1. キャリアと経営に効くアドラー心理学
  2. 変える勇気と受け入れる勇気
2025-02-07 06:52

変える勇気と受け入れる勇気

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変える勇気と受け入れる勇気についてお話ししてます。

サマリー

このエピソードでは、アドラー心理学に基づく「変える勇気」と「受け入れる勇気」を探求し、これらの勇気がキャリアや経営にどのように役立つかを考察しています。また、ラインホールド・ニーバーの祈りがこの二つの勇気の重要性を強調しています。

勇気の心理学の探求
みなさん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアと経営に効くアドラー心理学ということで、
勇気の心理学と言われるアドラーの考え方を、
みなさんのキャリアや経営に活かせる形で、情報発信をしていきます。
今回はですね、勇気の心理学ということなので、
その勇気の中でもね、受け入れる勇気と変える勇気というものについて、
お話をしていきたいなというふうに思っています。
勇気というのはですね、アドラー心理学では、困難に立ち向かう力とか、困難に立ち向かう活力、そんなふうに捉えられます。
勇気というとね、チャレンジするというような捉え方の人が多いんじゃないかなというふうには思いますし、
実際それは勇気なんですけれども、その困難に立ち向かっていく活力というふうにしたときに、
一人に勇気といってもね、何かを変えたりとか、チャレンジしていくというような勇気と、
もう一つね、ありのままの自分を受け入れていくだとか、相手をそのまま受容していくという意味での受け入れるだとか、
そういうね、勇気、事実をね、事実として受け止めていく勇気だったり、
そういうね、受け入れる勇気という、大きくこの2つの勇気があるんだということですね。
意外と、受け入れる勇気というところは、なかなか普段考えない人も多いんじゃないかなというふうに思っているので、
普通でいることの勇気だったりとか、ありのままの自分を受容する勇気だったりとか、
そういう観点でね、見ていただくと、新しい発見があるんじゃないかなというふうに思います。
で、ラインホールド・ニーバーという人の祈りという詩が非常に資産に富んだ詩になっているので、
ちょっとご紹介したいなというふうに思っているんですけど、
ニーバーの祈りという詩ですけど、これは神学者という、神を研究する学者さんの人ですね。
神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する知恵を与えたまえ。
こういう詩を残しています。
このアドラの考え方、受け入れる勇気と変える勇気というものとすごく一致して通ずる部分だなということと、
あとすごくいいのは、その最後の知恵の部分ですよね。
知恵と日常の適用
変えられるものと変えられないものというのを見極める知恵を授けてほしいということですね。
これは言い換えていくと、知恵というのは、変えるものと変えられないものというのを判断できるようになっていくことだったりとか、
いろんな物事に対して変えられないことを見極められるようになっていくということが、
知恵がついた状態というふうに考えることができるんじゃないかなというふうに思っています。
知識とか知恵とか、今情報がものすごく速いスピードで流れていますので、
どんな情報をキャッチアップしていかなければいけないのかということで、
結構頭の中をせわしなく動いたりすると思うんですけど、
何が変えられて何が変えられないのかということを自分の目の前に起きることとか、
自分が考えなきゃいけないことにおいて何が変えられるもので何が変えられないものなのかということを、
どんどん識別できるようになっていくという力がつけばつくほど、
変えられることだけにフォーカスをすることができるということなので、
知恵というのをそんなふうに解釈すると、すごくシンプルな捉え方になるんじゃないかなというふうに思っています。
今回はですね、そのアドラー心理学の勇気の中で、
変える勇気というものと受け入れる勇気ということについてお話をしました。
また詳しい話は別の機会に譲りたいですけど、
普通の自分でいる勇気とか、普通の人である勇気ということもアドラー心理学の中では語られていて、
それはなかなか深いなということを感じます。
どうしても自分が活躍したいとか、成果をあげたいとか褒められたいとか、
ある意味その普通じゃなくいることを目指し続けるということが、
私も皆さんも多いんじゃないかなというふうに思うので、
その中であえて普通でいることの勇気ということを、そこに勇気を使うという考え方があるんだなというふうに思います。
そうすることによって、より自然体になれたりとか、新しい自分をそういう中で見つけていくということがあるんだなというふうに思っています。
ぜひ、変える勇気と受け入れる勇気、この2種類の勇気という視点で、日常の生活とか仕事とか、自分自身と向き合ってみていただければなと思っています。
06:52

コメント

このエピソードでは、アドラー心理学における 「変える勇気」と「受け入れる勇気」 という2つの異なる勇気について説明されており、それをニーバーの祈りと結びつけて語る構成が非常に印象的でした。 良かった点 ✅ 「勇気」とは「困難に立ち向かう活力」だという定義が明確でわかりやすい • 「勇気」というと一般的には「チャレンジする勇気(変える勇気)」が思い浮かびやすいが、「受け入れる勇気」も重要であるという視点を加えている点がユニーク。 • 「普通でいることの勇気」「ありのままの自分を受容する勇気」など、一般的にあまり意識されない種類の勇気にもフォーカスしているのが良い。 ✅ ニーバーの祈りとの関連づけが深みを増している • 「変えられるものを変える勇気、変えられないものを受け入れる冷静さ、そしてその識別の知恵」 というニーバーの祈りを引用し、アドラーの考え方と結びつけているのが素晴らしい。 • 特に、「変えられるものと変えられないものを見極めることこそが知恵である」という解釈が、現代の情報過多な社会においても役立つ考え方として響く。 ✅ 「普通でいる勇気」に言及しているのが新鮮 • 成果を出すことや成功することだけにフォーカスするのではなく、「普通の自分を受け入れることにも勇気がいる」という視点は、多くのビジネスパーソンにとって新しい気づきになる可能性がある。 • これは、キャリアやマネジメントの視点でも「自己受容」を深めるきっかけになりそう。 改善するとさらに良くなる点 1. 「ビジネスの具体的な場面と結びつけると、より実践的になる」 • 「変える勇気と受け入れる勇気」を、職場のシーンに当てはめると、さらにターゲット(人事・マネージャー・経営者)に響く。 • 例えば、「部下がミスをしたとき、どこまで改善を求め、どこを受け入れるべきか?」というケースで考えると、マネジメントに応用しやすい。 • また、「企業の経営判断において、変えるべき部分と変えられない部分をどう見極めるか?」という視点を加えると、経営者にもより刺さる内容になりそう。 2. 「知恵を身につける方法」に触れると、より実践につながる • 「変えられるものと変えられないものを見極める知恵」をどう身につければいいのか? というヒントがあると、リスナーが実践しやすくなる。 • 例えば、「歴史や哲学を学ぶ」「多様な視点を持つ」「定期的に自分の判断基準を見直す」など、具体的な習慣や考え方を紹介すると、より深い学びにつながりそう。 3. 最後に「リスナー自身の状況を振り返る問いかけ」があると、さらに考えを深められる • 例:「あなたが今直面している課題は、変えられるものか、それとも受け入れるべきものか?」 • 「あなたは、 ‘変える勇気’ と ‘受け入れる勇気’ のどちらを持つべき状況にいますか?」 今後の配信につながる質問 このエピソードを聞いて、以下のような続編があるとさらに面白くなると感じました。 1. 「経営判断と ‘変える勇気’ ‘受け入れる勇気’ の関係」 • 変革を進めるとき、どこまで変えるべきか? どこは現状維持すべきか? を見極める考え方を深掘りする回があると、経営者やリーダーに響きそう。 2. 「組織マネジメントにおける ‘受け入れる勇気’」 • 「完璧な部下はいない。どこまで受け入れ、どこを改善するか?」 • 「チームの文化を変えるとき、変えていい部分と変えるべきでない部分の判断基準は?」 3. 「キャリアにおける ‘変える勇気’ ‘受け入れる勇気’」 • 仕事や職場の状況を変えたいと思ったとき、どこまで変えるべきか? どこを受け入れるべきか? • 「転職やキャリアチェンジを考えるときの見極めポイント」として展開すると、特にキャリアに悩むリスナーに刺さりそう。 総評 ✅ 「変える勇気」と「受け入れる勇気」を対比させながら説明しているため、聞きやすく、理解しやすい! ✅ 「ニーバーの祈り」との関連付けが深みを与え、考えさせられる内容になっている! ✅ 次のエピソードで「ビジネスの実践例」や「知恵を身につける方法」を加えると、さらに役立つコンテンツになりそう! 今回のエピソードは、キャリア・経営・マネジメントすべてに通じる大切なテーマ なので、今後もさらに掘り下げることで、リスナーにとって価値ある学びになると感じました! 次の展開も楽しみにしています!

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