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2021-07-25 18:56

#38 政光さんと私(その3:コテンラジオタイトルの案出しと品質管理・今後の話)|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第38回は、あのコテンラジオの立役者のお一人である、株式会社NECLAの政光さんとの対談シリーズ第3弾です。ついにコテンラジオのタイトル案に関する案出しの話から、コテンラジオの品質管理にこだわる深井さんの話へ。神は細部に宿るを地で行く姿勢には脱帽でした。

政光さん:https://twitter.com/politics_light

はやぶさ:https://twitter.com/_8823_

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基本的に全部の音源を早めに聴かせてもらって、タイトルをつけてるんですけど、
それもやっぱり僕なりに工夫してるのが、一応、案を必ず3つ以上出すっていう。
選べるようにしてるんです、深井さんとヤンヤンさんと樋口くんが。
そこはやっぱり数出すっていうのが結構意識はしてますね。
なんかそれはBライター養成講座の意見会みたいなのあるじゃないですか。
はい、ありますね。
あれで一回なんか言ったことがあって、やっぱり大前提としてまず数出さないとダメだって先生言ってましたね。
そうなんです、言われるんですよね。
まあそうですね、選べる最低3つ出すようにはしてて、そのコテンラジオに限らず企画出すときってやっぱ3つ以上は出すようにしてるんですよね。
あ、その企画案を持っているってことですか。
そうですね。
おー、それすごいな。
で、まあ2つ、その3つのうち2つはある程度実現可能なことを考えて、それを記載するんですけど、
3つ目はやっぱちょっとそのふざけた企画というか、
まあ実現できそうにないことを書いて、会議用に笑いを取るための企画とかを入れたりはしてます。
おー、そういうことか、仕込みなんですね。
仕込みを1個入れたりとかはたまにやりますね、それは。
なるほどな。
めちゃくちゃ勉強になるな。
いえいえいえ。
いやそれ普通にプレゼンで使えますからね。
そうですね、テクニックとしてはありだと思いますね。
そんなんできねえよって相手に言わせたらもうなんかね、そこでドッってなってね、
空気が柔らかくなれば勝ちだってか。
そうなんですよ。
そういうのは結構意識したりはしますね。
で、そのコテンラジオで言うとアメリカの回かな、にダパンプさんのUSAのあれあったじゃないですか、あれ思い切りふざけたやつなんですよ、僕の中では。
あーそうなんだ。
ただそれが深井さんもややんさんもこれでいこうっていう形になって、で世に出たって感じですね。
へーそうなんだ、それも面白いですね。
たまにあるんですよ、たまにそのタイトルとして残るのがふざけたやつだったりするんで、でまぁ最近だとネトラレとか、NTR、あと長州おわたみたいな。
そんなんもやっぱふざけて書いたやつなんで、たまにそのふざけたやつがヒットするっていうのは結構楽しいですね。
なんかもうその深井さんとかややんさんがひと笑いして、これでよくね?みたいな感じで。
そういうのは楽しいですね。
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いいですね、そういう意味ではなんかこうちゃんとメインパーソナリティのお三方も楽しんでそのコンテンツをネーミングしてるというか。
いやそうですね、やっぱこだわりがほんと強いんで、特に深井さんとかはですね、やっぱコンテンツに対する細かいところまで突き詰める方なんで、やっぱほんとすごいなと思いますね。
なんかその細かいところまで突き詰めるっていうのはどういうところを見てそう感じたんですか?
いやもうなんかこれほんと裏側の話になっちゃうんですけど、収録した音源をほんと何回も聞いてるんですよ深井さんって。
あ、そうなんだ。
そうそう、でここのセリフ削れますか?みたいな話になるんですよね。でそれを樋口くんが削ったりしてるんですけど、
えー。
ほんとにそのこれを残しちゃうとちょっとニュアンスが違ってきちゃうんで、ちょっと削りたいっていうのをやっぱこと細かく見てるんで。
めっちゃ細かいっすね。
それに応える樋口くんもすごいんですよね。
いやーそっか。
あの本当に綺麗に修正するんで。
でもまあそうですね、だからそういうこだわりあるんで、やっぱタイトル一つにしてもちゃんとジャッジしてる感じはありますよね。
深井さんね、あんまりなんかそういう感じ出さないじゃないですか。
いやー多分相当かなり時間かけてやってると思いますよ。
まあでも確かに自分でね、ポッドキャストを始めてやっぱ分かるのは、樋口さんくらいのこだわりでクオリティを上げて、
まあもちろんそう、話す内容本体としてのコンテンツの品質もね、深井さんややんさんがむちゃくちゃ磨き上げてるし、
編集っていう観点での樋口さんのこだわりとかもちょっと垣間見ると、やっぱり人気になるにはやっぱり理由があるというか。
そうですね、マジカルにそれを感じてますね僕は。
この人たちだったらやっぱ結果出すわっていう。
そうですね、樋口さんとかがよく言う、ほんのちょっとの違和感みたいなのが多分積み重なっていって、
最終的にリスナーの違和感の位置地を超えちゃうと多分もう効かないみたいになったりとかしちゃうと思うんですけど。
そうですね、そういう細かいところに関してはもう本当深井さんも樋口くんもやっぱ気づくの早いですね、めちゃくちゃ。
でもまあ確かにな、もう1位になったっていうね、自負というか責任みたいなのもあるしありますよね。
そうですね、やっぱり結構その本当聞いてくれる方が増えてきたからこそのやっぱクレームとかもあると思うんですよね。
コメントとかもここ違うんじゃないですか。
あーそっかツッコミが入るってことか。
そこに対しての危機管理能力もやっぱ皆さんすごい高いですね。
まあそうですよね、やっぱなんかある種その歴史って味噌がつけやすいというか、見方によって別に全然違えよって言えちゃう可能性があるから、
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そういうリスク管理は確かにむちゃくちゃ大事な気がするし、なんか逆に今までほぼないぐらいの、
むちゃくちゃ炎上したみたいな煙が出てるぐらいのもあんまり感じないのが、ある意味めちゃくちゃすごいことな気は確かにしますね。
そうですね、台本の作り方とかもやっぱすごい徹底してるなと思いますね。
いやーすごいなやっぱり、1位が1位たるゆえんって感じですね。
いやーそうですね。
ありがとうございます。
最後の方にちょっとお伺いしたかったのは、最近ね僕もたかちんさんの才能の話とかをコテンラジオのコミュニティとかで聞く機会とかがちょっと前にあったのかな。
自分の強みを発揮できるっていうところに対する自分への観察をし始めるようになって、
たまたまちょっと友人と喋ってた時に、自分のフォトゲストでも喋ってたんですけど、どうやら企画が得意らしいみたいな、そういう気づきが最近あって、
別に僕はビジネスとして企画をやってるってことのことでもなくて、コミュニティの中で好きかって言われてやらせてもらってるみたいなことが多いんですけど、
まさみさんは言ったら、企画バタのお仕事をある意味ずっとやってらっしゃるなというふうに思っていて、
確かにそうですね。
企画をするって、僕の場合はすごい単純で、衝動が湧いたら企画に落とし込むっていうタイプなんですよね。
すごいアマチュアだなっていう感じもするんですけど、
全然。
まさみさんが企画をするっていう時の意識してるポイントとか、大事にしてることって何なのかなってお伺いしたいなと思って。
僕が思うのは、僕にとっての企画って大きく2つに分けられるなと思ってて、
1つが自主的に、先ほど早藤さんが言われたように、自主的に思いついたものを実現するっていうために周りに働きかけるパターンが1つだと思ってて、
もう1つが周りから依頼されて初めて考えるっていうパターン。
僕の仕事ってこれまで1対99で後者なんですよ。
本当に依頼されて初めて考えるっていう仕事ばっかりなんですよね。
どっちがやりたいかって言われると、本当に自主的に考えた企画をやりたいわけじゃなくて、むしろ頼まれてそこにはまるような企画を考える方が楽しかったりするんですよね。
自分の縛りがあった方が能力を発揮できる気がする。
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それが発動条件なんですね。
自主的に企画立ち上げればいいって、企画進める以外での関係確証への根回しとか、予算の確保とか、気を使わなきゃいけないことが多すぎる上に実現できるかどうかもわからなかったりするんで、不確定な部分が多すぎるんですよね。
そういうリスクを抱えてまで周り巻き込むほどのやりたいことって、僕の中で正直ないんですよね。
クライアントあってこその仕事だと僕は思ってるんで。
逆に依頼されて企画する場合って多少の制限はあるんですけど、やっぱり自分のアイデアを具現化できる場所が最初から用意されている状況なんで、そういった意味ではめちゃくちゃ楽だし楽しいんですよね。
自分の力量をそこで試している場所があるんで。
考え方を変えれば、お題は決まっているものの、他のことは全部お膳立てされているから、
お題に向き合える、純粋に向き合えるっていうことがめっちゃいいみたいな話ですかね。
そうですね、そういうのが楽しいなと思ってて。
僕はこれからも自分がやりたいことよりも、プロデューサーとかタレントさんが実現したい目標を一緒に実現するために、自分の能力みたいなのを使えればいいかなと思ってますね。
なるほどな。いい話だな。
ありがとうございます。
でもそこは僕自身も企画を、もう一つの問いとして、企画をお金にするってどういうことなのかっていう話をしようと思ってたんですよね。
まさにたぶんそういう話だなと思っていて、自分の肖像ベースだと、たぶんそれって自分が楽しいから、それで別に報酬という形で何か欲しいわけじゃないんだと思う。
そうですね。
やったら楽しかったね。割と満足できるというか。
ですよね。
企画をお願いされて、相談されて、一緒に企画してって言った時に、ビジネス的な言い方だと、ある人は当事者意識みたいなのを持たないと、お題に対して自分が入り込んでいくっていうんですか。
みたいなところが必要だなぁみたいな気がするんですけど。
はいはいはい、確かに。
その辺はまさみさんの中で、どういうふうに興味を持とうとするというか、お題に向き合うんですか。
依頼された時点でも、好き勝手やっていいことなんだろうなーって自分の中で解釈しちゃってますね。
あー。
もちろんいくつか案を出して、さっきも言ったように3つくらいちゃんと案を出して、ある程度妥当な企画案2つと、本当に無茶だろうけど、やったら楽しそうだなってことを混ぜて、どれが選ばれても楽しくなるようにはしています。
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なんかその中での自分の発生感みたいなところは、最終的にあれがどうなると嬉しいみたいなのはあるんですか。
そうですね、やっぱ僕の場合は芸人さんを笑わせた時が一番楽しいですね。
おー。
この企画くだらねーって。
なるほどなー。
しょうもないなーっていうのが嬉しいですね。
そういうのを制限の中でやれた時が、自分の中で一番嬉しいかなって思いますね。
面白いですね。
なるほどなー。
逆に、その本当に自主的に立ち上げた企画っていうのも実はあって、これもノートに書いてるんですけど、吉本に一着先生っていうタイトルがあるんですが。
あー、見ました見ました。
あ、見ました。ありがとうございます。
それをその解散したばっかりの芸人さんに自分から企画書を投げつけるっていう無茶な企画をやったんですけど。
それはまあまあ大変であったんですけど、ある程度結果も出て楽しかったです。
なんかすごいちゃんと、いやもうあれこそ何ていうかマーケティングだなーと思って。
ありがとうございます。
他の芸人さんとのマーケットの競合性を見ながら、自分の強みを活かせて、かつなんかそのマーケットを今なら独り占めできますよっていうプレゼンはめちゃくちゃビジネスチックだなーと思って。
そうなんですよ。たぶんあれをやってなかったら、いまだにその食えてない芸人さんのままだったと思うんですけど。
ありがたいことになんか結構収入はそこそこあるみたいなんで。
まあまあそれはなんか一人の芸人さんをなんかちゃんと生活をさせることができたっていう、まあ達成感はありましたね。
ただまあ全然僕自身はそれで稼いだとかでは全くないんで。
書いてましたね。回らないお寿司を送ってくれって書いてましたね。
そうなんですよ。一回もまだおごってもらってないですね。
そういう面でやっぱお金稼ぐっていうのは大変だなと思いますね。自主的なやつで。
ああまあそうですよね。それはなんかこう自分の企画は通っただけで割と気持ちよくなれますよね。
そうなんですよ。やっぱそのお金、自分にお金を作るシステムをやっぱ作ってなかった分、自分に利益がないんで。
やっぱちゃんとやっぱそこも考えられなきゃいけないんだなってのは思いましたね。
そうですよね。なんかその辺はすごい難しいって言い方が正しいのかわかんないけど、悩ましい部分もあるんだろうなと思っていて。
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自分が得意でついついやってしまうことで本当にお金になるのかなっていうのは結構直近の疑問だったりはしますね。
そうですね。
みんな好きなことを仕事にしようとか言ってるけど、それマジで逆になんか辛くないんじゃないのみたいな。
そうですね。僕は楽しいですけどね。なんか逆に本当に苦手なことをお仕事にして大変だったっていうのが最初の1年で。
好きというかなんか今やってるのは向いてるのかなと思うんですけど。
そうそうそう。なんかその好きと向いてるもまたちょっと違うんだろうなと思って。
そうですね。少なくとも前の仕事よりは向いてるなってのは思いますね。
ある程度好きなんでやってられるなとは思うんですけど。
なるほど。ありがとうございます。
今後まさみすさん的にやっていきたいこととかってどんなことなんですか?
今後はそうですね。なんかせっかく会社作ったんで、本当に世の中のネクラを救いたいですね。
ネクラはあれなんですかね。救われてない感じなんですかね。
なんかイケてないと思うんですよ。イケてないという言葉が正しいのかわからないですけど。
イケてない生活を過ごしてる人たちばっかだと思うんですよね。
少なくとも僕がネクラ代表としてある程度社会で成功することができれば
同じような僕のような中二病を抱えた人たち、高生の若者が生きやすくなる気がするんですよね。
一つのモデルケースがあることで。
とりあえず僕が何とか結果を出せば、未来ってちょっと変わる気がしてるんですよ。
かっこいい。
変な奴でも生きていけるっていう。
でもその気持ちはわかりますね。
一人でも多いほうがいいんじゃないですか。見本って世の中の。
そうですね。ひびしさんが言ってるような、
多様性を担保するためのサンプル数がまた1以下に増えればいいなみたいな話ですよね。
そうなんですよ。僕はそのサンプル、一つのサンプルになれれば
全然社会的に本当に意味あることなんじゃないかなと思ってますね。
やっぱ結構僕自身、なんか自分で言うのもなんですけど、結構ねじ曲がってる人間なんで、
多分こういう未来の若い子でもいると思うんですよね。
多分中二、僕みたいな考え方の子たちって。
そういう人たちを救いたいですね。
ありがとうございます。
こんなんでいいのかな。
いいんじゃないですか。
そうですね。今日お話しさせていただいてやっぱり、
お笑いもちゃんとやっぱり裏に、
テオリーとかロジックとか、プロジェクトとか、
18:00
いわゆるビジネス的な要素がしっかり詰まってる。
詰まってるってことが。
そうですよね。意外とそうなんですよね。
すごいよく分かって、僕はめちゃくちゃ面白かったし、
ある意味エンタメの世界とビジネスの世界って、
すごくかどうかは分かんないですけど、やっぱりちょっと遠いって思ってたんですよ。
遠いと思ってたけど、なんか蓋開けてみると、
すごい近いんだなっていうことが。
似てると思いますね。
分かったのが、めちゃくちゃ良かったです。
僕が良かったです。
ありがとうございます。
本日のゲストは株式会社ネクラの正光さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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