プロジェクトデザインルーム第26回、2度目小学校プロジェクトの古川理沙さんとお話をしていますが、これが最後のパートです。
いやー、もう本当、めちゃめちゃもっと語っていただけることがあるなというのが分かりながら、最後のパートはこのプロジェクトデザインというテーマでお話をしたくて、
いろいろあるんですけど、ちょっと一つに絞ります。僕、ちょっと都市と地域は、もちろんいろんな環境が違うっていうところはあるが、別に地域っていう地域はないんだと思っているが、
やはり、ちょっと自然が多かったり、人口が少ない部分があったりとかする。そういう意味での地域が舞台の今回のプロジェクトでもあるなと思っていて、
かつ、めちゃくちゃ学校ってステークホルダーが多そうというか、さっきおっしゃってたみたいに、子供だけがいいわけでもダメだし、先生もいるし、地域の人もいるし、すごいステークホルダーの数多そうだなって思ったときに、ちょっと僕はどっちかっていうと苦手な領域なんですよ、自分は。
私も。
私もなのか、ちょっと待って待って、質問する前にそれ、ちょっとおもろいことになってるけど、やっぱどっちかっていうとビジネスはビジネスだから、目的がはっきりしてたりとか、期限もあったりとか、使える条件が割とピシッとしてるから、
生理能が強いとちゃんとプロジェクトデザインしやすいっていうのがやっぱり一つビジネスの特性だと思ってて、でもなんかこの地域とか教育とか、あと生きるとか、そういうことってすっげーゴールなさそうだし、基本やっぱりプロジェクトの定義的には期限がないものってあんまプロジェクトとは呼ばなかったりするけれども、
それを今まさにゼロイチでやってるから、なんだろうな、人間関係は大事そうだなみたいな、でもそれ以外にもきっとたくさんポイントがありそうな気がしたので、最後1点聞くならそこだなと思っていて、これはうまくいってるなみたいな話と、もしかしたら逆にこれはちょっと他の地域でも避けたほうがいい失敗反省だよみたいなのがあれば、
なんか一つずつぐらい聞けたらいいなと思ってます。
で、私も苦手とか言ってるから、めちゃめちゃ手減ってなってますけど。
あの、構造で言うと、今までやってきたプロジェクトの基本的に真ん中に私がいるとしたときに、何層かに関係性のレイヤーってあるじゃないですか。
で、あの、その、プロジェクトのいろんな段階でいろんないい言葉を私にかけてくれる仲間たちが、さっきのね、自己中心的リタみたいなことだったりとか、その中で、今、日和保育園っていう私がやってる保育園の園長をやってくれてる白水、彼はもう本当に保育園を立ち上げるときから一緒にやってきた仲間、もう尊敬する仲間なんですけど、
彼は、彼とか、その、まあ簡単に言うと、私がやっているいろんなプロジェクトのそのコアメンバーたちっていうのは、私のこの人見知りの性格とか、まあいろんなことをよく知ってる。
彼らが言ってくれてすごく嬉しかった言葉だし、肩の荷が下りたというか、自由に、もうこれでいいんだって思ってやれてるのが、その、私の周りにそういうコアメンバーがいます。で、そのコアメンバーの周りに、その他の社員たちが、メンバーがいます。
それは上下ではないんだけど、その同じフラットなんだけど、その同心園上にメンバー、人数って増えていくじゃないですか。その、その、そのさらに外に、例えば保育園だったら園児たち、レストランだったらお客さんたちが来て、さらにその外側の枠に保護者さんたちとか、なんかそういうふうにこうレイヤーが外に広がっていく。
で、この私と基本、いつもコミュニケーションとっている、その私から見るとコアメンバーが言ってくれるのが、その先の、その外のメンバーとのコミュニケーションは僕らがやるから、りささんは、そこのやりたいことだけをやっとけばいいです。
いい。嬉しい。
嬉しい。めちゃくちゃ嬉しいですよ。
なるほど。でもそういう一番同心園の中心に近い園にいる人たちとの関係性が逆に言うとすごくよくできているとも言えるから、そこを、まあなんだろう、後回しにしちゃうと、それはそれでまた大変ですよね。
確かに。そうですね。
なるほど。なんかそういう人たちを見つけてきたり仲間にするの得意って話してましたけど、あえて秘訣みたいなことを言葉にすると何なんだろう。
自分の得意、好きとか嫌いとかじゃなくて、よくできることと苦手なことっていうのをちゃんとわかっていることかな。
自分自身が。できないことができる人とつるんでいくみたいな。
はい。
確かに。
で、その時にそういう人たちって基本的には価値観が真逆だったりとか、仕事の進め方が真逆だったりとか、なんかお友達としてはあんまり合わないこともあったりするようなタイプだったりすることもあるんですけど、そういうことじゃない。
大事かも。
別の言い方をすると、仲良けりゃそのプロジェクトの仲間になれるかっていうと、そうじゃない。
めっちゃなるほどってなってる。
そうかもしんないですね。
だからお友達になれなくても、そのプロジェクトの目的があって、得意ゾーンが違えば、一緒にやっていける可能性はある。
だから、誠実な人で自分と得意分野が真逆、あるいは価値観も違ったりとかすると、最初は大変かもしれないんだけど、本当に良いプロジェクトを作っていくっていう時には、いろんな角度からの意見がやっぱりないと、ひとりよがりのものになっちゃいがち。
そうだね。
で、また別、いろんな人からかけられた言葉、もう1個だけ紹介すると、昔、今よりもさらに私の器が小さかったとき、ちょっとなんかあるとイラッとしたりしてたんですよ。
するよね。
もちろん今でも人なのでイラッと、でも人よりは少ないかもしれないイラッとなんですけど、
とある人、保育園を作るときに金を全部出すって言ってくれた。口は出さぬが金を出すから好きなようにやれって言って、本当にこの8年間、9年間一切口を出さずっていう、本当に素晴らしい方がいて、
その方が、私がとある取引先に対しての、簡単に言うと愚痴ですね、を正論でその人に愚痴ったことがあったんですよ。
そしてその人、その時に彼が言ったのが、俺は気にならないよって、俺は彼と付き合ってるけど、仕事で付き合ってるけど、だからパートナーとして付き合ってるけど、あの全く気にならないよ。なぜなら彼の仕事を評価してるから。
リサちゃん、あなたが彼のそういう小さいことにイライラするというか、それが気になるのは、お前の器が彼より小さいからだぞって言われたんですよ。
その彼よりもお前の器が大きければ、彼がどんなにバタつこうとお前は気にならないはずだって。だから伝わりました?
いや、なんかちょっと今胸が痛いっていうのと、分かるし、いやでも器をそんな急にでかくできないみたいな。
でもね、言葉のマジックってある。
そうか、だからちょっとそれで気づいたことがまず大事なんだね。
はあ、私の器の問題だったって思って。
そうか、確かに。だから視点が変わる?視座が変わる?そうすると、単純なんですかね、気にならなくなる。
なるほどな。
本当に気にならなくて、確かに彼がやってくれて、このこと細かく言うこととかがいちいちとか、言葉じりとかがいちいちイラッとしてたけど、
彼が言いたいことはこういうことだよねっていう、言葉じりじゃなくて言葉の中身をちゃんと聞くようにしたりとか、
彼が細かい理由とか、彼が細かいおかげで自分がどれだけ助かってるかみたいなことを、ちゃんと俯瞰してみれるように、その言葉のおかげで俯瞰してみられるようになったら、
なんて素晴らしい方なんだっていうふうに、単純すぎますけど。
へえ。でもなんかそれは、深く納得したから、そういうふうに景色が変わったのかなっていう気がしてて。
でもよくよく考えると、僕はもう本当におちょこの裏ぐらいの器だって自分は思ってるんだけど、
なんか自分の周りにいる人は、役員とか社員とかそういう人たちは、なんかすげえ聞いてくれるんですよ。
僕も、なんか知んないけど、すっげえいいこと思いついたときとか、
怒ってるわけじゃないんだけど、なんかこうモードがファイティングモードになるときが結構あって、
うわーってなんか出る。自分がもしこんな人が横にいたらマジやだなっていう状態を認識しながら、
でもなんか出し切るときがあって、そのときにみんなすげえ聞いてくれてるのは、
たぶん俺の方が器ちっちゃいからだ、逆にみたいな。っていうのがわかりやすく、
ちっちゃいからみんな聞いてくれてるのかなみたいな逆のラッキーというか、あるかもしれないですね。
いやーでもすごいそれはいいヒントをいただいたというか、
なんかそれで変わるときってガラリとね、視点が変わったりすると思うから、
とても参考になる人もいるのかなと思いました。
ということで、すげえ今日はいいヒントをたくさんいただいたんですけど、
ちょっと最後に僕も今後もっと関わっていきたいなと思っているし、
これ聞いてくださってる方とかがどうやったらこのプロジェクトに関わることができるのか、
また支援ができるのかみたいなのはちゃんとお話をさせていただきたいなと思ってます。
なんか自治体に連絡しなきゃいけないのかな。
そうなんです。ちょっとめんどくさいんですけど、
二度目小学校の私たちが鹿児島県愛良市にご連絡いただいて、
二度目小学校のプロジェクトに寄付をしたいって言ってくださると、
納付書が届くので、それで税金をお支払い。
それはなんか、どこから連絡するのが一番楽しいのだろうか。
そうですね。私たちにご連絡いただけたら一番いいかもしれない。
じゃあ二度目小学校のホームページみたいなものがある。
お問い合わせ本があるんですか。
準備財団。gmail.com
ラジオっぽい。準備財団。gmail.comにご連絡をください。
すごいな。そのドメインあったんだ。
何の準備財団なんだっていう感じのアドレスがね、
すごいツッコミどころがあって最後かわいいですが、
ぜひぜひご連絡をください。
最後ちょっと僕のほうからの告知で言うと、
一緒に共同代表になられてる牛田さんが最近本を出版されて、
コモンズの再発明かな。
あれも非常に僕は面白く読ませてもらって、
ぜひぜひそこからまた情報を得ていただく方もAmazonで売ってますので、
ぜひぜひお願いいたします。
ということで、
一旦このパートは最後また締めていきたいと思いますので、
今日は二度目小学校プロジェクトから、
共同代表の古川梨沙さんに来ていただきました。
たくさんお話聞かせていただいてありがとうございました。
こちらこそです。ありがとうございました。
プロジェクトデザインルーム第26回古川梨沙さんとのお話でした。
結構長対策ですごい楽しかったんですけど、
まだまだ聞きたいことがたくさん残ったなという感じです。
キーワードをいろいろ出たんですけど、
自己中心的リターはめちゃめちゃいいなと思って、
僕もそういうモードに入れるようになったらいいなと思いましたし、
器が小さいんだと理解できるだけでもいいという、
梨沙さんありがとうございますと。
最後余談なんですけれども、
二つはノウハウ買い取りセンターというプロジェクトを続けてまして、
いろんな人のノウハウを買って、それを絵に変換して販売しているというのがあるんですが、
実は梨沙さんのノウハウを買い取らせていただいた形跡があって、
2度目というキーワードを100秒間考えたノウハウで作った絵があります。
この価格が今ECサイトでその絵を販売しているんですけども、
7億円という金額になってまして、
これが今必要な金額の目安になっているということですので、
もしそれが一発で売れましたら、
我々はその売上を全額寄付するということを宣言しておりますので、
ぜひノウハウ買い取りセンターという検索をしていただいて、
それのクレジット決済の機能もついていますが、
まさか全額行ける人がいたらですね、
トライしてみていただけたらと思いますし、
そういったコミュニケーションもぜひ我々にとっていただけたらと思います。
ということで今回たくさん学び終えたわけですけれども、
また次回をお楽しみにお待ちいただければと思います。
ぜひフォローと高評価の方よろしくお願いいたします。
お相手は発明家の出村光雄でした。