4種類目は「国単位で法律を作る事(ルールメイキング)」。日本で最初に関わった法律「デジタルノマドVISA」の話
サマリー
近藤ナオの第59回では、ルールメイキングとデジタルノマドビザについて話が展開されます。特に、リモートワーカーが国際的に仕事をする方法に関する具体的な事例が語られ、ジョージアのビザ制度についても触れられています。ジョージアでデジタルノマドビザを取得するための経験が語られ、フランスからオランダへ帰る際のトラブルや仲間との出会いが紹介されます。また、法律の提案やルールメーカーズDAOでの活動を通じて、デジタルノマドに向けた様々な選択肢やルール作りについても言及されています。
ルールメイキングの重要性
こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第59回の話をさせてもらえたらなと思っています。
前回から引き続き、僕も含めて世界中の人たちが釈然として生きていける世の中を作るために始めた100種類のことの4個目ということで、ルールメイキングについて話をさせてもらっています。
ルールメイキングというのは、まずは日本で国単位で法律を作ることということをやっていて、100種類の中に入れるものなのかどうかというのが並びとして、いつも人に説明してて違和感はあるのはあるんですけど、
今後、いろいろ選択肢のある世の中を人々が釈然としている世の中を作る上で、ルールを変えていくっていうことができることによって可能性が広がるなとはかなり思っているので、そういう中で、
こういう変えようと思えば法律が変えられるようになったり、新しく作れるようになるというのは重要かなと思って、4個目という形でしっかりと関わっています。
前回、まず練習というとあれですけど、一回偶然僕のバックグラウンドを含めて関わらせてもらえるようになったのが、日本版デジタルノマドビザっていうのの新法を作るという取り組みですね。
デジタルノマドって何かっていうと、コロナのおかげで世界中にフルリモートOKのリモートワーカーさんというのがいっぱいあふれだしたんですよね。
どこにいても仕事ができるっていう人たちで、なので、正直日本人が日本の企業と契約していてフルリモートでOKだったら、別にスペインで仕事しようが、アフリカのどこかの国で仕事しようが、別に自作のことをうまくやればOKっていう形なんですけど、
でも、例えば日本人がスペインで仕事したいって言ったとしても、向こうに行って仕事、もしリモートワーカーの人が仕事するとしたら、日本人のパスポートだと観光ビザっていうもので、ほとんどの国観光ビザっていうのは90日らしいんですけど、90日間しか滞在できないんですよね、スペインに。
その後、もう1回滞在しようと思うと、間を90日空けて、最初に入った日から180日後っていうんですかね。間90日空けないと、もう1回90日スペインに入ることはできないんですよね。
でも、もしスペインにずっと暮らしたいってなったときに、スペインの企業に、スペインの企業じゃないけど、スペインに会社がある企業っていうんですかね、別に多国籍企業でもいいと思うんですけど、そっちの企業に就職して業務委託をもらって、
その会社からワークパーミットっていう労働ビザを出してもらって、その後居住許可書っていうものを、ワークパーミットが出れば居住許可が下りるので、それが出ればもちろんそこで働いてるうちは何年でもスペインに入れると思うんですけど、
正直、僕もスペインの企業に就職するってなると語学の問題含め、コネがなくても普通に面談通ればいいですけど、その辺の語学の部分とかで全然自信がないなっていう中で、世界中で今50何カ国がもう作っているようなビザっていうのを総称をデジタルノマドビザっていうんですけど、
それは何かっていうと、僕が日本で契約をしていて、その日本で今何百万円以上の契約がありますよっていうのをスペインの政府に提出するんですよね。
そうすると、スペイン側はちょっと金額忘れちゃったんですけど、年間の契約金額が600万700万円とかだったかな。ちょっとすいません。それ調べてもらいたいんですけど、何百万円以上の人だったらデジタルノマドビザを発行して、スペインだとそれで2年とかだったかな。3年だったかな。
それぐらいと滞在できるっていう新しいビザで、観光ビザと労働ビザの間みたいに言われてるビザのことを総称してデジタルノマドビザっていうんですね。国ごとで呼び名が違うので、総称がそういうことなんですけど、それをコロナの後にどんどんリモートワーカーが溢れてきた中で、
ジョージアでの入国エピソード
先進国がガンガンやったっていうよりは中規模な開発途上国と先進国の間ぐらいの国っていうのかな。その辺の国が多くそういうビザを作って、特に先進国のリモートワーカーの人たちに長期滞在してもらおうっていうふうにやっていったんじゃないかなという気がしてます。
ちょっとめちゃくちゃ世界中がどういう状況です。このデジタルノマドビザを作り始めたかというのはそんなに詳しくは話せないんですけど、僕は偶然旧ソ連の国で僕が家の1個があった、その後作ったんで当時はなかったんですけど、ジョージアっていう国がウクライナのすぐ下にあるジョージアっていう国がデジタルノマドビザを作って、
コロナ中だったので観光ビザでは特に入国できないっていう中でデジタルノマドビザが作られて、デジタルノマドビザが通ればジョージアにそれでも入国できるということで、
ジョージアって今はもうコロナが終わってしまったので、ジョージアは日本国含めて80カ国ぐらいだったかな、これもちょっと定かじゃないんですけど、そのパスポートを持ってる人だったら1年間のうち観光ビザで365日のうち1年の360日入れるっていう制度にしていく国ではあるので、
今は正直デジタルノマドビザを取るメリットがないというか、もしかしたら廃止しちゃったかな、ちょっと忘れちゃったんですけど、廃止したような国なんですが、当時コロナの最中はデジタルノマドビザを作り、作った瞬間に僕は応募をしたので、向こう側も制度が整ってなさすぎてかなりOK出るのに時間がかかって、
一回できたばっかりでなかなか返事が来ないので、いろいろ問い合わせても返事が来ないので、僕そのときオランダには家があったんで、オランダのコネを使ってオランダのジョージア大使館、大使館だったかな領事館かな、の領事か大使につながる人を見つけられたので、そこでなかなかジョージアからデジタルノマドビザOK来ないんだけどって言ったら問い合わせてくれて、
そしたら返事が来て、OKらしいよみたいな返事が来たから、それでじゃあジョージア行ってみよう、何の通知も正式な通知が来ないからジョージア行ってみたらですね、
オランダからジョージア飛ぶときにオランダの航空会社としても本当にデジタルノマドのビザが発行されてるかわかんないけど、OKそうっていうメールが来てるっていう僕のメールを信じて、じゃあジョージア行っていいよって言って飛んだんですけどジョージアに。
ジョージアに入国じゃないですよ、着陸はしてゲートをスタンプもらって外に入国管理局のところをイミグレーションか通過できてない内側にいた状態でイミグレーションで、
僕はデジタルノマドのビザが発行されてるらしいから入れるはずだっていうふうにそこで何度も何度も言い張ったんですけど、ずっと調べ、向こうも初めてのことだから全然前例が本当なくていろいろ調べてもらった結果、確かに名前は登録されてるけど最終の最終のOKが出てない状況だから入国させられないって言われて、
ここまで来てるんだけどゲートが越えられなくて、空港の警察署みたいなところに連れてかれて不法入国になっちゃうからここにいてもらってパスポート取り上げられて、このまま夕方ぐらいに着いたんですけど、
明日の朝、KLMってオランダ航空ってエアフランスと業務提携してるというか一緒の会社なので、同じ航空会社ある意味航空会社だけどオランダじゃないけどフランス行きの飛行機が明日の朝あるからその飛行機に乗ってフランスに帰れって言われて、パスポートも取り上げられてるのに飛行機に乗れるんだと思って朝まで待ってて、
ジョージアでのビザ取得
警察署でコーヒー1,2杯もらったけど食べ物とかももらえることもなくずっと待ってて、したら次の日の朝パスポートないのにどうやって乗るんだろうと思ったら確かにジョージは入国してなくて内側のタックスフリーのところにいるから裏側の通路からまた飛行機に乗るというか説明がめちゃくちゃ難しいんですけど、
でもそのまんまフランス行きの飛行機に一番最後の搭乗者として乗ってフランスのパリの空港に着陸して直接また空港内の警察署に連れてかれて、そこで警察のそこの署長の人に犯行か何かをしてもらってパスポート返してもらって、じゃあ帰れみたいな感じで
でも僕はオランダに家があるのにフランスで返されて、でもさすがに連行されたっていうことなのかな、なので飛行機代がただだったのでただで帰ってきて、でもフランスからパリからオランダのアムステラダムの自宅に戻るのはもう地腹だったんで、なんか普通に電車乗って帰ってきたみたいな感じだったんですけど、ごめんなさいちょっと余談になっちゃったんですけど、そういうことを経てその後1,2週間後には正式にジョージアでデジタルノマドビザを受け取って、
ジョージアでデジタルノマドビザを発行されて無事入国することができたんですけど、その経験だったりとか、オランダでデジタルノマドビザじゃないですけど企業化ビザみたいなのを取って、2年間ですかね企業化ビザも2年間、更新すると5年間ではあるんですけど、そういうビザを取ってたという経験もあって、
だから入れたっていうのだけではないんですけど、ちょうど今法律づくりをするために活動している、一緒に活動している元刑団連の三井さんという人との出会いがあって、そこから、
心あるじゃないな、弁護士とか、そういう私業の人たちが中心になって作り上げた、ルールメーカーズDAOっていう、DAOっていう日本語に言うと自立分散型組織って言って、リーダーがいない形でいろんなメンバーが、
時によっては誰かがプロジェクトのリーダーになり、そのプロジェクトによってリーダーとフォロワーが入れ替わったりとかしながら、ピラミッド型の最高決定者が上にいるみたいな組織じゃないような形でルールメーキングをしていこうみたいなふうに立ち上がってた団体があって、
そこと刑団連の三井さんがそこと僕をつないでくれて、ちょうどデジタルノマドビザっていうのを日本では当時、日本以外で確か52カ国かなが、すでにルールを作ってたので、
だからそんなに日本独自のものを作っていくっていうよりは他の国がいろいろこんなやり方をしてるよみたいな、どっかの国は所得制限が1000万円以上だったりとか、あとは3年期間も2年のところも1年のところも3年のところもあるしっていう形でいろいろパターンがあるっていう状態だったので、
それを踏まえながら日本でもルールを作っていこうという中で、僕も経験があるということで、興味があるので入れてくださいということで、ルールメーカーズDAOの中のデジタルノマドの部会に入らせていただいて、法律づくりの流れを見させていただいたっていうのは、それは非常にありがたい経験でした。
そこからどういうふうに作ってたかっていうと、法律の作り方の流れの中で、リサーチをいろいろした結果、まず法律を作る上ではイケてる官僚を見つけるっていうのは前回話したと思うんですけど、
イケてる官僚を見つけた後をどうしていくかっていうと、民意を僕が捉えた感覚なんで、ちょっとそれを全てだと思わないでほしいですし、関係者が聞いててちょっと違ったらすいませんって感じなんですけど、
僕としては民意を醸成するというか、醸成しなくても民意がもともとあるから、そこはすごい課題だし変えていかなきゃいけないという、民意っていうものが何らかの形で見える化しなきゃいけないっていうのが、僕がヒアリングして感じたことですね。
民意の見える化っていうのは、もちろんわかりやすくニュースになるような社会問題が起きたり、ニュースだけじゃなくマスメディアも含めて取り扱うぐらいのレベルで、これはもう法律の問題だみたいになってしまえば、すぐに官僚だったり国会議員の人たち何人かが動いたりするので、たぶんすぐに法律が変わっていくと思うんですけど、
早々そんなことは起こらないんだなというのがわかってきて、1個の法改正の民意の作り方のベタなやり方、ベタっていうと超失礼なんですけど、今回デジタルのままのビザは比較的、僕が思うベタなやり方を使いながら法律を作っていったんだなと思っています。この話はまた次回に。
15:43
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