1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
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2025-09-04 22:42

#23-4 ビジネスと発注の美学 | スマイルズ 遠山正道

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起業家、科学者、クリエイター、新時代を導くプロフェッショナルの原動力に迫るインタビューシリーズ。

第23回目のゲストは、スマイルズ代表取締役の遠山正道さんです。

番組では「プロジェクトデザイン」の視点から対話し、プロジェクト成功の秘訣を探ります。

今回は「発注美学」という観点でプロジェクトデザインのヒントに迫りました。詳しくはPart3に注目してください。

<ハイライト>

1:構想

・どこまで自分で企画してますか?

2:仲間あつめ

・初期の立ち上げメンバーをつのるために何を真ん中においてますか?

3:関係づくりと線引き

・仲間に依頼した後、どこまでを任せますか?

4:変更

・デザインしていたプロジェクトの流れを変えたい時どう舵を切り直しますか?


遠山正道

スマイルズ代表取締役

『Soup Stock Tokyo』や、新しいセレクトリサイクルショップ『PASS THE BATON』、ネクタイブランド『giraffe』、ファミリーレストラン『100本のスプーン』、コンテンポラリーフード&リカー『PAVILION』、海苔弁当専門店『刷毛じょうゆ 海苔弁山登り』、香川県豊島の体験型アート作品『檸檬ホテル』等の運営を行う。

著書に『成功することを決めた』(新潮社文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル─PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)。


■スマイルズ

⁠⁠https://smiles.co.jp/⁠

■著書

⁠スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る⁠

サマリー

このエピソードでは、遠山正道さんとの対話を通じて、未来に向けた生き方や寿命脱出速度という新しい概念について議論されています。仕事と表現の密接な関係や、これからのビジネスのあり方に焦点が当てられています。また、プロジェクト化の重要性や世代間のギャップを超えた協力の可能性についても語られています。アーティストとしての自己表現の重要性や、新しい時代におけるビジネスの考え方にも注目されています。

未来に向けた生き方
プロジェクトデザインルームは引き続き、遠山正道さんとの対話を深めていきます。
パート4ということで、最後までありがとうございました。長い時間、ありがとうございます。
結構打って変わって、いろんな話を各パートでしてるんですけれども、最後はですね、
この年の取り方っていうのをですね、先輩に聞いてみたいなっていう気持ちで、
テーマに未来に向けた生き方みたいな会話をしていきたいなと思っていて、
最近ちょっと耳にするワードでですね、寿命脱出速度っていう言葉があって、
レイカツワイルってシンギュラリティっていう言葉を言ってる人ですけども、
機械がAIとかが人のノルコエルって言ってますけど、
1歳年を取る間、要は1年間の間にヘルスケアテクノロジーが進化して、
事実上、健康で生きられる寿命が1年伸びるみたいな。
そんな変革が起こったときに、1年年を取って1年長生きできるようになってたら、
なんかもう死なねえじゃんみたいな、いよいよ人生100年時代とかもっと超えてきそうな感じの時代だなと思ってますと。
で、これがなんか頭の中にファーってあるんですけど、
富山さんってなんとなく自分の寿命とか、なんか予測したりします?なんかそういう。
そうね、まあ今100年時代って言われてるから、まあ100歳まで仕事するっていう感じにはなってる。
おお、なるほど。まあ仕事も、仕事好きだしな、みたいなことですか。
その100歳まで仕事しない選択もあると思うんですけど。
仕事ってなんかワークっていうよりも、仕事と言われているキャンバスみたいな感じ?
うーん。
だから、まあ表現かもしれないね。
それを音楽っていうキャンバスもあったみたいな感じだけど、
あの、まあYouTubeっていうわかりやすい、いかにも表現っていうのもあるし、
でもビジネスを例えば新たに立ち上げるっていうのも、私にとっては同じ感じなのね。
だから、まあ簡単に言うと、まあ表現とビジネスっていうのは同じような意味だとして、
100歳ぐらいまで、それになんていうの、さっきのマレジメント型の社長じゃなくて、
オーナー型みたいな感じだから、まあ関与してるっていうか、発想してるというか、
別に体を動かしてっていう感じでもなくて、
そうすると普通にまあ100ぐらいまでやってた方がいいのかなと。
確かになれそうですね。
この新種の老人って何か名乗られてるじゃないですか。
仕事と表現の融合
あれなんかワードがまず好きなんですけど、
どの辺が今、新しい感じで取り組まれてるんですか。
60歳、官歴になった時に、もう老人って言える権利得たかなと思って、
で、必ず老人に、本当の意味の老人、いつかなるわけだから、
まあそれだったら早めになっといた方が、ちょっと先を越せるかなっていう感じがあって、
それに老人とか老後がどうしたって今後、いろんな経済的にも生き方にしても、
絶対キーワードっていうか、になってくるわけなんで、
それは早めに自分の中に取り込んじゃった方がいいなと思って、
官歴になった時に新種の老人と呼んでみた。
でもそれは別に定義とかもないし、目指す姿とかも特段ないんだけれども、
まずはそう言ってみたっていうことなんだけれども、
その頃からよく言ってんのは、
22歳で社会人になって100歳まで仕事すると、60っていうのは真ん中よりちょっと手前かな。
だからサッカーで言うと、ハーフタイムが始まった頃、
こっから大事な後半戦、競馬で言えばこっから大事な第三コーナーでバックストレートみたいな、
だから始まっていないぐらいな、今まで慣らしだったみたいなとも言えるわけで、
でも実際に、別に俺強がりって言ってんじゃないんだけど、
なんか多分今が一番楽しいかなって感じあるんですよね。
まさかロックバンドをやってフェス出るとは完全に想定外だったし、
憧れの中にはあったけれども。
で、理屈的に言っても、じゃあ例えば半分の30歳と60歳を比べたときに、
30歳より60歳の方がどうしたって経験もある、ネットワークもある、
知恵もつくというか、お金もある、
とにかく絶対いいはずなんですよ。
で、怪しいかなっていうのは、まあ体力は確かにそうかもしれない、
それから、まあでも体力も大したことないと思っていて、
で、例えば俺目がどんどん悪くなってんだけど、
そんなのも、まあ免許の返納とかしたんだけど、
そういうのもある種のネタにしてくるとか、
もうメニュー見るのも見えないから、
もう食事のメニューは相手の人に全部決めてもらうとか、
決めちゃうとそれは楽しいみたいな感じもあるし、
それから体力とあとは世の中のバイアス、価値観なんだと思うんだよね。
周りが見る老人っていうか老後とか年寄りっていうものに対する捉え方なんだと思うんですよ。
で、だから逆に言えばそれがカラッと変わったらめっちゃ羨ましいよね。
例えば30歳と60歳、さっき言った比較で言えば60歳の方が絶対楽しいと俺は思うわけ。
だって別に新しいビジネスだってやりたくない、全然やりゃいいし、
だからそれは富山さんだって60、63だからもうそれはできるんですよね、ずるいよなみたいな。
そりゃあそうですよみたいな、早く私もそうなりたいみたいな。
理屈で言えばそうなはずなんですよ、その概念さえ取っ払えば。
新しいビジネスの形
だからそれを実現していきたいなっていう感じ。
めちゃくちゃ夢があります。
これ何回前だっけな、山口周さんが来てお話しいただいたときにも結構近い観点があって、
良い30代を過ごした人は良い40代がさらに過ごせて、
積み上がってて今60代にそろそろなりそうだけど一番人生の夏感じるなみたいな、そんなお話もあったりして。
今おっしゃっていただいたハーフタイムぐらいだぞっていうのは、
僕にとって見てもすごく希望が持てる話で、逆に言うと今僕は前半の半分ぐらいみたいな雰囲気感ですけど、
そんな良い老人になっていくために、例えば僕たち世代が今持っておくべき観点とかって何なんだろうなって思って、
雑に聞いちゃえばまだがむしゃらにやってていいですかね、僕らみたいなこととか、その辺今思うとどうですか?
いやまさにそうだと思うし、とにかくめちゃめちゃ良い時代だと思いますよ。
あの私が起業したのって25年前、その頃ってベンチャーって言葉とかどうだっけなとか、
もう環境全然違う、もちろん携帯なんかないし、当時どうやって待ち合わせしてたっけなっていう話とか言い出すともう本当に覚醒の勘というか、
で仮にじゃあ私のことで言えばそのビジネスがある種の表現なんだとしたら、その表現の手段とか機械みたいなものがもう全然違う。
俺がもう障子入った時は普通に就寝雇用普通に当たり前だったし、
見合い、俺の親戚みんな見合い結婚だったりとか、俺も見合いの写真とかもらったことあるし、
なんとなくもういつの時代よみたいな感じ。
そうか25年ってそういうタイムなんですね。
だってね俺会社入った時に引き出しにソロバンが入ってたのよ。
すごいくない?
確かに、電卓ありそうっすけどね。
電卓なんか巨大だし、電卓を女の子が左手でバジャーとか打つとすげえみたいな、パソコンってなかったから、
端末って言ってホストコンピューターに入力する機械しかオフィスにはなくて、ちょっとしてからパソコンが入ってきた。
もうそういう。
確かに時代感で言うとね。
時代感がもうなんていうか、簡単に言えば偉い人は偉かったのがしっかりあったけど、
今って例えばLINEの交換どうやってやるのとか言って部長が若い人に聞くみたいな、
その瞬間そこ地位が逆転してるじゃない?
そういう逆転するものってすっげえたくさんあるわけよ。
ビジネスの中でもビジネスの手段みたいなツールなんかで言えば、
部長とかもよくわかんない、すいませんっていう感じになっちゃってるはずなんだよね。
見かけます、はい。
で、ちょっとGPTがどうのこうのとか言ったら、もう完全に逆転どころじゃないわけよ。
っていうことからもそうだし、それにこれからのビジネスとかね、普通にマーケットみたいなこととか考えたって、
どうやったってAIだ、なんだデジタルだ、そういうの抜きには考えられないみたいな時に、
副社長とかめちゃめちゃ中途半端っていうか、そっからなんかが生まれるって誰も期待してないよね。
いや正直。
まあそうっすね。
正直、あのおじさん何やってんのかなみたいな、給料だけ高くて、なんか薄々みんなそう思ってると思うし、
もう全然ゲームのスタイルが変わっちゃってると思うんですよ。
それで俺はもうこれからどんどんプロジェクト化していくと思うのね。
大きな産業、なんかもちろん宇宙とかAIとかそういったようなものはあるとは思うんだけども、
燃料とか機械とか建築、なんかそういうの、産業っていうよりももうプロジェクト化して一個一個個別に何かが生まれたり終わったり継続したりとかそういうような感じ。
で、だからもう社員みたいなのも、もう私も商社にもっと、今度三菱商事で講演するんだけど、その時にもうフリーの商社マンの時代になるんじゃないかなみたいに言おうと思うんだけど、
今商社6千人くらい社員いるけど、たぶん10年後くらいにはその1割くらい600人くらいが経営人とかバックオフィス、法務部とか経理とかがあって、
あとはもうフリーランス化して、で、商事の名刺とか持ち、優秀な人だったら行動の名刺も持つかもしれないし、
で、自分で日本とか世界を巡りながら、あるいはネットワークを聞かせながら、小さくてもいいからプロジェクトを仕込んでいって、これどこ持ってこうかな、
ま、商事よりクリエイティブあるからハコード持ってこうかな、でも意思決定遅そうだからこっちのベンチャー持ってこうかなみたいな、会社も選ばれる立場だろうし、
そうやってプロジェクトがいろんなところで生まれて、例えば今だってアクセンチュア、あのなんかプロジェクトがあると社員、世界中から5人くらいピックアップされて、
で、1年間声がかかんないともう居場所がなくなるみたいな給与も入ってこないし、でそのプロジェクトは本社でなんか打ち合わせがあってデスク使うときは会社にお金払うらしいよ、なんか会議室使うのに、
みたいな、だから名刺とかそういうことを借りながらそれぞれが動いていくみたいな時代になったときに従来の本部長みたいな人って何ができるのかなみたいな、
プロジェクト化と世代間の協力
もちろんネットワークとか経験とかあると思うんだけど、1人じゃ動けないと思うよね。で、若い人なんかとチームを組んで、その、まあ古い人のネットワークみたいなものと、若い人の手段とか、まあそういうのがプロジェクト化しながら進んでいくっていうような感じに多分なるし、
で、要するに若い人っていうのをすごいざっくりした言い方だけど、の方が今の時代に当然フィットしていて、やり口が分かってる、デジタルだろうがAIだろうが何だろうがね、要するに武器をたくさん普通に持っている、
そういう時に、あとはだから、あなたの言う発注者の美学のような、何に興味自分は持っていて、何を実現したいのかっていうところがあれば、その、まあ映画であれば、その撮りたい絵っていう、その大きな構想があれば、もう役者やカメラマンやなんかをもうその都度今、インターネットでこう集めるようになっている。
一番旬な人とか、いけてるけど安い人とか、なんかいろいろこう集めてきて、作ったら解散してみたいなことをどんどんやっていけばよくて、とにかくまあ面白い時代だと思うので、まあちっちゃく成功例を積み重ねていく、成功っていうのはビジネス的な利益までいかなくても自分の思いが形になったとか、
そういう自分の言葉が何かに使われたとかでもいいと思うし、そういうちっちゃなトライをしながら、ちっちゃな成功を自分に積み重ねていって、
まあ俺は、なんかいい感じの勘違いをずっとしながらきたと思ってるんで、そのいい感じの勘違いするにはことかかない時代っていうか。
なるほど。これ、なんかいけてる感じできたなーって小さく積み重ねていける。
それコストかかんないものが多いじゃん、デジタルだから。
そうですよね。本当に今おっしゃっていただいた意味では、僕も100%アグリーでいい時代だなと思いますし、逆に若いからっていうこともないと思いますし、僕の周りにいる多分新種の老人の方々ってバキバキにデジタルネイティブな勘違いがやっぱりしますし、
そうだよね。
むしろ僕から富山さん世代にオファーしたいことがあるとしたら、たぶん部長と副社長みたいな、それぐらいの年次の離れがあると思うんですよね。40歳と60代の方って。
普段で言うとそれ、大きい会社の中の関係性で言うと、じゃあ一緒にプロジェクトやりましょうよってあんままだなりにくい雰囲気もあると思うんですけど、本当プロジェクト前世の時代の中で言うと、やっぱり誘いたいし誘われたいし、それがより小さな単位で何回もやれたほうが面白いなって思うので、
そこの世代ギャップみたいなものがもうない前提で、好きって繋がりたいみたいな。
うちのバンドのドラマは16歳だからね。
それは大ギャップですね。子供より若いみたいなことですよね。
だいぶ若い。
いやいやまさにそんな時代になるといいなというふうに思いましたと。最高ですね。
今までやっぱり成功っていうのがお金とかだったけど、これからもっと地方とか都市の集中みたいな、どんどんまだ東京にいるのみたいな、大変だねみたいな、どうしてみたいな、
そういうふうに言われるのが普通になっていったら、もっとイケてるところでイケてる幸福みたいなことを実現させていくには、そんなにコストってかかんないね。
例えばこの三分の一が北軽井沢にいるけど、すごい1万円だしね。300万とかだから、そういうところでより豊かな、
いやちょっと今週なんか東京行かなきゃいけないんだよねみたいなぐらいの感じの何が大事みたいなことの優先順位を自分の中にちゃんと持てると、本当にそんなに立派なこといらないっていうか、
だから幸福みたいなことを軸に置いたらだいぶ過ごしやすいっていうかね。
その中でやりたいことが芽生えたときに、意思の表明みたいな先ほどおっしゃってたような、作品的に取り組んでいくみたいな発想は今回むちゃくちゃ発見だったなって思いますし、
アートと自己表現の重要性
だからみんなアート見ようねみたいな短絡的なことじゃないような気もしますけど。
アートっていう作品よりも、俺はアーティストに興味があるんだよね。
なるほど。
アーティストはもう大変なのよみんな。
だけどアーティストって誰も会社みたいにミッション、ビジョンや今日やることとかルールとか何もなくて、全部自分で決めなきゃいけないんで大変なんですよね。
だから偉いなと思うよなんか。何の保証もない中で把握縛ってやってるっていう。
だからそれアーティストに比べりゃ俺なんか本当に恵まれてるよねみたいな風に思いながら。
かといって自分がアーティストになる場面も全然あったりするじゃないですか。
そうそう。もう全員アーティストにならざるを得ない。アーティストって言うと言葉がなんかあれだけど、何がしか自分に理由を持って自分がその発注者側になっていかないと何にも始まらないっていう時代になる。
面白いです。とてもとても良かったです。ありがとうございます。
大分長時間にわたってたっぷりお話伺ったんですけれども、まだまだ人生100年あると思うので、あと何回かまた別の機会にお呼びさせていただければと思います。
今日は富山正道さんに来ていただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。楽しかったです。
プロジェクトデザインルーム第23回、富山正道さんに来ていただきましたが、皆さんどんなインスピレーションを受けたでしょうか。
かなり濃い濃い、相当豊作な回だったかなというふうに思っています。いつもよりもゆっくりなテンポでお話も展開されたかなというふうに、非常に富山さんらしい時間の流れでございました。
本当にいろんなヒントがあったんですけれども、やっぱりこの意思の現れが作品なのであるという概念が結構自分の中にすごく留まっていて、
だとしたら自分がやっているビジネスも作品かもしれないし、今書いている企画書も作品かもしれないし、それをキャンバスにプリントして展示することだってあり得るんだと。
ある種アーティストになるみたいなことってすごくハードルのある言い回しだと思うんですけれども、そう考えると誰しもがアーティスティックに既に生きているんだなということもやっぱり思わされましたし、
それが同時にやっぱり自分がやりたいからやるんだと、責任の所在がはっきりしながらプロジェクトの推進力になっていくんだなみたいなことも感じさせられるとてもいい回でございました。
ということで今日は長い時間になりましたが、皆さま最後までご視聴いただきありがとうございました。
それではまた次回お楽しみに。お相手はコネル地財図鑑代表の出村光雄でした。
22:42

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