ホワイトペーパーの基礎
おはようございます。ライターをしたり、デザインをしたり、在宅個人事業主として働いているこばやしです。
今日は知見のないジャンルのホワイトペーパーを依頼されたらどう作るのかという話でいきたいなと思います。
ホワイトペーパーの仕事ですね。B2Bのマーケティングコンテンツとして、リードカクテックを目的に作るコンテンツなんですけれども、
一般的なSEO記事に比べると、ややノウハウが濃かったりとか、その社内の専門情報だったり、自社で保有しているノウハウを切り出しながら、
クライアントさんの見込み顧客の課題を解決するためのコンテンツを作る感じになります。
僕も結構な数のホワイトペーパー、3、40本ぐらい作ってきた中で、やっぱり全部がその業務だったり精通しているパターンというのも多くはないんですよね。
僕はもともとシステムエンジニアとして、システム開発だったり運用だったりとか、
あとはERPシステムとかエンタープライアンズ向けの大きなシステムの導入支援というものをやっていたので、
そういったジャンルについてはすごく知見を盛り込んで作ることはできるんですけれども、
IT系といっても結構幅が広いので、全然わからないソリューションもあったりもします。
比較的IT系ということで絞って僕は受けているようにしているんですけど、
中には全然IT系なんだけど、AWS、Amazon Web Serviceに関するものだったりとか、
僕はマイクロソフトのAzure系のクラウドについてはちょっとかじってたんですけど、
AWSはちょっとぐらい感じだったんですけど、そういうのをやってみたりとか、
あとシンプルにIPOとか会計ソフトを導入する会社さんの場合は会社を上場するために財務会計とか、
管理会計系というのかな、税金をしっかり収めるための税務会計から上場後の報告義務を果たすための財務会計みたいなものを
上場のときは必要になるんですけど、そういうもののツールとして導入しましょうみたいな、
そういう会計システムをちょっとやってたけど、そこまでやってないわみたいなやつもあったりするんですよね。
なので知見のないジャンルのホワイトペーパーを依頼されたらどう作っていくんですかみたいなパターンは、
ちょっと情報としてのはね落とし込んでおきたいなと思ったので話しています。
取材を通じた情報収集
やったことないとか一時情報があんまりない、自分自身知見がない場合のホワイトペーパーの作り方なんですけど、
大きく分けると1つは取材ですよね、しっかりと取材をするっていうことと、
2つ目がこれから一時情報が得られるものであればそれをやるっていうことかな。
最後3つ目がクライアントが提供する別コンテンツを統合したり編集したりして組み合わせて作るっていう感じかな。
1つが取材ですね。やっぱりこれがメインです。
新しい新サービスとか新しい事業のためにホワイトペーパーを作ろうとすると、
既存のコンテンツがなかったりとかあんまり情報がなかったりする、
LPしかないですみたいなパターンが結構あったりするんですけど、
そういうときは限りある情報を補足するために結構取材をします。
主にこのコンテンツマーケティングをやるときにカウンターパートになるのはマーケティング部隊の人なんですけど、
その方に分かる範囲であれば聞くし、具体的な開発部隊、
例えばツールの提供、SaaS型のツール提供とかであれば、
それを作った開発部隊の方にも取材をする機会もありました。
僕が作ったので言うと法人向けの生成AIツールがあったんですけど、
マーケティング部だけの人だと使い切ってなったりとか機能みたいなところはちょっと分からないという感じだったので、
僕も初めて使うツールなので、デモンストレーションというかガイダンスみたいなのを受けたりとか開発部の方から、
開発部の方に指示をもらったりとかをして、
実際の製品ソリューションの特徴をお伺いするみたいなことはやりました。
そういった取材を通して、クライアントの見込み顧客の課題はどういったところにあるのかとか、
どういう問い合わせが多いですかとか、そういう時ってどうやって回答してるんですかとか、
こういう問い合わせはその後どういう風な話で展開されてますかみたいな、
そういうことを聞いたりとかしています。
そうやってクライアントの見込み顧客のニーズを拾うということをもちろんやるし、
あとはこれマーケティング部への取材だったりとか営業部隊の取材なんですけど、
実際ソリューションの開発部への取材なんかもしたりしますね。
そんな感じで結構取材がメインになったり来ています。
2つ目がこれから一時情報を得られるならそれも得るということで、
これは例えば過去にやったもので言うと、それこそ法人向けの生成AIツールであれば、
仮ライセンスをいただいてちょっと触らせてもらってもいいですかみたいな、
実際にツールを使わせていただきつつ画面のスクショ撮ったりとか、
そういったものをホワイトペーパーに反映したり、
あとはビジネスチャットツールの比較ですね。
大手のグループウェアさんのホワイトペーパーを作ったときには、
グループAIの機能の中にビジネスチャット機能があったりするんですけど、
そういったものを比較するために競合のツール、
一応その市販で、市販というかリリース、他の競合製品も使えるような状況だったりするので、
実際にインストールして触ってみて機能を確認して、
こういうところに差があるなみたいなところを実際に検証して、
こういう場合はビジネス的なこういうシーンではこういう使い方ができるので、
こういうほうが便利ですよねみたいな、
実際レビューみたいな感じで機能比較だったんで、そういうものをやってみたり、
これから一時情報が得られる作れるようなものであればそれもやるっていうような感じですね。
だから結構大変ですね。機能比較系は本当に大変。
使ったことあるツールだったらいいんですけど、
使ったことないツールだと一通り機能網羅したりとかするのが結構大変ですね。
この辺りは僕もソフトウェアだってシステムのテスト工程をやってたので、
多分これってこういう仕様なんだろうなみたいなのを想像しながら、
いろいろな機能を試すっていうことはいろいろやってきたので、
そこは推移としての知見が活かせる場面だなというふうに思っているので、
比較的スムーズには作れるようになったんですけど、
これ一般的にやろうとしたら結構大変だよなっていうふうには感じますね。
コンテンツの再編集
最後3つ目がクライアントが提供する別コンテンツを統合したり再編集して作るという感じですね。
このケースも結構多いですね。
コンテンツマーケティングをすごい頑張っている企業さんの場合は、
別のホワイトペーパーがあったりとか、
もちろんSEO記事だったりコラム記事だったり取材記事、
そして導入事例記事みたいなのがいっぱいあるんですよね。
それを再編集して、今回このテーマのホワイトペーパーを用意したい、
こういうストーリーラインで作りたいってなった時に、
いろんなとこが引っ張ってくるんですよね。
SEO記事だったりとか、自社で発信をしているノウハウコンテンツをリサイクルするみたいな感じですかね。
なので自分自身もちゃんとリサーチはするんだけども、
何を語るかってなった時に、
リソースとするところは、既存のクライアント様の別コンテンツを中心に引っ張ってきて、
再編集をして、記事を統合したり、
あとは自分がリサーチした内容を過筆修正してまとめてあげて、
ホワイトペーパーを作るっていう感じですね。
このパターンは結構多いです。
大手のコンテンツマーケティングがすごい充実されているクライアント様の場合は、
この辺りが多いですかね。
コンテンツのリサイクルを前提に、見せ方だけはリニューアルをして、
語るべき内容のところは実はいろんなところで言っているんだよねっていうのを再パッケージ化して、
ホワイトペーパーにするっていう感じで、
自分もわからない深いニーズのところは、
そのクライアントさんが発信している内容をベースに再編集をするっていうような感じでホワイトペーパーを作っていきます。
なので知見のないジャンルのホワイトペーパーを依頼されたとしても、
取材ができるかどうか、
取材料をちゃんと払っていただけるかみたいな、
予算の話のときに取材しますよって話をしたりだったりとか、
一時情報の取得のために開発ツールを使わせてもらってもいいですかとかっていう提案をしたりとか、
あとはこれの参考になるリサイクル元になるコンテンツであったりしますかっていうのは聞いたりしますね。
お客さんも取材の…どうだろう取材…取材やった方がいいんだろうけどね。
結構お客さんによってはこれをベースにして作ってもらったら大丈夫だと思うんで、
みたいな感じで取材がない場合も結構あったりしますね。
ということで、ライターとして知見のないジャンルのホワイトペーパーを依頼されたらどう作るのかっていう話でございました。
僕、こういったホワイトペーパーのコンテンツ制作の話をですね、
ノートのマガジンにまとめていたりしますので、
もしよかったら概要欄のリンクから覗いてみてください。
ではでは、失礼いたします。バイバイ。