1. 近藤ナオという生き物
  2. #14「日本リサーチ編 HJK36」
2024-06-07 15:16

#14「日本リサーチ編 HJK36」

HJK36(変人会)という名前の36人のコミュニティの話。民間で新しいチャレンジをしている起業家だったり投資家だったり18人と全ての省庁の官僚18人(各省庁1~2人)の仲良しコミュニティを作ろうとした取組み。 官僚に新しい情報が伝わるのが遅いがゆえに、もう事業が始まっているのに後出しジャンケンのような感じで法整備がされる事があり、そんな事が少しでも減ったり、スムーズな情報交換が行われる事を願った活動

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こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第14回をお話しできたらなと思っています。
今回は、前回に引き続き、日本でのリサーチ編の中でやってきた活動で、
最近の僕にもかなり影響を与えている活動の1個で、これは全然表に出したことがない活動で、
HJK36っていうAKBとかが多分流行ってた時だったので、
本当に表に出す気はないコミュニティで、すげえさらっと変人会っていう名前をつけて、人を集めたっていうコミュニティだったので、
それの頭文字を取って、多分変人会でHJKで36人ぐらい人を集めようっていうので始まった活動でした。
これは何だったかというと、霞ヶ関にいる官僚と、新しい、今、世の中にまだないような仕組みとか、法律とかができていないような取り組みみたいなことに関して、
新しい活動をしているようなスタートアップだったりとか、スタートアップだけじゃないですけど、そういう企業家だったり、投資家だったりとか、
民間側で、結構とんがったっていうのはざっくりな表現ですけど、当時僕が新しい活動をしているなと思った人たち18人と、
官僚18人の、36人の仲良しコミュニティを作ろうっていう活動でした。
僕がっていうよりは、ちょうどその時、一緒に何か動いてた中の民間人3人、4人かな、と官僚2人、その6人が確か最初の言い出しっぺみたいな形で、
やっぱり官僚側のニーズとしても、なかなか新しい取り組みの活動が自分たちの省庁とかに入ってくるタイミングが遅い。
その、異業種の交流っていうのは本当に、まず省庁ごとでもかなり縦割りなので、他の省庁との連携で話をすることもないし、
あとやっぱり、いろんな民間の友達とか情報をくれる友達たちも、そういうところに意図的に行く人たちはすごいたまに官僚の中でもいるらしいですけど、
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ほとんどそういう活動をしていないので、情報が入るタイミングが本当に遅いというか、
例えば、Airbnbみたいな民間が部屋を貸すみたいなサービスとか、あんなのって今思えば15年以上前とかもっと前かな、カウチサーフィンっていうサービスが比較的当たって、
そこからその後Airbnbとかが出てきて、そんな活動って僕らからしたら、もう結構な人たちが知ってるかなと思って、ビジネスにもなり始めたし、やってる友達も日本中にも増えてきてるタイミングぐらいで、やっと国交省が制度化みたいなことを考え始めて、
だから、もう結構授業やっちゃってる中で後出しじゃんけんみたいな形で国交省が制度をつくったもんだから、みんなとしては今言われても、例えば、壁とかの素材みたいなことだったりとか、
1年のうち、今何パックだっけ、180パックでしたっけ、ちょっと忘れちゃったけど、何パック以上はさしちゃいけないみたいなのとか、それ後で決められても、そうじゃない前提で、授業として回る前提でやってたつもりだったから、
っていうようなこととかが1個のこととして、そういうのとかが、当時、返信会作り始めたのも10年ぐらい前だったのかな、でも、なので、そういう形でもっと早くARBの存在とかを国交省との人とかが知っててくれたら、もっと民間のやってる事業者さんと話し合いながら、
もっと日本でもそういう活動が広がっていくっていう状態になったと思うんですけど、それが叶わなかったのとか見てて残念だったなーとかって思いが当時はあったんですけど、それで僕らは始めたのは、36人をどうやって選んでいくのかみたいな形で、
選ぶっていうか、2週間に1回ぐらいかな、霞ヶ関の中華料理屋で飲み会を開き続けたっていうのが最初のスタートだったんですけど、そこに初期メンバー6人が各省庁1人か2人までしかメンバーに入れないっていう風に決めてて、
なんでかっていうと、やっぱり経済産業省の人たちっていうのが比較的社交的だったり、他の人との関係を持つ機会も多いので、経産省の人たちがあんまりいっぱい入ってくると、他の省庁の人たちがちょっと喋りづらいというか、みたいなこと言われて、そうなんだみたいな、そんな差があるんですねみたいな。
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経産省あんまり多いと農水省の人とかちょっと、みたいなこと言われたりとかして、でもなんとなくわかる気もしたし、僕は全ての省庁に友達が欲しかったので、なんとなく18人って決めた部分があったので、各省庁1人か2人っていう形で、
いろいろ6人が動いて、もともとつながっててこいつは面白いみたいな人たちを飲み会に連れてこれだけ連れてくるみたいな、省庁の人たちとあとは民間の方とかで、当時だとブロックチェーンとかそういうのの方で会社やってたりだったりとか、
エンジェル投資家的な人もいたし、誰がいたかっていうのは、これはちょっとあんまり外に出さないつもりでやってきたものなので、
某SNSサービスのジャパン社の第1代目の社長とかやったような人も入ってたりとか、結構民間人も1人1人僕喋っててもめっちゃ面白い人たちばっかり集まってきて、
その飲み会みたいなものを2週間おきに半年ぐらい続けたのかな、ずっとずっと。その飲み会の中で、初期メンバーが思い描いてた活動みたいなことに共感できるとか、こういうメンバーだったら集まるの面白いねみたいな風になっていって、
36人ぐらい溜まったタイミングで、真面目に1回集まろうかっていう感じで、真面目っていうか、その時三井不動産という会社が持っている日比谷のベース級っていうスペースが、そこの当時の支配人じゃない、三井不動産側の立ち上げメンバーの方がもうメンバーにいたので、
そこの施設を、そういう人たちが集まるんだったら、ただでもいいから提供できるよっていうので使わせてもらって、そこに全員集まって、全員自己紹介タイムプラス飲んだりみたいな会から始まっていきましたね。
そこからは毎回毎回プレゼンターを決めて、官僚側2人とか民間側2人とかがショートプレゼンテーションみたいなことをしてから、それを題材に話をして、その後飲食するみたいな、そういう時間をただただ淡々とやっていっただけだったんですけど、
でも本当にマジで多分全ての省庁にFacebookメッセンジャーで質問できるぐらいの友達ができた、僕はできたっていう感覚が、それはめちゃくちゃその後役に立っててありがたくて、
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国交省、経産省、農水省、厚生労働省、総務省、財務省、警察庁、ちょっと今言い忘れてるところあると思うんだけど、本当にたまにちょっと理解できないような政策が決まりそうとかあったりすると、
そこの省庁の友達にちょっと質問すると、それに対しての回答が返ってきたりとか、本当にやっぱり官僚になるような方々ってマジで地頭がいいというか、ちょっと僕が気になっていることを言うと、
それにヒントになりそうな情報をすぐ集めて、本当に1日2日でめっちゃ的確な情報とか返してくれて、マジで本当にすごいんだなと思っていて。
だから、そのある意味、よくない。
その時にやっぱりかなり各省庁でバランスも取れてて、いけてる官僚たちと仲良くなりすぎたせいで、霞が関っていうのは本当に頭のいい人たちが毎日、徹夜まではいかないけど、でも本当にそういう形で働いてくれて法律を作ったりとかルールメイキングをしてるんだと思って。
この世界はまだまだ俺が入り込める。仲良くはなって聞けるようになったけど、まさか今みたいな法律作りみたいな部分に関われるっていうのは、全然その時はイメージがわからなかったというか、自信がなかったですね。
その人たちと仕事というか、本当に仕事的な感じで対峙したときに、なおさんそんなこともわかってないですかみたいな、なおさん使えないっすねみたいなふうに思われるのとか、僕実は結構すごい嫌なタイプなので、そういう怖さを感じてしまって。
とりあえずルールメイキングみたいなこととかはやってみたかったけど、見て見ぬふりをしたまんま6年ぐらい前に海外に拠点を移す。その時に日本でやり残したことが大きく2つあるっていう中の1個がルールメイキングだったんですけど、
今それが世界中ぐるぐる回って、世界中僕の2倍も3倍もすごい人たちがいるわけじゃなくて、僕の1.2倍とか1.5倍ぐらいすごい人たちはちょこちょこいるけど、そういう人たちが僕らが日常的に使っているサービスみたいなものも作ってたりとか、国全体の法律だったりルールメイキングしたり、
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そういう国連みたいなところとかEUとかだって、本当に普通に毎日ご飯食べておしっこしてうんこするような人間たちが、その分野に少し得意というかフィットしたような方々が能力を生かして、
みんなで暮らす、人間が暮らしやすい世の中を作ってるんだなっていうのは本当に思えたので、そのおかげでずっとビビってたルールメイキングの部分っていうのを1年ぐらい前からやってみようと思えるようになったし、
やり始めてくると、今だと法務省と厚生労働省系の法律作りっていうのにちょっと関わらせてもらってて、そうするとそこの分野に関してもすぐに当時の仲間たちに質問できたりとか、あとブレスト相手になってくれるんですよね。
みんな忙しいから、そんな知り合いでもない人たちがいきなり問い合わせしてきても、そんなに親身にはなってくれないけど、当時仲良くなって、その後僕の活動みたいなこととかをSNSとかでもずっとみんな見ててくれるし、
なおさんめっちゃおもろいことやってますね、相変わらずみたいな感じで思っててくれるおかげで、なおさんがルールメイキングの世界に入ってくるならめっちゃおもろいっていうかなんかワクワクしてなんとかなりそうみたいな感じで言ってくれて、
全然何でもいつでも言ってくださいみたいな感じで、ほとんどの当時仲良くなったメンバーたちは話を聞いてくれるし、もっと今僕がやってることをちゃんと理解してもらいたくて、
一人ずつ時間をとってもらってランチとか夜の飲み会とかも一対一で順番に時間をとってもらって、もう一回今が僕がどんなテンションなのかっていうのをアップデートさせてもらって、より本気でルールメイキングとかやっていきたいんだよっていうのを伝えさせてもらってるんですけど、
あの時10年くらい前なんとなくノリで友達と始めたHJK36っていう活動はすごい僕の中で今大きな財産になってたなと思っています。
じゃあまた。
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