝のように言葉を浴びせているように説明していたんです。
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この説明を聞いたお客様から、
それで、あの、予約っていつでしたっけ?
なんて聞き返されたこともありました。
これって、私は説明はしてるんですけれども、相手に分かって納得してもらう対応では全然ないですよね。
必要なことだけお伝えして、少しだけ間を取る。
そうしましたら、予約の時間は10時でございます。
お手続きのために、20分前の9時40分にはお越しください。
続いて、受付のご案内をしてもよろしいですか?
そうすると、お客様が、ああ、そういうことかって、自分で気づいてくださるんです。
ではどうしたら、相手の心に残る余白のある伝え方ができるのか。
3つのコツをお伝えしますね。
1つ目は、話した後、少し間を取ること。
話し終わったら、すぐに次の言葉を続けるのではなく、2、3秒間を取ってみてください。
その沈黙が、相手に考える時間を送ります。
2つ目は、すべてを一気に説明しないこと。
つまりこういうことです、と全部説明する、ではなくて、どう思いますか?と、場合によっては相手に問いかけます。
相手が自分で答えを見つけた時、その言葉は心に深く残っていきます。
3つ目は、ゆっくり話すこと。
早口で話すと、余白がなくなってしまいます。
ゆっくり、丁寧に話すだけで、自然と余白が生まれるんです。
この3つのポイントを抑えて、余白のある伝え方をすると、どんな効果があるのか。
それは、相手を主役にすることができるということです。
あなたが一方的に相手に話すのではなく、相手も一緒に考えてくれる。
その時間が相手にとって大切な気づきになります。
そしてその気づきはずっと心に残るんです。
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言葉は花束のように送るもの。
でも花束を渡したら、相手がそれを受け取って、香りや色やいろんなことを楽しむ時間が必要ですよね。
余白っていうのは、その楽しむ時間なんです。
次にあなたが誰かと話すとき、話した後に少しだけでいいです。
間をとってみてください。2,3秒。沈黙を恐れずに。
その余白が相手に考える時間を送ります。
そして相手の反応をゆっくり待ってみてください。
今日は聞き手の心に残る余白のある伝え方についてお話ししました。
言葉を詰め込むのではなく、余白を送る。
それが心に届く伝え方です。
このチャンネルではあなたがこうなりたいと思う姿に近づけるよう、これからもそっと寄り添っていきます。
今日も聞いてくださって本当にありがとうございました。
また次回お会いできたら嬉しいです。