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2025-07-11 16:04

#66「僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事④-⑪」

4種類目は「国単位で法律を作る事(ルールメイキング)」。日本で2番目に関わった法律「二地域居住促進法」と静岡県下田市と宮城県東松島市で実施している二地域居住者を受入れるモデルの話

サマリー

近藤ナオは100種類の事に取り組んでおり、日域居住の重要性や地域活性化の施策について語ります。特に、地域に根付いた多様な仕事や趣味を通じて日域居住者を増やし、地域課題の解決に取り組む姿勢が強調されています。地域活性化のために、多様な趣味やビジネスのアイディアを通じて人々がつながる仕組みを築いています。特にヒューマンライブラリーを活用し、普段出会わない人々との交流を促進することで、地域の魅力を発信しています。

日域居住の法律と実証実験
こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第66回の話をさせてもらえたらなと思っています。
前回から引き続き、僕が始めた100種類の事のうちの4番目のルールメイキング、国単位で法律をつくるということと、
僕が9種類目というところにある、将来2カ国以上でパスポートを持てるようにしたいというのにつながる形で、
日本国内ですけど、2カ所の場所に家を持って暮らし、それぞれの地域にコミュニティを持って暮らしていくみたいな暮らし方についての話をしていて、
この日本国内で2カ所に家を持つという部分において、国土交通省系の法律で日域居住促進法という法律ができていて、
それが2024年の11月1日に法改正がされて、その法律がつくられ、それを今、日本に法律というか日域居住が根付くように、
今、実証実験フェーズという形で、2025年の3日か4日ぐらいに全国で26の自治体を含めたコンソーシアムという競技会みたいなものをつくって、
それぞれが国交省に対してこんなことできますという形で手を挙げたんですけど、それが26団体だったかなが採択されて、今、全国でそれぞれは考える日域居住者を増やすためというか、
日域居住をしたい人が日域居住ができるようにしやすくなるようにするためにそれぞれが動いているという話をしていて、
僕が関わる、僕が理事を務める次世代政策デザイン研究所というところでも、静岡県の下田市と宮城県の東松島市と、あとは地元の企業と共にコンソーシアムをつくり手を挙げて、
それが採択されて、今下田市と東松島市で、僕が20年やってきた日域居住、20年前から日域居住をやりながら日域居住の受け入れ先もやってきた中でのノウハウを注ぎ込んで、こういうモデルを地域につくれば日域居住者がどんどん増えるんじゃないかというのを今実行しています。
それの中で日域居住者の受け入れために、地元側で悩み解決をできるようなチームみたいなものをつくっていかなきゃいけないという話をさせてもらったりとか、あとは多様な住宅の、日域居住者は今住民票があるところというかメインで住んでいるところともう一個のところに家を持つので、家賃が二重になってくるということで、
家賃の部分をかなり安く、シェアでもいいからかなり安く住みたいという人もいるので、そういう人たち向けに多様な住宅を整備したりという話を前回させてもらっていて、今日は多様な仕事とか多様な趣味みたいな部分だったり、あとはいくつか僕が考えていることを話ができたらなと思っていて、
多様な仕事ということに関して、日域居住をするには一回の旅行とか観光とかではないので、その地域に行ったときに何かやりたいこととか仕事があるっていうのが、趣味とかわかりやすく下田とかだとサーフィンを毎月のようにしに来たりとか釣りをしに来たりとかする人たちっていうのは趣味の部分で日域居住者になっていったりするんですけど、
仕事に関してはなかなかまだまだ下田に月の半分来てる半分だけ下田で仕事があるかって言われると、なかなか地元の経営者たちのほうがそういう人たちに対して仕事を準備できてないっていう現状があったりするので、
今フルタイムで働いてくれる人ではないけど、人材をシェアするみたいな感覚で、都市部だけじゃないですけど、比較的下田の場合は都市部と下田の日域居住者が多いなと思うんですけど、今の現状でも。
そういう人たちが来たタイミングだけ働いてもらうということで、今いろいろ調整をしています。
正直一時産業系っていうのは農業とか農仕事で家族経営の枠を超えてバイトを雇えるようになったりとか、社員を一人でも雇えるようになったような規模の農家さんとか養蜂家だったりとか何でもいいんですけど、
そういうところっていうのは比較的来週再来週1週間下田に戻りますよみたいな感じで情報をくれるだけでも、そのタイミングでやってもらいたい仕事を用意しておけるんだなと思っていて、何気に一時産業は急に来るようになったっていう人とかでも対応できるんだなという感じで、今そういう仕事を切り出したりとかしています。
あとは神社とかもそうだし飲食店とかもそうだったりするんですけど、SNSの今インスタ含めてショート動画というかリールみたいな部分っていうのをある程度作り込めないとなかなか情報が拡散していかないというか広がっていかない。
それがうまく作れればローコストで宣伝ができるというのかな情報を伝えていけるんじゃないかなと思っていて、でもやっぱり地元の人とか自分のところの職員がなんとなく片手間でやるとなるとあんまりクオリティが高くならないので、そういうときに日一居住者が下田に戻ってきたタイミングだけでいいからお店に来てくれたり神社に来てくれたり。
神社とかもやっぱり人が来てくれてお祭せんだったりとかご祈祷とかそういうのが取れないとなかなかもう継続していけないという部分もあって神社とかもどういう神様の神社かみたいなのもちゃんと伝えていかなきゃいけない時代になってきているという部分において、そういう感覚のある神社さんとかはSNSとかも意識してやってたりするんですけど、
そういうときに今お話したように都会の人がこっちに来たタイミングで動画撮影をして、編集とかっていうのは別に東京にいるときでもできるので、でも素材の撮影っていうのはどうしても現地に来ないとできないので、そういう部分だけをポイントポイントで発注したいみたいな仕事もあったりとか、下田だと漁協の仕事があって、
下田って金目台とかが有名なんですけど、金目台って遠洋漁業なので大型船が出てって10日間ぐらい漁をして、船の中で泊まりして、海の状況によってだいたい10日後ぐらいに戻ってくるんですけど、いつ戻るかどうかっていうのがだいたい前日ぐらいにしかわかんないらしくて、
前日の戻ってきたタイミングで朝7時とか6時とか7時から2時間ぐらいだけ物を運ぶというか、金目台とかを選別された金目台をただ運ぶみたいな仕事とかもあって、そういうのが人手がいないから漁協の事務型のスタッフとかそういう人たちに前日連絡が来て緊急ヘルプが来て、結局誰か職員さんが朝7時から出てかなきゃいけないみたいになっちゃうらしくて、
そういうのを日一居住者が何人か登録しておいて連絡が来たらいける人が行くみたいなことで、1人でも2人でも代わりに来てくれたらすごい助かるみたいな形で、時給1,200円みたいな。日一居住者ってメインでいる都市部のほうで、メインで稼いではいるので、下高とかローカルのほうに来たときにすごいがっつり稼ぎたいっていうわけでもなかったりするので、
朝2時間だけ仕事があるときだけ仕事するっていうのも、あと海の仕事っていうのはなかなか都会ではできないので、それは新鮮だったりとか、あとは海沿いに立つ高級ビラみたいな、1日1組で1棟がしいみたいなところとか、そういう海沿いの高級ビラとかもいっぱいあったりするんですけど、普通の旅館とかホテルももちろんですけど、ベッドメイキングをやってくれる人の人材の確保っていうのがなかなか難しかったりするので、
そういう意味で、チェックアウトした後11時から13時ぐらいまででもいいから、2時間ぐらいベッドメイキングをしてくれる人が欲しいみたいな形で、僕としてはただただ働くっていうのもいいんですけど、そういう高級ビラみたいなところのベッドメイキングだけを仕事で受けたりすると、2時間ぐらいベッドメイクしっかりした後に海が見えるバルコニーとかでゆったり最後休憩してコーヒーとか飲んじゃって、
ベッドメイクした後ちょっと霜だらしい景色を楽しむみたいなのも面白い仕事かなと思っていて、朝7時から9時まで漁協で働いて、11時から13時はベッドメイクして、週末とか金土とかになってくると地元の魚を扱う居酒屋さんとかも人手がもう足りなくなるので、金曜と土曜だけでいいから17時から21時とかまでだけ出てほしいとか、
そうやってなかなか定住者で定職に就いてるとこんな働き方できないと思うんですけど、そういう多様な仕事っていうのを作り出すことで日一居住者がお金も稼ぎながら地元と接点をいろいろ持ったりとか、かつ経営者のほうもそうやって人材を確保できるっていうことで、そういうふうに興味のある経営者とともに僕は相談に乗りながら仕事を今作り出したりとかしています。
SNSと地域の活性化
あともう一個仕事に関して重要なのが地域課題だと地元の人が持ってるようなものっていうのも今いろいろ集めていて、地域の廃工だったりとか廃病院とか、あとは下田とかだと漁協でミリ漁魚っていう異性ビの漁をやると網で漁をやるので異性ビ以外の魚たちもいっぱいかかるんですけど、でも何がかかるかもうバラバラで異性ビだけはまとまった漁を売れるんですけど、
他の魚たちはもういろんな魚すぎてなかなか売りづらいので、地元の人にあげちゃうか、あとは海に戻しちゃうというか捨てちゃったりとかっていうことも起こったりしていて、結構それが僕から見てある程度まとまった漁だし、ちゃんとそれを何か活用できたりすれば何かビジネスにできるなとか、
あとは下田とか南イズエリアだと雨夏みたいなものとかみかんとかオレンジが勝手にバコバコになるんですよね、いろんなところに。でも誰も収穫しなくてそのまま風で落ちて腐っていくみたいなもの、みかんたちをいっぱい見受けられるので、そういうものはこんなに大量にありますよみたいな形で、そういう情報を発信すると何が面白いかっていうとそういうものを見つけて、
これを何とかビジネスとしてやってみたいってなると経営者の人たちが地域にかかるきっかけになるので、地元側で起業してくれたりとか会社作ってくれたりとかしてくれると、それはそれでより地域に対してインパクトがあるかなと思っていて、そんな形でいろんな仕事っていうのになるきっかけとか仕事を作り出すっていうことを今やっていたりとか、
あとは多様な趣味っていう部分で、もちろん釣りとかサーフィンとかそういうようなことはいろいろあると思うんですけど、趣味ってわけじゃないんですけど、お金を稼がないものを僕の中では趣味っていうふうに取りまとめてるんですけど、そこで一個都会とかで不登校で学校に行けないような子どもたちを下田側で受け入れるっていうモデルとかも今やっていて、
お母さんとかは、お父さんお母さんは東京のほうで仕事してるから、家族全員で下田には引っ越してこれないっていうことでも、一回家族とかで一回下田に来てもらって、コミュニティマネジャー付きのシェアハウスっていうのが何個かあるので、そこに住んでもらって、地域のフリースクールとか行ったりとか森の学校みたいなところだったり、いくつか農業でもいいし、そこにいてボランティアというかインターンみたいな感じで、
手伝いたいというところに行くのが楽しければそれでもいいんですけど、そういうところをマッチングすることによって、子どもがこっち側で暮らしたいっていうふうになってくれば、日一居住者も受け入れるコミュニティマネジャー付きのシェアハウスだと、例えば3LDKとかにも10人ぐらいの人たちが登録してるので、誰か1人はそこにいる状況、誰もいない日っていうのはほぼないので、誰か1人大人はいるっていう状況になるので、
そこに子どもだけが1人で暮らして、親は平日は東京に帰っていって、毎週末来るかわかんないですけど、会いたければ毎週末とか2週間に1回、週末だけ親が日一居住として下田のほうのシェアハウスに戻ってきて子どもと触れ合う。
子どもは東京だと学校にはいけないけど、下田のほうだったらそういう学校にフリースクールとかに行ったりとかっていうような暮らし方をサポートするっていうのも今やっています。
あとは趣味の部分でちょっと遊びとして、彼氏募集中みたいな女の子だったり、彼女募集中っていういろんな例えば経営者みたいな人とか、そういう人たちの情報もいろいろアップしたりとか整理してアップしたりすることで、彼女とかができちゃうと頻繁に地域には来てくれるので日一居住者にはなりやすいかなと思っていて、
それが地域にとって地域活性につながっていくかって言われるとちょっとわかんない部分もあるんですけど、そういう多様な趣味みたいなものも用意していたり、多様な趣味の中で一個僕がチャレンジしているのが、
ヒューマンライブラリーっていう仕組みがあって、北欧のどっかの国で誰かが考えた、もう15年とか20年前ぐらいから僕はヒューマンライブラリーっていう仕組みを知ってるんですけど、それを結構僕は気に入ってていろんなところで対応してるんですけど、
ヒューマンライブラリーって人を借りる図書館っていう形で、マイノリティの人、普段出会わない人を本のように見立てて本を借りるっていう感じで、何でもいいですけど、例えばボクサーみたいな人だったり、なんとか障害みたいな特徴を持った人だったりとか政治家だったりとか、普段会わなければ農家の人とかもなると思うんですけど、
そういう人たちが本っていうことで予約すると30分とか1時間その人と二人っきりで話せるっていうのを仕組みにしたのがヒューマンライブラリーで、そうやって地元の面白いというか普段都会では出会わない人たちを僕は本として陳列することで、それをSNSとかで発信して興味ある人をマッチングして会ってもらうようにしています。
そこで会ってもらって、こんな人たちがいるんだって思うのもいいと思うんですけど、そこで仲良くなって、その人をきっかけに定期的に下田に通うようになってくれたらいいなと思っていて、そんなふうにいろんな興味関心、趣味っていうか、趣味っていう言い方ちょっと本当に雑なまとめですが、そんなものも地域でどんどん切り出して用意していくみたいなことをモデルとしてやっています。
ちょっとまた長くなってきたので、続きは次回に。
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