傲慢と善良への繋がり
それでは前半話してた、「傲慢と善良」のお話の続きです。
あーちょっと、これもなんかもう一個思ったことで話変わるんだけど、
なんか、お姉ちゃんが言ったセリフがめっちゃ刺さって、私は。
なんか、かけるに、なんか、自分の不安を優先して、その、自分が、なんだろう、心配?
で、子供のなんかことを先回りして、その、たぶんマミンのことなんだけど、
その、自分が不安になるのが嫌だから、子供のことを全部やってあげて、決めてあげて、みたいな。
のって、その子の生きる力を奪うことになる。
なんでマミンのことをもっと信頼してあげなかったの?って母親に対して思うよ、みたいな感じでお姉ちゃんが言ってたところがあると思うんだけど。
なんか、それで、確かに心配して、その子の行動とかを予測して、
ああ、こういう失敗があるかも。じゃあその失敗をなんか食い止めよう、みたいな感じで、先回り先回りして育てられたのが大事に。
まあ、いわゆる失敗しないように大事に大事に育てられたのがマミン、みたいな子だと思うんだけど。
なんか、これはなんか私が結構今年一、なんか確かにって思った話なんだけど、
なんか、YouTubeのエルフ・アラカーのギャルジャパンっていうYouTubeで、なんかエルフのアラカーちゃんと水曜日のカンパネラーのシオンちゃんがゲストで来てて話す、みたいなトークで、
なんかエルフのアラカーちゃんの悩みに対して、シオンちゃんが多分22歳とかぐらいなんだけど、すっごいたっかんしてて、なんかその答えてたの。
なんか、すごい若いのに、本当になんか母殺みたいな感じのことを話してて、
で、なんかエルフのアラカーちゃんが、いや私思うんだけど、
えっと、なんか大人になるっていうことは自分と向き合うっていうことだと思ってて、
人は自分と一生懸命向き合った年イコール年齢、つまり自分と向き合った年にゼロ歳になって1歳になってっていう風になると思うんだけど、
で、自分は仕事とかで結構うまくいかなくて、自分と結構挫折して向き合った年が20代前半だったって言ってて、
で、シオンちゃんは多分それが10代の後半とかで多分来てて、
その大人年齢としては多分、えっとお互い5歳ぐらいで同じぐらい、
その自分と向き合った年が一緒ぐらいだから、なんか同い年みたいに話が合うんだと思うみたいな感じでアラカーちゃんが言ってて、
なんかこれ確かにって思って、で、自分と向き合うと誰かをネタんだりとか、幸せを見せびらかしたいとかそういうのもあんまりなくなるし、本当に生きやすくなる。
で、人の悪口を言ったりとか、なんかしてる人は多分そのまだ大人年齢がその1歳にもいってない。
つまり自分と向き合ったりしたことがないんだと思うみたいなことをなんか言ってて、なんか確かにって思って、
なんかマミにとってその自分と向き合う年齢っていうのは、このカケルとのその結婚で嘘をついて逃走した時だったのかなって思った。
なるほどね、すごい。エルフのアラカーちゃんたちの言葉もすごいし、確かにって思った。
マミはお母さんの言う通りに生きて、言う通り結構自分で選んだりはあんましてなかったんだよね。
それでお姉さんはその様子を見てて、もっと自分の意思で動いたらいいのにって思ってて。
そう、お姉さんお母さんにちょっと反抗する子だったんだよね。反発する。
で、さっさと自分でなんか決めた人と結婚して、家を出てみたいな。
ちょっとなんだろう。だから私がこの小説読んでて、ちょっとマミにイラッとする部分とかもあったりしたんだけど、すごいお姉さんには共感するみたいなのも、なんかそういう部分なのかなって思って。
だからそれでその今の大人年齢の話聞いたら、なんかすごい、なるほどなって思って、その自分で選んで行動して失敗するとかっていうことも人生においてやっぱすごい大事なことなんだね。
多分なんかマミのお姉ちゃんは、その自分と向き合うことを多分させてくれなかった、させないように全部ことがいいように進むようにして、良かれと思ってしてたお母さんに対してなんか怒ってる。
怒ってたのかなって思って、なんかそれはそのエルフのあらかーちゃんが、その自分と向き合った年イコール大人年齢1歳みたいな感じのをどんどん遅らせる要因でもあったのかなって思ったかも。
だからそれで、だけどなんか大人になっても、それで言うとさ、子供のままの人も、向き合わないまま行っちゃって、その年齢とは別に気持ちとかの面では子供の人もいるよね。
母との関係と成長
いっぱい多分いる。なんかネットとかで人のことを叩いたりとかしてる人とかは、多分本当にそういう人なんだと思って。
で、なんかそれで言うと、マミのママ、マミのお母さんもなんだろう、多分、まあ人のことを悪く言ったりはしてないけど、そのこの本を読むとそうなんだろうなってなんか思った。
そうだね。マミが、あの、マミが家を出る時とかもすごい心配してるようでマミのことを信じてない発言とかをしてた。
そうそう、あとなんか自分の家のことを何か過信して、カケルの家は自営業で会社をやってるんだけど、なんか自営業とか会社やってるお家って苦労が多いと思うけど、みたいな感じでなんか下げ住んだりとかしたりしてて。
マミはそれで、じゃあお前は何なんだよって、なんかだんだんマミのお母さんの言ってることがあれ正しくないぞっていうのにちょっと気づいたりしてて、っていうところとか見ても、なんかマミのお母さんは人のことばっかりなんだろう、心配したりやったりしてて、なんか自分と向き合ったりはしてこなかった人なのかなって思った。
なるほどね、そういう意味ではじゃあマミは結婚するっていう風になって、そこから逃げるっていうのを取って、そこで向き合った、自分の今までの人生に向き合ったっていうのはすごい成長になったね。
うん、そう思う。なんか最後に、なんかカケルと結婚、カケルがマミと結婚したいって言って、言うのが最後なんだけど、なんかカケルが最後に一目会いたかったんだ、さよならみたいな感じで、マミとなんか結婚選ばなくても、なんかマミにとってはなんだろう、自分と向き合うきっかけになったから、
どっちに転んでもマミは大丈夫じゃないけど、幸せになるんじゃないかなって思った。
わかる、だから物語として2人が結ばれたことは、読んでる人的に良かったねってなるし、私もすごい良かったねとは思ったけど、
もうマミはあそこで逃げて、被災地でボランティア活動して、過去の自分と向き合ったから、もう結構無敵なマミになった気がする。別にそれが結婚っていうゴールじゃなくても。
それがさっき話した善良が最初だったけど、自分と向き合うことで自分の意思を表示できる傲慢さを手に入れたじゃないけど、みたいな感じだったよね。
そうだね、そういう意味ではやっぱさ、辻村さんさ、マミのことをさ、応援してるね。
物語を通してね。
なんか全体的な感想みたいなのになるんだけど、なんか私は最初正直辻村美月がこういうのを書くのがちょっと意外だったなって思ったところで、
人の決めた結婚するしない、子供を産む産まないっていう考えに対して、こうした方がいいとか、これが正しいとかっていうのは何も言いたくないし、多分言えないし正解はないって思って、
辻村美月もそう思ってると思った部分があって、それがなんか結婚相談所の小野寺さんの言葉で、自分の意思でみたいな。
読もうか、今。
ありがとう。
結婚と自立の考察
ですから、親に言われてでも何でも強引に選択しないまま新しいステージに飛び込む方がいいんです。何も考えないまま結婚して、出産して、それでいいのではないかと私は思います。
もちろん結婚しない生き方を自分で選択された方たちを否定するつもりはありません。それとこれとは全く別の話なんです。
そう、そのとこだ。
で、そのとこの言葉からも辻村美月的にはそれを自分の意思でするしないってもう決めた人に対しては多分それ何の意見も言いたくないし、
言えないって思うっていうのは多分思ってるんじゃないかなってその一文からも思ってて。
でも親の言いなりでも何でも結婚っていうのはどうなんだろうね。
ね、なんか私はマミがちょっとでも一緒にいたら違和感があったり心が何だろう、つらいみたいになる相手だったら何か無理して何だろう、別婚する必要もないんじゃないかなって思うけどね。
うん、私もそう思う。
なんかこの言葉の後半じゃない?
うん。
自分の意思で結婚しないのを選んでるのと、結婚したいかしたくないか分からないみたいなまんま時が経つのは違うっていうのは何となく言いたいことは分かるんだけどね。
そうだね、そこは作者も否定したいところではないから書いてあるんだろうね。
でも全然話変わるけど、なんか結婚で思い出した話があって、なんかこの間お父さんがこれ見てみたいな感じでニヤニヤしながら一枚の紙を渡してきて。
で、なんかそれが中二の頃の私がNHKに向けたなんかファックスみたいなやつでNHK様みたいな感じでぶっとい線で書いちゃって、なんかマジックで。
なんか私はなんか結婚したくありませんみたいな、なんか全ての女の子が結婚したいみたいな前提で話を進められるのがとても不快ですみたいな感じで書いちゃって。
なんかめっちゃ尖っててなんか。
で、なんかこれゆかが中二の頃になんか書いたやつだよみたいな感じでなんかお父さんが渡してきたんだけど。
なんかなんだっけ。
もうめっちゃなんか。
なんかなぜかというと私は仕事をして経済的に自分で自立したいと思ってます。
で、自立した人同士がなんかパートナーであることと結婚することとがなんか結婚って何の意味があるんですかみたいなのをめっちゃ。
なんかNHKに送りつけてて。
怖すぎる。
でもなんか私中二の頃なんか友達とかに対してこんなに強く言ったりする子じゃなかった。
結構協調性大事にする子だったと思うの。
なんか思い出してみると。
だからなんかネット名、弁慶じゃないけどなんか匿名性が保たれるそのFAXっていうツールでNHKに文句を言うのにおいてめっちゃ強い口調でなんか言ってて。
なんかめっちゃFAX弁慶だったの中二の時。
すごいわ中二のゆかちゃん。
なんか今のゆかちゃんその時からゆかちゃんだけどもっと全然尖ってるね。
そうなんかそのうちに秘めた自分が尖りすぎててびっくりした。
なんか今の考えともちょっと違うのなんかその時の中二のゆかが言ってることがFAX弁慶で。
だからもしかしたらその中二病的なのでそのなんかあえて社会と反対の意見言うのかっこいいみたいな感じで送ったりしてた節もあったのかもしれない。
なるほどね。面白いそのFAX。
めっちゃびっくりした本当に。
それをニヤニヤしながら渡してきたお父さんとかも今どういうふうに思ってるの?
いやでも小倉さん今も思ってるっていうのはお父さんもおっと思ってるんじゃない?
大事にとっといててクリアファイルに入れてたのに。
おっと思ってるかこいつ怖って思ってなんか面白がって入れたのかわかんないけど。
かなり尖ってた。
本のテーマと感想
なんか最後なんなんだっていう話だったけど。
今回はこれで一旦。
そうだね。
でも辻村美月の他の作品とかでもちょっとやりたいね。
なんかこれ読んだらいろいろ今までもそれぞれいっぱい読んだよなって思って。
でも忘れちゃってるからね。内容とかを。
なんかこの本はすごいその婚活っていうテーマもすごいキャッチーでみんなの注目を引くしすごい面白い本だけど
本当に紹介したい本はこの本以外にもいっぱいあるよね。
またやれたらいいね。
そうだね。
だからこの傲慢と善良の感想はこの辺で。
はい。
はい、ではでは。