1. シンの木工家ラジオ
  2. #105.5 【すわって展2025】十..
2025-01-28 33:07

#105.5 【すわって展2025】十三人の作り手による椅子展/土屋 伸顕/伊東 美紀/薛 玄太郎/

【すわって展2025】十三人の作り手による椅子展

〇2025年3月7(金)〜9(日)

〇SCALEWORKS GALLERY(長野県諏訪郡下諏訪町町屋敷2256-1)

#すわって2025

主催:すわって実行委員会 後援:エルシーブイ株式会社

協賛:株式会社六協、新興産業株式会社、山猫亭 | 協力:ORBITER DESIGN

問い合わせ先:suwatte.chair@gmail.com(事務局)

駐車場・入場無料

⚪︎すわってinstagramアカウント

https://www.instagram.com/suwatte_chair/


⚪︎出展者紹介⚪︎

・土屋 伸顕 (つちや のぶあき)
屋号:garage419 (ガレージ419) @garageworkshop419
伊東 美紀(いとう みき) @it.miki.15
屋号:庵に木工(いおりにもっこう) @iorini.mokko
薛 玄太郎 (せつ げんたろう)@setsugen_mokkou
屋号:家具工房クラポ 薛 玄太郎 @crapo.furniture

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ぜひ、シンの木工家ラジオを応援していただけるとうれしいです。

こちらのURLからご支援を受け付けております。

https://checkout.square.site/merchant/MLQQAQTP01KKD/checkout/6XFS6X7OSMQAKNSLU26QVI63

よろしくお願いいたします。

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【出演】

花太郎/SCALEWORKS (スケールワークス)  https://www.instagram.com/scaleworks_simosuwa/?hl=ja

こーぐち/PLYLIST (プライリスト) https://www.instagram.com/plylist.koguchi/?hl=ja


【木工ビギナー向けプレイリスト】https://open.spotify.com/playlist/2y8JMehYNAV8ykRFVWM6rC?si=078d970982464bd8

【本職向けプレイリスト】https://open.spotify.com/playlist/6cmG5EU7Bk2x0Ft7HJQ2YM?si=babda51f3f1946e3


【番組関連リンクまとめ】https://lit.link/shinnomokkouka

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【お問い合わせ】 shinnomokkouka@gmail.com

【BGM提供】 OtoLogic様 https://otologic.jp/? 曲名 『Antique』 曲名 『Bridge』 曲名 『Mellow』 曲名 『Mud』 曲名 『On-The-Way』 作曲 RYU ITO  https://ryu110.com/

00:00
皆さん、こんにちは。この番組は、シンの木工家になりたい、家具屋の花太郎と、アルバイトのこーぐちがお送りする木工バラエティーです。
今回のエピソードでは、【すわって展2025】十三人の作り手による椅子展の出展者紹介をさせていただきたいと思います。
出展者の皆さんの好望に、僕こーぐちが取材に伺いまして、インスタグラムで発信するための動画と写真の撮影と、あとポッドキャストの収録を現在行っています。
すわっての情報を発信するインスタグラムのアカウントもございます。そちらの方で、今現在出展者の紹介をしたりとかしているところです。
もしご興味ある方は、そちらのアカウントもぜひフォローしていただけますと幸いです。概要欄にリンクを記載してあります。
12月から毎週出展者の方のところに直接お伺いしていて、人によっては片道2時間ぐらいかけて移動したりしているので、これが地味に結構大変ではあります。
すべての出展者の取材をすることは、お互いのスケジュールの都合でちょっと難しい方もいらっしゃいましたが、1月13日のきょう現在で6名の方の取材を終えたところです。
人によってはポッドキャストの収録がない方や写真のみの方もいらっしゃいますが、今回のエピソードではポッドキャストの収録にご協力いただいた方の音源を3名、それぞれ10分程度にまとめてお送りしたいと思います。
それではお聞きください。
お名前とヤゴーを教えてください。
土屋信明と申します。ヤゴーはガレージ419というヤゴーで仕事をしております。
ヤゴーの由来を教えてください。
ガレージというのを、ちょっと何個かの名前がある中で悩んだんですけど、自分の好きな場所を名前の由来に使おうかなというのと、あと自動車とかバイクとかそういうのも好きなので、ちょっと趣味性のある感じで今のヤゴーでやらせていただいております。
肩書きを教えてください。
肩書きは木工。木工?そうっすね。
一応家具職人でお願いします。
わかりました。木工を始めたきっかけを教えてください。
木工を始めたきっかけっていうのが、我が家の実家がおじいさんが建具職の職人さんだったので、常にやっぱり家の横に作業場があって、何かしら木を削ったりっていうのを見てたりしたので、自然に木で何かを作るということを始めたような気がしますね。
木工をやる前は何をしていましたか?
木工をやる前は、大学生ぐらいまでは一応美術系の大学に行っていたので、デザイン。でも立体造形でデザインで木を触ってたので、あんまりやることは変わってないです。ずっとやってる感じかもしれないです。
普段どんなものを作っていますか?
普段は地元で採れる木材を、特に間伐材なんですけど、分けていただいて、それを生のまま、水分を含んだまま加工して、少し歪んだり割れが入ったりするようなところもあるんですけど、そういった器を作っております。
03:17
木工作業中、何を聞いていますか?
今、インターネットのラジオとか、むらじこさんとかがあるので、いろんなラジオを聞いたりすることが多いのと、あとはあれですかね、ポッドキャストで真の木工家ラジオなどを聞いたりしております。
真の木工家ラジオ以外で聞いているものは教えてください。
ポッドキャストですか?
はい。
ポッドキャストは結構ざっくり流しながら聞いているので、おすすめで出てきたものを、多分流しているけど聞いていないって言ったあれなんですけど、もうほんと垂れ流しています。
制作で一番大切にしていることは何ですか?
最近一番大事にしていることは、なるべく刃物でしっかり切り出すというか、しっかりその段階で仕上げて、その刃物の手跡がしっかり残るようなものを作りたいなと思って大事にしております。
今回の座ってで展示する椅子、どんな椅子を作る予定ですか?
現在まだちょっと悩んでいまして、今後期待ということでよろしくお願いします。
この先作りたいもの、やってみたいことはありますか?
今は木工旋盤で仕事をしているんですが、以前は家具、主にテーブルなどを作っている仕事をしていたので、また少しずつ家具の仕事もしたいなと思っております。
木工の面白さって何ですか?
たくさんあるとは思うんですけど、やっぱり1から10まで自分でしようと思えばできちゃうというか、そういう意味では何でもやってみたい人とかにとっては非常に面白いのではないかと。
自分が一番楽しんでいるという意味でもそういうところがいいんじゃないですかね。
ありがとうございます。ということで早速10の質問、ちょっといきなりでしたがお答えいただきありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ軽くですね、僕の方からガレージ419の土屋さんについて軽くご紹介させていただきたいと思います。
僕との関係性はですね、土屋さんはアゲ松技術専門校の同期ということで、2019年卒業でしたっけ?確か。
そうですね、19年だと思います。
その当時からもう多分学生の中で一番仕事ができたのが土屋さんだったんじゃないかと僕は記憶していますけど、
とにかく手も早くて、すごい仕事も丁寧で、僕は先生に質問行くよりも土屋さんに質問に行っていた回数の方が多かったんじゃないかななんていうふうに記憶していますけれども、
その土屋さんは卒業後は東京のほうの家具を作る会社に就職されて、3年経って独立されたんでしたっけ?確か。
06:01
そうですね、3年勤めました。
ということでその後に卒業された後は結構木工旋盤で木工作家的な器を作ったりとか、結構小物が多いんですよね確か。
もうほとんど小物ですよね。
クラフトフェアに出されたりとか、あとはいろんなお店に卸したりとか。
そういう感じですね。
この間はアメリカの方の海を渡って結構たくさん物を送っていらっしゃいましたけれども、すごいですね、さすがですね。
僕すごい土屋さんが作るボールすごい好きで、木工旋盤で結構大きめのしっかりとしたボールを作られる作家さんなんですけども、
僕もすごい好きで、土屋さんの器僕も買ったりとかして、日々もう家で愛用させてもらっております。ありがとうございます。
ありがとうございます。
というところで、1個その気になったのは、1回その家具のほぼ毎日テーブルを削っているような仕事されてた3年間ずっとそんな感じだったと想像しているんですけども、
そこからその器を作る方に、結構シフト、家事を切られたような気がするんですけど、そこは何かきっかけというか、何か思いがあってそういう方に家事切りをしてあげたんですかね。
まあいろいろ理由はあるんですけど、すごい現実的な話をすると、なかなか家具作るっていろんな機材とかがいるんですけど、
小物で特に旋盤っていうと割と設備があんまりなくてもできるっていうので、スタートアップにはいいんじゃないかなっていうのでやっていたり。
元から学校に行く前から少し自分でしてたんですけど、それをより深めるというか、より力を入れてしようと思ってやっております。
で、そこからまたもう1回ちょっと家具の方もやってみたいなっていうのは、やっぱり小物だけではない面白さが家具作りにはあるっていうことなんですかね。
やっぱりそれは絶対にあると思うので、あとまあやっぱり同じものをずっとやってるっていうのも、なかなかそれが仕事だとは思うんですけど、
いろんなものを作る方が、作る側の気持ちというかモチベーションも保てるので、やっぱりいろんなことをちょっとしたいなっていう。
なるほど。確かにその気持ちはとてもよくわかりますね。毎日旋盤と向き合ってると、確かになんかちょっと気が狂いそうになる瞬間があるんじゃないかって想像したりしますけれども。
なんか広がりがなくなってくるような気がしますね。どうしても。
そういう意味では、今回こう座ってに出展されるにあたって、椅子を久しぶりに多分作られるんじゃないかと思うんですけど、結構いい気分転換にはなるような気がしてるんですがどうですかそのあたりは。
もうそれを目当てにって言ったらあれなんですけど、なかなか思い立って自分ですぐ椅子作らないじゃないですか。
そうですよね。
そうなってくるとやっぱりなんか機会がないと。すごいいい機会だなと思って今回は参加させていただいております。
ありがとうございます。じゃあちょっと土屋さんが作る椅子めちゃくちゃ楽しみにして当日を迎えたいと思います。
09:05
よろしくお願いします。
じゃあ今回はありがとうございました。
ありがとうございました。
お名前と野号を教えてください。
伊藤美希と申します。野号はイオリニモッコウです。
野号の由来を教えてください。
私、伊藤美希と言うんですけど、伊藤の家紋からもらいました。
イオリニモッコウっていう家紋があって、それをちょっともじってロゴも作ってって感じです。
そのイオリニモッコウっていう家紋ができた由来が、仕事としているモッコウから来たっていうのが一個あって、
勝手にちょっと親近感というか感動してそこから拝借しました。
肩書きを教えてください。
坂さんのお手伝いで、今は会社員です。
モッコウを始めたきっかけは?
木という素材が好きで、間伐材っていう使った方がいろんなことのためになる材料があるっていうのを知ったっていうのが一個のきっかけです。
モッコウをやる前は何をしていましたか?
食品会社の研究の開発をやってました。
普段はどんなものを作っていますか?
坂さんのお手伝いで家具メインに制作しています。
モッコウ作業中何を聞いていますか?
もちろん新能能効果ラジオと、あと最近ポッドキャストで見つけて気に入ってるのが、
土井よしはるとクリスとも子が料理を哲学するっていうラジオがすごく面白くて聞いてます。
制作で一番大切にしていることは何ですか?
木を無駄にしないことで、ぶどまりよく適材適所、欠点を補正にできればいいなと思っています。
今回展示する椅子はどんな椅子ですか?
ゆったり座れる定座椅子です。
この先作ってみたいもの、やってみたいことはありますか?
建具もしくはそのデザインを組み込んだものを一回作ってみたいなと思っています。
モッコウの面白さって何ですか?
木の表情が一つ一つ違うところと、経年変化に味があること。
最後に制作者の性格や人柄が作品に出てバレるところですかね。
ありがとうございます。じゃあここからは、僕の方から伊藤さんの紹介をさせていただきたいと思います。
伊藤さんと言ってますけど、僕工具とのつながりはですね、実は全職が一緒だったということで、
僕も実は同じ食品メーカーで同期で入社して、
二人とも研究開発職をやってて、なので実は今もちょっと敬語で話してましたけど、
普段は普通に下の名前で通に呼び合っているような中でございます。
10年ぐらい?
10年ぐらい?そんなたつ?
だって23歳、22歳で出会って、今32歳だから、ちょうど10年、10周年ですよ。
10周年ですね。10周年なのかそんなたつのか。
そんなたつよ。
そうか。ということで、もっこのやる前から知っていた唯一の人かもしれない。
12:01
もっこの界隈でいる人で、そうかもしれない。
確かに。
で、僕の方が先にもっこの道に進んで、仕事全然できなくて、
いやいやいや。
もうすぐ辞めちゃったんだけど、1年半ぐらいですぐ辞めちゃったんですけど、
それでもっこの道に進んだんですけど、
はい。
で、次はもう死後できて、中堅ぐらいまでしっかり勤めて、
その後に匠塾に行かれて、
で、今は東京の超人気のトレッコ作家さんのもとで、
はい。
スタッフとしてバリバリやられているということで、
バリバリ。やれてればいいんですけどね。
いやでもすごいなと思って、いつもいろんな話を聞いてますけども、
はい。
ということで、さっき話していた、もっこを始めるきっかけのとこで結構ちょっと詰まって、
どういうふうに話していいかわかんないなという感じだったんで、
そこをもうちょっと深めに聞かせていただければなと思いますけれども、
わかりました。
もっこを始めたきっかけ、なんか僕がミキが会社にいた頃に聞いたのは、
なんかびっくりしたのが、改善提案でDIYをして、
なんかテーブルを作ったみたいな話を、僕がもう会社辞めた後にそっと聞いて、
すげえなと思って。
いやいや。
それは関係あるの?
そうだね。お父さんが日用大工ができて、手伝ってもらって作ったんだけど、
でも、ちっちゃいときからちょっと作業やってる姿とか、
簡単な作業とか手伝ったりして、木を扱うことは楽しいなと思ってたから、
それを思い出して、もっこってやっぱ楽しいなって思い出したきっかけにはなったかもしれない。
じゃあ、思い出したってことは、会社員の前からそういう日用大工とかDIY的な作業は、
普通に学生時代とかからなんとなくやってたってこと?
機械が家にあったから、機械って言ってもちっちゃい300四方の台がついた丸のこみたいなやつとか、
あとボール板とか。
でもボール板あるんだね。
そう。
すごいね。
それぐらいしかないけど、ちっちゃいベンチみたいなのを作ったりとか、そういうのをしてた。
そうなんだね。じゃあもうそういう頃から、わりと物心つくぐらいのときには、
もう身近に木という素材があって、もう触れてたから、今さらきっかけと言われてもよくわからないなみたいな。
そうだね。
でも、触ってた木っていうのも、ツーバイフォーみたいな、ああいうのだし、
木工はやっぱりたつきが大先輩で、最初に始めててくれたから、
こんなふうに仕事になるんだじゃないけど、これを仕事として生きていけるんだみたいなのを示してくれた恩人ですから。
恩人?
いや、恩人だよ。
で、やっぱり憧れたってのもある。
そうなの?
うん。
全然食えてないけどね。
15:00
で、そのときも会社員やってたけど、物欲がなさすぎて、給料とか全然使い切ってないというか、
ああ、そうだったんだ。
今じゃ考えられないけど、ボーナスもらっても嬉しくないみたいな。
あ、そうなの?
ボーナス、あ、入ったねみたいな。
ああ、でもなんかあの環境に行ったときは、なんか俺もそうだったかもしれない。
ね、そうだよね。ありがたみがないというかさ、いやほんと今考えると何考えてるんだって感じだけど、
ぬくぬく育ちすぎてて。
会社員って。
まあいい会社だったから。
まあそうですね、人によってはたぶん。
ぬくぬくしてた。
僕はあんまり会わなかったからそう言っちゃったんだけど。
まあ確かに。
まあでも別に悪い会社じゃないので、全然ね。
でもなんかその感じはちょっとわかるかも、今言われてちょっと思い出したかもしれない。
というところで、じゃあまずきっかけはそんな感じだったと。
まさかの僕に憧れてくれていたという衝撃の事実。
もうでもね、会社員時代も結構みきに支えられてた感はあって。
え、ほんとに?
フロアは全然違うけど。
あんまりだって仕事絡まなかった。
絡まなかったけど、なんかもう本当に仕事できなかったから俺。
その時に、ほらあの忘年会の感じとかさ。
いやそんなん雑無。
ああいうのなんかやっぱみきがかなり、なんか俺の分までカバーしてくれた感はあって。
いやー。
いやほんとにね、助けてもらったなっていう思い出はありますね。
いやいや、ああいうイベントは好きだからね。
あ、そうなんだね。
うんうん。
あ、そうみきは結構体育会系なんだよね。
そうですね。
もうバリバリの体育会系でなんか俺より全然体力もあって。
いやーまあ確かに。
ね。
あ、文庫を始めて運動やっててよかったって思う。
あー。
やっぱ体力必要じゃないですか。
必要だね。筋力的な部分だけじゃなくてね。
あ、そうそうそうそう。
ね、体力も精神面でも、精神面の体力も必要だし、なんかやっぱりみきは結構木工ぴったりだなって思う。
いやーでもね、性格がそんなに木工にあってないかなって初めてから思うけどね。
あ、そうなんだ。
え、どの辺が?性格っていうのは。
なんかこう、雑。
思い切ってやっちゃいすぎるっていうか。
あ、そうなんだ。
うん。
そっかそっか。
木工って結構こう、緻密に計算できるタイプの人が、職人向き特にかなと思うけど。
じゃあそういう意味では、みきは割と大らかな作風というか。
うーん、になるのかな。
のほうになるのかなっていう感じなの。
あ、今ほら、働いてる夢作家さんのところも、割とこう一点物というか、大らかな部分も結構ある。
めちゃめちゃ。
木の素材と対峙してそれに合うような形を、別になんか設計ですごい寸法バチバチに追い込んでとか、なんかそういう感じじゃない雰囲気もするけど、やっぱそういうところに惹かれたっていうのはある?
塾、匠塾がバリバリその職人養成型だったから、作家ってどういう仕事の仕方をするんだろうっていうのが知りたって、そこを選んだっていうのが。
あ、そうなんだね。
18:00
そっかそっか。
ちなみに、ずっとあと気になってて聞いてなかったんだけど、椅子作る時間あるの?
いやー、ね。
あ、でも土曜日、土日休みなんですよ、ありがたいことに。
あ、すごい、そうなんだ。
完全土日。
完全土日。
完全土日休み。
すごいね。
はい、ピュアホワイトなんですよ。
ホワイトですね、ピュアホワイトですね。
はい、なんで、ただ日曜日に工房が使えない。
うーん。
工房の、なんていうんですか、周りにちょっとやっぱ住宅が多いんで。
そういうことだね。
土曜日は作業できるかなって。
うーん。あ、じゃあ土曜日に一応機械は借り入れるんだ。
あ、そう。
で、そこでじゃあ頑張って。
ぎゅっと。
ぎゅっと時間を詰め込んで短期集中でやると。
そうです。その予定ですが。
その予定で。
どうなることやら。
でも、一応だから新作を定材室作るっていうことだよね。
あ、そうです。
前、なんか高見塾でも一脚作ってたんです。
うんうんうん。
あれじゃないってことだよね。
あれではないんですね。完全に新作というか。
そうなんだね。あと思ったのが、なんかわざわざヤゴモで作ってくれたじゃん。
うんうんうん。
すごい短期間でよく作ってくれたなと思って。
あー。
あれ、デザインまでロゴまでちゃんとあったじゃん。
うんうん。
あれはなんか誰かに頼んだの?
いや、あれは自分でJWで書きました。
あ、すごい。すごいね。JWで書いたの?
高見塾JWで。
JWで書いたの?すごいね。
そう。
そうなんだ。
いや、もともと自分の実家の家紋のことを知ったときに、なんかヤゴにできたらいいなっていうのは、塾生のときからちょろっと考えてたから。
あ、そうだったんだ。
そう、ヤゴはなんとなく、ここでじゃあ出すかみたいな。
へー、でもなんか運命的だね。よりに木工っていう家紋が本当にあって、しかもそれが自分の家の家紋だったっていう。
そうそうそうそう。
すごい運命的だね。
ご先祖様も木工職、木之助っていうらしいけど、
えー、そうなんだ。
あ、違う、名前じゃないよ。仕事の名前が。
あ、ヤゴ的なとか。
そうそうそう。で、木工職だったからそのヤゴを賜りましたみたいな。
へー、そうなんだ。
そうそうそう。
すごいね。
伊藤とか工藤とかの由来というか、工藤さんのヤゴ。
あ、そうなんだ。
へー。
あ、じゃあ割と一般的な家紋なんだ。
多いと思う。
あ、そうなんだ。
へー。
いや、ちょっと楽しみ。楽しみですね、椅子が。
いやー。
座ってで、伊藤さんは一応作家デビューということで。
はい。
聞いておりますが。
はい。できるでしょうか。
わざわざ、なんかありがとうございます。すみません。
いや、こちらこそ。ありがたいです、こういう機会を。
いやもう、だってこれを伸ばしたら、知り合いが主催で、しかも第一回で、あんまり高山の視点とか、京都の視点とか、なんかドーンって感じじゃないですか。
ちょっとハードルは高いよね。
はい。ああいうところじゃなくて、スタートから関われるなんて、もう絶対一生ないと思ったんで、よかったらって感じで参加させてもらって嬉しいです。
21:07
こちらとしては、女性枠が非常に少なかったので。
はい。
もうめちゃくちゃありがたい。東京に住んでるのに、申し訳ないなと思いながらも、誘ってしまいました。
いやいやいやいや。ありがとうございました。
あとはやっぱり、その前職からの縁起ということで。
うんうん。
全く想像してなかった、本当に。
本当だよね。10年前の自分たちに教えてあげたいわ。
本当だよね。
こんな面白い未来が待ってるぞって。
ということで、伊藤さんのイオリニ木工の紹介は終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
お名前と野号を教えてください。
名前は節元太郎です。
家具工房クラポという、主にオーダーメイド家具を作っている会社で、製作とインスタのSNSの担当をしています。
野号の由来を教えてください。
適当です。と聞きました。
肩書きを教えてください。
家具職人です。
木工を始めたきっかけは何ですか?
木工と言えるのか分からないんですけど、高校受験とか大学受験で、勉強で煮詰まったときに、
鉛筆の上のところに型で袋とか、もあいぞうとか、そういうのがちまちま煮詰まっているときにそういうのを掘ってて、
それが家族に受けたというのが、書きか分からないんですけど、木工の始まりだったのかなと思って。
木工をやる前は何をしていましたか?
大学生でした。福山大学の体育専門学院というところで、保健体育教師になるための勉強をしていました。
普段はどんなものを作っていますか?
木家具メインでテーブルや椅子、キャビネットや図紙、仏壇などを作っています。
木工作業中何を聞いていますか?
もちろん、ポッドキャストでシノモッコラジオを聞いているんですけど、
ラジコでオールナイトニッポンとか、最近だとオーディブルっていうフォンクアプリに入って、
小説とか教養本とかっていうのを聞いたり、音楽だとアニメが割と好きなので、今期のアニメのオープニングエンディングみたいなのを聞いたりとかしています。
制作で一番大切にしていることは何ですか?
一つ一つの工程を正確に行うということです。
今回展示する椅子はどんな椅子ですか?
まだ完成はしてないんですけど、排出ルールを作る予定です。
この先作ってみたいもの、やってみたいことはありますか?
まだできないことがたくさんあるんですけど、大きな食器棚とかソファーとか、組み継ぎのキャビネットとか、
まだ自分が作ったことのない家具が作れるようになりたいなと思っています。
木工の面白さって何ですか?
木工をやっててどの瞬間が一番楽しいかって言われると、木を削っているとき、木工を始めるきっかけというか、
24:05
鉛筆を削ったようなに近いんですけど、削るとき、削っているときが木工をやってて楽しくて、
周りの職人さんとかを見ていると、常に挑戦している、今でも30年とか木工を続けてきた周りの職人さんとかでも、
YouTube見て勉強したりとか、常に挑戦し続けているっていうのを見てて、木工の面白いところなんだろうなっていうふうに自分では思っています。
はい、ありがとうございました。ここまでが一問一答のところで、ここから僕の方から、
瀬津玄太郎さんとの関係性をご紹介していきたいと思います。
瀬津さんは家具工房クラフトさんでお勤めになられていまして、
以前僕がこちらでグループ展に参加させていただいたのを、
それより前にお会いしてましたね。
そうですね。
一応クラフトさんとの繋がりはそこからできたのかなというふうに思っております。
その前に瀬津さんが僕の方の別の展示と言いますか、
そうですね。
グループ展というか、
松本の。
そうですね。松本の方に来ていただいて、その時に初めてお会いして、
瀬津さんも上松技術専門校の卒業生で、僕も卒業生でということで繋がりがあって、
で、今回座っての一転を企画するにあたって、
若い人が誰か出てくれないかなと思った時に、
そう、あくらぽさんがあったねという話にね、
花太郎さんとなり、よく考えたら瀬津さんめちゃくちゃ若いから、
若手はぴったりじゃないかということで出ていただくことになりました。
ありがとうございます。
瀬津さんの、やっぱり僕の中ではすごい気になるところは、
一応教職で筑波大学行かれたじゃないですか、保健体育の先生になるために。
そこから、実際には先生にならずに、木工の方に家事を切り直したというか、
そうですね。
そこは何かきっかけというか、何か理由があったんですか。
きっかけで言うと、一応教職課程を履修していて、
保健体育教師の教員免許を取ってということなんですけど、
教育実習とか行って、実際その教師じゃないですけど、
教育実習っていうところに行って、教員ってどんなもんだろうっていうのを体験したときに、
もちろんすごい大事なお仕事だなっていう、
教育に関わるってことはとても重要な、社会的にポジションとしては重要だなと思ったんですけど、
僕じゃないから。自信がないっていうのもあるんですけど、
教職、もちろん素敵な仕事だと思うんですけど、
ちょっと違うなってなって、
次に、とりあえず今研究してるのが楽しいから、大学院に行こうって思ったんですけど、
27:00
そうだったんですね。
落ちて。
そうだったんですか。
でも、大学院に行くっていうのも、ジェバーのモナトリアム延長的なんですよね。
よく言われますもんね。
よく言われるんですけど、でも研究は楽しかったんですけど、
っていうところで、ちょうどコロナ禍で、
緊急事態宣言でずっと筑波の部屋にこもってたんですけど、
ちょっともうきつくなって実家に帰ってきたときに、
長野の自然がすごい、やっぱいいなって思って、
ここら辺で生きていきたいなっていうのもあったりとか、
木工の話で言うと、
そのおばがアゲ松木船の卒業生で、
そういうこと言ってましたね、そうだそうだ。
それでなんか、木工っていうのもあるのかっていう選択肢の一つとして、
すごい魅力的に感じたりして、
決定的になったのは、このクラポを展示室に来たことなんですけど、
そのときは父親がクラポに行ってみよう、
ちょっと詳しくは覚えてないんですけど、
展示室に行ってみようみたいな形で来て、
わーすごいと思って、きれいだなーとか、
家具を見て、こういうのが作れるようになったらいいなっていうのがやっぱり、
一番大きかったんですかね。
なるほど。
ちょっとさっきの恐縮な話かもどうでもいいんですけど。
いやいやそんなことないです。
いやでもなんか、個人的には気になったんですね。
先生になるのを諦めてというか、
だから現場をちょっと見たときに、
やっぱりちょっと自分は違うのかなと思ってたのとちょっと違うのかなっていう、
気づきがあったってことなんですよね。
もちろんすごい楽しくて、
向いてない向いてるで言うと、そんなに向いてないとは思わなかったんですけど、
なんかちょっと一生のライフワークにするには違うかなっていう、
なんとなくですけど、
よりやっぱこのクラポに来て、
家具職人とか家具を作る人がどういう生活をしているのかっていうのは全く知らなかったんですけど、
やっぱ手に職をつけるというか、
なんかなんとなくずっとすごいことがしたいっていう、
なんとなくもうなんかもんやりとした感じなんですけど、
すごい、これはすごいなと思って、
これのが作れるってすごいなってすごい感じで、
作りたいなっていう。
そういうことなんですね。
そのためにはどうしようって言ったときに、
まぁ偽善かな、偽善か、
偽善って結構あれじゃないですか、
雇用保険って、
2年間どっかで働いてから偽善いくか、
すぐ偽善いくか、みたいなそういう迷いがあったんですけど。
あ、そうですよね。
瀬戸さんの場合はだから雇用保険はもらえなかったってことですよね。
鎮卒で偽善に入るみたいな。
30:00
そうですね。
ってことですよね。
なるほど。
そこはなんか選択肢として、
一回偽善に入る前にどこか家具工房なり、
家具屋さんなり、2年ほど働いてみようかなみたいな選択肢は、
その時にはなかったんですか、悩みはしたけど。
悩みはしたんですけど、
早いほうがいいかと思って。
偽善に行くのが。
長く家具を作りたいなら、
2年でも早く家具を作る、
勉強、修行に当てたほうが、
長い目で見た時にいいのかな、
もちろんいろんな経験をしてからっていうことも考えたんですけど、
早いほうがいいかなっていうほうが、
その時は強く思って偽善に入りました。
そういうことなんですね。
はい。
ありがとうございます。
じゃあ最後に、
はい。
瀬津さんが座っての一数点で、
展示しようと思っている排出ツールについてちょっとお伺いしたんですけど、
はい。
なんか具体的に今、こういうツール作りたいみたいな構想っていうのは、
どの程度できてるんでしょうか。
テーマとしては、和っていう。
和をテーマにした排出ツールを。
排出ツールを膨ろうっていうふうに考えていて、
で、12月中にモックアップができればいいなっていうことで、
それに向けて今スケッチとか、
そのデザインを勉強中というか、こういう。
はいはい、今ここにちょうどテーブルに出てますけれども。
なるほど。
ちょっと和って言っても広いじゃないですか。
江戸時代の侍とかの和から、
割と現代の明治とか大正とかの和は広いなって思いながらも、
いろんなデザインを見て、どれがいいんだろうって。
どんな質がいいかなっていうのを今思い巡らしている最中です。
まだ。
ありがとうございます。
はい。
じゃあそんな和をテーマにした排出ツール。
はい。
展示当日に見れるのを楽しみにしております。
また当日も公開の収録をしたいと思っているので、
その時に一体どの辺の和のテイストを引用してきたのかとか、
どの辺を着想のきっかけにしたのかとか、
またお伺いできればいいなと思っております。
そうですね。
はい。
じゃあ今日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
はい、ということでいかがだったでしょうか。
ぜひ出展者の皆さんがどんな椅子を作るのか楽しみにしていただければと思います。
座って展2025。
13人の作り手による1展は、
3月7日金曜日から9日日曜日午前10時から午後17時に開催されます。
最終日のみ16時に終了します。
場所は長野県諏訪郡下諏訪町にあるスケールワークスギャラリーになります。
こちらは花太郎さんの工房に併設されているギャラリーになります。
会場には駐車場もございます。
入場料、駐車料は無料です。
33:00
どなたでもお気軽にご来場いただけますと幸いです。
それでは次回の出展者紹介もお楽しみに。
33:07

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