ポッドキャストの経緯
こんばんは、今夜も図面を描きながらです。 建築設計を仕事にしているあげみとふくしまが、よなよな図面を描きながら話していく番組です。
肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたらなと思っています。
はい、今夜は、まずはお便りですね。
はい、火を吹いているお便りフォーム。
続々と、続々と。
ありがたいです。
あげみさん、ふくしまさん、こんばんは、こんにちは。
これ、ラジオネームあるじゃないですか。
あ、そうかそうか。
ラジオネーム、ことりさんからです。
ことりさん、ありがとうございます。
ありがとうございます。
あげみさん、ふくしまさん、こんばんは。
つい最近、このポッドキャストを見つけて聞き始めました。
最新の第6回まで聞き、ようやくお二人の声を聞き分けられるようになってきました。
お二人のインスタなどを拝見しましたところ、いろいろ音声では謎だった事柄が明確になって、二度おいしい感じに楽しんでいます。
ここからまたぐトイレって何?とか、ノーダディー英語の理由だとか。
しかしながら、第6回まで聞いて、いまだ謎なことがあります。
それはお二人の関係性です。
聞き始めた時には、お二人とも三重出身とのお話をされていたので、
同居の友人、もしくは独立前の同僚といった関係性を想像していたのですが、
第4回の配信でまさかの直接会うのは2回目発言。
お二人の出会いや関係性について、ひそかに気になっています。
どういった経緯で知り合って、ポッドキャストを始めるまでに至ったのか気になるので、ぜひお聞きしてみたいです。
毎度お話、とても興味深く拝聴しております。
友人関係の構築
これからも配信楽しみにしています。
とってもありがたい。
ありがとうございます。
僕たちはですね、カニエのキッチン屋さんのカラーラさんで働いている森川さんという人がいて、
森川さんがうちに来てくれたときに、初めてお会い、そのとき初めてお会いしたんですけど、
話してて、
あげみさんは福島くんと似てます、みたいなことを。
似てます。
そうそう、似てますって話を聞いて、
なんとなく福島くんと会ったこともないくて、
けど、たぶんインスタ上か何かでは知ってて、
フォローし合ってたか。
僕が、たぶん一方的やったと思います、最初。
してくれてたんかな。
で、それでメッセージ送ったんや。
そうそうそうそう。
森川さんに似てるって聞いたので。
聞いたのでって言って、
で、福島くん家一回見せてくださいみたいな感じで、
それで福島くん家に遊びに行かしてもらって、
で、それで、
あ、そうそう、で、福島くんも一人でやってるから、
あれやな、電話友達になりましょうみたいな感じで。
そうそうそうそう。
電話友達っていうか、
僕の移動時間がとても長くて、現場までの。
で、福島くん移動してる間、電話どう?みたいな感じで。
そうそうそうそう。
そう、話し始めて、
で、結構まだね、現場始まったばっかかぐらいで、
週に1回ぐらいの頻度で、
普通に話してたよね。
そうですね。
そうそう、なんか、
あ、今ちょっと山入るから、電波途切れます?とか言いながら、
はーいとか言って。
そうですか。
滋賀県からさ、現場が2やったんやけど、
伊賀に抜けて、しがらきの方へ行って、伊賀行って、
それで、2へ抜けてくんやけど、
全部こう、山というか峠なんやな。
だから、トンネルも結構あって、
そろそろここら辺で電波切れるなーって思うやん。
そうそうそう。
でも、僕、すごい嬉しかったですよ。
あげみさんまだ、たぶん三重にいるときに、
最初知ったというか、フォローするきっかけは、
伊賀のKツールさんのストーリーに出てきてて、
で、アカウント見て、プロフィール見てみたら、
それこそベトナムの有名建築家のところ勤めて、
帰ってきて、見えにいる、そんな建築家がいる、みたいな。
なんて、そんな人がいるんすか、みたいな。
結構びっくりして、フォローしてたんですね。
そっかそっか。
そんな方から、ご連絡いただけて、
もうそれはそれは、来てください。
やめてやめて、その、持ち上げる感じで見てて。
そうそう、ベトナムから帰ってから2年ぐらい、伊賀に住んでて、
たぶんね、今後話すと思うけど、
結婚おきに、また伊賀を離れたんやけど、
すごい伊賀も楽しくて、おしゃれなKツールさんっていうのがあって、
そのときやってた現場から近くて、いつもこう、現場の帰りに寄っては、
あ、そうやったんすね。
うん、そうそう。
えー。
毎週いろんなもの入ってるからさ、楽しみでやってて、
その時期かな。
うん。
そっかそっか。
結構ね、で、滋賀県から三重県って、お隣なんやけど遠くて。
うん。
2時間半とか3時間ぐらい。
ま、滋賀のね、場所にもよりますけどね。
場所にもよるな。
接してるから、伊賀とね。
ね、1回電話したら、結構長いこと話してて。
そうっすね。
なんか最初の、最初でしたっけ?2回目やったかな。
うん。
なんか話してんの楽しいから、コンビニで、なんか、家着いたけど、
じゃあ、現場着いた。
何やったっけな?5時か?
5時か。
そうそうそうそう。
着いたけど。
あの、ま、その現場参りみたいな感じで、
うん。
前日の夜な。
うん。
10時とかから始めて。
そうそう。
12時とか12時半とかに着いたんやけど。
うん。
盛り上がってきてな。
はい。
そうそう。
車から降りれへんくて。
そうやな、最初。
なんかそんなやったっすね。
早やったね。
うん。
あの、で、また、夜走りながらっていうのがまたいいんですよ。
いいっすね。
なんかみんなが寝てる時間とか、まだ動き始めてない時間にこう、移動してるのにワクワクする。
うんうんうん。
朝は、朝はさすがにね、寝てるから誘えへんから。
はい。
朝って早朝ってことですよね。
早朝。
うん。
5時とかね。
うん。
それこそ子供が、夜泣きとかするとさ、
うん。
そっから寝て起きれる自信ないからさ、
はい。
2時、3時に出かけて、現場の近くのコンビニで仮眠して、
とか、そんな生活してたね。
はい。
1歳になるまでぐらい大変だったなぁ。
うん。
そう、そうやってね、付き合ってくれたおかげで、
はい。
楽しく現場まで行けて、
で、なんだったらもうそのままね、ポッドキャストになり、
はい。
そう。
そんな経緯ですよね、一応ね。
そうです。
コミュニケーションの特徴
うん。
そうなんです。
なので、温かい水よりも話してる時間のほうが、
うん。
長くなり続けていくという。
本当ですね。
これからも埋まることないですね、これ。
絶対開き続けていく。
うん。
その前ね、3回目と4回目の放送、福島くん家に行ってね、撮って、
はい。
次、どっかタイミングがあれば、うちに、
うん。
ね、遊びに来てもらって、
うん、行きたい。
ね。
けど、埋まらんな、こうやって収録すれば、
1回30分とか1時間とか話すから、
うん。
その他でもね、今度何話します?とか言って、
そうそう。
やり取りがしてるから。
うん。
あの、録音する前に30分普通に喋ってしまうもんな。
そうそうそうそう。
これも撮ったほうがいいんちゃうかとか思いながらさ、
ね。
やってます。
うん。
でもなんかこう、
うん。
僕もそんな、はきはき喋るタイプじゃなくて、
うん。
ゆったり話すというか、考えながら話すというか感じなんですけど、
うん。
あげみさんも結構似た、こう、まあ、まあというか、
うん。
空気感でお話されるので、
それが片っぽがテンポよくパッパッパッパこう話す人やったら、
うん。
だから僕、気使って多分話せやん気がするんですよ。
そうかな。
それもあって、なんかこう、
うん。
心地よくお話できてる感じがあるんですよ。
いやで、あれだよな、なんかあの、
ポッドキャスト聞いてもらってる方は、
うん。
間が長いなって、1倍速やと、
ね、思うでしょうね。
ちょっと気にしてね、あの、短くはしてるけどさ、
はい。
間が割と、なんていうの、僕ららしいというか、
うん。
うん、この空気感で喋ってるから、
はい。これ多分、あの、配信されてるときBGM入ってるから、
うん。
まだ音があるじゃないですか。
ああ、そうやな。
それが入ってなくて、実際に話してるこの、今のこの状況って、もっとあれですよね、間があるというか。
止まったんかなと思うもんな。
多分、みなさん思ってるよりも間があります。
たしかに。
でも、その間も気にしなくていいって思える相手やったので、はい。
まあ、楽しいんでね。
はい。
あの、ただ、電話の延長で録音してるっていう、
はい。
感じです。
はい。
はい。
そんな感じなんですよ。
そんなで、16分も話してしまった。
もうちょっとね、今日はね、これだけじゃなくて、ちょっと何を話そうかって言ってて、
はい。
えー、最近どう?っていう。
そうそうそう。
まあ言うたら雑談。
小話。
小話。
雑談ね。
うん。
うん。
そうそう。
どうですか?福島くん。
最近。
大学での経験
僕、最近、この6月の終わりから7月いっぱいと、8月頭まで、通ってた大学で、非常勤講師みたいなので、
うん。
学生の課題を見るみたいな機会をもらってるんですよ。
うん。
で、今、大学2年生の子を対象にしてるから、19、20みたいな子たちで、
うん。
言うたら、僕の半分、ちょうど僕が倍生きてるみたいな。
半分。
うん。
結構なんか、衝撃受けたっすね。
うん。
その年齢、その建築、僕も建築学びだしてから、そんな時間経ったんやって思うのと、
今、目の前にいる人たちは、半分生きてきた人なんやっていう。
で、自分がその倍生きてるんやっていうのに、こう衝撃を受けてるっていう。
いやー、すごいね。
感覚的には全然変わってないつもりなんですよね。
それはわかる。
うん。
ね。
だから、大学生の頃のことなんてふって思い出すやん。
そうなんすよ。
うん。
なんか、大学の同級生とかと会うとさ、あの頃のノリのまま話してるからさ。
うん。
そうそうそうそう。
だからなんか、気兼ねなくね、話してほしいし、変なこう、先生先生みたいな感じで、
うん。
なりたくないというか、それにそう言われてしまうことに、すごく違和感っていうか、があるんですよ。
あれなんちゃう?こう黒い服着て、ちょっと言ってるからちゃう?
建築家みたいな格好して言ってるからちゃう?
あー、そう。この前。
そうそうそうそう。
この前レクチャーっていうかね、1時間半ぐらい一人で話す機会があって、
その前の日、前々日か。
うん。
うわー、なんの服着ようと思って。
うんうん。
前でね、ずっと注目されなあかんから、なんかそれっぽい格好したほうがいいかな、どうしようかなと思って、
うん。
黒いシャツ買ってったしね。
あれ、あの襟のついてないやつだろ?
つけました、それ。
ついた。
ついたやつにしました、はい。
だけどやっぱこう、オーバーサイズめな、こうゆったりした。
あー、そうやね。
はい。太いシルエットの。
そうそう。
最近のね、建築家あるあるな、はい。
その肩にはまった建築家、なってきました。
わかる。
うん。
わかりますよ。
福島くんも、僕が着てるあのTシャツを着たほうがいいと思う。
あの、待ち受けというか、2人で写ってる写真。
はい。
褒めてくスタイルっていう。
うん。なんて書いてあるんでしたっけ?
You are very good goodって書いてある。
goodの重ねがけが。
最高なんです。
あれ、なんか空張りありますね。なんか見たら。
そう、白地に黒と、黒地に白と、ピンクと黄色の4種類あって。
あー。
そう。全部持ってるんです。
あ、全部持ってるんですか。
これから大活躍ですね。Tシャツの季節だから。
そう、今日はどの色にしようかなみたいな感じで。
へー、いいないいな。定番Tシャツいいな。
でもやっぱつい黒着たくなるよね。
はい、そうなんですよね。
ね。やっぱそのTシャツでも僕黒汚るもん。
あ、そうっすか。
食べ物こぼしても汚れへんしな。
暑い時期はさ、そうめんとか食べたいや。
めんつゆとか気にせんで食べれるや。
そうっすね。
黒はいいよ。
40なってもやっぱそうめんの汁は飛ばすっすよね。
そうそうそう。
相も変わらず。
ほんとに。すぐ飛ばす。
ごめんごめん、話の…
いやいや、そうやって年を重ねたんやなって思ったし、
時間の流れと変化
あと、大学の近くで僕がむちゃくちゃ通ってたどんぶり屋さんがあるんですよ。
そこが、これ言うていいのかよくわからんけど、
その同級生からLINEが入ってて、来年ぐらいに閉めるかもみたいな。
もう80ぐらいのおじいちゃんとおばあちゃんがやってるどんぶり屋さんなんですけど、
だから僕がいたとき、大学行ったときが60代なんかな?
で、やっぱり20年ぐらい時間たってるって思うと、
年老いていくわけですよ。
そうやな。
シルエットもあんなこう服を変えたのが、やっぱちょっと細なったなーって思ったりとか、
なんかついこの前のようやけど、やっぱその時間たってんだよなーっていうのを突きつけられてる最近です。
でもあれはね、年に1回、1回ってかね、毎年行ってるわけやろ?
そうです。
僕はもう大学にずいぶん行ってないけどさ、何年前かな?
6、7年ぐらい前に行ったときに、
大学までの道とかさ、大学の校内とか食堂とか行くとさ、
わーっとこう、当時の思い出がさ、
溢れ出すというかね、心揺さぶられてさ、
うわ、ここで。
はいはいはい。
なんなんやろなー、やっぱ詰まってますよね、場所とか景に思い出って。
一緒に過ごした、あの人たちとの思い出って。
ね、やっぱそれが時間越えてくるんやな。
昨日のことみたいにさ、ここでだらだら過ごしたなーとかさ、
朝まで先輩の卒業設計手伝ったわーとか、
毎年行ってたら、それに慣れてくるやろ?景色とか。
そうですね、なんかちょうど今回が学生たちの場合やし、
僕が入学してから20年経ってるっていう、
不死身に感じちゃって、なんかこういろいろ思うことが。
そのどんぶり屋さんの景もそうやし、
そうそうそう、月日の流れをね、やっぱ感じちゃったな。
なんかさ、それさ、その当時一緒にいた人たちと一緒に行きたくない大学。
行きたくない、わかりますわかります。
いやー、いいなー。
なんか会いたくなるんすよね、同級生とか。
会いたくなる。
どうしてんだろうとか。
なるなる。
でもさすがに大学って全然違いますよね、同級生進路、進路というか。
違うね。
20年もたつと、全く違う生き方なってますよね。
違う、違いすぎるよな。
ねー。
どっちかっていうと、僕らはイレギュラーなんかもしれへんよな。
ね、きっとね。
独立する人ってやっぱり、建築学科でも少ないっちゃ少ないよな。
1パーぐらい?1パー2パーって感じかな。
進路の選択
あとはなんか、大手ゼネコンとか、ハウスメーカーだとか、行ってる人が多いもんな。
でっけぇビル建ててる先輩、後輩、同級、いっぱいいますもんね。
大学のときからさ、独立したいと思ってた?
まあ、でもずっとそうですね、独立してやりたいなとは思ってましたね。
僕も大学3年ぐらいとか、住宅で設計をしていきたいなって思ってたから、
僕、美大やったからさ、就職率がめっちゃくちゃ低い。
大学全体でな。
みんな、作家活動する人もいるから、就職しない人もおるから、就職率低いだけやったんやけどさ、
なんかその数字の低さにすごい安心してて。
はいはいはい。
みんな、働かんというか、みんなゼネコンとか行ってて、
自分だけ修行というかアトリエとかそういうとこ行くのすごい不安やなと思ってたけど、
こんだけ就職率低かったら大丈夫やなって。
わけわからん大丈夫やな。
全然大丈夫じゃなかったんやけどさ、
おもたっきょうくがある。
そうだな。僕ね、大学卒業した次にやったのは、無印でバイトですからね。
新卒でバイトしてたから。
でもそれも別に、なんか大丈夫ともなんとも思ってなかったな。
あ、そう?
うん。追い目を感じるとかもなかったしな。
僕も設計事務所入れてもらったけど、すぐに旅行ってたな。
旅していい事務所やったから。
えー、なにそれ、すご。
いやもう、デッチ暴行みたいな感じやったからさ。
なんか旅も大事やよって言われて。
1ヶ月ぐらいバクバク背負って。
すご。
全然それまで旅したことね、一人で旅とか海外とかなかったけど、
ベトナムから始まって、フランスとかインドとか、なんか旅してた。
おもしろ。
楽しかった。
担当とか持ってたんですかね?その、担当しつつどういう状況?1ヶ月も行ける。
どういう状況やったんだろうな。
物件が終わったら、行っていいよしみたいな?
物件もやってたし、なんかね、のんびりしてた事務所やったと思うよ。
へー。
なんか、設計でもしてたし、ギャラリーもしてて。
建築家の教育と体験
で、塾みたいなのもしてて。
え、その、大学入試に向けた塾みたいなの?
違う違う、社会人のための、というか好きな人が、建築好きな人、建築やってる人の塾と、写真の塾と、絵を描く塾みたいな。
へー。
塾っていうか、まあ、そう。
で、あの、教えたから、そこでいろんな人とかいろんなことに触れさせてもって、そう。
で、カメラマンさんのアシュリーさんともして、させてもらってたし。
あ、それであれなんですね。カメラマンさんとの。
あ、そうそうそうそう。
で、その絵を描く塾で、海外旅行とか、で、海外でスケッチ旅行みたいな、スケッチというか水彩画の塾だから。
で、一緒に連れてもらって。
へー。
なんか、2週間ぐらいは、一緒に乗せてもらって、で、残りの2週間は、じゃあ僕はここでみたいな感じでみんなと帰らんと、
そこから一人旅みたいな感じで。
へー。
そうそう、そういうことをさせてもらってて。
へー、面白い事務所。
面白かった。
あー。
建築旅行ってさ、有名な建築物見て、っていうのが定番やと思うけど、
その先生は割と土着的なバナキュラーな、その土地の建物見てきなさいみたいな、ちょっと課題みたいなの与えてくれて。
はい。
水上集落とか、なんか昔の日本人が、日本人が住んでた町みたいな、そういうとこ行ってみたりとか。
へー。
そういう旅をしてた。
へー、面白ー。
素敵な事務所や。
ゆったりって言っていいのかな。
ゆったりしてるから、まあその、余白でもないな。
そっちが、それがあるのが大事って思ってる事務所ってことやもんな。
うん。
その設計オンリーというか、その図面を描いたりだとか、それをすることのみが、なんて言うんやろ、仕事とは決して思ってない、その人として育つというか。
なんかね、設計の仕方、何も教わってない気するもん。
本当になんか、5時ぐらいだったら、ビールが吐く音がして、
で、僕のデスクの引き出しに、一番下の深い引き出しに、書類入ってるんじゃなくて、大皿がいっぱい入ってて、
そっから大皿1個出して、近くの魚屋さんに、これで残魚盛りって言って、残魚って残った魚。
はいはいはい。
刺身にしてもらってきなさいって言うんで。
で、5時ぐらいにさ、お皿持ってさ、残魚盛りくださいって言いに行くんやけどさ、
5時で残魚盛りは早いよって、いつも言われて。
まだ十分。
まだお客さんは来ますよね。
そうそう。
残るというには早い。
で、先生とこに届けて、本当にでちぼうこみたいな感じで入れて持ってきたからさ、
ここで僕も夕飯にしたいなって思ってさ、
先生ちょっと打ち合わせがみたいな感じで、すって座って、
そう、ビール飲みながらお刺身いただいて、
で、仕事というか、
だいたい毎晩先生と1時間とか2時間とか話して、
いやー、でもそういう時間大事やろな。
だから、それまでって割と同級生とかとね、
大学ぐらいまでは、メインで話す相手って同年代ばっかりっていうか、小学校からずっと。
なのが、働き出すと、とたんに上下の人との話をすることが多くなる。
クライアントさんもそうやし、
事務所の所長とかもね、
そんな中で、雑談の中にやっぱ、学ぶべきことたくさんあるような気がするから。
結構さ、いろんな人が、もうその時間になったら飲んでるの知ってるから、
仕事終わりにとか、編集の人とかさ、雑誌の人とかカメラマンの人とかさ、
こう、誰か来るんよ。
そこで、ちょっと面白い話聞けたり、
20だって、2とか3でさ、別に何も持ってないからさ、聞かせてもらってさ、
だから、そういうことを教わった気がする。
いやー、大事。大事、大事。
僕はもうその事務所最後の最後やったから、
最後の弟子みたいな感じで、スタッフっていうか弟子だった感じやったから、
人が少なくて、
最後先生も亡くなってしまって、僕だけ残ったから、僕とね。
いやー、そんな話してたら40分になってしまった。
そう、こうやってね、まだまだあげみさんのこと知らないことばっかりやから。
世代間の交流の重要性
福島くんのこともね、こんな話確かに初めてやね。
ほんと、ほんと。
ね。
そうか。いいな。
はい。
ちょいちょい。
素敵なお便りいただいて、
思い出して、いろいろ。
お便りは全然関係ないかと聞いてる。
最近同の大学の話から。
まあ、確かに確かに。
でも、そういうことなんですよ。
なんかこう、たぶん聞いてくれてる方と同じ目線で知れてます。
見返しかおったことないから。
はい。
そうなんです。
そうやな。
ちょいちょいこういう話もできると、
いいですね。
思い出せて楽しい気がする。
ね。
うーん、はい。
そうか。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
そうか。
もっと話せることあったのにな。
準備してたのにな。
もう1回撮る?
え?
そうそうそう。
そんないいのかな、雑談会2回も続いて。
いいんじゃない?
じゃあ、
今夜はこんなところでですね。
はい。
そうしましょうか。
はい。
じゃあ、また次の夜に。
はい。
お会いしましょう。
お会いしましょう。
おやすみなさい。
おやすみなさい。