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2025-04-03 12:08

勇気をもって未来を切り拓く—“活力”としての勇気を育てる視点

こんにちは、「心と頭を1℃あたためるラジオ」です。
今回は、アドラー心理学の視点をもとに、“勇気”の定義とその実践的な育み方についてお話しします。

勇気とは「課題という困難に立ち向かう活力」。
資質や能力ではなく、“今日の自分にあるかどうか”で測れるもの。
だからこそ、勇気は誰かからもらったり、周りの環境で高め合ったりできる——そんな希望のある概念なんですよね。

勇気づけを日常に、勇気くじきを減らす文化を。
そして、チャレンジに向かえる“健全な自分”の状態を大切にして、未来を切り拓いていく。
そんな勇気の温度を、今日も少しだけ育ててみませんか?
#勇気づけ #アドラー心理学 #キャリア #課題 #セルフマネジメント
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サマリー

今回のエピソードでは、勇気が自己や他者に与える影響やその重要性を探っています。特にアドラ心理学を通じて、勇気の定義や実践方法に焦点を当て、日本社会全体における勇気の重要性にも触れています。

勇気の重要性と影響
リスナーのみなさん、こんにちは。あなたの心と頭を1℃温めるラジオのお時間です。
今回は、勇気で自分の未来を作っていくことについて、お話をしたいなと思っています。
こういった取り組みをやっていこうかなと思った一つのきっかけが、
自分に勇気が足りないなとか、自分が所属している組織に勇気が足りないなとか、
もっと大きな視点で言ってしまうと、日本全体に勇気が足りないなとか、
そんなふうに思ったことが、一つのきっかけなんですね。
日本の勇気の総量を増やすことを言うと、すごく大げさなんですけど、
一方で、アドラシン理学の中の勇気づけという考え方があるんですけど、
自分を勇気づけたり、他人を勇気づけるということで、
勇気づけができて、それが成功して実際に勇気づいた場合って、
間違いなく一つ勇気は増えているわけじゃないですか。
そういう意味において、日本の勇気の総量を増やすということは、
決して間違いではないなという捉え方をしているんですね。
海岸で人手が波に弾かれて、砂場の方に来てしまっていて、
そのままになっちゃうと、人手が干からびて死んじゃうと。
だから海辺を歩いて、浜辺を歩いて、人手を海の方に放り投げて戻してあげている人がいたみたいなんですけど、
その人に、「あなたがそんなことをやったって、世界は何も変わらないよ。」みたいなことを言ったらしいんですよ。
その人手を海に戻してあげている人は、その人手を拾って海に戻しながら、「そんなことはわかっているよ。」と。
だけど、この人手にとっては全く違うよね。っていうようなことを言ったらしいんですね。
その言葉ってすごくハッとさせられるなと思っていて、
確かに自分がどこまでの影響力を持てるかということに関しては正直全然わからないし、
それによって目に見える何か差が明確に作れるのかということについても、もちろん変化を作りたいと思ってやるんですけど、
それってどういうふうに見えるかによって全然変わってくると思うんですよ。
ただ、自分が自分自身だったりとか、自分の周りの人たちに勇気づけっていうことを意識してやってみたりとか、
あるいは勇気挫きっていうのをやって、知らず知らずやっていた勇気挫きっていうのを意識してやめていくっていうことをやったときに、
間違いなく自分だったり周囲の人に対する今までの勇気とこれからの勇気っていうのは変わっていくと。
でもやっぱりそれが自分の生きている世界では全てだなというふうに思ってて、
なのであんまり大げさなことを言ったって何も変えられなかったら仕方ないやって思う気持ちもあるんですけど、
日常の中で実践をしていって、1つでも2つでも勇気づけを増やして、
1つでも2つでも勇気挫きっていうのを減らしていくっていうことをちゃんと楽しみながらやっていきたいななんてことを思っています。
課題とチャレンジの捉え方
前の配信でもお話ししたように、正直、愛っていう言葉も勇気っていう言葉もこれまでの人生の中ではほとんど使ってこなかった言葉なんですね。
そのアドラー心理学っていうのを読み直しをして、その勇気の定義で課題という困難に立ち向かう活力っていうのが勇気なんだっていう、そんな解釈をしているアドラー心理学の本があったんですよね。
それを読んだ時に、自分に本当に足りなかったのは勇気なんだなっていう、その勇気の定義っていうことにすごく勇気づけられたんですね。
活力っていう定義をすることによって、その人の資質とか能力じゃないんだよっていうことが定義されてるじゃないですか。
エネルギー値とか元気とかと同じように、今日活力が高いよね、今日活力低いよねっていう、そういう捉え方になる。
これがその人の、あなた勇気ある人だよね、あなた勇気ない人だよねっていう定義にしちゃうと、この人次第によってその課題に取り掛かれる人と取り掛かれない人が決まってしまう。
その能力的な見方をすると、身につくのかもしれないけど、身につくまでにすごい時間がかかる。
いきなり、今さっき勇気だったけど、次は勇気が能力で身につくっていう考え方にならないじゃないですか。
だけど、その活力っていう捉え方をしていった場合に、その人の能力とか資質に依存されないので、どうやったら活力が高まるのか。
だから個人の責任だけじゃないから、個人としても自分をどう勇気づけるかっていう発想ももちろん必要なんだけど、
チームとか組織がいかに活気のある、勇気づけ合える組織になっていけるのかっていう、みんなの課題にすることができるのがすごく素敵な定義だなと思ったし、
その定義一つで捉え方が全然変わって、言葉の定義自体に自分自身がすごく勇気づけられたんですよね。
なので、こういう勇気づけをしていこうとか、勇気挫けを減らしていこうということや、少しオーバーな言い方をすると、日本の勇気の総量を増やそうということが、こういった配信をしていこうかなと思ったきっかけでした。
もう一つは、勇気って一歩踏み出すとか、絶対に正解かどうかまでは100%わかんないけどチャレンジしてみる、そういう側面がありますよね。
だから、課題っていう言葉の捉え方も変えていきたいんですけど、ある意味リトマス試験紙になるかなというふうに思っていて、例えば課題っていう言葉を聞いたときに、引き受けていこうっていうふうに建設的に捉えていくスタンスなのか、
ちょっとなんか、今課題は受け取りたくないなっていう捉え方なのか、これで割と心の健康度みたいなのがわかるんじゃないかなっていうふうに思ってるんですね。
なので最近は健全・不健全っていう言葉を好んで使ってるんですけど、この課題っていう言葉に対して自分がどう反応するか、ポジティブ、前向きに反応する場合は健全な自分の状態なんだろうなってことだろうし、
できれば避けたいなとか、今受け取りたくないなっていうふうに感じるんだとしたら、不健全な状態なのかもしれない。そんなふうに捉えてみていただけるといいんじゃないかなと思ってるんですけど、
たくさんある問題の中で自分が解くべきものに絞り込んだものっていうのが課題なんですよね。課題を解決することによってソリューションできて価値が生まれて、それこそ貢献できてっていうふうになっていくわけなんですけど、
なのでこの課題と向き合うことこそが人生の醍醐味というふうに捉えることもできるんじゃないかなと思うんですけど、課題っていうのは常に困難なわけですよね。楽勝でこう終わってしまう、楽勝でこう倒せてしまう、一撃でこう倒せてしまうモンスターと戦い続けるゲームがいかにつまらないのかというのと一緒で、
課題っていうのは基本的には困難だと思うので、チャレンジというものがつきまとうわけですよね。
一方で、ちょっと長くなっちゃう場合は分けて話をしますけど、フロー理論っていうね、自分が一番集中状態になってパフォーマンスが一番高まって一番成長できる状態って、やっぱ自分が楽勝でクリアできることじゃなくて、何とか手を伸ばして背伸びをしたら目標達成できるかもしれないっていうギリギリのラインの目標設定。
120%とか100%を超えたところの目標設定っていうのがフロー状態っていうのを作り出していくんですね。
ただそれがあまり大きすぎる目標設定、チャレンジが大きすぎる無謀なチャレンジになっちゃうと、これはこれで不安のほうが強くなってしまうということなので、そこの見極めっていうのはすごく大事なんですけど、
でもこのチャレンジをするとか課題に向き合っていくっていうことそのものは自分自身を一番集中状態のベストパフォーマンスに持っていく要素でもあるんですよね。
未来を切り開く勇気
なのでそんなふうに捉えて勇気っていうのは活力なんだということで、自分やその周囲のコミュニティの中で共通の課題としていかにその場だったりとかチームを活性化させて活力のある状態にしていくのか、
そのために一人一人が何ができるのか、そういったことを考えていくということと、この勇気を高い状態、活力が高い状態を作って、
それぞれがその課題に健全な状態で向き合っていくことによって成長もできるし、成果も手に入るし、そういったキーになるものっていうのが勇気なんだということですね。
なのでそういったチャレンジの力、勇気の力っていうのを使って自分の未来を切り開いていくというふうに考えていきたいなというふうに思っています。
なので過去に感謝をしてですね、自分の資産というのをたくさん築いて、今に愛を持って生きて、ちゃんと充実しているというか、しっかり地に足をつけて、
それで勇気を持ってチャレンジをすることで人生とかキャリアを切り開いていくということをぜひ皆さんと一緒に実践していけたらいいなというふうに思っています。
日々ね、今の自分の活力、勇気はどんな状態か、そしてどんなふうに勇気づけをしていけるか、どんなふうに今まで勇気くじきしてしまっていたか、そんなことに思いをめぐらせていただけるといいんじゃないかなというふうに思っております。
今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
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