これまでは大手の研修会社との契約で、パートナー講師、パートナーコンサルタントということで、
東京、大阪、名古屋を中心に経営の幹部の方々、部課長クラスの方々へのよく言われる階層別研修とか、
一番多かったのはマーケティング戦略を立てるという研修。
それからロジカルシンキングとか、そういった研修をやってきました。
これは自分で決められるのではなくて、ここに行ってくれということですね。
今年から、去年からなんですけれども、事業の骨組みとかやり方を大きくこのローカル、八ヶ岳ローカルで、
山梨ローカルでやっていこうというふうに変えてきています。
まずこの人と組織の相談室、大きな特徴といいますと、どういったところになりますでしょうか。
そうですね、これは一つの特徴は私自身にあるんですけれども、一人でやっていますので、私自身が商品であるわけなんですが、
経験を生かして、長年企業でやってきた経験、国内外でいろんな事業であるとか、いろんなポジションをやってきました。
そこでマネジメント経験がありますので、人が集まるところ、必ずこれは役立つと思っています。
それからさっき言った大手研修会社で、いろんな会社のトップの方、部課長の方と議論をしてきたような経験。
それから一昨年から中小企業家同友会というふうに入って、いろんな社長の方といろんな会合に出たり、
特にその後のいわゆる飲み会というやつで本音が出ますので、ここでいろんなことを聞いて、大変だなというのを実感していて、
この3つぐらいを重ね合わせて、いろんなことができると思っています。
それからもう一つは、私が教えて、向こうが学ぶということも、もちろんそれもありますけれど、
やっぱり私とのいわゆる壁打ちと言いますかね、向こうは自分の意見を言って、私は私の意見を言って、
あるいは受講生同士での壁打ちをやって、自分の意見、自分の考えをどんどん整理していくとか、
あるいは人の意見を取り入れて自分のものにしていくとか、そういったやり方を多く取り入れています。
3番目は、特に八津堅家というか山梨の中小企業で必要になってくると思うんですけれども、
やっぱり社長にはっきりものを申し上げると、これは外側にいる人間でないと言えないようなこともありますので、
これは言ってほしくないようなこともあるかもしれないんですけれども、これははっきり申し上げて、
社員の方々が言えないようなことを代弁もしなきゃいけないなと、そういう役割もあるかなというふうに思っています。
その辺が特徴になっていますね。大手にない特徴になっています。
経営者の皆さんにとってはもしかすると耳の痛いこともあるかもしれませんね。
そっちの方が多くなると思います。
そして、大きい会社で60歳までお仕事をされてきた中で、いろいろなポジションだとか組織を経験されてきたということで、
やはりここら辺の経験というのは今のお仕事にもだいぶ活きていらっしゃいますか。
そうですね。やっぱり人が集まるところというのは同じような現象が起きますので、
これはそのまま生きるということですね。
例えば小人数の規模のグループであっても、ある程度中規模大規模というふうになっても、
起こる本質みたいなのは同じなんでしょうかね。
同じですね。
わかりやすい例が、どこの人数に限らず、3,4人、4,5人集まると全体を引っ張る人と、
ちょっと後ろ向きな人と、真ん中ぐらいが様子を見ている塊と、だいたいこれ共通しているんですよね。
ですからここにどういうふうに手を打っていったらいいかとか、そういうことは基本的には同じですね。
いわゆる2,6,2の法則みたいなのがありますけれども、やはり頑張っていこうという層と、
いやいやちょっとという層と、さてどうなるかなという層というのは分かれていくんですね。
そうですね。
やっぱり式の中で、みんながみんな同じというふうに向くにはなかなか難しいところもあると思うんですけれども、
こういったベクトルを合わせていくといったらいいんでしょうかね。
そういったところにはどういったことが必要なんでしょうか。
はい。中小企業の最近の話題でも出てくるんですけれども、やっぱり理念をしっかり作って、
ビジョンをしっかり作って、ここに行くぞというのを宣言してということなんですよね。
理念も作っただけじゃ意味がないんで、壁に貼っただけじゃ1,2週間すると壁の一つの景色になって誰も見ないですから、
やっぱり浸透度というか、それをきっちり見て、どういうふうにしたらみんなに分かってもらえるんだろうというところは見ていきます。
理念というのは割と永続的に続けていくものなんです。
かたえ世の中というのはどんどん変わっていきますんでね。
やっぱりマーケティングなんかやってみるとよく分かるのは、世の中をどういうふうに見ていったらいいかとか、
ライバルはどうなのかとか、顧客はどうなのかとか、そういうのを感じ取って、
敏感にそれを試作に反映していかなきゃいけないと。
これは理念の下にはあるんですけども、ビジョンとして。
そういう世の中を見ながらしっかりビジョンを作っていかなきゃいけない。
3年から5年スパンぐらいですね。
これをやっていかなきゃいけないと。
そういう構造を明確にしてみんなに伝えていくということが大事かなと思いますね。
ありがとうございます。
それではここで1曲聴いていただきたいと思いますけど、
まず1曲目は何をおかけしましょうか。
はい。井上陽水の闇夜の国からと。お願いします。
はい。それでは聴いていただきましょう。
井上陽水で闇夜の国から。どうぞ。
曲を聴いていただきました。
さて、先ほどのお話の中でですね、やはり理念ですとかビジョンといったもの、
こういったものを軸にマネジメントしていくというお話もありましたけど、
最近ではですね、中長期計画みたいなのが古いという論説も出てきていますけれども、
田中さんその辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
はい。中長期計画も一旦作って終わりではないんですよね。
ですから世の中の変化を敏感に感じ取って、目標や計画も変えるときはスパッと変えなきゃいけない。
3年計画でもう2年目で変えられるとこなんか結構ありますから、そこはもう敏感にやっていかなきゃいけないと思いますね。
だからそういうふうにやっていけば決して古いことじゃないし、大丈夫だと思いますね。
そのためにはしっかりとブレない軸というものがあって、戦術とかそういったレベルではどんどん変えていかなきゃいけない。
そういったところがいろいろ混同されて議論されている部分ってなるような気がするんですけれども、いかがですか。
おっしゃる通りですね。だからブレない軸、一番のところは理念というのはずっと永続的なんですけれども、
ビジョンというのは世の中の変化を敏感に反映してどんどんと変えるとこは変えていかなきゃいけないと思う。
あとは下からの意見ですね。今までは上位下達という上の意向を下に伝えてしっかりやれと、余計なこと言うなと、こうじゃなくて、
下の考えていることをどんどんどんどんいいことを上に上げていくと、下位上達って言ってるんですけれども、これがものすごく大事だと思います。
一見ね、上位下達の組織ってのは取り回しが早くて、いろんなところに臨機応変に対応できそうな気がするんですけれども、
その下位上達というところのメリットはどういったところなんでしょうか。
はい、上位下達というのは、方針というのは社長の周りだけで決めちゃいけないことだと思うんですね。
やっぱりいろんな考えを持っている人は現場にもいますので、やっぱり世の中の変化というのは現場の方がある意味感じやすいところもあるから、
ここでしっかり意見を上の方に上げていくと。中間のマネージャーはそれを抑えるんじゃなくて、
どんどんどんどん上に、いい意見を上に吹き上げていくということが大事だと思いますね。
やはり社長といいますか経営者の皆さん、じゃあ現場知っているのかと言われたら、なかなか細かい部分までは難しいなと思いますし、
かといって、じゃあ現場の人たちだけで方針を決めていいかというと、そういうわけでもない。
そうですね。
ということで、経営層の人たちと現場の皆さんが意見を戦わせることが大事なんじゃないかなと。
おっしゃるとおりですね。
そういうことなんでしょうけれども、この経営層と現場の皆さんの意見を戦わせるために、どんな組織風土が必要なんでしょうか。
そうですね。だからそこの中間にいるのが中間管理職という部課長クラスだと思うんですね。
ですから、しっかり自分の軸を持って普段から磨き上げておかなきゃいけないと。
場合によっては、従っていることが正しければ、しっかりと上に物を申さなきゃいけないということなんですよね。
なので、何ですかね、時にはやっぱり部課長は経営層に対して物を申す、提言する存在が大事になってくると思います。
だから中間、直接普通の社員と社長がやり取りする会社もあるでしょうけど、普通はないからそこに中間に立って、
しっかりと自分の両方から聞いた意見を自分の意見にして、ブラッシュアップして上に提言していくということが大事になってくると思いますね。
そうすると、人と組織の相談室のサービスを提供する相手とすると、やはりそういった層が中心になりますでしょうか。
そうですね。会社によって違ってくると思います。会社さんによってはもう社長さんとダイレクトになって、いろんなことを決めていかなきゃいけないし、
中間の方々とやっていかなきゃいけない。両方あると思いますね。
そうすると、これから経営者になるそうであるとか、後継が決まっている方とか、そういった方もそういった考え方というのは大事になってきますね。
そうです。
そういった方向けのサービスというのもあるんでしょうか。
サービスというのは固定的なものはないんですけれども、やはり会社ごとにいろいろ話をヒアリングして、こういうことでやってみませんかというのはご提案していきたいと思っています。