1. 上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」
  2. #75 アラサー集まれ!あの頃..
2024-08-02 48:16

#75 アラサー集まれ!あの頃ワクワクした文房具の話

1 Comment
【今回の内容】
伝説の文具・コロンペン / 女児はとにかく手紙を書く / かみつきばあちゃん消しゴム / お前の消しゴム誰が好きなん? / 凝ったデザインの消しゴムほど消えない説 / 令和版ビーダマン?「ボトルマン」/ バトエン、ローラー消しゴム、ロケットえんぴつ、ポケットカラーペン / 小学校のシャーペン禁止令、マジで何?/ 鉛筆型の脱法シャーペン / 一世を風靡したDr.グリップ / クルトガとかあるよね / デザイン定規 / デザイン定規は実際宇宙 / 小学生はスケルトンが大好き / 本の装丁にトレペあるとアガる / 漫画家が枠線引く用のピグマ / パイロットのハイテックC 0.3mm / ビブリオホリック ブックマークメモパッド / フィッシャースペースペン / プラチナ萬年筆 / フリクションの蛍光ペン / カドケシ / シュレーディンガーのフリクション / なんだかんだMONO消しゴム最強 / シードのレーダー消しゴムは西日本 / ホシヤのKeep消しゴムは静岡・山梨

【出演者】
歌人・エッセイスト 上坂あゆ美 https://x.com/aymusk
京都の僧侶 鵜飼ヨシキ https://x.com/ziruziru1986

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00:08
上坂あゆ美の、私より先に丁寧に暮らすな、ラジオネームビール浴びるように飲みたいさん。
上坂さん、うかいさん、こんにちは。いつもレッスンは楽しく配置をしています。お二人に質問です。
小中学生の時に使っていた文具で、見かけたら懐かしいと悶えるような記憶に残る文具はありますか?
ちなみに私は20代後半ですが、私の門訣文具はコロンペンです。
先日実家で発掘された時は、片付けの手が止まりました。
また、今でもなぜかブルーベリー味、ブルーベリーそのものではなく、に出会うとちょっとテンションが上がるのですが、
それは全ての文具の中で、ブルーベリーの香りのコロンペンがいっちゃん好きだったからではないかと思っています。
なんなら今好きな文具でも喜びます。お二人の文具トークを聞けたら嬉しいです。
ということで、ありがとうございます。
ありがとうございます。
文具いいですよね。
文具はいいですね。
でもさっき喋ってて気づいたんですけど、やっぱりファンシー文具って女児文化じゃないですか。
そうですね。
そう、だからうかいさんがあんま通ってなかったっていうことがさっきわかったんですけど。
コロンペンってなんだってなってましたもんね。
ね。コロンペンはマジでこの世代の人にとっては伝説の文具で。
伝説なの?
伝説です。みんな持ってた。
色によって匂いが違うんですけど、書くといい匂いがすんのよ。絵柄の通りの。
ブルーベリーとかの匂いが。
小学生なんてさ、ブルーベリーの匂いそんな知らないんだけどさ。
これがブルーベリーの匂いかっていうさ。
あるね。
匂いがして、それでお手紙とか書くとさ、開けた時にちょっといい匂いがすんですよ。
なるほどね。
そう。
そっか。お手紙を書いてたよな。
そう。小学生女子はとにかく手紙を書きます。
とにかく回させられてた?
ええ。手紙を。もう絶対今言わなくていいこととか全部手紙で書きますから。
それに伴ってね、お手紙のかわいい折り方とかを習得していくんですよ。
ハート型に折るだの。
あったあった。
いちごの形に折るだのっていう。
そういうのをたくさんやって大人になっていくのです。
なるほどね。
もちろんね、男の子でもそういうの好きだった人もいると思うけども。
じゃあ、うかいさんの懐かし文具なんかありますか?
懐かし文具の中ではメジャーな方だと思うんですけど、紙付きばあちゃん消しゴム。
あのね、記事で見たことはあるけど、私たぶんちょっと世代違うわ。
うん、ちょっと昭和最後生まれの。
03:00
すいません、それちょっと平成にないんですよ。
おい、やるんか。
紙付きばあちゃん消しゴムどういうやつですか?
これはね、謎なんですよ。
もうシンプルに言うとペンがあるじゃないですか。
はい。
ペンにでっかい消しゴムがガチャってくっつくんですよ。
で、そのでっかい消しゴムがおばあさんの容姿をしているんです。
マジで誰が好きなんて。
お前の消しゴム誰が好きなんて。
そういうデザインですよね。
でしょ。
しかもおばあちゃんが歯をむき出してペンに噛み付いているというデザインですよね。
そう。
すごいな。
この消しゴムのすごいのが歯が取れるんです。
取れるんですか?
なんでですか?
なぜと言われても誰もわからない。
ただ、おばあちゃんというキャラクターだからみたいな。
入れ歯なんだね。
そう、入れ歯なんですよね。
これがやたらみんな集めてた。
種類がいっぱいあるんだ。
なんかね、いろんなおばあさんがいるんですよ。
いろんなおばあさん。
いろんなおばあさんがいるんですね。
そう、いろんなおばあさんがいて。
有名なのは3種類ぐらいなんですけど、
で、じいさんもいるんですよ。
じいさんもいる。
噛み付きじいちゃんもいるんですよ。
はいはいはい。
で、「お前それ噛み付きじいちゃんやんけ!」って言ってた。
言ってたんだ。
言ってた。
そうなんだ。
これでだからさっきもね、その話してて、
ファンシーアイテムがあるとした時に、
ある種対照的に戦う文具があるわけじゃないですか。
ありますよね。
いわゆるバトエンとかさ。
はい、バトエンは私も持ってました。
そうそうそう。
で、今の子供もやってる消しゴムをぶつけ合って、
机から落としたら勝ちみたいなのを、
今のうちの生徒の多いもやってるんですよ。
あ、そうですか。
そうそうそう。
それならでもね、ちょっとわかるんですよ。理由が戦うという。
はい。
でも噛み付きばあちゃんに関しては、
何の意味もないんですよ。
戦えないもんね、ご老人だから。
戦えない。
ただ噛み付くことしか。
そう、しかもでかいんですよ、これ。結構。
そう、なんかさ、写真今見たらさ、
鉛筆の重心が狂うぐらい重そうだよね。
そうそうそうそう。
いや、これね、ちょっとイカれた商品開発ですね。
いや、これはね、荒れてますよね。
でもなんか、こういうのが流行る世界っていいよね。
このマーケティングでは生まれないさ。
そうそう。
そうそう。
小学生男児で流行らそうとして、今絶対このビジュアルにならないじゃん。
マジでそう。CMとかもやってたしね。
なんからしいよね。
うん。
うん。
そうか、そんな一世を風靡してたんだね。
そう、そしてね、消しゴムとしても全然使えないんですよ。
そう、ファンシーブングあるあるなんだけど、
可愛いやつとかデザイン凝ってるやつほど消えないんだよな。
はいはいはいはい。
06:00
そう、めっちゃあるね、それ。
あるあるある。
ブングという名をまとった何かなんですよ。
なんかさ、筋消しってあるじゃん。筋肉マンの消しゴム。
うん。
筋消しとかもさ、ほぼゴムじゃん、あれ。
ゴムっすね。
筋消しで消してるみたいな感触するよね。
確かに確かに。
消えない消しゴムって。
ゴツゴツするし。
そうそう、鉛筆のお尻についてる消しゴムよりより消えないぐらいのなんかありますよね。
ほぼフィギュアっていう。
そうそうそうそう。
関係ないんですけど、昨日知って衝撃だったのが、
はい。
昔さ、ビーダマンってあったじゃん。
あ、ありましたよ。僕もやってましたよ。
ちょっと知らない人に説明すると、
ボンバーマンがね。
そう、指ぐらいの身長のプラスチックの人形みたいなやつがあって、
そのお腹の部分にビーダマンをはめ込んで、
こうバチッてやることでビーダマンがビューって飛び、
それで戦うんですよね。
そうそうそうそう。
はい。っていうビーダマンっていうおもちゃが昔ありまして、
ありました。一世風靡しました。
だよね。で、なんか私多分ちょっと世代後ろなんだけども、
私がいた時代だとなんかね、ボンバーマンのやつじゃなくて、
なんかガンダムみたいな見た目のビーダマンが主流だったんだよ。
はいはいはいはい。
っていうおもちゃがありまして、
で、こないだ今ビーダマンどうなってんだろうねって調べたら、
ペットボトルの蓋を飛ばすことになってんですよ。
お腹のとこにペットボトルの蓋をはめ込んで、
で、それを飛ばして戦うんですけど、
えっとね、名前がね、キャップ革命ボトルマン。
なんかね、まあまあまあ。
まあまあまあまあ。
ボトルマンっていうのがおそらく現代のビーダマンで、
これのね、やべえところがね、飲料メーカーとコラボしてるんですよ。
コカコーラだったら赤いコーラ王Gっていう機体があって、
それで戦えるんですよね。
それで、スプライトだったらスプライトニングGっていうなんか恐竜みたいなやつがキャップを飛ばすんですよ。
あとね、ウェルチとか、
ウェルチってブドウのグレープ味のやつですけど、
ウェルチグレートGに至ってはほぼ見た目がエヴァなんですよ。
やば。
やばいでしょ。
でかびたコラボのボトルマン、名前何だと思いますか?
コーラが何だっけ、
コーラ王G。
コーラ王で、でかびた?
でかびた。
で、ちなみにボトルマンは恐竜っぽいやつとかドラゴンっぽいやつとか、
09:01
なんとなく動物をモチーフにしております。
全部じゃないけど。
びた…びた…
ビタリオン。
ライオンっぽいやつ。
答え、もっとひねってなくて、でかびたいが。
くそ!やられた。
その発想あった。
頑張ったら当てれそうじゃない。
頑張ったら当てれそう。
でかびたいがは黄色い直立姿勢の虎みたいな感じの。
これ昨日知ってめっちゃ笑いましたね。
やば。これはちょっと、ちょっと欲しいな。
いや、わかる。ちょっと欲しい。
ちょっと欲しいな、これは。
いやー、そうですね。
じゃあ次、私の懐かし文具いこうかな。
懐かし文具で思い当たるようなの大体持ってましたよ。
ほんとに。
で、そのさ、バトエンもさ、あったじゃん。ポケモンのバトエン。
あります、あります。
鉛筆のふたみたいになってて、コロコロってやるやつとかも集めてたし、
なんかローラー消しゴムとか。
そう。
ローラー消しゴムとかさ、コロンペンも持ってたし、
あとロケット鉛筆も持ってたし。
で、あとあの虹色のペンがあるんですけど、
ポケットカラーペンって言うんだ。
ポケットカラーペン。
太めのペンの内部にめっちゃ虹色のいろんな色の芯がバー入ってて、
出し方は、まずペン先に入っている芯を取って、
横から欲しい色の芯のところにその芯をぶち込むと、
ぽろっと内部の芯が出てくるので、
そうやって色交換をして、いろんな色で描けるっていう
ポケットカラーペンっていうやつがありまして。
懐かしい。
ありました。あれとかも持ってた。
色変えるのクソめんどくさいのに、
クソめんどくさいし、だいたい途中で何色かなくなって、
歯抜けになるんですけれども、
なんかこう利便性では言い表せないロマンがあって。
それよね。
ありました。
私の通ってた小学校、シャーペン禁止だったんですよ。
ありますね。うちもそうでした。
そうでした。
で、あれってさ、今考えると意味わかんなくない?
ほんまに意味わからない。
なんだったの?あの風習。
そう。
でも、子供って禁止されるとやりたいじゃないですか。
だから、我々はいかに先生の目を欺いてシャーペンを使うかっていう感じになってまして、
途中からね、鉛筆型のシャーペンとかが発売され始めまして、
それがね、めちゃめちゃ流行ったんですよ。
12:00
もうあれでしょ、脱法シャーペンが。
パッと見バレないんで。
そうやってね、裏社会のシャーペンをみんなで使ってやったりとかして。
おい、持ってきたかって言って。
そうそうそうそう。
で、なんかもう、すごいドキドキしながらさ、
シャーペンで、あ、私今シャーペンで書いてるみたいなさ、
とかがね、すごい思い出深いんですが、
なんか今ね、懐かし文具って言われて最初に思いついたのがね、
ドクターグリップだった。
いや、それはあるんすよ、僕も。
ある?
うん、僕もそこにあるんすよ。
で、なんかさ、ドクターグリップめちゃめちゃ流行った時なかった?
めちゃめちゃ流行ったよ。
ね。
そう、で、ドクターグリップって何かって言うと、
普通のシャーペンよりも持ち手がかなり太くて、
ゴムっていうかラバー素材みたいな感じで厚めに本体がホールドされてて、
売りとしては持ち方が綺麗に矯正されるようなデザインだから、
綺麗に字が書けるとか、
あとなんかフルトシン出るんだよね。
そうなんすよ、フルトシン出るんすよ。
そう、で、小学生たちはもう持ち方綺麗とかどうでもよくて、
そのフルトシンが出るという一点のみで、
おそらくあれ当時1000円ジャックとかした。
いやー、しましたよ。
ね、高かったんだよね、ドクターグリップ。
高かった。
そう、でもみんなドクターグリップを買い求めて、
流行りましたよね。
流行ったねー。
懐かしい、なんかあのフニフニの感じな。
そう、フニフニなのよ。
なんかさ、温かいとこ置いとくとなんかちょっと柔らかいのよ、ゴムが。
そうそう、柔らかい柔らかい。
わかるでしょ、あの感触。
そう、これはドクターグリップを通ってる人にしかわからない。
そう、そしてね、なんか今も多分売ってんだよな、ドクターグリップ。
ドクターグリップって確かあったはず、俺も。
そう、今もね、売ってますよ。
これ今もフルト芯出るのかしら?
いやもうそんなレベルじゃないよ、たぶん今。
シャーペン業界の芯がすごすぎてこれ怖いもん。
ね、芯化めっちゃしてるよね。
ずーっとこうなんか回転し続けるとかね。
あのくる、くるとがみたいな。
そうそうそう、くるとが。
そう、回転するから芯が勝手に尖るっていう。
そう、意味わからへん。
人々はなぜそこまでして、
芯を尖らせたいのか。
そしてなぜそこまでしてタイタンになりたいのか。
そう。
なんかさ、フルト芯出るとかもさ、
いや押せばいいのよ、ボタンを。
今考えるとよくわからないけども、
当時はそういう美さにすごくワクワクしたじゃないですか。
ね。
そう、だからなんかドクターグリップの登場はすごい当時革新的で、
愛用していたんだけども、
なんかふと大人になって思うとね、
あれ重いんだよね。
重いっす。でかいし重いっす。
重いんだよね。
15:00
で、筆箱の中でめっちゃ容量取るのよね。
そうそうそうそう。
で、なんか一応あれってその人体工学的な、
疲れない持ち手みたいなことをすごく研究して作られたデザインらしいから、
私がとやかく言うことじゃないんですけど、
軽くて細い方が便利だなって、
ある日ふと思いました。
ドクターグリップ、今ホームページ見てるけど、
最後の一本になるとお知らせしてくれるらしいで、今。
え?
誰が?
ドクターが。
ドクターがね。
もう切れますよって。
でも確かにね、なんかまだあると思って会心持たないでいっちゃう時とかあったもんね。
あるあるある。で、友達にもらってな。
そうそう、ごめんごめんっつってね。
あったね、そういう時代。
大人になると筆記用具使わなくないですか?
もうなんか固定化されていくよね。
そう。
特に仕事とかだとほぼパソコンだったりとかして、
全然使わなくなっちゃったから。
それこそノートとペンあれば他は、みたいなところあるよね。
ペンもぶっちゃけそんな毎日大量に書いたりはしないからさ、
もうぶっちゃけ書けりゃいいみたいなところもあるしさ、
で、それを踏まえて考えるとやっぱり、
なぜ我々は小学校の時シャーペンはあんなにも禁じられていたのかっていうことにたどり着くんですけど。
あれって理由覚えてます?
なんかふんわり聞いたのは、
その鉛筆の正しい持ち方を覚えるとか、
鉛筆の持ち方ってお箸の持ち方にもつながるとか、
あと鉱筆の授業あったじゃん。毛筆と鉱筆の授業。
鉛筆できれいに字を書くということが、
ある種の技能としてあったから重要視されてたのかなって思うんだけど、
思うんだけど、今考えるとやっぱりよくわからないな。
なんか、こじつけな気がするね。
結局、昭和時代を生きてきた先生たちが、
俺たちは鉛筆でやってたのにっていう恨みなんじゃないかって気がするんだよな。
お前らはくるとがとか言って尖らしやがって。
ふれふれ機能とか言いやがって。
振って芯とか出しやがってっていう、
そういう支援なんじゃないかという気がしますね。
すごいな。それを一石二鳥に今の子供らはみんなタブレット持ってんだよ。
いや、本当だよ。何だったのって感じだよ。
何なんだよ。
何だったのって感じだよ、本当にね。
もう今やアップルペンシルですからね、必要なのはね。
いや、そうっすよ。
他なんかあります?懐かし文具。
懐かし文具ね、そう。
18:01
ドクターグリップは懐かしかったし、
今ちょっと上坂さんがやってたミニクリーナー。
あれはなんかえらい鮮明に覚えてるね。
あ、持ってたよね、みんな。
持ってた、持ってた。なんかトコトコトコトコ拾っていくやつ。
でね、言うほど拾えないんだよ。
言うほど拾えない。
言うほど拾えないのよ。
謎にあれをずっと見てしまう。
そう、洗浄機能はマジでなくて。
しかもさ、あれさ、ローラーの上の台座にさ、
動物やら何やらの形した消しゴムがいるんだけどさ、
あの消しゴムが欠けたりなくなったりすると、
もうさ、物としての魅力がほぼゼロに等しく。
だからね、あれをやっぱりカス掃除として使ってる人はいなくてね。
トコトコすんの見たかったんだよね。
見たいだけ。
なんかああいう小学生の時って、
そういう無意味な機能性がすごく大事だったよね。
あとはね、明確に覚えてんのが、
その正式名称とかも知らんねんけど、
調べたら出てくるのがデザイン定規。
あのお花とか描けるやつ。
そう、なんかこう気化学模様。
持ってました。
あれ大好きやった、俺。
超好きだった。
知らない人向けに言うと、
ちょっとこう大きい定規というか、
幅の太い定規なんですよね。
スマホぐらいのサイズ。
スマホ以下、スイカ以上ぐらいの。
で、中に穴が開いてて、
その穴の中にまた別の丸いのが入ってるんですよ。
そこにペンとかを刺して、
その大きい穴に沿わせてぐるぐるぐるぐるやったら、
気化学模様みたいなお花みたいであったり、
星みたいな、惑星みたいな、
そういうのが完成するという。
ありましたね。
あれの模様も好きなんですけど、
感触を思い出すんですよ。
わかる。
カカカカって感じとか。
そうそうそうそう。
あれはすごいよね。
宇宙作り出してるみたいな気持ちになる。
そうなんだよね。
でも実際あれ、
たぶん黄金比とかの比率の図形が描けるから、
そうそうそう。
たぶんあれ実際宇宙なんだよね。
実際宇宙なんですよ。
そうなんだよ。
で、なんかさ、
大体デザイン定規って、
その気化学模様を描く円の他に、
サイドのところに、
綺麗にギザギザが描けるへこみとかがあったりとか、
なみなみ模様が綺麗に描ける欄とかがあったりして、
いろんな線が一枚で描ける定規がありまして、
この間ね、ダイソー行ったら売ってた。
あ、マジで?
で、一瞬買おうか迷った。
21:02
ちょっと欲しいよね。
分かる。ワクワクしたんだよ。
あれはね、
なんかすごいいい時間をくれたよな。
なんかさ、
どこまでいけんだろうって思うじゃん。
あれやってると。
この線が、
線が何重にも何重にも重なってきて、
これ続けたらどこに行くんだろうって思って、
なんか紙に穴が開くまでやったことあります。
やるやる。
やるよね。
色を変えるなり、
なんかちょっと工夫とか始めるようになってきたりして。
工夫するね。
本来の直線というものは全然描かないんだけど。
そう、そうなの。
そうなんですよね。
あれは好きでしたね。
いや、ワクワクするよね。
うん。
しかもさ、小学生って半透明が大好きじゃん。
半透明大好き。
あのさ、ゲームボーイのさ、
出た。
紫の透明のやつ出たときめっちゃ、
スケルトン。
めっちゃ湧いたじゃん。
小学生ってとにかくスケルトンが好きなんですよ。
好きやな、そういえば。
そう。
おもちゃとかってさ、
大体メインカラーの次にスケルトン出るじゃんか。
うんうんうん。
なんだろうね、あのワクワクはね。
なんなんやろう。
デザイン定規もさ、
大体さ、半透明の色付きのやつだったじゃんか。
そうそうそう。
緑とかね。
青とか。
そう、赤とか、
のスケルトンのやつで。
なんでしょうね、あの、
透けていることへの悪な気。
透けててもなんか、
今でもグッと来るけど、
対象カードって感じよね。
うん、そうだね。
なんか本の想定とかでさ、
トレーシングペーパー入ってるとぶち上がるじゃん。
あー、ぶち上がる。
そう、透けてるっていう。
だからやっぱ、
みんなやっぱどっかで透けさせたいんじゃない?
何かを。
ずっと。
もうこんなん、あの、
寺業界でしかわからへんけど、
はい。
夏の黒絵、
あの、普段着る衣はちょっと透けてんすよ。
え、生地が薄いってこと?
生地が薄い。
でも下の白絵が、
ちょっと見えるものになってて。
あ、あーびっくりした。
裸にその透けてんすね。
そんな修行やろ。
エッチじゃんって思った。
エッチすぎるやろ。
もろいやん。
あ、なるほどね。
白絵が透けている状態。
白絵が透けている状態。
それを着るために透けてるって、
たまに今でも思ってる。
あー。
でもいいですね。
なんかトレーシングペーパー的ですよね。
そうそうそうそう。
薄いのよ。
そういうなんか、
ありますよね。
憧れじゃないけどね。
確かにそう考えたら、
懐かしい分、
結構透けてんの多かったな。
いや、そうなんですよ。
透けてると嬉しいんですよ。
嬉しい嬉しい。
あとね、私ね、
小学生の時から、
絵描くの好きな子って、
大体一回マンガ描くじゃないですか。
描きますね。
その流れで、
画材を買うことにめっちゃハマってた時期があって、
Gペンだ、丸ペンだ、
そして、
コピックだ、トーンだっていうのを、
24:00
一通り買ってきたんですけど、
その中でいうと、
一個あるのが、
ピグマのペン。
おー、聞いたことある。
ピグマのペンって、
くすんだ紺色のボディで、
先っちょに金の金具が付いてて、
いろんな太さがありまして、
これは主に、
アナログでマンガ描いてた時代のマンガ家さんが、
コマの枠線を引く道具なんですね。
なるほど。
そう。
とにかく、
均一な線、
均一な太さの線を引くことに特化した、
均一な太さの線を引くことに特化した引き用具で、
コマの線が太かったり細かったりすると困るから、
そういう道具なんですけど、
これ普通にペンとしても優秀で、
普通にこのピグマのペンで作画するマンガ家さんもいるんだけど、
私普通にプライベートで、
これをペンとして普通に使っているという。
出会いは小学生の時でした。
ピグマのペンは。
あ、そうなんや。
そんな、
そう。
老舗というかもう大ベテランなんや。
昔からありますよ。
これはいつか知らないけど。
確かによく、
普段行かないコーナーに置いてあるペンだって今思い出した。
そうなの。
画材コーナーに、
引き用具コーナーじゃなくて、
画材コーナーにだいたいありますね。
ピグマのペンは。
なるほどね。
あと、
画材と引き用具の中間の存在としてなんですけど、
うん。
パイロットのハイテクシー。
おー。
それもきれいだな。
っていうのが、
これは多分みんな見たことはあると思う。
あ、わかったわかったわかった。
はい。
よく見る。
よく見るというか、
何かってよく見る。
そうなんです。
で、これが、
小学生、中学生ぐらいの時にめっちゃ流行りまして、
うんうんうん。
でね、
これも比較的均一な細さの線が引けるペンなので、
漫画家さんも作画で使うこともあるんですけれど、
えっとね、このペンはとにかく細いんですよね。
細いですよね。
めちゃめちゃ細いんですよ。
うんうんうんうん。
0.5ミリのやつと、
0.3ミリのやつと、
0.25ミリのやつがありまして、
でも0.25ミリに至っては、
もうなんかね、
まつげぐらいの細さ?
いや、まつげより細いな。
なんか、
細みたいな。
あー。
はーはーはー。
針のような線が描けるんですよね。
うん。
もうね、
学生ジョジーなんて、
私のちっちゃかった頃は、
うん。
いかにメモ用紙にびっちりと文字を埋め尽くすかっていうのがあって、
ほほほほほほ。
お手紙書くときもそうだし、
うん。
あと、
私の世代だとプリ長文化がありまして、
うんうん。
プリ長ね。
みんなプリ長持ってまして、
うん。
そこにプリクラを貼り、
余白にその思い思いのシールを貼ったり、
27:03
コメントを入れたりするんですよ。
うんうんうん。
それをしているときに、
ハイテックCだと細いから、
めちゃめちゃ描けるんですよ。
余白に。
あー、なるほどね。
もう革命が起きた。
はっはっはっはっはっは。
ハイテック、
ハイテックC革命ですね。
はっはっはっはっは。
えー、
そういう需要か。
が、
当時はね、
ありました。
いや、なんかね、
細いペンって僕結構使ってなくて、
うん。
その、
どういう人たちが、
もちろん普通には使うんやろうけど、
はい。
あの、
どういう事情で使われてるんかなって、
思ったことはあってたんですよ。
あ、そうなんだ。
うん。
え、でも、
私、今イラスト描く仕事の時にも
ハイテックC使うことあるんだけど、
はいはいはい。
え、めっちゃいいよ。
風景とか、
うん。
ビルとか描くときって、
均一で細い線が欲しいじゃん。
うーん。
俺あんまり絵描かんからわからんけど。
いや、そう、そうなんだ。
なんかね、
めっちゃいいんですよ。
えー。
あと、
小中学生当時は、
線が細いだけで字が綺麗に見えるっていう
ジンクスがあって、
あー。
あるね。
そう。
うん。
なんか太い線で、
わーって描くとなんかこう、
雑に見えるんだけど、
うんうんうんうんうん。
細い線で描くとなんか、
なんとなく綺麗に見えるっていうのがあって、
もう、
ハイテックC0.3mmが、
オーバーズ。
オーバーズ。
オーバーズ。
今で言ったらもう、
20万いいね。
言ったなー。
あー、言ってましたよ。
あれ言ったね、それは。
はいはい。
もう、今でも好きですね、
ハイテックCね。
なんかこの、
なんかストイックさがいいよね、
見た目の。
いや、そうなのよね。
うん。
やっぱこう、
ペン業界にはこう、
ガチャガチャっとした、
ジャンルのやつもいれば、
うん。
どんどんスマートになってく
タイプのやつもいて、
そうだね。
なんかてか、
どっちかに分かれるね。
うん。
うん。
両方いいけどね。
ハイテックCはかなりスマートに
ハイテックCはかなりストイック。
はい、かなりストイック。
なんかさ、
スペース感あるデザインじゃない?
うん。
なんか近未来というか。
そう、スペーシーな感じで、
かっこいいっすよ。
じゃあ、今好きな文具、
おすすめとかありますか?
結構ね、僕、
一時期、
ペンをなんか、
こだわってるというか、
うん。
結構僕その、
ノートに手掛けて書くのが好きなんですよ。
うん。
ある時期からすごい書くっていう
のが好きになったんすけど、
はい。
それがこうして、
本にも書くようになったんすよ。
うん。
本にもメモとかをそのまま書くようになってて、
あ、そういう人いるね。
そうそうそうそう。
でも、なんかすごいそれに対して、
疑問を持った頃があって、
うん。
これは単なる自己満足ではないかと。
うん。
何に対してか分からんけど。
うん。
本を読むこと、
それもまあ自己満足ではあるはずやねんけど、
うん。
なんかこれはなんか、
俺自分の中でカッコつけすぎちゃうかみたいな。
うん。
で、やめて、
でも本を読んで気になることを書きたい。
30:02
うん。
けど本に書くというのは何か違う気がすると。
うん。
ここでこう迷ってた時に、
なんかすごいオシャレなものと出会ってしまって、
はい。
ちょうどその、
蔦屋で働いてた時、
やっぱ本屋にあるんで、
結構文具情報送るんすよ、いろんな。
売ってるよね、本屋なんでね。
そうそうそうそう。
で、まあ蔦屋なんで、
それかもその中でも結構ちょっと尖ったものを結構言われるんですけれども、
うん。
そこでね、ビブリオホリックっていうメーカー知ってます?
知らないです。
結構本とかに対する文具をよく作ってるメーカーなんすよ。
うん。今検索したら、
あの、10年メモの会社だ。
そうそうそうそうそうそう。
うんうんうん。
なんすけど、ここが一時期出してた、
ブックマークメモパッドっていうのがあった、あるんすよ。
ほうほうほう。
で、それ何かって言うと、
しおりなんすよね。
うん。
しおりなんすけど、書くことに特化したしおりなんすよ。
あ、見たことあるこれ。
ある。
これをね、これやってなって。
あ、あ、あ。
メモしたい欲と、しおりという機能を合わせ持つ、さらにオシャレみたいな。
うん。
もうどんだけ俺の欲を満たしてくれるんだいっていう。
うん。
もう楽しくてしゃあなかったんですが、
はい。
一つには、メモを書く量が足りなかったっていう。
結構細長いもんね。
そうそうそうそうそうそう。
あー。
だからすごい悔しいまま使うのをやめてしまって。
うん。
さらに今、生産中止になっちゃった。
あ、これもうないの?
ないみたい。
あらあらあら。
もしかしたら進化バージョンがあるかもしれんけど、
うん。
ただ、パッドはまだ見てない。
そうね。
うん。
えー、再販してほしいね。
そう。
結構これね、画期的やと思ったんすよ。
そうだね。
うん。
しおりとメモ、両方の性質を合わせ持つ、
そうそうそうそう。
バンジーガムみたいな。
最強やないか。
ガムとゴムのね、性質を合わせ持つ、
密かの技のようですな。
私が大人になって、
久々にワクワクした文具なんですけど、
はい。
なんか昔からあった気はすんですけど、
うんうんうん。
スペースペンっていうのがあって、
スペースペン。
NASAの厳しい検査をクリアして、
全ての宇宙飛行士によって実際に使用されているのが、
フィッシャースペースペンです。
おー。
逆さにしても水の中でも、
さらに無重力空間でも文字が書けるペン。
やば。
スペースペンっつうやつが、
うん。
売ってて、雑貨屋さんっていうか、
なんか私、博物館のお土産コーナーみたいなとこで買ったんだけど、
うーん。
なんじゃこりゃーと思って、
確かに。
NASAの基準を?って思って、
あのNASAの?
33:00
そう。
あの、何にも知らないのにね。
そう。
ねえねえ。
そう。
すげーなと思って。
うんうん。
で、買ったんですよ。
おー。
今ちょっと映像で僕見てますけど。
はい。
いや、まあ別に普通のノック式ボールペンですよ。
うん。
で、なんかフィッシャーズスペースペンは、
なんかいろんな種類があって、
なんかもっと何万とかするやつとかも多分あるんですけど、
うんうんうん。
で、私が買ったの多分、1000円、2000円とかそんぐらいのやつなんですよ。
あ、そんなんもあるんですね。
そう。なんですけど、
普通のペンで、
あの、書き心地も普通のペンなんですけど、
無重力でも書けるんだーとか思ってね。
はいはいはい。
なんか久々に文具でさ、
なんかあの子供の時のあの気持ちを思い出したというかさ、
そう。
っていうので思わず買っちゃったんですけど、
うんうんうん。
生きてて無重力空間行くことなくて。
そこなのよねー。
そこなのよねー。
うん、そこなのよねー。
だってさ、ドクターグリップももしかして無重力空間でも書けるかもしれないじゃん。
確かに。
ていうか、鉛筆って別に書けるくね?とも思うんだよ。無重力空間で。
そうね。
あ、そうか。液体だったら関係あるんか。
そう、液体だと中に行っちゃうっていうのはあると思うんですけど、
あと、重力が下に向かわないから、
こう、液体式ボールペンだとインクが出てこないんだろうね。
うん。
それはわかるんだけど、
鉛筆とかサインペンだと多分あんまり関係ない気はするね。
確かに。
特に鉛筆関係なさそう。
関係なさそうだね。
なんかあれかな、削れた黒鉛のカスが空中行っちゃうとかはあるかもしれない。
削るたびにチリチリになってくって。
そう、チリチリになってさ、死んでも折れようもんなら空中に黒鉛が舞うんだろうね。
確かに。
それはあるかもしれないけども。
なかなかちょっとペンの恩恵は受けれてないんですけど、
でもなんかワクワクするじゃんねっていうペンでした。
いやー、なんか結局この文具の持つロマンって言ってもいいけど、
期待?
そうそうそうそう。
期待と憧れみたいなのがすごい詰まってるよね。
なんかちょっとね、喋りながら私文具に宇宙を求めてるってことが分かった。
デザイン定規の時もさ、私それ宇宙じゃんとかってさ、
はいはいはい。
言ったじゃんか。
うん、言ったね。
昔、万年筆とかも好きで、
ラミーの万年筆とか、
なんかいろんなところを使ってた時があったんですけど、
一番好きな万年筆がね、なんかねスペースシャトルみたいな見た目のやつで、
めっちゃかっちょよくて、
なんかね、プラチナ万年筆のボディが全部シルバーの、
36:00
なんか丸っこいスペースシャトルみたいな万年筆があってね、
それがね、すっごいお気に入りでしたね。
多分2,000〜3,000円だったですけど。
まあ2,000〜3,000円やったら。
え、うそ?
多分これだわ。
プラチナ万年筆のプレジール、プレジール3番アイスホワイトってやつだと思います。
プレジール3番アイスホワイト。
あ、これね。
うん。え、これかな?
なんか今見た中だとこれが近い気がするけど、
なんかもっと、なんだろう、素材むき出しみたいなギンギラギンのやつなんだよね。
なんかすごいな、こいつら。
うん。
それがね、すごいなんかスペースシャトルみたいと思って使ってて、
すごい私は、なんか文具に宇宙を感じたいみたい。
このキュリダスの武骨な感じもすごいけどな。
キュリダスやばいね。
昔のなんかロボットな感じすごい。
うん、ロボットっぽい。
かっこいい。
あ、しかもこれもスケルトンじゃん。
そう、スケルトンなの。
え、めっちゃかっこいい。このキュリダスのクリアがいい。
クリアね、クリアがいい、クリアいい。
超かっこいいじゃん。
他ありますか、文具。
文具はあとはないかな。
だいたい喋った。
そうね、ラミーとかもいまだに好きやし。
ラミーかわいいよね。
うん。
好き。
でもね、ずっと手放さないのはね、
もうむちゃくちゃベタな商品やけど、
あの、フリクションの蛍光ペン。
フリクションね。
フリクションの蛍光ペン。
まあ、フリクションって、もう今や有名やけど、
こうすると消えるペンじゃないですか。
はい。
の、ちょっと太い蛍光ペン。
太いっていうか線を引く用の。
あれね、何がすげえと思ったかっていうと、
あー、確かに蛍光ペンってたまに染みるね。
そう、染みるでしょ。
うん。
やねんけど、フリクションは裏写りせへんくて、
あー、なるほど。
だから本に線引き放題なんですよ。
確かに。
そう。これを見たときにもう衝撃やった。
なんか編集者さんもさ、
フリクションで赤字とか、
ライン引いてゲラくり出さる方多くて、
うんうんうん。
すごい便利なんだよ。便利なんだけども、
同時に思うのは、
最近の日本のこの暑さで、
うん、泣きんの。
赤字全部消えたらどうしてくれるって、
ちょっと思うときあるの。
確かにそれはあるな。
だってさ、暑い車内とか置いといたら多分消えるよ、これ。
うん。
なんかだってドライヤーで消えるんだもん、フリクション。
ドライヤーで消える、消える。
そう、熱で消えるんですよね、これってね。
だからフリクションは、
もしかして今も進化してんのかもしんないけど、
昔の日本よりもやっぱり、
ちょっと高温に耐えうる感じにしないと、
マジで消えちゃうよ、車の中で。
じゃあ次、消えないフリクションで。
それただの稽古みたいな。
ミイラ取りがミイラになったみたいな、なんかやつ。
39:00
なんか、消えないフリクションっていう語義矛盾いいよね。
なんか死なない人間と一緒だからね。
しかもフリクションってあれ消えてるわけじゃなくて、
透明になってるんですよね、確か。
あ、そうそう、そうらしいね。
塗料はあるんだけども、色がなくなるってことなんでね。
それ聞いた時、ちょっとだけ裏切られた気持ちがしたけどね。
おい、お前消えるって言ったよな、みたいな。
手品の種見ちゃったんだね。
そうそうそうそう。
お前言ったよな、って。
お前消えるって言ったよな、って思って。
消えてるんじゃなくて、こっちからトランプ出してんじゃないすか、みたいな。
そうそうそうそう。
ちょっとその時はちょっとだけ拗ねたけど。
それを引き換えにしても裏移りしないというのは強い。
確かにね。
うかいさんさ、角消し知ってる?
角消し?
消しゴムって角で消す時嬉しいじゃん、尖った角で。
嬉しい。
あれをできるだけ体験するために、消しゴムのほぼ全面が角になってる。
どういうこと?
角消しで検索して。
トンジ?
え?
違う違う違う。
橋の真ん中を渡ってください、みたいなことじゃなくて。
一松模様みたいな、幾何学形態みたいな感じの消しゴムがあるんですよ。
なんじゃこれ。
角消しって私がたぶん中学か高校くらいの時に出てきて、
当時ね、すっごいワクワクしたよ、角消し。
これはワクワクするな。
でしょでしょ。
ダンジョンみたいじゃん。
見た目が。
しかも常に消しゴムの一番尖った角で消したいっていう欲望を無限に叶えるわけ。
なんか一番最初の3Dプリンタの作品みたいに。
そうそうそうそう。
なんかすごい試作品っぽいプロトタイプ的な見た目もかっこよくない?
確かに。
そう、かっこいいのよ。
でもなんかこれすごい、俺ちょっと大人になっちゃったんかなと思ったけど、
ボロボロせえへんの大丈夫?
ずっと使ってるともげます。
やっぱそうなんや。
もげますね。
ただやっぱ人間は消しゴムって本来4つしか角がないから、
順番に使ったり1個の角残して使ったりする人いたじゃん、消しゴム。
細いとこ消せるようにさ。
あるある。
角消しの場合、人間はこれだけ無限の角が与えられるとどうなるかっていうと、
全部の角で消していくんですよ。
おおー。
全部の角を均一に使っていくんですよ。
っていう感じで、それって続けるとただの消しゴムじゃないっていう境地に至るんですよね。
っていう思い出が角消しにあります。
なるほどな。
なんか哲学みたいな。
そう、なんかね、角消しは結構哲学よ。
角消しは哲学やな。
42:01
でもフリクションもちょっと哲学だったじゃん。
消えないフリクション、または色がなくなったフリクションはそこに本当に存在するのかみたいな。
シュレーディンガーのフリクション。
フリクションの猫。
ですよね。だから角消しもさ、これはどこまでが角と言えるのかみたいな。
問いを常にはらんでるんですよ。
角という存在を構築していく。
それでここまでして初めて気づくのが、私ってそんなに角を求めてたんだっけっていう。
恋愛みたいになってきた。
そうなんですよ。
怖い話よ。
あとね、やっぱね、なんだかんだ物消しゴムより消える消しゴムはないんですよ。
そうなんですよ。物最強なんですよ。
物は強い。
物はすごい。
すごいよ、あれ。
やっぱりあいつには敵わん。
敵わんよね。
しかもデザインもいいしな。
かっこいいよね。
なんやろうな、あのかっこよさ。
いや、わかるわかる。ぶってないんだよな。
うん、ぶってない。
ぶってないのよ。
物であることの自信が満ちてるよ。
そうそう。
デザインに。
一時期はね、物以外も言ってんけど、最初やっぱり物に変えてきたな。
そうなんだよね。
あのさ、マトマル君とかあったじゃん。
あったあった。
マトマル君もね、ぶっちゃけね、消す能力としてはめっちゃ高いのよ。
めっちゃ綺麗に消えんだけど、物に戻っちゃうよね。
物に戻ろうね。
で、その時に物は待ってくれるのよ。
おかえりって言ってくれるのよ。
なるほどね。
物でも迎えてくれるもんね。
そう。
ちなみに美大受験でデッサン、鉛筆デッサンとかめっちゃやってたんですけど、
あれの時は練り消しと普通の消しゴムを併用するんだけど、
やっぱね、デッサンでも消しゴムはみんな物を使ってました。
そうなんや。
あとデッサンの時使ってたのが、あのさ、ノック式の消しゴムってあったじゃん。
あるね。
あるじゃん。
ペンみたいな。
あれのめっちゃ細いもののノック消しゴムがありまして、
ペンみたいに消せんのね。
あれね、デッサンの時めっちゃお世話になりました。
デッサン使いそうやね、確かに。
そう。
なんか黒く塗りつぶしたところに白入れたい時に、
モノ消しゴム、ノック式モノ消しゴムに大変お世話になりました。
例だ。
例だ。
何?何?
例だって消しゴム知ってる?
知らない。
え、これちょっと検索してみて。
SEEDの例だって消しゴム。
あ、知ってるこれ。画材コーナーで売ってる。
これ、割と俺これも使ってた。
あ、ほんと?
うん。で、今ちょっとネット情報見ながらなんですけど、
これは静岡より西出身の人がよく使ってるらしい。
45:04
地域性!
いや、俺結構な、なんかモノって言いながら、
今モノのことを考えながらモノ以外のことを考えてて。
あ、別の女の子と考えてたんだ。
そんなことないよ。
でもそんな方もモノは許すよ。
そう。
そりゃね、なんかモノに戻ったっていう気持ちと同時に、
なんやろ、この忘れてた何かはってなった時に、SEEDの例だや。
そうですか。
西日本にしかいない方なんですね。
でもね、東京でも見たことはあるよ。
でも確かにめっちゃでっかい文房具屋とか画材屋じゃないと売ってないな。
そういうことないやろね。
西日本なんだね。
あ、消しゴムは結構今見てたらそういう地域性があるみたいやね。
あ、マジで?
第三勢力も言うるで。
誰?
星屋キープ消しゴム。
知らない。
でもね、静岡山梨あたりらしい。
あ、キープ知ってる。
キープめっちゃクラスにいっぱいいたし、私も持ってた。
マジか。
あ、キープね。
これは知らんわ。
でも消しゴムにキープって名前どうなんですかね。
まあ確かにな。
汚れを消すものですよね。
うん。
キープ消しゴム。
キープ消しゴム。
そうですか。
あ、キープ持ってたね。確かにね。
やっぱそれぐらいなんやな。
ありましたね。確かにね。
いろいろあんだね。
あるね。
消しゴム結構いろいろあるわ。
調べたらいっぱい出てくる。
いや、懐かしい。ありがとうございます。
いや、なんか出会えたね。
同心に帰ることで宇宙の真理を見ました。
ね。
俺たちもう1時間も文房具の話してる。
やばい。夢中になってた。
すごいね、文具ってね。
ね。どんどんこれからも出てくるやろしな。
そうですね。
じゃあ、みなさんも思い出の文具、お気に入りの文具、広めたい文具ありましたら、
ハッシュタグよりすなでお願いします。
お願いします。
植坂あゆみの私より先に丁寧に暮らすな!では、
リスナーの方からのトークテーマのご提案、ご質問、ご相談などをお待ちしております。
投稿の際は、ぜひラジオネームをつけて送ってください。
送り先はポッドキャストの説明文に載ってあるURLまでお願いします。
また、感想などは、
48:00
ハッシュタグよりすなでポストいただけると、
常に私とうかいさんが巡回しておりますので、よろしくお願いいたします。
48:16

コメント

現在小5の娘がいますが、ふと勉強机を見るとカドケシがあって、「懐かしい!」ってなりました。 昔は文房具もこだわりを持っていてよくロフトの文房具コーナーと無印良品の文房具コーナーを行き来していましたが、あの頃の情熱はどこえやらって感じですねぇ。

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