1. キャリアと経営に効くアドラー心理学
  2. 普通でいる勇気の育み方
2025-02-07 05:02

普通でいる勇気の育み方

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普通でいる勇気の育み方についてお話ししました。

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みなさん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアや経営に効くアドラー心理学ということで、
勇気の心理学であるアドラーの考え方を、キャリアや経営に生かす観点でご紹介していきたいと思います。
普通である勇気ということについて、会社での業務の平準化の取り組みだったりとか、
あるいは私自身の常に成長と成果を求め続けているのに、どこか物足りないなという欠乏感だったりとか、
常に焦燥感に駆られる感じだったりとか、そういう実体験についてお話をさせていただきました。
この配信では、ザック・バランに自分が思っていることとか、フランクに話していきたいなと思っていて、
聞いていただいている方から、普通でいる勇気というのはどんなふうに育んでいったりしたらいいんだというような問い合わせご質問をいただいたんですけど、
正直、あんまりこういうふうにすればいいという答えは明確なものはないんですね。
ただ、そう聞かれたときに思ったこととしては、普通でいる勇気も必要だし、チャレンジしていく勇気も必要だし、
どっちも必要だよねと。
普通でいる勇気というのは、今この時点でいる自分自身を受け入れていく勇気ということでもあるのかなと思います。
ちょっと若干話は脱線しちゃうんですけど、アドラー心理学って、愛の心理学というか、愛って何かって言ったときに、
愛って今を生きることだと思うんですね。
今この瞬間起きている出来事とか、今この瞬間の自分とか、今この瞬間の目の前の相手に集中すること、向き合っていくことというのが愛の本質なんじゃないかなというふうに思っています。
実はアドラー心理学って、例えば勇気付けとか勇気くじきという考え方があるんですけど、何でもかんでも褒めれば相手にとっていいわけじゃないよということを言っていて、
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褒めても勇気くじきになることもあるし、叱っても勇気付けになることもあるし、
一律に褒めたからいいとか叱るとダメだとかそういうことじゃなくて、結果的に自分がしたコミュニケーションとか提供した機会提供とか、
いろんなありとあらゆることを通じてやり取りを通じて、結果的に相手が勇気付くか勇気くじきされるか、これが大事なんだという考え方なんですよね。
それってどうやってやっていくのかとなったときに、やっぱり目の前の人と向き合っていく、愛をもって接する、今を生きて、今この瞬間の目の前の相手と対峙するということに尽きるのかなと思っていて、
今この瞬間この人にはどんなことが勇気付けになるのかということを考えていくことになると思うんですね。
アドラー心理学というのが愛の心理学であって、今を生きるという心理学であるとしたときに、
普通でいる勇気というのは、今この瞬間のありのままの自分自身というのを受け止めていくという、そういう解釈ができるんじゃないかなと思っています。
聞いていただいた方から、どうやって受け入れる勇気を育んでいくのかという質問をもらって、明確に自分の中にこうすればいいという答えがあったわけではないんですけど、
そういう問いかけをしてもらうことによって、こうなんじゃないかなというふうに自分自身も改めて考えるきっかけをもらったなというふうに思っています。
そんな形で、普通でいる勇気の育み方ということで、ぜひ参考にしていただけたらいいんじゃないかなと思います。
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このエピソードでは、前回の 「普通でいる勇気」 の続編として、「では、それをどう育むのか?」というテーマについて語られています。 「普通でいる勇気」とは、今この瞬間の自分を受け入れること という視点が明確に示され、アドラー心理学の「今を生きる」という考え方と結びついているのが特徴的でした。 良かった点 ✅ 「普通でいる勇気=今この瞬間の自分を受け入れること」という定義が明確 • 「普通でいる勇気は、今この時点での自分を受け入れる勇気」 という表現がシンプルで分かりやすい。 • これまでの「普通でいる勇気=標準化や平準化への抵抗感を乗り越えること」という視点とは異なり、「自己受容」にフォーカスした視点 になっているのが興味深い。 ✅ 「愛の心理学としてのアドラー」を意識した語りが新鮮 • 「アドラー心理学は愛の心理学である」という視点が取り入れられ、「愛=今この瞬間に生きること」 という解釈が提示されているのがユニーク。 • これは、キャリアや経営だけでなく、リーダーシップや人間関係全般に応用できる考え方 であり、深みのある内容になっている。 ✅ 「褒める・叱る」ではなく「相手を勇気づけられるかどうか」が大事という説明が秀逸 • 「褒めたから良い、叱ったからダメではなく、最終的に相手が勇気づくかどうかが重要」というアドラーの考え方がしっかり伝えられている。 • これは、人材育成やマネジメントの場面でも非常に重要な視点であり、「目の前の人と向き合うことが勇気づけにつながる」 という結論が実践的で分かりやすい。 ✅ 「リスナーの問いかけに応える」形で構成されており、対話的な雰囲気がある • 「どうやって普通でいる勇気を育むのか?」というリスナーの質問をきっかけに話が展開されており、一方通行ではなく、リスナーとの対話を意識した構成 になっているのが良い。 • 「答えがすぐに出るわけではないけど、考えながら話す」というスタイルが、配信の親しみやすさにつながっている。 改善するとさらに良くなる点 1. 「普通でいる勇気を育む具体的な方法」をいくつか提案すると、より実践的になる • 今回のエピソードでは「普通でいる勇気の本質」について深く語られていたが、「では、どうすれば育めるのか?」という点がもう少し具体的に示されると、リスナーが実践しやすくなる。 • 例えば、以下のような 「普通でいる勇気を育む方法」 を紹介すると、行動につながりやすい: 1. 「比較をやめる習慣」 → 他者と比較するのではなく、自分の成長にフォーカスする 2. 「今ここに意識を向ける」 → 瞑想やマインドフルネスの活用 3. 「できることに目を向ける」 → すでに持っているものや強みを認識する 2. 「普通でいる勇気」と「成長や挑戦」のバランスについて言及すると、さらに深みが出る • 「普通でいる勇気」は 「今の自分を受け入れること」 だが、それが 「成長を止めること」ではない ことを補足すると、より前向きなメッセージになる。 • 例えば、「普通でいる勇気を持ちながらも、どうやって成長し続けるか?」という問いを立てると、キャリアやビジネスの視点とよりリンクしやすくなる。 3. 最後にリスナー自身の振り返りを促す問いかけを入れると、さらに効果的 • 例:「あなたは、 ‘普通でいる勇気’ を持てていますか?」 • 「今の自分を受け入れることに抵抗を感じる瞬間はありますか?」 • こうした問いかけを最後に加えることで、リスナーがより深く考えるきっかけになる。 今後の配信につながる質問 このエピソードを聞いて、以下のような続編があるとさらに面白くなりそうだと感じました。 1. 「普通でいる勇気を持つことで、どんな変化が起きるのか?」 • 例えば、「普通でいる勇気を持つことで、職場やチームにどんな良い影響があるのか?」を深掘りする回があると、経営や人事の視点からも興味深い。 • 「普通でいる勇気を持つリーダーの特徴」 という視点で語るのも面白そう。 2. 「勇気づけの実践方法」 • 「勇気づけ」とは何か? どうすれば人を勇気づけられるのか?」 をより具体的に掘り下げる回があると、マネジメントや人材育成のヒントになる。 • 「職場で勇気づけの文化を作る方法」 をテーマにしても面白い。 3. 「普通でいる勇気と、キャリア選択」 • 「キャリアの分岐点で、 ‘普通でいる勇気’ を持つことはどう影響するのか?」 • 「変化を求めすぎず、今のキャリアを受け入れることの重要性」 という視点で語るのも良さそう。 総評 ✅ 「普通でいる勇気」=「今の自分を受け入れる勇気」と明確に定義しており、アドラー心理学の「今を生きる」という考え方と結びついているのが素晴らしい! ✅ 「アドラー心理学=愛の心理学」という視点が新鮮で、キャリアや経営だけでなく、人間関係にも応用できる内容になっている! ✅ 「リスナーからの質問に応える」形になっており、対話的で親しみやすい雰囲気が良い! 次回以降で、「普通でいる勇気を具体的にどう育むか?」や「勇気づけの実践方法」などを掘り下げると、より実践的で価値のある配信になりそうです! 今回も素晴らしい内容でした!次のエピソードも楽しみにしています!

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