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2025-05-09 16:23

#57「僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事④-②」

4種類目は「国単位で法律を作る事(ルールメイキング)」。国ごとに独自のルールがある話と国という境界線の話

サマリー

近藤ナオは、コロナを通じて各国の対応を体感し、特にタンザニア、オランダ、メキシコの方針について議論しています。リゾート地としてのメキシコの魅力や、国ごとのルールの違いがどのように影響を与えるのかを考察しています。国連の影響力の限界やEUのルール遵守の重要性についても語られています。また、法律や教育の根幹を成す第一言語の重要性が強調され、コロナをきっかけに国の単位を見直すことが提案されています。

国際的なルールメイキングとコロナの影響
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第57回の話をさせてもらえたらなと思っています。
そうですね、前回から引き続き、今4項目に始めたこと、ルールメイキングっていう形で、国単位で法律をつくるっていうようなことをやり始めたんですけど、
それについて、なんで国単位っていうことに絞り始めたのかっていう話を前回から話してるんですけど、
そこでコロナっていうのがすごい大きな気づきを僕に与えてくれたっていう感じなんですけど、コロナが前世紀のところで、僕は3年間ぐらいの間に17ヶ国ぐらいを60回ぐらいは移動しながら暮らしていて、
なので各国がコロナに対してどんな対応をしてるかっていうのを体で体感しまくったっていうので、それがすごい良い経験になっていて、前回話してたのは、タンザニアに入国したら14日間のホテル隔離になり、それを抜け出し、
タンザニアでちょっとやりたいことがあっていろいろやった後、その後オランダか本当はできれば日本に戻りたかったんですけど、でも空港が封鎖されてたのでどうしても戻る手段がなくて、そうなると政府がチャーター便を出すっていう形で、最初は日本に戻りたかったので、
日本大使館に連絡を取ってチャーター機の手配っていうのをタンザニアでできないのかみたいな交渉をしたら、タンザニアにいる日本人も何人か問い合わせが来てるから、今チャーター機の手配と、あとタンザニア政府に頼んで日本行きのチャーター機を飛ばさせてくれっていうのを交渉してるから、条件が整ってきたら連絡しますみたいなことを言われて、
1日2日したら連絡来たんですけど、まだまだ空港が使わせてくれるかどうかOKは出てないんですけど、飛行機は手配はできそうなので、何人乗るかわからないので費用の部分がいくらになるかわかりませんみたいなこと言われて、
費用、チャーター機って自腹なんですねっていうところとかもよくわからなかったんですけど、ルールを知らなくて、ちなみにいくらぐらいなんですかって言ったら本当に値段がわかんなくて、20万円から100万円の間ですかねって言われて、めっちゃ幅広いですねみたいな、それをしかも値段はわかんないけど、今意思決定してもらわないと、人数が揃わないと、
チャーター機の手配もどんどん先に話が進まないんですけど、今はこの状態ですけど、近藤さん乗りますかって言われて、でも意思決定しないといけないなら乗りますって言って、それで結局日本政府動いてくれたんですけど、その後。
でもやっぱり結論から言うと、日本政府のためにタンザニア政府は空港を開けなかったんですよね。なのでチャーター機は結局飛べませんでした。その時に思ったのはやっぱり政府同士、日本とタンザニアってまだまだ国同士が強い依存関係にないという感じなんだろうなって僕は思うというか。
だから現にそうですね、その後結局オランダ政府とドイツ政府がチームになってタンザニア政府と交渉した結果、それはタンザニアはOKを出して、オランダチームドイツチームのチャーター機の空港利用をOK出したんですよねその後。
やっぱりタンザニアってヨーロッパとのすごい距離も近いですし、昔の支配関係も含めてアフリカっていう国がヨーロッパからの影響をすごい受けていたりとか、関係性が深いんだろうなっていうふうに僕は推測しただけですけど、すごい感じで。
それでオランダ大使館の方にチャーター機が飛ぶなら乗りたいって話はオファーは出してたので、でもパスポートホルダーを優先するので枠が空くかわかりませんみたいなことを言われてしまっていたんですが、結局枠は何とか取れたんで、レジデンスパーミット居住許可証を持っている人も乗せれるようになりましたってことで、許可が出て乗れることになりました。
その飛行機の飛び方もめっちゃ面白かったんですけど、タンザニアをスタートしてすぐエチオピアで降りて、僕らは降りないんですけど飛行機だけは着陸して、エチオピアにいるドイツ人とオランダ人が乗り込んできて、次ギリシャに着陸してギリシャでまた人が乗り込んできて、次オランダに着陸して、
オランダで降りたい人が降りて、次ドイツに飛んでドイツでみんな降りるみたいな、1個の飛行機でこんなにボンボンいろんな国に着陸だけして、それを全部何度か1回の飛行機でコーディネートできたから、多分費用的にもすごい安い形で、1人10万円いかなかった気がしますね。
しかもそれもオランダってやっぱり払える人は払ってくださいというか、払えない場合は相談してくださいっていうのが、いろんな例えば学校とかでも本当1年間で7500円ぐらいのお金を何かで払わなきゃいけなかったりするんですけど、その7500円ってお金すら払えない家庭の方は相談してくださいって書いてあったりとかして、国としての態度が本当に一貫しててすごいなと思うんですけど、
そういうことがあって一応僕はオランダには入国できたので、オランダから日本に行く飛行機はその時あったのかなちょっと忘れちゃったんですけど、その後日本にまた入国するみたいなことをやった気がします。こういう感じで本当タンザニアはタンザニアで国としてそういう態度を取ったし、例えばメキシコとかはコロナの間1回も国境を封鎖しなかったんですよね。
メキシコのリゾート地と国の態度
だからそれをやった国っていくつか実はあるんですけど、その中でメキシコが一番世界中の富裕層というのかな、コロナとか関係なくはっちゃけて自然の中で遊びたいというかパーティー、遊びっていうのかな、自然の中の遊びだったりちょっとそういうクラブっぽいことというかウェイウェイして遊びたいような人たちとか、
そういう人たちを世界中からメキシコは受け入れることに偶然成功するんですよね。もちろん世界中リゾート地っていうのはいろいろあるんですけど、そのリゾート地の中で、例えばタンザニアも大統領がコロナないって言い張ったおかげでもういつでも入国できるようになったんですけど、
タンザニアのまだビーチ沿いのリゾートホテルたちとかって本当に数個しかないですよね。レベルが高いところが。なので世界中のVIPが来ても遊べるものがまだないっていう感じだったので、タンザニアにはそういう人たちは集まらなかったんですけど、
メキシコの西海岸にカンクンっていう空港だとエリアがあって、カンクンはもうちょっとでかいリゾートホテルばっかりで、少しファミリー層とかも行っちゃうんですけど、カンクンから南に来るまで2,3時間行くとトゥルムってエリアがあって、そこは小規模おしゃれリゾートホテル群たちがいっぱいあって、
ビーチ沿いがめちゃくちゃいい感じにデザインされて、それぞれのホテルごとに至高が照らされた気候もいいので、半屋外海沿いクラブスペースみたいなので爆音流しまくって遊ぶみたいな環境で、いろんなシチュエーションの遊び方というかクオリティのものがあったり、料理とかも本当世界中の料理が食べられるし、
メキシコは食のレベルは結構高い国なので、でもトゥルムは本当に物価が高くて、ここアメリカかっていうぐらいのいろんな金額の高さで、ちょっと飯食うと数千円めっちゃすぐ行っちゃうみたいな感じぐらい一個一個が高くてびっくりはしましたけど、それでもめちゃめちゃお金のあるような人たちはそんなの関係ないかったんだと思うので、
まず僕の感じだとクリエイティブな感覚の、クリエイティブっていうのかな、ちょっと言い方が雑だけど、そういうクリエイティブなお金持ちの人たちがまずメキシコに目をつけてガンガン集まってきて、その人たちが動くとその人たちについてくる世界中の美人みたいなのが動いて、本当めちゃめちゃ綺麗な人たちがいっぱいいたなって感じで、すごいびっくりしたんですけど、それについてくる普通のお金持ちたちもついてくるみたいな感じで、
もうメキシコのトゥリウムは本当に衝撃的な状況で、コロナと思えないぐらい、コロナの時期他には競合がないから、すごいにぎわいでびっくりしましたね。
メキシコはそんなふうな態度をとってたりもするし、ペルーとかは独自の考え方で、ペルー国境閉じたっけな、ちょっと忘れちゃったんですけど、入国するとペルーは二重でマスクをつけてないとどこのお店にもスーパーにも入れませんっていうよくわかんないルールで、
入口でチェックされて二重じゃないと入れてもらえなくて、僕一回入れなくて、それでどうやってマスクゲットしたか忘れちゃったんですけどとか、言いたいのは本当に国ごとで独自のルールをつくっていって運用の仕方も全然違うなと思ったんですよね。
最初コロナが始まったときって国連の機関のWHOがコロナに対してどういう方向性を出すかみたいなのが、一応みんな世界中が注目してWHOの意見を聞こうとしてましたけど、その後結局本当に国連って形だけで全然世界中に対して影響力がないんだなっていうのを感じましたけど、その後やっぱり国ごとでそれぞれがルールを決めて、
国連よりもEUってヨーロッパの中ではEUのほうが強いというか、EUが決めたことっていうのに基本的に加盟国は従わなきゃいけないってルールだって聞いてたんですけど、EUのダイレクションも基本無視っていうか、
したがった国もあるし、でもその方針とは全然違う方向で国ごとでルールを決めてやっていって、世界中に国を超えた力のある共同体みたいなものって本当はなかったんじゃないかって思ってきて、その後ロシアとグライナーとかの戦争があったりとかしても誰も止められない。
そういう組織は、わかんないですけど幻想だったのだなっていうのは今思うんですけど、国連みたいな組織がそれを簡単に仲介に入って止めてくれるはずだと思い込んでたんですけど、もう全然そういうことじゃないんだなと思っていて。
だからそうなんですよね。よくよく考えたら確かに国ごとにみんなその国の言語で法律を作り、そこの国でパスポートを持って国民としてそこで暮らすって決めた人はそこのルールに従い、確かに当たり前に僕らって国際ルールみたいなのっていくつかあるかもしれないですけど、
なんかあんまりそこは旅行とかしててもすごい注意されることとかないけど、やっぱり日本で暮らしてるときにその日本の中のルールを破るとどうなるみたいな知識ってすごいあるし、当たり前ですけど第一言語の日本語で法律を聞かされてるのでより理解が深いっていうのはあるんですけど、
ちょっとこの第一言語と第二言語の違いって話を今まで一回したか忘れちゃったんですけど、でも世界中で当たり前ですけど第一言語のほうがずっと人生で生まれたときから使ってきているので、やっぱり法律だったりとか教育とかもそうですし、国の根幹をなすようなものっていうのは第一言語で考えられて第一言語で書かれてるんだなと思っていて、
当たり前ですけど日本でも教育指導要領みたいな教育の分野でも、まずは日本語で考えられたものを英語に翻訳されたものが英語版はあるんですよね。ちょっと他の国の言葉にいくつまで翻訳されてるかちょっと今僕はすっとわかんないんですけど、っていう形で。
オランダとかデンマークとかも世界トップレベルで国民の9割が英語できる、第二言語の英語ができる国だって言われてるけど、やっぱりオランダ語で法律は書かれてるし、新しいこととか大事なことを話し合うときはやっぱりオランダ語で会議が進んでいくっていう意味で、第一言語の部分に一個境界線がある。
もちろんケニアとタンザニアみたいに両方の国でスワヒー語っていうのだけが国民全部が使ってるってなると、やっぱりタンザニアとケニアは結構連携が深くなっていったりとか、中南米はスペイン語を使ってる国がかなり多いので、そういう意味で連携がしやすいっていう部分で似通った動きをすることも多々あると思うんですけど、
第一言語の重要性
日本語をメインで使う国は日本国しかないので、第一言語を使って他国の人とコミュニケーションをとって何かを決めていくっていう感覚は日本人にはあんまりないんじゃないかなと僕は思ってるんですけど、そんな形でこのコロナをきっかけに国っていう単位をすごい眺めるようになりましたね。
国の、確かにまずは国の中でルールメイキングっていうと、なおさん何か作りたい法律とかあるんですかとか聞かれるんですけど、なくはないんですけど、今後今後いろんな物事を動かしていくときに、やっぱりこんな法律作りたいなとかこんな法律改正したいなって思ったときに、どうやったら法律が作れるのかっていうのと、それを作るために仲間を作っておかないと、
いざ本気で変えていきたいものが出てきたときに、そこから動き出したら相当時間がかかるなと思っているので、なので今回は僕があってもいいなというような法律作りが、僕がゼロから始めるというよりは誰かが言い出してくれているようなもので、
僕が得意な分野のものには関わらせてもらいながら、今は法律作りだったりとか、法律が施行された後にちゃんとそれが国民に届くように伝達していくようなプロセスの部分だったりとか、そういうことを学べるタイミングで入らせてもらいながら、今少しずつ、今、法律作りに関わらせていただいてまだ2年ぐらいですかね。
なんですけど、実際今2つ目、1つ目の関わらせてもらった法律は新しくできたので、こうやってできるんだっていうのは、今後、次回以降に話をさせてもらえたらなと思うんですけど、今回は国というものに僕が着目したっていう話を前回と今回でさせてもらいました。ではまた次回に。
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