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2025-03-14 19:41

#17 読んでいる本の紹介「サブカルチャーのこころ」「なぜ人は自分を責めてしまうのか」

『サブカルチャーの心』から自身の趣味嗜好を照らし合わせてみた / ビジュアル系 / 安室さんのしなやかな強さにヒーロー像を重ねていた / ライブ体験はカタルシスを得る大切な機会 / ファン友達は趣味特化のシンプルな関係性 / 信田さよ子さんの『なぜ人は自分を責めてしまうのか』/ 「自分が悪いと思うことには合理性がある」という言葉に感銘 / 故人の死に納得いく理由が見つからず、自責の念 / 信田さんから感じる圧倒的味方感

・サブカルチャーのこころ: オタクなカウンセラーがまじめに語ってみた
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安室奈美恵さんにハマってしまった感じのことが、この本の中に何か書かれているだろうかと読んでみたら意外にも「傷と血と痛みによる美しい世界ーヴィジュアル系」だったお話しました。

・なぜ人は自分を責めてしまうのか
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以前、信田さよ子さんのセミナーを視聴した際「自責はたったひとつの合理性、自分に説明がつく」という言葉が印象的だったこと。的確すぎる言葉、圧倒的味方感、ケアする人の支配性の自覚、権力に対して自分自身の抵抗や恐怖についてお話しました。

#サブカルチャーのこころ #なぜ人は自分を責めてしまうのか #喪失感

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喪失感は突然に、第17回目の配信です。 今回は、読んでいる本の紹介
サブカルチャーの心と、なぜ人は自分を責めてしまうのか の本についてお話ししていきたいと思います。
まずですね、このサブカルチャーの心っていうのは 現役カウンセラー12人が漫画、アニメ、ゲーム、映画、アイドル、ファッション、インターネット
ボードゲームなど、現代日本のサブカルチャーについて そこに潜む心、あるいは表現された心を読み解いたものです。という本なんですけども
ちょっと前に、ある心理師の人が紹介をしていて、ずっと気になっていたんですけども
少し前に、このポッドキャストで 安全に狂えたから、今ここにいるっていうことで
安全に狂う方法の本がまさに自分だったなぁって話をしたんですけども それを
喋った後に、そういえばサブカルチャーの心とか 読んでみるといいんじゃないかなぁと思って思い出して、図書館で借りてきました。
いろんなね、漫画とかアニメとかの紹介がされていて、例えば 鬼滅の刃とか、折れない心、繋がる思い
呪術回戦、言葉がもどらす希望と呪い 眠らない夜の居場所、フォートナイトとか
あとね、ジャニーズとか宝塚とかあるんですけども 自分これどれに頭もあるのかなぁと思って、ぱーっと目次を
見た時に アイドルか
ジャニーズ? ジャニーズのところはアイドルの発達段階って書いてたから、この時点で違うかなと思ったんだけどね、実際ね
自分がどれに当てはまるかなぁと思ったら、ビジュアル系だったんでしょうね 傷と血と痛みによる美しい世界っていうのでね
一見この目次のタイトルからだと全然 自分が当てはまると思ってなかったんですけど、これを読むとですね
例えば ビジュアル系の魅力は何といっても世界観やコンセプトにありますというところで
ここではないどこかとか、ダークで神秘的なとかね あと
表現される世界は少しずつ短いなり始め 闇や闇、闇って暗闇の闇と
病気になる闇ね 痛みと傷、絶望狂気、孤独や怒りなど様々な旋律の言葉によって表現されるようになりました
というのがあって ちょっとこれ読んでもちょっと
かけ離れてる気はするんだけども でも私はおそらくアムロナミエさんに
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初めて聞いた方はわかんないかもしれないですが 私すごいアムロナミエさんのめちゃくちゃファンで今でもね
引退しちゃったけど、それでアムロナミエさんのガチファンになり 年に十数回のライブに行きみたいな感じで結構すごいガチハマりしてたんですね
それが自分にとっての一つの居場所になって いろいろ回復をしていったという時期なんですね
詳しいのは少し前の フォトキャスト聞いていただければと思うんですけども
アムロさんを私はやっぱりなんかこう ロールモデル的なのを見ていたんですよね
やっぱその身近な人を亡くし それでもなお今そこに立って輝いているあなたはどう生きてきたんだろうみたいなのの生き様を
こう 私は
知っていきたい感じていきたいっていうのがすごい強い思いがあったんですね そのエンターテインメント的な好きももちろん強いけども
やっぱそれだけではなくてこの人はなんでこんな強いんだろうか なんでこんな輝いてるんだろうかっていうのを知っていきたかったっていうところになると
おそらくねこの ビジュアル系のハマリドアに私は似てるんではないかなという
最初にねアムロさんを見た時に なんかヒーローだって思ったんですよ
ヒーローって歌出たけどねだから出た時びっくりしたんだけども その
自分が立ち向かえなかったものに対して立ち向かって行った人みたいなふうに なんか
捉えていた なんか圧倒的強さでもその
なんだろうな強悪という感じじゃなくてしなやかな 強さ
きっとなんか大きな 痛みを
感じているんだろうけれども それをもうなんか跳ね返すような
圧倒的パフォーマンスを見せられて
それに圧倒されていった感じ
やっぱこう 歌を歌うし踊るしっていうところで強靭な肉体な
強さっていうのもやはり垣間見た感じ だったから
すごいハマってしまった部分があるなぁと思っていて まぁこの本にも書いてあるんだけども
まあこう ファンが懸命に声援と振りを支え上げることによってメンバーが嬉しいさいっぱいの表情を浮かべ
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会場の一体感や興奮度がさらに高まり お互いの爆発的エネルギーが発散されるのです
ライブ終了後汗だくで体はクサクサであちこち痛みますが爽快感が心に残ります このような体全体を使ってエネルギーを発散するカタルシス的体験と
メンバーという他者に対して心の底から精一杯何かを捧げたくなる気持ち 同じバンドを愛する同志たちの協力と一体感などが
戦慄に感じられるところにビジュアル系ライブの醍醐味があると言えるかもしれません 私の場合はアムラナミさん一人
に対してだったんですけども あとファン友達との強いつながりを持てたというところはすごく大きかった
と思うんですよねそれまでやはりその 仕事でとかの友達とか学生の時の友達っていうので自分のこと昔から知ってるとか
自分のこう過去のことも知っている友達たちがしかいなかったけども この時は
もうあの過去の友達というかそれまでの友達と一切連絡を立ち 新たに
関係ができていった友達だけしかいなくて もう完全にアムラナミさんが好きっていうただ一つだけでつながってた友達
でまぁその最初ねまぁそれからいろいろこう いろんな話して友達にはなって友達になるつかおかしいけど知っていることもあるんだ
けども そういったのもねすごくシンプル
だったのかなというふうに今は思っています あとそれ以外にもですね作るのは表現するのなぜっていうような
ショーがあって まだちょっとここまで私たどり着いてないんだけども
目次だけ見ると知らない誰かが認めてくれるっていうのがあってね あぁまさに私これだったなぁこれ本当これ誰かは認めてくれてすごい
こう自存心 が育まれたというか30後半で自存心育まれるってどういうことなのかって感じはちょっと
あるんだけど 少しね違った角度からの心理応報の話だったりするので
とても面白いので読んでみてはいかがでしょうか ということでこの本もでもとこの本のまだ途中だったんですけど
注文してた本が発売になったのでちょっとこれ サブカルチャーのここ途中中断して今もう一気に読んでのが
信田紗友子さんのなぜ人は自分を責めてしまうのかという本が届いたので今こっち 読んでます
信田紗友子さんはとても有名な方なのでご存知の方も多いと思いますけども 依存症の問題とかに取り組んでいられたりとか
あと母親娘の問題だったりするところの本をたくさん書かれている方で 私が初めて読んだのは
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カウンセラーは何を見ているのかっていうのを多分図書館で見たときに知ったのかな でもそれ以外も結構いろいろ本読んでいて
私はその信田さんがケアというかサポートさせている方たちの対象の部類では全然ないんですけども
この言葉とかがねなんかすごいね
刺さってくるというか 私も勇気づけられるというか
なんなんだろう私これなんでいつも信田さんの本をサッと買ってサッと全部読んでしまうのかっていつも疑問なんですけども
今回この本をサッとすぐに買った理由は一つあるって 信田さんが開業された原宿カウンセリングセンター今は顧問されているそうなんですけども
そこでオンライン講座を定期的にしていてそれをいつも定期的に撮って撮ってるというか開催されると
メールが来るようになってるんですけどもそれで 2024年5月に開催された罪悪感と実績感というのは主張したんですね
そこでなぜ実績感を持ってしまうのかっていう話があって それは自分が悪いって思うことには合理性があって
自分にとって説明がつくことだっていうふうにおっしゃっていたのがすごい印象的で 確かにそうだなぁと思ったんですよ
なぜなら私の場合は 父と兄が実施してしまったことに対して
もうなんでどうしてって言っても何もわかんないし その
納得いく説明も理由も もう当人たちがいないからわからないんですよね
そうなってくると おそらく何もコントロールできるものがなくて
唯一できるのがその実績って確かに自分が悪い 自分のせいだっていうふうに思うことで
自分にとっての説明ができる 自分の中で完結できる
っていうのが すごい納得感があったんですよね
だからといって じゃあ
それを取り除けるの?って言ったらまた別の話なんですけど
あの視聴の時のその言葉が本当に印象的で それ以外ちょっとあんまり覚えてなくて
ただなんか実習族の方からの質問があって でもおそらく野本さん自分の専門外だから
なんか全然その話に言及しなくて どこかの専門の先生がいるわよね
で終わってしまったのは潔いなぁっていうふうに思ったぐらいで
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その母親と娘の問題に焦点を当てたお話が主だったのかな
本の中ではそれが最終章なので ちょっとまだねここまで実は言ってなくて
まだ途中までなんですけど 本当すいすいね読めてしまうんですよ
野本さんの言葉がねなんか本当すごいね
すごいって言い方しかできなくて本当ボキャブラリーが少なくてあれなんだけど
例えば依存ではなく支配というところがあって ケアや世話愛情には誰も抵抗できないわけです
あなたのケアをしますよと言われて結構ですと言ったら結構ですと言った人が問題になります
ですから誰も抵抗できないケア世話愛情という無敵の価値を利用して行われる支配
これが依存という言葉に込められたものだと思います
無敵の価値を利用して行われる支配っていう
なんかもうこれ以上の言葉ないんじゃないかなっていうような
誰も抵抗できないケア世話愛情という
こういったのでねその母親と娘が共依存になっていくっていう話なんですけどね
権力と支配の分威力で共依存を捉えるって今こそ共依存の説明のとこなんですね
とか
ケアすることで相手が弱者化するっていうこととか自分にも当てはまるんですよね
例えば今母が完全介護ではなくても動けるから大変なことではないんですけども
私がいろいろやることによって
母を弱者化させて支配できることもあるわけなんですね
そういったことによって私は自覚的でいたいっていうのもあって
信田さんの本を読んでいるのかもしれないなって思うこともある
あと支援活動という場にもいたりとかするので
その支配性を自覚するっていうところもあって
いいことをやってるって思ったら危ないんです
ケアにまつわる支配性をよく知らないといけない
他人のケアをしたら今日はどうだったんだろう
自己自由にはなっているけど支配になっていないか
なっていたらごめんなさいぐらいの自覚がないと共依存は危ないとか
何かこうね依存は良くないって思っている人がいますが
これは誤解依存は悪くありません
大事なことは依存をさせる人はどういう人がです
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依存は依存させる人の問題なんです
それは依存させるように仕向ける人がいるからです
そして確かに依存させることですごく安定する人もいる
だから自分は依存的だと自分を責める必要はありません
依存したい人はどんどんすればいいと私は思っています
というふうに依存というものに関してだったりとか
ケアする側の方の姿勢だったりすることも
すごく明確に書かれていたりとかするので
定期的に野太さんの方を読んでいるのかもしれない
あともう一つは多分権力に関してよく書かれているんですけども
私は多分その権力というものに抵抗をしているというか
恐怖もあるというか
どこから来てるかちょっとわかんないけど
もしかしてさもう父さん早く死んでて
なんかこう男性がいないっていうことに対しての
恐怖感なのもあるのかなとか
まあちょっと読んでて思ったりはしたんですよ
その権力が女性だけだと弱い部分っていうのが
社会にあってそれに負けないようにしたいっていうのが
なんかあるような気がしてて
そうなってくると権力に対しての抵抗みたいなところに
野太さんはどんとこういてくれる人っていうので
圧倒的味方感がすごいあるのが
読んでしまう要因の一つなんではないかなと思ったりする
あとまあさっき最初ちょっと話したのは
自分がこう母に対して支配的になってしまう可能性も
間違うとあるんじゃないかなと思っていて
母が重いとか母の介護が嫌だとか
そういうことではなくて
なんかこうちょいちょい言われる言葉とか
あんたのために言ってるのとか
未だに言われるなったりするのは面倒くさいし
まあ父が亡くなった時とかに言われた言葉とかも
あるいはたまに思い出したりとかすると
この人何言ってんだろうかって
たまに本当思ったりとかしてしまうと
例えば関係が悪くなった時に
この逆のパターン
母が支配するのではなくて
私が母を支配するような
ようなことになったりとかっていうのの
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予防線としての役割があるのかなと思ったりしてます
というので主題は違うんですけども
この圧倒的味方感なんですよ
この娘に対してのこのね
まなざしが本当に優しい
なんかすごいたくさんのすごい現場を
渡り歩いてきた百戦錬磨みたいな感じでもあるから
決して優しいだけの言葉じゃないんですけども
なんか読む本読む本するって読んでしまう
家族と国家を凶暴するっていうねやつもね
すごいスルスル読んでしまって
あれもすごい風船いっぱい貼ったのに
やめ返してないなっていうのでね
野太さんの本は割とすぐに買ってしまうし
本の発売記念でオンラインと対面とかでも
セミナーがいくつかやるようで
もうすでに2つ申し込んでしまった
話もすごいね面白い
ちょっと怖いけど
というのでもしこちらも興味があったら
読んでみてください
なぜ人は自分を責めてしまうのかっていう本です
では今日はこのあたりで終わりにしたいと思います
またね
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