4種類目は「国単位で法律を作る事(ルールメイキング)」。法律づくりに必要なプロセスと、表には見えない根回しや人間関係構築の需要性などについての話。
サマリー
近藤ナオは、世界中の人々がより良く生きられる社会を目指し、法律を設計する過程について話しています。特に、デジタルノマドビザ制度の導入や議員連盟の形成について考察し、民意の可視化が新たなステップであることを強調しています。また、国交省系の法律である2地域居住促進法について、法律案の原案作成から成立に至るプロセスを解説しています。この法律がどのように2つの地域での居住を促進するのか、その背景についても述べています。
法律の策定過程
こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の61回の話をさせてもらえたらなと思っています。
前回から続きですね、僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事っていうのの4種類目として、ルールメイキング、国単位で法律をつくることっていうのをやり始めたというか、
やり始めて、勉強をし始めて、仲間づくりをしてっていうような状況で、2023年度初めて、法律ではなくて、結局最終法務省の省令っていう形になりましたけど、
デジタルノマド、ビザの制度化っていうのに一部関わらせていただいて、その流れを体感したっていう話をしていました。
前回聞いていただいた方だと、次は国交省系のって話をしてたんですけど、ちょっとその前に話し忘れてたことがあったので、
こうやっぱり法律をつくる上で必要な流れっていうのが、多分僕が捉えた感覚では、日本は確保が全体の8割っていう現状を考えると、
その法律を扱う省庁にいけてる官僚をまず一人見つけること。その官僚が、武器っていう言い方はちょっとあれですけど、官僚が、
今だと自民党だけではもう無理な状況にはなってますけど、当時で言えば自民党の中でそれを理解してくれる国会議員の方々に話を持っていく上での武器、
僕は民意の見える化ですね。民意ですよね。っていうのをどうやって見える化していくかっていうのがすごい次のステップとして重要で、それの一個が、本当民意を見える化する部分っていうのは本当にクリエイティブな作業で、
ここに圧倒的な型みたいなものはあんまないんだなっていうのを僕は感じました。一方、よくあるやり方として、制度化したいものに対して、興味がある団体たちで協議会とか何かを作って共同声明を出したりとかしていくようなやり方っていうのはあると思うんですけど、
それ以外にも、SNSで大炎上させるみたいなやり方というのか、やり方としてやってる人もいるんじゃないかと思うんですが、そういう一個二個のすごい世の中がびっくりするような社会問題みたいなものをSNSによって拡散することで、これは何とかしなきゃいけないっていう形で政治家の方々も理解を示すっていうことはあるんじゃないかなと思うので、
民意の見える化っていうクリエイティブな作業が次は必要になってくるんじゃないかと僕は感じました。その次は、今も話したように、この見える化された民意に対して、これは動かなきゃいけないなっていうふうに思ってくれる国会議員の仲間を次は見つけるってことなんだなと思いました。
議連の役割
なぜなら国会に挙げていかなきゃいけないので、そこで議員さんたちの多くが賛同してくれないと次のステップに進めないので、それで次は賛同してくれる国会議員の方をどう見つけるかとか、一人見つけるぐらいだったらできるのかもしれないんですけど、結局その方が当時で言えばまず自民党内を、それに対して異論がない状態を作っていくっていうためには、
なるべく多くの国会議員の仲間が必要だとは思うので、その見つけ方として、今回取り扱いたい法律のテーマに合う議連を見つけて、議連の中にいる議員さん、議連を見つけ、かつ議連の中の参加する国会議員さんで理解者を見つけ、
まず議連全体を仲間につけていくっていうような状況のやり方があるんだなと思いました。思いましたというか、これは一個の形だと思う。議連っていうのは議員連盟の略称で、国会議員が特定のテーマや課題について共通の関心や目的を持ち、
超党派または党内で組織する団体のことです、みたいなふうに議連について検索したりすると書いてあるんですけど、本当にいろんな議連があるんで、社会問題とか産業振興とか国際交流だったりとか、地方活性化とか教育関係とか災害対策とか、本当にテーマはめちゃめちゃありますね。
今とかサウナ議連とかもあるらしくて、多分サウナをいろんな自然の中とかに簡単なサウナを作って、そういう地域活性化の一環とかだったりとか、そしてそういうすごい雄大な自然環境の中に公的にサウナ環境を作っていくとかっていうのに関しても法律が作られてないので、
やってるけどグレーな状態で、グレーでもないというか、白、そうですね。だからグレーな状態でやってて、途中で制度が作られて、今までやってた人ができなくなるっていう状況っていうのが、民泊の件が多分そうだったと思うんですけどね。
これもしかしたら話したかもしれないんですけど、エアビーとか含めて10年以上前に民泊みたいなものとかが出てきて、その頃は制度化がされてなかったんで、1年で365日毎日貸してもOKみたいな状況だったんですけど、それが始まって4,5年もっと後かな。
民泊の法律ができた結果、結局今は180日以内しか貸せないだったりとか、一軒家とかの部屋を貸してるのに一個一個の壁が防火対策がされたものじゃなきゃいけないとか、いくつか後からできちゃって。
投資してでもやった人たちが、それ以上続けてももう採算が合わなくて、やめなきゃいけない状況が作られたりとかしていくので、多分サウナとかに関しても今ルールがちゃんとできてない中でやってる人たちも多いので、その辺早くしっかりといろいろ使いやすい法律じゃないと意味がないと思うんですけど、
ガチガチにしすぎたら全然いろんな場所でサウナ的環境が作られないので、その辺を多分この議連で話し合ってるんじゃないかなと思っていて、すいません僕サウナ議連全然ちゃんと関わってないのであまり細かくはわからないんですけど、そういう形で本当にいろんなテーマの議連というのがあります。
その中に、あとは党内議連というのは自民党なら自民党の中だけというものと、あと超党派議連という形でいろんな政党の人たちが参加する議連というのが2タイプあります。
当時であれば自民党内の党内議連があれば、そこで取り扱うテーマに近いような議連があればそこにアプローチをしていって、内容的に理解されれば一人でも国会議員のメンバーの人が理解してくれたら、その後は全ての議連があってるわけじゃないですけど、
2、3ヶ月に1回ぐらい勉強会みたいなのをやってるところが多いらしいので、そういうところで勉強会の情報提供者みたいな形で入っていって、内容を直接話してもらって、まずはメンバーの国会議員の方々に理解していただくというような形で、国会議員の理解者、仲間を増やしていくという方法は一個近道なのかなとは思いました。
そういう形で関係する党内の調整を進めていただいて、その調整みたいなことっていうのは正直外にいる僕らとかが簡単にやれることではないので、
実際自民党の、当時では自民党の議員さんと、あとは関係する官僚の中でやる気がある人たちがその辺の根回しというかをしていただいて進んでいくような気がします。
僕がリサーチした結果といくつか今見聞きしているものに関しては、そういうような流れのようです。
最終的に自民党内で法律案の原案みたいなものが、自民党内ではないですね。いいのか。当時で自民党内で法律案の原案っていうのが作成されて、それが大枠オッケーになってたときに最後は総務会長っていうんですかね。
法律案のプロセス理解
総務会長さんっていう役職って、何でそんなに力がありそうで総務会長が大事みたいなふうに言われてるのか全然わかんなかったんですけど、総務会長さんっていうのは党内の最高意思決定期間である総務会のトップの人のことが総務会長なので、
総務会長が最終的にはオッケーをしないと、それが国会に上がっていくことはないらしくて。なので、法律作りに関しては総務会長さんっていうのはすっごいすっごい重要な人物なんだなっていうのを、この2年間で僕は初めて知りました。
そこで大枠、法律案の原案が党内でオッケーが出れば、3回か4回ぐらい前に話したネットで検索すると出てくる法律の作り方っていう流れで、1番が法律案の原案作成っていうところですけど、ここまで来てやっと1番の法律案の原案作成が行われ、
次は2番の内閣補正局による審査があり、3番の国会提出のための閣議決定があり、4番国会における審議があって、5番法律の成立、6番法律の交付、7番法律の施行っていう形で進んでいくっていうことなんだなっていうのがやっと理解できました。
この法律案の原案作成のところまでですかねっていうのが、この原案作成が国会に挙げていってもいいんじゃないかっていうふうになるまでの背景っていうのがやっぱりとても重要で、そこをどうやってやっていくかっていうのが、すごく巧みにやれる人たちっていうのはこの辺をすごい理解して動いてらっしゃったんだなっていうのが自分なりに理解できました。
何度も繰り返しなんですが、僕だったら法律を作りたいと思ったときにやる順番としては、その法律を扱う省庁に行けてる官僚を何とか一人見つけて、その法律の内容に合わせた民意を見える化して、その民意を理解してくれる国会議員を見つけて、
今だと自民党だけではダメですが、与党の中でそれを理解してくる国会議員を見つけて、それを党内で浸透させるべく動いていただき、なるべく使われるレベルの原案作成っていうのを、なるべくっていうか使われないものを作っても本当は意味はないと思うんですが、
使われるレベルで原案作成をして国会に挙げていただいて、法改正を行うとか、新法を作るっていうような形になるんだなっていうことが理解できました。
理解できました。僕はそういうふうに理解しました。
これちょっと言い方が非常に難しくて、これでできるともう言い切れないですし、僕はイメージが湧きました。
本当は今回話したかった、2024年度に関わらせてもらった、国交省系の法律で2地域居住促進法、2地域、2つの地域に居住する、住むを促進する法律っていうのが、
2024年の11月1日に法律が作られるんですけど、大きい法律の中の一部改正っていう形なので、ちょっと完璧に新しい法律っていうわけではないんですけど、それに関わらせてもらった件の話をしたいなと思いますし、
この件は僕が始めた100種類のことっていうのの、9種類目にもかぶってくる部分の法律でもあるので、デジタルノマドを、ビザのことをめちゃくちゃ進めてる方々には本当に申し訳ないですけど、
デジタルノマドももちろんいっぱい入ってきてほしいんですけど、僕は2地域居住みたいなものっていうのは、できる人は本当にやったほうがいいと思っている暮らし方なので、それが法律として出来上がっていくっていう姿だったりとか、実際それが日本国にちゃんと空振りではない状態で根付いていくっていうことに関して、今関わらせてもらっているので、その話を次回はしたいと思います。ではまた。
15:03
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