1. 今夜も図面を描きながら
  2. #12 価値観を表明するって大事..
2025-08-07 37:18

#12 価値観を表明するって大事やね【ひと手間に宿る豊かさ】

【今回のトピック】最近買ったもの|香りを楽しむ前後の所作|メダカをいただいた|手で考える図面のあり方|仕事の仕方を設計する|模型づくりと身体性|iPadとApple Pencil|アナログとデジタルのハイブリッド|


今回は、最近ふくしまが買ったものを皮切りに話してみました。

目的と結果のあいだには、たくさんの選択肢があって、遠回りすればするほど情報量豊富な経験ができるんじゃないかと思います。

そんな話をするなかで、価値観を表明することの大切さに気づきました。


【紹介したもの】

・『均灰香箱 』十てつ https://to-tetsu.com/


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サマリー

このエピソードで、萩見さんと福島さんは日常の買い物について話し、お香を立てるための製品に特に焦点を当てています。また、目高を育てることや生活の工夫についても触れ、手間をかけることの重要性を考察しています。設計のプロセスにおいて手書きの重要性を再認識し、手書きの技術やCADの利点について語ります。参加者は手書きでの設計が持つ可能性や、手書きを通じた創造性の豊かさについて考えています。このエピソードでは、設計事務所での仕事を通じて模型を作成する意義やそのハードルについても話します。また、価値観の表明がインスタグラムを通じて人々との共感を生み出し、素敵な暮らし方へとつながる様子について考察しています。

お香の楽しみ方
スピーカー 2
いきまーす。はーい、こんばんは、今夜も図面を描きながらです。
建築設計をお仕事にしている萩見と福島が、世のような図面を描きながら話していく番組です。
肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたらと思っています。
こんばんは。こんばんは。
スピーカー 1
さあ福島くん、何買ったの?
今日はね、ちょっと最近買ったもの話したいねって、ちょっと。
スピーカー 2
そうそう、録音前にね、ちょっと話してて、まだ僕何を買ったのか見てないんですけど、
スピーカー 1
しきりに、なんか買ったって言ってるから、期待値がめっちゃ上がってるんやけど。
いや、これ。
スピーカー 2
お、箱。
箱に見えるでしょ。
これ、筆箱?
スピーカー 1
パカッて開いたら、灰が入って落ちる。
スピーカー 2
あー、なんかミニカレー酸水みたいな感じ?
でしょ?
うん。
これ、灰を鳴らして、
あ、ちょっとわかったよ。
スピーカー 1
わかります?
スピーカー 2
わかりましたよ、これ。あれやな。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ここを立てやな?
スピーカー 1
そう。そうなんですよ。
スピーカー 2
どう立てんの?
スピーカー 1
これ寝かすんですよ。ここの上に。
スピーカー 2
灰の上に?
うん。
え、めっちゃいいやん。
スピーカー 1
いいっすよね。
スピーカー 2
え、で、灰の上に?
うん、で?
スピーカー 1
灰の上に寝かして、置くんです。
そうすると、じわじわーって、その立ててやるよりも、じわじわーってゆっくり燃えてく。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、燃え切ったら、またその灰は、鳴らしてあげると、なくなる。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
買った時点で、この灰がついてて、
で、まず、その場を整える。
この、ここを寝かす場を作って、
スピーカー 2
なんていうの?あの、あれが入ってるんやね、その、
グランドセービみたいな、
あー、そうそうそうそう。
Tの字型の、こう。
スピーカー 1
そうそうそう。
トンボね、トンボ。
スピーカー 2
あ、トンボトンボ。
懐かしい。
スピーカー 1
1年生、トンボーってやつ。
スピーカー 2
野球部。
そうそうそう、やってたー。
やったねー。
福島君、野球部?
スピーカー 1
野球部、ソフトボール部で、
グランドとともに過ごした学生時代ですよ。
スピーカー 2
そっかそっか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
四角い箱の中に、ちょうど一緒幅のトンボが入ってて、灰を鳴らせるんやね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
で、これなんで欲しいって思ったかっていうと、
お香立てって、お香させる穴があって、なんかシュッて。
だから言うたら、立てばいいだけなんですよ。
この製品、商品、このプロダクトって、香りの楽しむ前後にやらなきゃいけないことがあるんですよ。
お香を立てるために、一回場を鳴らして、
で、火つけてここに置いて、
終わってからまた鳴らして、
で、片付けるみたいな。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
片付けるときにはもうまた、ただの鉄の塊みたいな風に見えるっていう。
お香を楽しむためにこう、手間があるんですよ、前後に。
それがむちゃくちゃいいと思って。
スピーカー 2
なるほど。
普通にお香立てるとさ、立ててるやつのところだけお香が燃えやんと残るやん。
で、なんやったらさ、抜けへん。
なんかでこう、爪楊枝みたいなのでピンってせえへんとさ。
抜けへんくて、うんってなるし。
その残りかすがお香を立てのお皿の上にいっぱい溜まってって、
スピーカー 2
なんかいつもちょっと散らかってるみたいな感じになるけど、
それは全部灰になってくわけやろ?
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
素晴らしいですね。
うち、いろりがあってさ。
真ん中にこう、火鉢でその灰があるんやけどさ。
待って、いろりがあるんすか?
いろりってか、なんか木のこんな大きいやつがあって、この家にもともとあって。
スピーカー 1
素敵。
スピーカー 2
で、真ん中にその火鉢があって灰があるんやけど、そこへ刺して焚いてたんやけど、
もう寝かせばいいだけってこと?
はい。
それ結構なんかすごい発見やな。
みんな知ってるんやろか?
スピーカー 1
どうなんでしょう。
これ、東鉄さんって10って書いて鉄がひらがなかな?
っていうとこの製品で、これなんて読むんやろな。
金梅香箱っていうのかな。
平均の金、鳴らす灰に香りの箱っていう商品名になってるんですけど。
スピーカー 2
かっこいい。
スピーカー 1
そうね、たぶん動画がね、たぶん出てるので、お香を立てた時と寝かせた時っていうね。
スピーカー 2
なんか石みたいなの置いてあるやん。
スピーカー 1
そう、それこそ枯れ山水みたいなね。
スピーカー 2
ほんとやな。
スピーカー 1
こう、しつらえる余白というか、そういう使い手の関わり代ですね、それこそ。
があるお香たてなんです。
お香たてと言っていいのか、これは香りを楽しむ製品。
素敵。
スピーカー 2
そう、素敵やなと思って。
スピーカー 1
ここには、なんか物自体の美しさみたいなものもあるし、その前後に使い手の手間をかけるっていう部分で関わり代があるから。
スピーカー 2
なんかすごい素敵と思って予約して買ったっすね。
スピーカー 1
手作りやもんね、これ。
目高の飼育
スピーカー 2
そうかそうか。
スピーカー 1
Xでこの作り手の方見てて、こんなん出しますっていうのを見て思わずね。
スピーカー 2
その、まあ安い製品ではないかとは思うんですけど、
ああ、ほんとだね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
確かに。
スピーカー 2
こだわりますね。
なんて言うんですかね、その魅力に感じちゃったんですよ。
スピーカー 1
機能を満たすだけならやっぱ安いものもあるし、
せーね、せーね。
だってあるんですよ。
スピーカー 2
なんかそこを大事にしたい、大事にしてる製品って思うと、なんかグッときちゃって。
スピーカー 1
どういう時にちなみにおこおってたく?
朝?よし、始めるっていう時かな。
おー、なるほど。
うん。
スピーカー 2
結構その箱やったらね、
寝かすともうちょっと…
ゆったり、そうですね。
うーん。
うん。
そうなんだ。
うん。
うん。
スピーカー 1
うん。
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうなんだ。
娘のおむつを変えた時にしか高くなってしまった。
そうか。
そうか、最近。
最近僕なんかこうたもん。
なんかあるかな、買った。
買ってないけど。
スピーカー 1
最初から。
スピーカー 2
あの、目高を分けていただいて。
あー。
お近くの方に。
あの、うちって雨水を貯めてるんですけど。
はい。
あの、蚊がすごくて。
うん。
スピーカー 1
で、ぼうふらっていうのかな。
ぼうふらが。
スピーカー 2
あの、なんとかしたいなと思ってて。
目高を育ててるよっていう人にちょっと分けてもらえませんかって言って。
ちっちゃいのと大きいの10匹ぐらい。
うん。
で、あまりにも可愛くて。
はい。
そんな、ぼうふらのいるところになんて入れられなくて。
うん。
その、なやに転がってた、こう陶器のなんていうの、あの。
あれあるやの、目高を入れるようなさ、こうハチ。
水亀というか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
引っ張り出してきてさ。
うん。
で、琵琶湖から水草を取ってさ。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
目高さんのね、住みやすい環境を作って、毎日上から眺めてさ。
はい。
幸せやな。
スピーカー 1
え、その、ぼうふらとはもう共存する道を選んだってことですね。
スピーカー 2
あのー、そう。
その水亀に母が卵を産んだら、目高には頑張ってもらうけど。
うん。
主張はしていただかん。
その、心配やったんやけど、ちょっとオーバーフローしたらさ。
雨とか、雨でオーバーフローするようになったんやけど。
はいはい。
目高がオーバーフローしたら大変なことになるなと思って。
スピーカー 1
いざもらってみると、そんな過酷なところには入れてあげられない。
可愛くなっちゃって。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
で、あのー、ホームセンターとかに行くと、こう、水槽コーナーみたいなところに自然と足が運んで。
うんうんうんうん。
こんなのあると、もっと過ごしやすいんやろうかとかさ。
スピーカー 1
へー。
あー、そうなんやー。
スピーカー 2
ちょっと、新しい趣味が誕生してしまって。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
目高。
あ、でもこの前話したな、目高の、あのー。
そうですね。
ね、水槽の話したね。
うん。
スピーカー 1
でも、母のためやとは思わんかった。母フラのためやとは。
スピーカー 2
めちゃくちゃ多くて、子供がね、外で遊んでても、こう、川がすごい寄ってくるから。
スピーカー 1
へー、そうなんや。
スピーカー 2
そう。かといって、畑を結構してるから、
うん。
やっぱミネラル含んだ水を使いたいから、雨水がやっぱ良くて。
生活の工夫
スピーカー 2
はいはいはい。なるほど。
でも、ほんとに最近さ、雨降らへんからさ、
うん。
その、水が雨というか、雨水の溜めてるところも枯渇してきて。
スピーカー 1
ねー。
スピーカー 2
で、あの、部屋で美学枝を育ててるんやけど、
うん。
困ったなーと思ってて。
うーん。
で、よくよく考えたら、美学でいいやんって思ってさ。
ほんまやー。
海水ちゃうんやでさ、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
部屋に、美学枝ってこう、板にこう、ひっついてるから、
はい。
運んであげたら、部屋行けるから、
うんうんうん。
ちょうど乾いてきたらこう、抱えて、部屋に行って、
はい。
こう足つけながら、
わっ。
美学枝だもん。
スピーカー 1
なんかもうAIに描かせたいな、その絵。
擬人化した。
スピーカー 2
疲れ、疲れながら。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんで今まで気づかんだろうなーって思って、雨水必死に溜めてたけど、
うーん。
山から落ち、ね、出てきてる水なんやからさ、
うん。
これ一番ええやんって思ってさ、これでいけるわーって思って。
スピーカー 1
へー、いいなー。
一緒に足つけて?
スピーカー 2
そうそう。
あー、いいなー。
なんかもうね、行きたいね。行く理由をとにかく作りたいっていう。
リモコンに。
そうそう、歩いて1分やけど、
はい。
こう、ね、子供を連れて行くか一人で行けるかであるからさ、
うーん。
ちょっと、ね、植物水あげてくるわって言って。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
部屋に行くっていう。
うーん。
そんなことをしておりました。
スピーカー 1
へー。いいですねー。
スピーカー 2
そういう話です。
スピーカー 1
他なんかあったかなー、買ったもんなー。
なんか筆記用具とかって、こだわったやつ使ってたりします?
鉛筆というか、なんかこう、仕事で使うときに使うやつ。
スピーカー 2
あー、この前さ、
はい。
あのー、僕、あのー、実測とかするとき、
うん。
フリクション使うんですよ。
はいはいはい。
消せる。
消せるペンね。
で、やっぱ、青い線がすごい見やすいから、
うんうんうん。
青で書いて、寸法とか赤で書くようにしてて、
はい。
で、今京都で文化財を調査する講習会みたいなのを受けてて、
はい。
一緒に、こう、の班になった人、
はい。
で、設計事務所されてる方がいて、
うんうん。
大きい建物、あの、円周で、
これ実測して調べてくださいっていうのがあって、
はい。
で、みんなそれぞれ書いて、
うん。
まあ、いつも通り書いてさ、
みんなで見せ合ったら、ものすごく綺麗な実測図を書かれる人で、
はい。
やって、で、それこそ旧建築士の試験を受ける時にさ、
うん。
筆記試験というか実技試験って手書きで、
はい。
鉛筆でね、書くからさ、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あの時思い出すような筆圧で、
うん。
見せるとこはしっかり見せて、
はい。
あの、あるけどそんな協調性のとこ、
えー。
なにこれと思ってさ、
はい。
なんでこんなに上手なんですかって聞いたらさ、
はい。
図面で全部手書きなんやって。
スピーカー 1
今?
スピーカー 2
うん。
えー。
すごくない?
スピーカー 1
すご。
スピーカー 2
どうやってるんかを、
どうやって仕事を回されてるんか知らんけど、
はい。
なんかびっくりしてさ、
ほんまや。
手書きの価値
スピーカー 2
ね、なんかキャドどうしようとかドレンしようとか思ってたけど、
もはやキャドじゃなくてっていう選択肢。
うん。
どう思う?
いやちょっと僕ええなと思ってさ、
はい。
もう一回あの、一級の時の筆記用具、
うん。
引っ張り出そうかなと思ってさ、
スピーカー 1
えー。
スピーカー 2
そうなんや。
スピーカー 1
今。
えーすごいな。
スピーカー 2
でも確かになんか、
あの、いらっしゃるやんそういう方。
うん。
たんまり。
うん。
手書きでせず台でとか、
あれはできあんことないんやなと思ってさ。
うん。
スピーカー 1
まあな、確かにな。
えーどうしてんねやろう。
すごいな。
全然想像できないさ。
僕仕事した時から、
うん。
もう全部キャドやから、
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
手書きで仕事するっていうことの、
なんていうか、
どういうことなのかっていうのは全然こう、
わからんですね。
できそう、できなさそうすらわからんというか。
うん。
スピーカー 2
うん。
先にさ、A3で枠があるとさ、
うん。
書きにくそうやなと思う。
うん。
なんかA1ぐらいのところで、
端っこから好きにここ書こうとかって、
ここいるなとかで書いてって、
うん。
スピーカー 1
したらできんのかな。
スピーカー 2
えー。
ちょっとなんか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
先輩建築家たち、
スピーカー 1
先輩って言ってもその、
うん。
スピーカー 2
なんていう、
スピーカー 1
ちょっと先輩じゃなくてこう、
スピーカー 2
大先輩ですね。
はい。
スピーカー 1
大先輩たち、
どんな仕事をやったのかっていうのを聞いてみたいもんやな。
うん。
聞くだけじゃないな。
なんかその、
こうやったっていう様を見てみたい。
その、
そうやね。
スピーカー 2
うーん。
手書きでできたら、
うん。
ちょっといいなーって。
いいっすよねー。
スピーカー 1
なんかこう、
紙とペンあったら、
どこでもやれますもんね。
うん。
電源がどうとかじゃなく、
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう。
パソコン持ち歩くとか。
もうiPadぐらいで良くなれや、そうなったら。
スピーカー 1
あ、そこはデジタル。
スピーカー 2
あ、なっちゃった。
スピーカー 1
なっちゃうな。
スピーカー 2
iPadもいらんな。
いやでも、
スピーカー 1
でもそのiPadがあることで、
うん。
できそうって思う感覚はありますね。
スピーカー 2
でもさ、例えばさ、
うん。
このパソコン上の技術ってさ、
うん。
アップデートしていかなあかんし、ずっとついていかなあかんやん。
うん。
ソフトが変わったりさ、
うんうん。
ね、バージョンが変わったりとか。
はい。
手書きの技術って、
そうですね。
そこで勝負し続けられるやん。
うん。
スピーカー 1
ほんまや。
スピーカー 2
だから、
そう、やっぱなんか頼りすぎてて、
うん。
手に技術がないというか、
なんか僕最近結構それテーマで、
はい。
うん。
あの、頭だけじゃなくて、
手が動くようにって思うと、
うん。
それはいいかもしれん。
あ、今度終わった時にもう一回ちゃんと聞こう。
うん。
スピーカー 1
へえ。
スピーカー 2
手書きだけなんです、僕って。
言いたい。
かっこいいな。
かっこいい。
ちょっと言うてる途中で笑いそう。
手書きだけなんですって。
かっこつけてしまいそうやね。
スピーカー 1
声の音もちょっといつもひっくり返してる。
手書きだけなんです。
そう。
スピーカー 2
ちょっと、
キャドとかちょっとあれなんで。
うん。
スピーカー 1
まあでも、ありえるのか。
スピーカー 2
ありえないな。
その手で書いた方が、
手が教えてくれるというか、
うん。
なんか展開図とか、
画図とか、
手書きの方がスケール感、
寄ってきそうな気はするね。
うん。
スピーカー 1
ほんとですね。
まあそれこそ今、
Vimって、
キャドのさらに先というかね、
その立体3Dモデルに、
またそれに情報がね、
たくさん詰められたものを使って、
確認申請なんかも出せそうみたいな。
スピーカー 2
確認申請があるもんな。
ねえ。
確認申請が叶うな、手書きはな。
ねえ。
スピーカー 1
ここちょっと変えて、
修正しなあかんってなった時に、
えーってなっちゃうんですね。
スピーカー 2
すぐになんかスキャンして、
上から書く。
ねえ。
うん。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
確かに。
いやーでも、
いいなあ、なんか、
なんかそれも、
できた上で、
いやー、
スピーカー 1
うーん、そう思いますわ。
スピーカー 2
ね。
あのー、
誰かと共有するのが難しいよね。
うん。
その、設計者同士とかでさ、
一緒にプロジェクトするとかってなった時に、
結局、
スピーカー 1
手書きはね。
スピーカー 2
ねえ。
うん。
それは困るかもしれへんけど。
スピーカー 1
うん。
いやでもやっぱりその、
あくまでも試行して、
ベースになるものを作る段階においては、
そういう手書きで全然いい気がするし、
うん。
そこからこれをもとに、
まあ模型にしてとか、
あの、
CADの図面にしてとか、
うん。
いうステップを踏んで、
また公務店へとか、
スピーカー 2
うん。
設計と創造性
スピーカー 1
いうのは多分全然あり得ると思うので、
うん。
その仕事の仕方の設計というか、
仕事の仕方の工夫というか、
スピーカー 2
そうやね、そうやね。
スピーカー 1
で、実現はできそうですよね。
スピーカー 2
できると思うし、
楽しそう。
楽しそうやん。
うん。
そんな気がしてる。
確かにな。
スピーカー 1
うん。
なんかたまにこう大工さんとか職人さんって、
実際に手でものを作れるっていうこと自体に、
なんか羨ましさを感じたりしますけど、
うんうんうん。
なんかその感覚に近いですね。
そうね。
なんかCADだとか、
3Dモデルみたいなのに頼らず、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ソフトのあーだこうだに頼らず、
自分の手、鉛筆で。
スピーカー 2
そうやね。
住宅レベルやとな、本当に。
CADやとな、その計算というか、
はい。
ここどうなるやろとかっていうのが、
数字を追っていったら何となく書けるから、
うん。
そういうところはすごい助かるけど、
スピーカー 1
うん。
そうっすね。
スピーカー 2
どうですか。
やってみますか。
スピーカー 1
自分家やったらと思ったけどね、
2軒目か。
でもそうやって小屋ぐらいから始めてみようかな。
スピーカー 2
そうやん、ちょうど今小屋やってるんやからさ。
スピーカー 1
あ、でもそれもう工事始まっちゃってて。
スピーカー 2
ちょっと1回図面引き上げますってさ。
確かに。
そうやなー。
うん。
あ、じゃあさ、
なんかいつか2人でプロジェクトやることとかあったら、
2人とも手書きでいくやん。
スピーカー 1
そこ、大丈夫っすか。
どっちかはなんか保険的にやらなくて大丈夫っすね。
スピーカー 2
2人でちっちゃな小屋を建てるプロジェクトをして、
あ、はい。
手書きで、
はい。
アイデアを出しながら、
うん。
そうっすね。
スピーカー 1
やっぱ時間軸もね、ゆったりできるようなものがいい気がするよね。
今の早い早い感じじゃなくて。
スピーカー 2
うん。
あ、でも作ろうプロジェクトをさ、やりたいやん。
やりたい。
そういう話よくしてるやん。
はい。
建具の取っ手とかさ、
うん。
ね。
そういう小さいものから、
うん。
全部手書きでやって、書く力を身につけながら、
はい。
設計をする。
スピーカー 1
いつかなんかその手書きの図面、
うん。
がプリントされたTシャツとかを。
スピーカー 2
すぐに、すぐにそっち。
あの、
うん。
永田正明さんって、
はい。
絵の設計室?
はい。
ご存知?
はい。
あの、金物のね、絵をよく描いててさ、
その金物の住宅建築でさ、
永田さんの金物の手ぬぐいがあってさ、
すごいかわいいよね。
手書きやなーって。
一気に。
一気に来た。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
行きたいね。
そうしよう。
ちょっと何揃えたらいいか聞こう。
うん。
スピーカー 1
でも平行定規とかね、
試験の時に使ったやつとか、
うん。
アートブックA1か?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
大学の頃に買わされたやつみたいな。
スピーカー 2
A1の?
うん。
あって、僕あれあの、
親戚のおじさんが、
はい。
もともとドボクのことをしてたから、
うん。
A0のドラフターっていうのが。
スピーカー 1
ドラフターあるんですか?
スピーカー 2
あの、あって、
はい。
初めて大学1年生の頃、
うん。
それ持ってった。
スピーカー 1
うそ?え、すご。
スピーカー 2
それを部屋に置いて、
はい。
どうやろう、6畳ぐらいの部屋だったけど、
はい。
もうベッドとドラフターしか置けへん。
スピーカー 1
そうっすよね。
スピーカー 2
でっかい、でっかい、でっかいもんね。
スピーカー 1
うん。
へー、すごー。
スピーカー 2
やってた。
最初手書き、
あの、1年目の課題は手書きっていうやつだから、
うん。
3Dプリンターでやってたなー。
うん。
スピーカー 1
そう、今ちょうど教えてる大学生も、
うん。
手書きの課題なんですよ。
未来への展望
スピーカー 2
あ、そうなんや。
スピーカー 1
うん。
で、たぶん同時並行で、
たぶん3Dプリンターを使う授業とかもやってると思うんすよ。
へー。
なんか振り幅すごいやろなーと思って。
その、技術っていうか、
効率よくとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか物を使えるようにする、
あの、授業がある一方で、
うん。
これは手書きっていう。
スピーカー 2
はー。
スピーカー 1
なんか、
あの頃の自分やったらきっともんもんとしてんなーみたいな。
そうかもね。
キャドで書いた後でなぞればよくねーみたいな。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
なんかそういう、
その、
思考になってたよなーみたいな。
スピーカー 2
うん。
そう、そうやね。
うん。
あの、
一個したのさ、
うん。
3Dを作ってる、
あの、大学の後輩がいてさ、
はい。
話しててさ、
うん。
励美さんは、
60になってもキャド書いてたいんですかって、
たまに言われる。
うん。
全然疑問にもったことがなくてさ、
はい。
書いてるやろと思ってたけどさ、
はい。
なんか、
60はまだええけど70とかになってさ、
目、しょぼしょぼして、
マスコンつらくなったりとか、
なんか、
もうその頃には手書きで、
ね、
うーん。
確かにそれは、
スピーカー 1
いいかもしれへん。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
そうやなー。
確かにその、
そっちを補える技術が発達してくるかもしれんすもんね。
スピーカー 2
もしかしたら。
うんうんうん。
そうそう。
なんか、
それよりも、
なんか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
模型とか、
そう、
手書きとか、
それの方が、
うん。
やっぱいいやん。
って、
世の中が、
っていうか、
自分がなってきてる気がする。
スピーカー 1
あー、
そうかそうかー。
スピーカー 2
うん。
うーん。
ね、
3Dで、
模型作成の意義と課題
スピーカー 2
やった方が、
あの、
イメージしてもらいやすいし、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか、
こうなると思ってなかったみたいなことは、
うん。
ないんやけど、
はい。
うん。
でも、
模型もやっぱり、
いいよねって、
うんうんうん。
その、
そこに置いてある、
うんうんうん。
感じがやっぱいいから、
うん。
うん。
そうやなー、
やっぱ、
もう一回、
ちょっと、
手仕事に、
あー。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なるほど。
手仕事ウェーブが来ている気がする、
自分に。
スピーカー 1
あははは。
スピーカー 2
あははは。
なるほどなー。
スピーカー 1
今、
僕は、
やっぱその、
3Dの恩恵を、
すごい受けて、
仕事をしてるから、
うん。
うん。
スピーカー 2
だからこそ、
できる。
うん。
スピーカー 1
だからこそ、
できることというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
今の、
うーん、
暮らし方ができてる、
みたいなとこがあるからなー。
スピーカー 2
あー、その、
会わなくても、
オンラインで。
あー、
スピーカー 1
そういう、
ところもそうですし、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
一人で、
物件をやってて、
うん。
スピーカー 2
あの、
スピーカー 1
設計事務所をやってる、
うんうんうん。
状況で、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
例えば、
模型をたくさん作るとか、
スピーカー 2
そうやなー。
スピーカー 1
検討するときに、
うん。
スピーカー 2
って、
スピーカー 1
なかなか、
正直ね、
ハードルも結構あって、
スピーカー 2
そうやね。
うん。
スピーカー 1
時間的ハードルというか、
そのために、
スタッフ雇うとか、
学生に来てもらうとか、
バイト来てもらうとか、
うん。
いうのはなんか、
ちゃうかなー、
な、
どうなるのなー。
価値があるのは、
ものすごく分かるんすよ。
いやー、
スピーカー 2
まあ、
模型は時間かかるもんね。
そうなんすよねー。
どうなるの?
模型って、
スピーカー 1
簡単に、
自分が把握するためぐらい、
ためだけの模型なら、
全然いいんですよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
見せるものっていうか、
それを見て、
うわ、
いいですねって、
思ってもらうための模型を、
作ろうと思った瞬間に、
スピーカー 2
あー、
スピーカー 1
どうやって時間作ればいいやろー、
って。
確かに。
スピーカー 2
本当に、
普通に、
2、3日かかるもんな。
スピーカー 1
あ、じゃあ、
僕もっとあれですね、
スピーカー 2
いっちゃってんな。
ど、
ど、
どんだけ、
どんだけすごいの作ろうとしてるの?
スピーカー 1
そう、
僕、
あー、
スピーカー 2
そっか。
スピーカー 1
設計事務所、
勤めてた時、
スピーカー 2
学生も入れて、
スピーカー 1
3、4人で、
1週間とかで作ってたから。
スピーカー 2
それは大変やね。
まあ、
スピーカー 1
それがあるから、
あれか、
無駄にハードル高いかもしれんですね。
スピーカー 2
下手したら。
なんか、
あの、
大学生の頃はさ、
模型が全てやと思ってたよ。
うん。
模型を作る、
学科やと思ってたから。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
模型を作る技術を身につける場所ぐらい、
模型に、
模型ばっかりね。
模型に命かけてやってたから。
3D技術の活用
スピーカー 2
そうやったなあ。
そっかそっか。
確かにね。
難しいよね、
仕事の。
スピーカー 1
いやあ、そうなんですよね。
スピーカー 2
やっぱり、
仕上げとかの検討とか、
3Dだと、
サクッといけるから。
はい。
スピーカー 1
そうそうそう。
そうなんですよ。
スピーカー 2
じゃあ、
手書きで図面を書いて、
空間イメージだけ3Dで作る。
無理か。
スピーカー 1
そうなんですよ。
今、3D作ってたら、
図面に取り出せるっていうね。
それやから。
はい。
スピーカー 2
そうかそうか。
そうなんですよ。
スピーカー 1
プランとか、
簡単な金ばかりというか、
は、
もちろん、
手書き、
iPadですけどね、
それでも。
はい。
で、やってて、
iPad使うよね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
iPadでトレペ重ねて書くみたいな、
アプリでやってるから。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
そうそうそう。
それで一旦ね、
形というか、
見えた段階で、
3D化して、
確認するって感じですけど、
スピーカー 2
うんうん。
僕はやっぱり、
ハイブリッドか。
スピーカー 1
ハイブリッドを続けていきたい。
両極端、両方を、
追い求めていきたいタイプかもしれん。
スピーカー 2
それじゃあ、
いいやん今の、
大学1年生たちがやってる課題、
最高やん。
手書きと、
スピーカー 1
3D。
いいと思います、ほんとに。
スピーカー 2
そうだね。
うんうん。
難しいとこですね。
なんか、
この仕事をしてって思うけど、
何でもできることが、
強さじゃないというか、
価値じゃないというか、
これしかしやんということも、
ね、
ある種、
色みたいなところがあるから、
はいはい。
なんか、ね、
あれもこれもよりも、
思うところもある。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
何でもかんでもな、
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
いや、
なんかこの、
ポッドキャストもそうやん。
色々言いながらさ、
自分たちの価値観を、
ある種表明して、
あるところがあって、
はい。
なんかそこで、
こういうのは違うと思ってるみたいな、
もう同時に言ってるようなところが、
うんうん。
あるんかなと、
うん。
思って、
うん。
うん。
まあそれ、
分かりやすいかな、
なんか手書きとかしかしませんとかね。
スピーカー 1
うん。
うん。
でもほんと大事ですよね、
価値観を表明していくっていうのは。
スピーカー 2
うん。
なんか、
スピーカー 1
すごい思う。
そうそうそう、
インスタでも、
そう、
僕は、
なるべくこう、
そういう部分が出たらなって思って、
ずっとやってたのもあって、
か、
それがこうそうしてるのか分かんないですけど、
スピーカー 1
うん。
そのインスタ経由のお客さん、
スピーカー 1
ほんとに、
こう、
価値観の共有がしやすいというか、
スピーカー 1
うんうん。
分かります分かりますって思う、
なんか素敵な暮らし方をしてる方が多いですし、
うんうんうん。
スピーカー 1
なんか変に、
こう、
そういう価値観のすり合わせを、
一生懸命やるのが大変みたいな、
うんうん。
結構その時間、
大事じゃないですか、
こう、
どう、どうなんやろうって、
こう、
飲み込む時間というか、
うんうん。
それが結構こう、
スピーカー 1
短い、
スピーカー 2
短いと言ったらいいのかな。
共有してるものが、
スピーカー 1
あるというか、
うんうんうん。
だからやっぱり、
そういうのはお互いが気持ちよく、
価値観の表明
スピーカー 1
ね、
いれる気はしますし、
うん。
スピーカー 2
ただその分まあ、
その、
スピーカー 1
勝手にできてるふるいに、
こう、
かからない人が、
たくさんいるんでしょうけど、
でもね、
スピーカー 2
うん。
不幸せなことが起こらん、
そうそうそうそう。
スピーカー 1
起こりにくいとは思うよね。
スピーカー 2
うん。
だから、
スピーカー 1
一回お会いしてみて、
話してみて、
全然あんわんわーっていう、
パーセンテージが低くなるというか、
どんどん精度が、
こう、
どんどん、
高まってくるのかなって、
思うので、
うんうんうん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なるほどねー。
スピーカー 2
どうせなんか、
スピーカー 1
個人でね、
やってる事務所ですから、
うん。
一生のうちに手掛けられる、
物件数なんて、
知れてるじゃないですか。
スピーカー 2
そう思います。
はい。
スピーカー 1
だったらね、
スピーカー 2
はい。
気持ちよくね、
お互いにね、
はい。
幸せなものを作りたいよ、
ね。
はい。
はい。
スピーカー 1
そんな、
表明、
価値観の表明を、
スピーカー 2
したかい。
なんやっけ、
かわいかんじろうの。
スピーカー 1
物買ってくる、
自分買ってくる、
です。
スピーカー 2
うん。
うん、
そう。
その、
一つの、
おこうというわけですね。
はい。
なるほど。
スピーカー 1
そういう事です。
スピーカー 2
はい。
私は目高です。
いやぁ、
スピーカー 1
いいなぁ。
面白いなぁ、
毎度。
スピーカー 2
割とでも、
真面目な話を、
スピーカー 1
しちゃいましたね。
したね。
うん。
スピーカー 2
もう、
46分やからね。
スピーカー 1
はい。
あ、ほんとや。
長くなっちゃった。
スピーカー 2
はい。
はい。
じゃあ、
今日は、
ここらへんですかね。
はい。
じゃあ、
また、
次の夜に、
お会いしましょう。
スピーカー 1
お会いしましょう。
スピーカー 2
おやすみなさい。
スピーカー 1
おやすみなさい。
37:18

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