家を売る前に確認すべきこと
こんにちは、河野翔です。このチャンネルでは、行政書士・卓研師としての仕事や、日常の中で、相続や不動産、事業生計について考えたことを言葉にしています。
今日は、不動産の相談の中でもかなり多いテーマについて話してみようと思います。今回のテーマは、家を売る場合は何から確認すれば良いか、です。
結論から言うと、家を売ろうと思った時に、最初にやるべきことは、値段を調べることでも不動産会社を探すことでもなくて、その家が売れる状態なのかどうかを整理することだと思っています。
理由は、家って売りたいと思ったらすぐ売れるものだと思われがちなんですけれども、実際には事前に確認しておかないと話が止まってしまうポイントが結構あるからです。
ここを飛ばして進めてしまうと、後から、それ、今は売れません、とか、追加で手続きが必要です、と言われて、気持ちも予定も狂ってしまいます。
じゃあ具体的に何を確認するか、順番にお話しします。
まず一つ目が、その家の名義です。
誰の名義になっているか、これ当たり前のようで意外とずれていることがあります。
親の家だと思っていたら、名義が祖父母のままだったり、共有名義になっていたり、売るためには原則として名義に全員の同意が必要になります。
だから売ろうと思ったら、まず等規模を見て、誰の名前が載っているのかを確認しましょう。
ここがスタート地点です。
二つ目が、権利関係がシンプルかどうかです。
例えば、誰かが住み続けているとか、無償で貸している親族がいるとか、こういう場合、その人の了承なしに売るのは現実的に難しくなります。
感情の問題も絡みますし、話し合いに時間がかかることも多いです。
だから、今その家を誰がどう使っているのか整理しておくことが大事です。
三つ目が、売るタイミングに制限がないかです。
例えば、相続したばかりの家の場合、相続等規が終わっていないと売れません。
また、住宅ローンが残っている場合は、還債できるかどうかも確認が必要です。
このあたりは売りたい気持ちとは別に、制度上の順番があります。
四つ目が、売った後にどんな負担が残っているかです。
家を売るとお金が入るというイメージが強いんですけど、実際には税金や所費用がかかります。
特に相続した家の場合、売った後に税金の話が出てくることもあります。
ざっくりでいいので、売ったら終わりではないという認識を持っておくことが大切です。
ここまで聞いて、なんだか面倒くさそうだなと感じた人もいるかもしれません。
でも逆に言うと、ここを最初に整理しておけば、その後はかなりスムーズに進みます。
値段の話や不動産会社選びはその次で十分なんです。
家を売るって人生で何度も経験することではないですよね。
だからこそ、勢いで動くより一度立ち止まって、この家は今売れる状態なのかを確認する。
それだけで後悔やトラブルはかなり減らせると思っています。
売却後の負担と注意点
今日の話をまとめると、家を売るときに最初に確認するのは、
名義・権利関係・売れるタイミング・売った後の負担・値段を見る前にまず土台を整えるというイメージです。
今回はここまでです。
今回の内容が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。