1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 2021年の読書振り返り/みき3選
2021-12-28 26:09

2021年の読書振り返り/みき3選

みき小説が当たり年/三体/十二月の十日/シズコさん/つまんなかったら代金立て替えてあげるから買って!のサービス化求む

気軽なお便りお待ちしています:info@cobe.work / @Nozomitnk

00:12
今日は年末ということで、2021年読んでよかった本とかコンテンツについて振り返ればなぁと思っております。
はい。
はい。
どんな感じで行きたいですか、Mikiさんは。たくさん、お互いに思いがあふれているばっかりにたくさんあるじゃないですか。
え、嘘?私、めちゃくちゃ厳選しましたよ。
え?そんなバカな。
あ、そっか。これ多いか。
1個たとえば借りて、これ5分で行ったとしたら、あれですよ、もう1日、丸1日行けるぐらいのこの。
確かに。
聞ける感じになるじゃないですか。
でもあれかな、MikiTanから行き。
そうですね、交換していきますかね。
そうですね、ちょっと今回、4部構成で、いつも編集をしてくださっているMikiさんに向けて4部構成で行けるように。
はい、ありがとうございます。
MikiTan、私Tan、MikiTan、私Tanの全部4部構成で行けるように。
おお、了解です。
Mikiさんの先鋒と対象、私の先鋒と対象という2部構成ですね。
はい、わかりました。
Mikiさんの先鋒攻撃をぜひまず受けたら良いのかと思うんですけど。
最初に小説から行こうかな。
小説だと圧倒的にやっぱ3体が1番ですね、私は今年は。
対策。
今年完結した3体が1番で。
やっぱり私、友達が3体が分厚くて読めないっていうから、
PowerPointでスライドを作って3体の良さを語るっていう会話でやりました。
なかなかの豪の深い。
そうなんですよ。
その紹介したお相手の方は、どのくらいの理解度というか。
普段小説とか全然読めませんみたいな人だったんですけど。
小説の中身を語るとかじゃなくて、本のボリューム感とか、
どのくらいの気持ちで心構えで読めばいいかみたいなこととかを整理してプレゼンしました。
だからこうすれば読み切れるから絶対読んでみたいな感じで。
ネタバレゼロだけど。
全然ネタバレゼロで、修正の情報。
まず1巻は500ページあって、2巻は何ページあってとか、
だいたいこれくらいで読み終わってとかっていうのと、
あとオバマ大統領が今年読んでよかった一冊とかに選んだから売れたんだよとか、
普通小説っていうのは50万部とかいたらすごいんだけど、2900万部売れてるんだよとか、
ファクトをいっぱい積み重ねて外堀りを埋めて、
もう読むしかないでしょって、年末読むでしょって言って読ませました。
どうなんですかね、3体、全5冊あるじゃないですか。
第1巻と2巻3巻上下があるので、
どれくらいかかりましたミキさん、この3体まず。
私2週間くらいかかったかな。
03:02
それでも2週間で行く。
うん、面白かったから。
なかなかの一気読みですね。
でも本当は本当に時間あったら私結構4日くらいで読み終わったと思うんですけど、
ちょうど忙しい時期だったんで、我慢して1日2時間くらいとか時間作ってちょっとずつ読み進める感じにしました。
忙しい時に大丈夫でした、3体の世界に心を持っていく。
確かにね、でもすごく忙しかったから3体が癒やしだった。
明日も3体読めるから頑張ろうみたいな感じで頑張ってました。
確かにオバマ大統領も読んでたんだもんな。
そうそう、オバマ大統領が読めるのに読めないとかあるって感じですよね、確かに。
忙しいから読めないの言い訳全然使えないっていうやつですね。
うみきさんってそもそもSFはたくさん読むんでしたっけ?
読みます。結構好きですね。
ハードSFっぽい、3体という名前の通り物理ど真ん中というか宇宙ど真ん中のテーマじゃないですか、そういうのも結構。
ウェルベックとかが好きだったので、ウェルベックはハードSFというか我なんですけど、
普段でも読んでるのは伊藤圭佳と小松佐紀夫と辻安貴が好きって感じだったんで、確かにソフトなSFを読んでたかもしれない。
でも久しぶりにハードのこんなにスペクトクルな体験をもたらしてくれるSFを読んだと思って、
久しぶりに思い出した、子供の時とかってすごい夢中に本を読んでて、本を読んでるんだけど、
全部吹っ飛ばされる、世界に自分だけみたいな感覚ですごい没入して読んでたなって思ったんですけど、
大人になって久しぶりにその体験をもたらされてましたね、3体によって。
そんなに我々パワーのあるポッドキャストチャンネルではないので、
もうネタバレする前提で言うと、何がみーさんの心に実感として残ってるんですか?
私はね、のぞみさんは2巻が好きって言ってましたけど、やっぱり3巻が一番好きで、
人間がどんなに軸を越えてもずっとロマンチックなものを求めているところとかが好きですね。
星をくれるじゃないですか。
一番最初にね。
一番最初に星をくれて、それをきっかけにすべてが物事が動き始めるみたいな。
確かに。
そういうすっごい壮大なのに、根本にはロマンチックさがあるところも好きだったし。
私とにかく時空がどんどん飛んでいっちゃって、一人だけ取り残されるっていうシチュエーションがめちゃくちゃ好きなんですよ。
だから3体ってコールドスリープをしてる人としていない人でどんどん差が開いちゃって。
ルオジーとか一人だけ400年くらい来てて家族とかも全員死んだみたいな。
一人だけ時代の流れを見てるみたいな人じゃないですか。
なんかああいう人とかにすごい切なくなってしまう。
06:02
そういうことができるのはすごいいいなって思ってしまう。
時空を越えてメッセージを伝えたり、意思が残ってるってことにすごいときめくので、それをもう無限大のスパンでやってるじゃないですか。
最後の最後まで時空飛びまくりですもんね。
飛びまくってるじゃないですか。
だけど変わらない思いみたいなものは受け継がれてるじゃないですか。
メッセージとかは届いたりとか。
そういうロマンチックさが好きっていうのはあるかも。
なるほど。
第3部入りの部分がロマンスじゃないですけど、
第2部までのトーンとは全然違う感じで第3部の最初の、
なんていうんですか?
星送るの?みたいな。
そうみたいになりますね。
私反対の3部で批判されてましたけど、
私は未来の地球人がちょっと全体的にリッチなときに女性的になって、
厳しいときにはちょっと男性的になるみたいな描写とかは結構納得感があるっていうか、
そうかなって思ったり、
こういうあり得るかもしれない未来像とかを自分の延長線上で教えてくれることとかもすごいワクワクするというか、
いろんなテクノロジーの描写とかもすごいワクワクしますね。
確かにね。
詰まっているよな、3体は。
本当にいろんなテーマが詰まったSF全部全部詰めっていう感じの。
SF全部詰め。
私3体のその2部が好きなのは、
人の時空を超えた思いとかじゃなくて、
1個1個のこの瞬間の、前話かもしれないですけど、
人間の愚かしさみたいなのがこうウッと出てくるじゃないですか。
免疫者がこう振る舞った時に、
社会はすぐ免疫者を褒め、期待しみたいな。
一方でこうなった時に特に何も免疫者がやってないんだけど、
免疫者をみんなこう意味嫌うようになるみたいなのを読んでいると、
本当に人間集団本当に愚かみたいな気持ちになる。
科学と技術と政治みたいなやつが不可分であることをすごい感じるんですよ。
政治的なことを寝回しをしたくないからこういう仕事に就きましたとか、
逆に私は科学のこととかは何もわからないから、
こういう仕事を文系職やってますみたいな人っているんですけど、
なんか不可分だよなーっていうのはすごく三大の二部を読んでいると感じることが多くて、
好きでしたね。三大の二部。
確かに生々しかったな。
確かにそれは三部でも中心が間違えて選択しちゃって、
もう翌日に全滅みたいなこととかあったりとかしましたよね。
そういう圧見の差は好きだったな。
09:01
全滅するかーいって呼んでる側としてなるもんね。
救ってーみたいな感じになるね、あれね。
私はやっぱり三大のビジュアルがすごい来る感じもすごい好きで、
攻撃の水滴とか覚えてますか?水滴が襲ってくるみたいな。
わかる。
水滴としか書いてないのにすごい自分の中で、
おのおのの頭の中に水滴ビジュアルが浮かんでるじゃないですか。
ある。
なんかこの、見たこともないのに水滴っていうすごい身近なワードで説明されて、
なんかそれが襲ってくるっていうこととかも、
なんか頭がもう大混乱でワーって回る感じで、
何のこれ何のこれって思いながら読むのがすごい楽しかったですね。
ツルツルの表面と大きさと、
あとじゃあそれがひるがえて、
すっごいでかい巨大な宇宙船をこう薙ぎ払っていくところを
頭の中で想像するとなんていうかワクワクしますよね。
最初静かにただそこにあったみたいなのがもう怖い。
確かに未来の攻撃の出し方ってそういう感じかも。
最初ただただ水滴がそこにあってなんだろうって思って、
もうちょっと触ろうとするところだったみたいなところからの猛反撃みたいな。
そういうところがすごい好きでしたね。
いやーこのペース全然終わらないでしょう。
じゃあちょっと3体はもうこのくらいにしておきますね。
とりあえず3体がめちゃくちゃ良かったということですね。
私のベストはもう3体ですね、全員。
1個聞きたいんですけど、私3体が本当に面白すぎて、
3体をまだ読んでないので、
いいなまだそれ残ってんの?そのカード残ってんの?みたいな感じなわけですよ。
だからその3体を読んでないのは何々をまだしてないのと同じみたいなやつの
いい○○がまだ見つかってなくて、
例えば3体を読んでないのはまだコーラを飲んだことがないのと同じとか。
あーコーラを飲んだことがなるほど?
みたいなそれのいい○○思いつかなくて、
なんかパッと思いつくなりますか?のぞみさん。
なんだろう。
なんかこの衝撃的なものがあるはずなんですよ。
いやでも3体を読んですげえいいっていう人はやっぱりそれすごい言うんですよね。
まだ読んでない人が羨ましいっていう。
コーラはすごい今いい表現だなと思いましたけどね。
なんていうんですか。
わかんないじゃないですか。
甘くてシュワシュワするんだよって。
いやシュワシュワって何?みたいな。
確かにコーラいいですね。
そうそうコーラをまだ飲んだことがない。
左右とかしか飲んだことがない人と同じっていうのは確かにコーラとか飲んだら決まってしまうだろうなっていう。
3体は一部のハードルがたっけんだよな。
それもそうなんですよね。
一部はでも乗り越えればもうサクサクじゃないですか。
まあね、そうね。
一部で脱節する人はすげえ多いだろうなというのを感じつつ、
でも2も3も超楽しいよっていう言いたくなる系コンテンツですよね。
12:04
はい、そんな感じですね。
1個ぐらいいきますかみゆきさん。
やっぱり私もう1個のやつもSFで、ジョージ・ソンダースっていう方の12月の10日っていう小説が今年は一番面白かったですね。
表紙かわいいのわかります?
ちょっと見てみよう。
表紙がかわいいんですけど。
で、なんかこれが先週くらいにアメトークの読書芸人っていうのがあったらしいんですけど、
それでAマッソのカノーさんっていう方が紹介してたみたいです。
それでAマッソのってなんだかわかってないんですけどすごい好きになったっていうね。
同じ本でつながる。
そう、え、そのセンスあるじゃんと思ってこれを紹介するなって。
これもSFなんですけど、なんか今アメリカですごい売れてるジョージ・ソンダースってアメリカの現代サッカーの方らしいんですけど、
なんか作風はこれ伝わる人にしか伝わらないですけど、松尾鈴木に似てるというか、知らないと思うんですけど。
私には全く伝わらなかった。
伝わる人には伝わるでしょ。
なんかその愚かしい人間を愚かしく描くんだけどなぜか笑えるっていうかなり高度なことをやっていて、
バカSFって言われてるんですけど、なんかバカな人たち、SFの世界に住むバカな人たち。
はいはい。
なんかちょっとテクノロジーが進化してるから、愛とかを作り出せる薬とかがあって、その薬を飲んで実験する様子とかが書かれている小説とかがあったりとか、
庭先に小人を飾る文化がある世界とかで、小人を家に飾った人間をね、難民を吊るすみたいな文化がある家で、難民吊るしてたんだけど間違えて逃がしちゃうとか、
そういうバカSFをめちゃ描いてる作家さんで、なんか愚かな人間像自体はすごい理解できるんだけど、そこにSFの設定が相まってすごくおかしな、
面白おかしい感じの親しみを持てるような世界観になっていて、すごく面白い。
やっぱりね、私、ブラックな感情とかネガティブな感情とか愚かしさとかっていうのを可愛らしくて、笑えたり愛おしく描けるっていうのはすごい技術だと思っていて、
なんか普通にバカな人とか愚かな人とかを普通に語ろうとすると、なんかちょっと見下してる感じとかになっちゃったり、
なんか自分とは違う話みたいに、私が語るとしたらなっちゃうし、普通の人が語るとしたらそうなっちゃうはずなんですけど、
それをあくまで自分の延長線上にこういう愚かな人達っているよね、なんかちょっと分からなくもないよねっていうような、
ちょっと親しみを持てるように描けるっていうことってすごいことだと思っていて、
それをもう日本だと本当に和藤鈴木しかやったことないじゃんみたいに思ってるんですけど、なんかそれと同じものを感じました。
なんかやっぱり繊細なテーマを繊細なまま描くっていうことをしないと、
ただ面白おかしいとか、ただ苦しい、ただ悲惨だっていうことではなくて、
15:00
フランスで描けるっていうことはすごい素晴らしいことだなと思った。
短編集なんですね、この12月の10日。
短編集なんですごい読みやすいです。おすすめです。
表紙もかわいいです。インテリアにもぴったりです。
たしかに、これ一個一個いろんなモチーフが表紙にあるじゃないですか、
スカートから出ている足とかそこに巻きついているベルトみたいなもの、あと家と十字架とピエロの仮面と、これ一個一個あるんですけど、
薬と、
薬とね。
これは全部話の中身との関わりっていうのがなんかあるんですか。
そうなんです。
なるほどなるほど、一個ずつテーマがあるんだね。
この翻訳を育てる岸本幸子さんってどこかで見たことあるな。
エッセイとかも書かれてて、でも翻訳家の中でかなり有名ですよね。
うんうん、なんかどこか別のところでもお見かけをしたようなお名前の気がする。
岸本さんって私と中高が一緒なんですよ。
大先輩なんですけど。
前なんかこの話した?前も岸本さんの話をした?中高の先輩とか。
なんかどっかで自慢したことあるけど。
なるほどね。
そうそうそう。
だから密かになんか嬉しい、誇らしい先輩として勝手に好きですね。
こういうSFって訳すの超難しいでしょうね。
でも今回特に翻訳力が炸裂してて、
ディズニーランド的な遊園地のテーマパークのキャストをやってるみたいな設定のSFとかもあって、
そういう時に薬を飲むと中世の騎士になりきれるみたいな薬があって、
それ飲むと言葉が中世の騎士っぽくなっちゃうっていうのがあって、
そこをちゃんと古文章に訳されてて、
なんとかでソロみたいな感じで訳してたりとかして、
これ日本語力求められてるって思いながら読みました。
めちゃくちゃすげえな。
だんだんしかもそれが溶けてっちゃうから、
ゴリゴリの中世の騎士っぽいやつからだんだん乱れてっちゃって元に戻るっていうのをきっちりやり遂げてますね。
翻訳も楽しめると思います。
アルジャーノンに花束をやった回でも話しましたけど、
あれは翻訳命みたいなところがあるじゃないですか。
ひらがなで全部書くっていうところに試験をするとか、
今のテーマを聞くとこの本にもそういう妙味が、
翻訳の腕の見せ所みたいなシーンがたくさんありそうな感じがすごいしますね。
そうですね。
楽しめそう。
すぐ読めるし、本当に短編10個ぐらい入ってて、
1編は本当に20分とかで読めると思うので、
ちょっとずつ問い合いとかで読むのもいいと思います。
単行本、とりあえずウィッシュリストにこれを入れた。
はい、そんな感じですね。
なるほど、いいじゃないですか。
あともうちょっとサラッと、私の小説3個しか選んでないから、
18:02
もう1個紹介して、のぞみさんのターンに行こうと思います。
OK。
私がもう1個選んだのが、
3体もジョージ・ソンダーズの12月の10巻も、
今年出版されたもの、日本語では今年出版されたものとか去年とかだと思うんですけど、
私がもう1個選んだのは、
佐野陽子さんっていう100万回死んだ猫、
あ、待って、100万回生きた猫。
生きた猫?
100万回生きた猫風で有名な佐野陽子さんが、
自分のお母さんとの付き合いっていうのをテーマにしたエッセイ。
静子さんっていう小説風エッセイみたいなものを書いていて、
かなり昔に出版されてるんですけど、
それを私は今年に読んで、すごく胸に刺さるものがあったんですよね。
というのも、静子さんっていうのが佐野陽子さんのお母さんなんですけど、
すっごい仲悪いの。
すごい独行家で、静子さんは。
その独行家が認知症とか妖怪ウォーになっちゃった後に、
自分もお母さんとどう向き合ってきたかっていうことを書いてるエッセイで、
それをちゃんと自分の親子関係を冷静に見つめ直して、
作品にできるまでに整理した文章にされるって、
すごい大変な作業が挟まってると思うんだけど、
そういう思いがめっちゃ伝わってくるエッセイで、
自分も結構親子関係悩んでたりしてたので、
そういうのを読んですごく癒される部分があって、
今年読んですごい良かったなって思った一冊でした。
娘の立場から見たお母さんっていうことか。
そうですね。
だけどもう全然嫌いで憎しみをぶつけまくってて。
それ本の中でも?
本の中で、うん。
すごい生々しいさもあるんだけど、
でもちゃんと人が読めるように整えられていて。
あんなにハードフルな絵本を書く人でも、
こういうことで苦しんでたんだっていうこととかも面白かったり、
みんな幼少期に読むじゃないですか、100万回来たのに。
そういうのを読んできたっていうのもあって、
すごい面白かったですね。
そこのギャップもあると。
うん、あって。
本の紹介の一文目が、
4歳の頃、繋ごうとした手を振り払われた時から、
母と私のきつい関係が始まった。
重い?
そうそう、結構重いです。
母を愛せなかった事跡、母を見捨てた罪悪感、
そして訪れた許しを見つめる物語。
この表紙にあるこの絵、
もう多分お母さんの絵で、
ご自身って多分書かれてるんですよね、佐野さんが。
多分何とも言えないこのビジュアルですもんね。
なんて言うんだろう。
めっちゃ綺麗に書こうともしてないし、
でもとはいえ毒親だとした時に、
毒親を書こうと思って書いているって訳でも、
なんかないように見える。
21:01
なんて言うんでしょう。
なんて言うんでしょうね。
何とも難しい絵の表紙ですね。
矛盾が描かれてる作品がやっぱ好きだなって思うと、
佐野陽子さんもお母さんのこと嫌いだけど、
でも愛されたかった自分とかもいて、
あと認知症とかで訳わかんなくなっちゃったら、
ただもうそんなこと憎しみとか言ってもらえないじゃん、
みたいな自分とかもいて、
そういう入り混じった感情がすごい出てて、
そういう矛盾って絶対人間で抱えるよなって思いながら読む。
そこがすごい面白かった。
なるほどね。なるほどな。
レビューを見ていても、私も介護放棄をしちゃいましたとか、
こういうところが自分の良心をだぶらせながらみたいな風に書いてる人がいて、
こういう本でぐっと来るようになったらいよいよ大人ですね。
なんというかね、人間ですね。
うちの親は妖怪語とかじゃなくて全然健康なんですけど、
でも全然面白かったですね。
なるほど。なんかあれですね、三体から始まり、
そうですね。
さっきの12月の10日からこの静子さんまで、
なんかいいコンテ、すっごい今月並みなことを言いますけど、
いい読書してますね。
そうですね。
でもあれかも、ほんとこの人にしか出せないものを作ったみたいな感じが今、
3本並べてみるとあるなって思いました。
なるほど。なるほど。
でもなんか3体とかもほんとそんな感じしません?
もう流石にしか作れないって感じがする。
中途半端な科学技術理解とか、
中途半端な文体使いで書くっていうのじゃない、
でも本気でぶつけに行きますみたいな感じがしますよね。
確かに。
しかも流石さんってほんと中国の電気とか取ってません?みたいな村とかで
幼少期育ったみたいな方とかだったりして、
そういうバックグラウンドとかがあるから、
テクノロジーが人間の感情とかを変えていくみたいな世界観を
あんなに大胆に描けるんじゃないかって思いますね。
最近短編が出ていて、買っちゃいましたもんね。
まだ全然読めてないんですけど、流石の。
そうなんだ。
円っていう短編集が出て、丸の円ですね。
円っていうタイトルのやつが出て、まだ単行本なんですけど。
読めてねー。
買います。
読もう。
ぜひぜひ。楽しみーと思って。
そんな感じの私の小説参戦でした。
よし。
はい。
ぜひ年末に読んでみてください。
ぜひ。
超おすすめです。全部おすすめです。
ポチってみよう。
すいません、終わんねーとか言ったりなんですけど、
いつも私が人に本を説明するときに言うのが、
これとりあえず買って、つまんなかったら私が買い取ってあげるから買って。
って言うんですよ。
なるほど。
そのサービスが欲しい。
返金処理できるみたいな。
24:01
つまんなかったら私がもう本当に立て替えることができるサービスっていうのが欲しい。
本屋の再販制度個人版みたいなやつ。
それが本当にAmazonで買うみたいな感じでできたら、みんなもっと買うでしょって思うんですよ。
そうね。確かにね。
私は買った人がつまんなかったとしても、作者に還金されるんだったら喜んでお金を払うから、
いいじゃんって立て替えるよっていう気持ちなんですよ。
っていうぐらい好きなものだけをそれでやりたいから。
人に本を送るとき、わざわざその人の住所まで知りたくないみたいな時あるじゃないですか。
わざわざその人にウィッシュリストを作ってもらって、その本を登録してもらって、
リンク送ってもらって、代わりに決済して送るみたいなやつ。
これ何やってんだろうなみたいな気持ちになるから。
Amazon多分そういうあんまりいろんな人に広がらなさそうなやつやらなさそうだから、
ホントとか、どっから販の時計のところでやってほしいんですよね。
逆ウィッシュリストみたいな、私がみなさんに買ってほしい本みたいな。
つまんなかったら私がお金払うみたいな。どうぞみたいな。
アフィリエイトとかそういうことじゃないんですみたいなやつね。
それはめっちゃいいなあ。
っていうのが欲しいなあって、この3冊は絶対にそれでいくらでも立て替えますみたいな本ですね。
なるほどね。
しずこさん、どれくらい私が共感をして読めるか。
なるほどなあ。お母さんか。
しずこさんはタイミングはあると思いますね。
そうね。家族でグッと来た時とかに読むと、それはそれで重いっていうか、直視できなさそうだもんなあ。
人を慰めたい時とかに、家族関係悩む人を慰めたいなとかっていう時とかに読むと解像度が上がるかもしれない。
なるほどなあ。
おすすめです。
以上、私のターンでした。
26:09

コメント

スクロール