3種類目は「教育の場に選択肢を作る事」。世界の教育の現状の話と少子化により経営難におちいる日本の私立学校の話
サマリー
教育の選択肢を広げることを目指し、オランダの教育制度とその多様性を紹介しています。日本の教育環境の現状や、より良い選択肢の必要性について深く考察しています。友人が理事長を務める学校の教育改革への取り組みが紹介されており、地方自治体と連携し、新しい教育モデルを公立学校にも広げていく重要性が語られています。
教育の重要性
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第50回の話をさせてもらえたらなと思っています。
今は、新しい章に入って、僕も含め世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために、やる100個のこと、みたいな形で、100個はやらないと思うんですけど、
今の今で言うと、多分9個目までは始めたのかなと自分で思っていて、前回までで2個目の話はやっと終わって、
今日から3個目の話として、教育の場に選択肢をつくるっていうのが、3個目に僕がやり始めたことで、
どっかの会で話したような気がするんですけど、まず教育を受けれないっていう人たちが、学校に行きたいけど学校に行けないっていうのが開発途上国だったりとか、あるような状況は、
今はどんどんどんどん、何とか学校に行こうと思えば行けるっていう状況にはなってきている国が多いですが、そういう話を前もしたと思うんですけど、
でも結局今、タンザニアとかでも作られてる学校っていうのは、日本にも多くあるような1クラス30人40人の中に出て、
同じことを教えて、それを強制的に覚えさせられたりとか、僕の言い方で言うと今の資本主義の仕組みに馴染むような人たちを培養していくような教育環境がかなり多いなと思ってます。
僕はオランダとかにも住んでるので、オランダで娘が学校にも行ったりとかっていう部分で、
実際、本を読んだりとか知識だけじゃなくて、当事者として学校と関わってみても、やっぱりオランダとかは本当に多様な選択肢が学校側にあるというか、
子供に合わせてぐらいっていうとちょっと語弊があるんですけど、オランダって不登校禁止なんですよね。
そういう言い方で合ってるのかな。日本とかはやっと不登校を認めるようになってきたって感じですよね。
今までだったら、学校行かないと校長先生とか他人の先生が家まで押しかけてきて、強引に学校に連れてかれるみたいな時代すらあったので、
そこからだんだん文部科学省からの通達も含めて、学校に行きたくないとか来れないような人たちは行かないことを認めていく。
あとフリースクールみたいな、義務教育のタイミングでも学校法人ではないようなところとか、
公立の学校ではないようなところでも、全然フリースクールとかに通うのも、地域の一応自分が行かなきゃいけない、行ける候補の学校に、
公立の学校に席だけを置いてフリースクールに行ったりとか、ホームスクーリングみたいな形で、
家で自分で勉強したり親が教えるみたいなスタイルとかもやっとやり始めているところが増えてはないですよね。
でも、そういう選択肢が、その代わりそういうフリースクールとかってやっぱり、かなりお金はただではないというか、
フリースクールだったり、家で自分の親が教えるってなると親もかなり時間を使わなきゃいけないと思いますし、そんな形になっていて。
オランダの教育制度
オランダの場合は、子どもは教育を受ける権利と義務があるっていうふうに言われていて、権利もあるんですけど義務もあるので、学校に学びの場に絶対行かなければいけなくて、
それを放っておくと、親が虐待をしているっていう位置づけになっていて、捕まるまで行くのかどうかがちょっとわからないんですけど、その虐待行為とみなされるそうです。
なんでそういう考え方かっていうと、オランダの教育委員会側っていうのかな、文部科学省側的な人たちは、子どもたち一人一人にあった教育の環境を絶対整えれるっていう、整えるんだみたいな。
もし彼ら、彼女たちに今言っている学校が合わなければ、すぐに転校して、こういうタイプのあなたに合いそうな学校あるよみたいな形で。
だから学区みたいな概念もないので、家から通う距離が長くなっちゃう可能性は多々あると思うんですけど、そういう学校にすぐ移ったりとか、なければ作るみたいな形で、その子に合った学校を用意するぐらいの覚悟を持っていて。
だから、そういう俗に発達障害って言われるような人の中でもいろんなタイプの障害があって、コミュニケーション能力は低いけど、めちゃくちゃ頭の回転が早くて、数学とかやらせたりしたらめちゃめちゃすごかったりとか、語学とかもすぐ覚えちゃったりとか、覚えるけどコミュニケーション能力は別に高くはないみたいな子たちの、
そういう子たちだけを集めて、すごい複雑なことをわざとやらせるみたいなことの授業カリキュラムに特化してる学校とかもあったりとかして、例えばパソコンとかを小学校2年生ぐらいの子が全部ばらして、それをもう一回組み立てるみたいな授業とか、
オランダ人にとってはすごい難しい中国語とか日本語をわざと学ぶような授業にしたりとか、やっぱりオランダ人からしたらドイツ語とか英語とかのほうがローマ字のことだったりつづりとかも似てるものもあったりするので、そういう覚えやすかったりするらしいんですけど、わざとそういう複雑で高度なことをやることによって、
そういう特徴のある子たちが集中して一気に伸びていく環境をつくるみたいな形で、そうやって何とかそれぞれの人にあった教育環境を提供できるっていう哲学を持って向き合ってるので、かなり素晴らしい、僕は個人的にはすごい素晴らしい状況にチャレンジしてるなと思ってるんですけど、日本はまだまだ全然そういう状況ではないと思っていて、
一部私立はいくつか出てきてるような気がしますね。僕は強制的に何かを教えるんではなくて、その人がやりたいと思ったことを自分でやってみる。
必要であれば仲間を見つけてやっていくみたいな、そういう人たちが育まれるような教育の場みたいなものは、そういう学校と今みたいな昔からある日本の学校の2つの選択肢だけじゃなくてもちろんもっともっといろいろあったらいいと思うんですけど、
結構大きくは今言ったような自分のやりたいと思うことを実現していけるような人を育むような場っていうのは効率に増やしていきたいなと思っていて、やっぱり私立だとどうしてもお金のない人が来れない。お金のない人が来れないので、お金のない人でも小学校中学校は、
まずは高校も授業料が無償化みたいな話も出てるんで、あれが実現していけばいけるようになると思うんですけど、そういうお金のない人でも来れるっていう意味においては、やっぱり効率でもそういう学校を増やしていきたいなと思っていて、
でもとはいえ僕みたいな全く教育現場にも関わってないし教員の免許も持ってない人が、公立の学校の改革に関わるっていうのは相当有名人になって、すごい気が狂ったって言い方が変ですけど、
僕みたいなのを一緒にやってみたいと思うような、その地域の教育長さん、教育委員会の教育長さんと、あとはその町の市長さんとか町長とかが、両方が僕と組もうってなってくれたら入っていけるチャンスはあるなと思ってるんですけど、そんなことはそう簡単に起こるわけないなと思ってたんですけど、
そんな時に僕のお友達が市立の中高一貫校ですね、もともと小中高の一貫だったんですけど、ちょっと小学校だけは分かれて中高一貫校になってるような学校を買ってくれてっていうとちょっと語弊があるんですけど、理事長交代っていう形でその学校を引き取れることになって、
その彼も全然教員の免許とかを持ってるわけじゃないんですけど、教育関係のスタートアップを成功させて、教育業界の中では教育×ITみたいな形で有名になった人だったので、
まあ学校とかも今市立とかはやっぱりこう日本は少子化でやっぱり子どもがどんどん減っていってるので、そういう中で特徴のない市立とかっていうのはもうかなり生徒数が減っていって、毎年ほんと赤字になってきてるところが増えてきてるらしいので、そういうところだと、
譲るっていう表現はちょっと違うんですけど、誰かに譲りたいっていう人もちらほらいるみたいです。なので本当譲るってことなので、生徒と先生たちもついてきて移行するってことになるわけですよ。
教育改革の始まり
引き継いでから今までやってきたこととは違う教育のスタイルに変えていくので、なかなかタフな状況なんですけど、でも今日本ではもう多分新しい学校法人を作るのはほぼほぼ無理だと聞いているので、どうしても学校法人を手に入れたい場合は、今赤字で悩んでいるような学校と何とかつながってリージョン交代をしてもらうっていうことにしかならないし、
それだったら多分可能性は日本中にポロとはあるんじゃないかなと思います。すみません、僕も全然ちゃんと調べてるわけじゃないし、関係者から少し聞いてる情報なので、興味がある方は自分で深く調べてください。
そういう形で、僕の友人が理事長兼校長に今はなって改革を続けていて、まさにオランダで僕がいいなと思うような教育方針。
で、彼もそういうタイプの学校を日本に増やしていきたいっていうことで、やっているので意気投合して、顧問になって、形状っていうとあれですけど、別に契約は何でもよかったんですけど、僕が何の方が契約もないのに、
その学校に出入りして、学校の教育現場で理事長とか校長、同じ人間ですけど、理事長兼校長だったりとか、そういう理事長補佐だったり校長補佐だったり、比較的役職のあるような人たちと、いつもミーティングしてるのにあの人誰みたいな風になっていくのも良くないなと思ったので、
顧問、アドバイザーみたいな形で、一応契約書は任せてもらって、そういう形で今ジョインさせてもらいながら、日本にそういう教育の場を作っていこうということで、今一緒にやらせてもらってます。
私立で今フォーマットを作って、なるべく効率でも真似できる部分、全部を真似しなくてもいいんですけど、今後はやってる学校を見に来てもらって、真似できる部分は真似してもらってパクっていただいて、効率にも同じようなモデルを作っていけたらなと思っていて、
でも結構、今、効率っていうか、全国の教育委員会の方から結構問い合わせがだんだん増えてきてて、
理事長の陣野が教育業界では少し有名だったのもあって、学校があるのが佐賀県なんですけど、そこの周辺の今宮崎市の教育委員会とか佐賀市の教育委員会とかは、もう実際陣野教育委員会側の宮崎市は最高技術責任者みたいな感じで、中に入れちゃうぐらいの形で、
モデル校みたいなのを制定して、そこで同じような取り組みをしていくっていう形で、結構早い段階からもう効率の方に広げていけるようになってきたんだなと思っていて。
なんで佐賀市とか宮崎市とかバラバラに教育委員会があって、そういうところから声をかけてくるのかっていうと、なんか話によると戦後、GHQが教育ってやっぱりその国を大きく方向を変えるには、教育を変えたら変わっていくっていうふうに僕も思っているし、ある教育で20年とか30年やれば、そっちの方向に大きく国が傾くっていうのは僕も思うので、
それをされないように、中央の文部科学省とかにすごい力を持たせるんではなくて、全国の市町村単位に教育委員会を設置して、市町村単位でそっちにも権限を分散することで、せいので大きい方向で教育を変えていけないようにしたらしいんですよね。
それが今は僕ら的にはこうしていて、興味のある地方自治体レベル、名古屋市とか、そういう市町村単位で興味があるところが来てくれて、本当にやる気があった場合は、中に僕らの学校の関係者とかがそっち側に入ってコンサルというか、一緒に学校づくりをしていくっていうふうになってきていて、
それはある意味このGHQの人が作ってくれたような仕組みが、ある意味手助けになってるんですけど、そういう形で私立ではなくて、公立でまたそういうモデルが作られていくと、やっぱり公立がやってるんだったら、うちの公立でもできるかもっていう形で、どんどんノウハウ移転のイメージのハードルが下がっていくんじゃないかなと思うので、
市立でやっている教育のモデルをいくつかだけ特徴的なことを紹介させてもらおうと思います。ではまた次回に。
15:57
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