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古代の福岡を歩くシーズン5 遥かな昔海の道からそして陸路を通じて福岡には様々な文化が入ってきました
その足跡を訪ねる古代の福岡を歩くシーズン5 この番組は
宮間市と福岡県の企画協賛 道の駅村方
餃子のヤマハチの提供でお送りいたします 道の駅村方営業部長の久藤です
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山端
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あります それは大分県日田市で見つかった鏡です
金銀柵岩手龍門鉄橋というもので これが儀の曹操の墓から筆土した鏡とよく似ていると言われる謎の鏡です
今週はこの鏡を紹介していきます お話を国立博物館企画課長の白井克弥さんに伺っていきます
まずこの難しい名前 金銀柵岩手龍門鉄橋から解説していただきます
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金銀柵岩手龍門鉄橋が材質形状なので金銀柵岩手龍門鉄橋でいいと思うんですけど 難しいですね
別に我々にとっても全然楽じゃないですから これはどういうふうな意味になるんですか
金銀柵というのは文様を金や銀で埋めているということですね
くぼみを作ってそこに銀や金を使って文様を表現するということですね
岩手というのは鏡の背面に穴を少しくぼめて そこに玉をはめ込んでいるということです
岩手の手は玉という意味ですか
そうですね
玉をはめ込んでいる
そして龍門がついた鉄橋ということですか
そうです
龍門ですね
この鏡の特徴ですけどどういった鏡なのか 大きさとか厚さとかその辺をちょっと伺いたいんですが
鏡というと今の普段鏡を映す鏡とは違って
中国の古い鏡というのはまんまるな形をしているんですね
人の顔を映す部分はまったいらでないと顔が映らないのでまったいらなんですが
裏側ですね
鏡としては裏側なんですけどそこが文様を入れたり装飾をする一つの
画面にキャンバスのような扱いになっているんです
そこに金や銀あるいは玉などで装飾を加えているというのがこの鏡の特徴ですね
だいたい直径が21センチぐらいなのでまんまるで
真ん中のところに紐を通すためのつまみがちょっと上がっているんですけれども
その背面のつまみの部分も含めて金銀や玉で装飾されていると
そういうものですね
先日ちょっと拝見したんですけれども
厚さがいつも同胸の方を見ているのでちょっと薄いように感じたんですがどうなんですか
これ実は鏡の顔を映す方の部分が
いろんな錆やら何やらで失われておりますので
本当の厚さというのは現状でははっきりわからないです
今の状態よりは厚かっただろうと
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最近よく似ているということで話題の中国の曹操鉱寮の出土品が
厚さが5ミリぐらいありますかね
5ミリぐらい
たぶん同じぐらいあったのではないかなと思われますけれども
段原古墳の鏡だけではよくわからない
見たところだいぶ欠けている部分が多くて
3分の1ぐらいですか
そうですね
文様が見えるのは3分の1ぐらい
もうちょっと多いかなというぐらいですね
あとはもう全部なくなっちゃったんですか
そうですね
表面の部分が失われていますので
どういう文様だったのかは今残っている部分から推測できるだけですね
それで竜門鉄橋といいますか
竜の絵が描いてあったと思うんですけど
竜はどんな竜だったのか
そうですね
先日検討会が行われて東京国立博物館の谷先生が
かなり詳細に説明をしてくださったんですけれども
竜は首があって胴があって尻尾があって手足があるんですけど
体や手足の幅がですね
表現する上では幅があまり変わらないような
手足や体の長い竜がですね
体をくねくねさせたのがいくつもいるという姿をしていますね
体が長い竜が一つじゃなくていくつかいると
そうですね
残っている範囲でもそれらしいのも6匹ぐらいいて
ただ文様が描けていたりですね
残っている部分でもはっきりしない部分があるので
鏡全体だともっといたはずなんですけれども
それで金とか銀とか使われているというのは
どういう部分に使われているんですか
竜の文様とかですね
あるいはつまみの周りにちょっとコウモリ座といわれるですね
ちょっとコウモリみたいな形で周りに飾りみたいについている部分
それから鏡の縁に沿ってですね
ちょっと縁取りみたいに区切ってそこにも文様が入っているんですが
そうしたところの輪郭などがですね
だいたい金で入っていますね
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この鏡の背面を少し掘りくぼめて
そこに金の糸を入れるというやり方
線になって線像眼というやり方で入れているのもありますし
もうちょっと広めにとって
そこの面を金を入れていたりする場合もありますけれども
そういうところに金を使っています
竜の爪の部分とかですね
いくつか表現上特徴的な部分はですね
銀を使って金と銀で2つの色で竜の姿を表しています
使い分けがされていますね
それから見せてもらったもので
ちょっと目についたものがですね
ほんの小さい玉みたいなものがいくつかあってですね
色は赤いものが1つあったんですが
青いものが4つありましたですね
あれは石ですか
そうですね 石がはまっている部分もありまして
これが成分の分析では銅が入っている石だということなので
クジャク石とかですね
あるいはトルコ石とかですね
そうしたいずれにせよ宝石ですね
一部分宝石をはめ込んで表現しているという部分があります
それとガラスをはめている部分もありますね
そうですか
いずれもこれは貴重なものでしょうね 当時
そうですね
赤い部分に関しては
漆に水銀を含んだ水銀酒と呼ばれる赤い顔料を混ぜた
いわば赤漆を使っているところがありまして
それが一部玉の表面にもついていたりですね
あるいは玉をはめたところの縁取りのように使われていたりしますので
それが赤い色なんですね
なので金も銀も緑も赤もあったという
大変派手な鏡だったんですね
それから文字も書いてあるということですけれども
どういった文字なんでしょうか
文字は鏡の真ん中のつまみの周りに四つの文字が入っていたと考えられるんですね
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傷んでいるせいで一文字今は書けているんですけれども
昔は他の鏡の例なんかも比べると四つの字があったはずなんですね
これは長儀子孫という長は長い
儀というのはよろしくというか便儀をはかるの便儀の儀ですね
子孫というのは子供や孫の子孫
このうち子供という字が書けているんですが
この長儀子孫という言い方はこの当時ですね
2000年前ごろを中心として
鏡の名文にはよく使われる言葉で
子孫が繁栄するという大変めでたい言葉であるわけで
これは鏡などのものによく使われる名文ですので
これも一文字書けてますけど
おそらく長儀子孫という言葉が入っていただろうと
当時の鏡に用いる言葉として
典型的なものの一つであるわけです
この時代的にはこれはいつごろのものというふうに考えられるんですか
これは中国のですね
中国の王朝でいうと五環からですね
三国時代ぐらいの鏡であろうというふうに考えられています
西暦でいうと2世紀から3世紀ぐらいですね
日本では弥生時代の終わりごろから古墳時代の始めごろのはずなんですけれども
そのころに作ったものだろうと思われます
それは文様がですね
中国の鏡と比較した場合
それから中国で儀の曹操の墓で
鉄の鏡が出土しているという状況などから見ても
このころのものだろうというふうに思われます
今週は儀の曹操の墓から出土した鏡とよく似た
日田氏で見つかった鏡
金銀柵岩手龍門鉄鏡とはどういった鏡なのか
謎を追求しています
国立博物館企画課長の白井克弥さんに伺っています
今度はこの鏡と曹操の墓から出てきた鏡との共通点について伺います
まず大きさが直径が全く一緒なんですね
この大きさにどのくらい意味があるのかというのは
専門家の間でも少し意見の違いはあるようですけれども
21センチというのは当時の五感でいうと
多分一尺ぐらいの長さの単位で一尺ぐらいだと思うのですけれども
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それと同じ大きさであるということは結構気になるところです
曹操の墓で出た鏡というのはまだ分析の途中で
まだよく分からないところもあるのですが
少なくとも金を用いた像眼があるだろうということも指摘をされておりますので
ある程度似たものであったその可能性はあると思います
それからこの鏡が発見された経緯ですね
これが非常に分かりづらい
どういうことなんだろうという
これはちょっと分かりづらいですけれども
大変著名な考古学者である梅原誠二という方が
こういう鏡があるよという紹介を受けて
ご自身で購入されて
その時にどういうところで出土したのかを
現地に行ってこの場合は大分県の北に行って
そこで出土状況の聞き取りを行って
どうもこんな感じのところで出たらしいということを
自ら論文で書き残しているのですけれども
ただちゃんとした発掘調査の成果ではなくて
出土した時の状況を目撃者に聞き取りをしただけでありますので
どういうものなのか実はよく分からないんですね
我々は段原古墳と呼んでいますが
これが段原古墳ですよというはっきりした古墳の姿というのは
見えているわけではなくて
こういうのはだいたい古墳とかから出るだろうなというのと
当時の証言で地元の人がこういうふうな穴から出ましたよという証言をしたという
その記録からしか分からないんですね
なので専門家が詳細な図面とか写真を撮って
記録に残しているというのとはちょっと違いますので
そうですね
今の考古学のいろんな知識のどの部分と比較すればよいのかというのが
大変分かりにくいですね
さらにこの地点から出土したというバグなどがあるのですけれども
それと比較をしても年代が200年ぐらい違っておりまして
そういうのは一緒に出る可能性がなくはないんでしょうけれども
関連性が現地で考古学的な記録をちゃんと残したわけではないので
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その辺の解釈もどうしていいのか難しいところだと思います
先日国立博物館に中国火難症文物考古研究院の阪維平さんが見えていました
阪さんの意見はどうだったのか
曹操の墓から出土した鏡とどういう点が似ていると見ていらっしゃるのか伺ってみました
鉄の鏡であるということと
さらにそこに金銀や玉などで装飾をしているということを重視されていましたね
特に金銀や玉で装飾するのは
中国の皇帝とかあるいは諸皇ですね
皇帝にすぐ高い地位の人々
そうした人々ぐらいのレベルでないと持てない類のものであるということを繰り返し指摘をされていました
ちょっと違うという点はあったんですか
曹操の墓で出てきた鏡はまだ文様がはっきりしないんですけれども
CTスキャンで得られた画像を見る限り
文様はかなり違う文様のようですね
曹操工僚のものは何となく四角いような姿が見えて
真ん中のつまみの周りを何か四角く区切るようなものがあって
その周りに文様が展開をしているんですけれども
それと段原古墳のものとは文様は明らかに違っているだろうと思います
ただはっきりしないので
どこまで細かく言えるかわからないんですが
異なった文様だと思います
ただ阪生先生が強調しておられたことは
文様が違うということをことさらに強調して
あれとこれは違いますという見方に関しては
それは考え方が違うんだということをおっしゃっていましたね
つまりこういった高級品は一個一個が違っているのが当然で
売り二つであるのが正解みたいに言うのはどうも違うんだろうということでした
確かに皇帝とかのクラスのものですので
一個一個が特別なものであるということで
私たちどうしてもあれとこれがどのぐらい同じかという基準で
ものを考えがちだったんですけれども
そこについては阪生先生は明確にそういう見方ではないということを指摘されましたね
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それで最後になぜひたしでこの鏡が出動したのか
どういう経緯だったのだろうかと
いろんな説があるみたいですけれども
石井さんはどういうふうに考えますか
これが五感の割か三国時代の初めぐらいに
作られてからほとんどなく日本に入ってきたのだとすると
当時は今の近畿地方を中心とした政権が
各地の地方との関係を維持するために
まさにその維新剤を配るというようなことがあった
そういうふうに多くの考古学者は考えておりまして
これもその一環として下にいた有欲者に分け与えた一つであると考えるのが
普通の解釈になろうかと思いますね
それがこの場合政策年代から実際に埋まるまでに
ひょっとして200年かかっているかもしれないというところが
若干難しいところでありまして
大分まで来てから200年経ったのか
どこか別のところで200年過ごしてから最後に大分にやってきたのか
それが何とも今知られている出土状況では
そこは解釈しにくいんですけれども
いずれにせよ滅多に手に入らない宝物
外国で作られた宝物を持っているということは
権威の象徴であったはずなので
そういった極めて政治的な理由で大分にやってきただろうとは思います
今週は日田市で見つかった金銀柵岩手龍門鉄橋について
国立博物館企画課長白井克弥さんにお話を伺いました
ここで古代の福岡を歩くリポーター中島理恵さんです
おはようございます
まもなく令和最初のお正月がやってきました
どこに初詣に行こうかなという気持ちにお答えして
宗方大社のヘッズ軍を歩いてみたいと思います
広報担当の令和御値木の黒上直人さんに聞いてきたんですが
令和最初のお正月どんな気持ちでお参りすればいいでしょうか
言語が変わって初めてなのでまた気持ち新たに
皆さんスタートしてもらえればいいなと思います
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神社って決意立てる場所なので
1年間こういうふうに頑張るので見守っておいてくださいという
そういう気持ちで来てもらえればうれしいなと思います
そうですね
1年の決意を立てる
令和初めての正月
1月1日から3日までの間
参観日は24時間参拝可能なんですよ
そうなんですね
元日の0時に門がバンと開いた後は
閉まるのは1月4日の夕方5時
そこまでは1回も門が閉まらないそうなので
いつ行っても大丈夫なので上手に込み合いますので
混雑を避けて
一応ですね黒上さんにいつだったら込まないですかって言ったら
ほぼ難しいと思いますというお答えでしたので
もう自分の体力と都合でうまくいくべきかなと思います
もちろん閉津宮の本殿にお参りするのもそうなんですが
ここから歩いて10分ほど山を小道を登っていくところにいます
高宮祭場ここもぜひお勧めしたいと思います
宗さん女神が降り立ったところなんて言われてますけれども
木に囲まれた石敷きのエリアで木が奥の方にポツッと一本あって
古代の祈りの現場がそのまま残されている場所なんですが
ここでももちろんお祭りがありますけれども
お祭りが行われているタイミングで参拝していただけるというのは
どっちにしろ長い列ですので難しいかもしれませんね
と黒上さんおっしゃるんですが
何やともあれ行って誓いを立てるのは良いのではないかと思います
でこの高宮祭場でお勧めしたいというか
私も1回いただいたんですが割布守りというのがあるんです
割布守り
横幅が5センチぐらい縦が10センチぐらいで
真ん中からパキンと割れるようになっている
お守り剣
エマに近い感じなんですが木でできています
この割布守りについて黒上さんにこんなお話聞いてきました
割布名前書くようになっているので
名前書くのとお守りの部分になっているので
お守りを持ってもらって
名前書いたのは書ける場所がありますので
そちらに書けてもらえば大丈夫です
片方は自分で持って
片方は名前書いてお前に来ましたという証ですけど
こういうのがあるんですね
そうなんです
これ高宮祭場だけにしか置いていませんので
本殿のところだけしか行ったことのない人は
何そんなものがあったんですかって感じになるんですよ
ぜひちょっと道を歩いて高宮祭場に行って
ここで半分は神様のところに置いてきて
半分は自分で持って帰るという楽しみがあります
そしてお正月お幹もいただけるんですけれども
ノンアルコールの甘酒が用意されているそうです
これ新聞くぐりまして本殿の左側にあるそうですので
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ぜひせっかくですからこれいただいて
さらに気持ちを盛り上げていただきたい
あと村方大使のお正月の楽しみとしては
福みくじっていうのがあるんですね
1回500円でさあ何が出るかなって感じなんですが
縁起物とかちょっとした家電が当たったりするんですが
個人的には縁起物
特大の熊出とか
あとかぶら屋
めでたいってタイの形の置物みたいなのがあるんですけれども
こういったものも可愛いですし
エトのネズミの置物やエマ
こういったものを並びますんで
運試しにぜひ福みくじもチャレンジしてください
中嶋理恵さんでした
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宮城市と福岡県の企画協賛
道の駅室方
餃子の山端の提供でお送りいたしました
今年はこれでお別れです
来年もよろしくお願いいたします
ご案内は酒田周大でした
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