家事とその負担
カランコローン!いらっしゃいませ。
喫茶クロスロードへようこそ!
この音声配信は、本好きな人たちがふらっと集まり、
みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、
店員たちが気ままにゆるーく話してまいります。
6月9日、第99回の配信です。
本日は、おはぎさん、なっしーの2名で配信いたします。
おはぎさん、よろしく!
お願いします。
さあ、もう99回!
ということで、みーけたへのカウントダウン、
唐突に始まってきましたよね。ということで、
ちょっとそういう盛り上げもしつつ、
なっしーがお話ししたいのは、
ドラマでも話題になっている、
【明け野帰子】さんの【対岸の家事】という本です。
この家事っていうのは、火で起こる事件の方じゃなくて、
家の仕事と書く、あの家事のことを指しています。
著者の【明け野帰子】さんは、
以前にも【私、定時で帰ります】という本がドラマ化されています。
この本は、ご自身の7年間のマーケッター会社での
勤務経験をもとに書かれていたりしているのと、
今回紹介する【対岸の家事】も、
自身の産休・育休経験をもとに書かれているそうで、
結構ね、描写もリアルだし、
あと、視点が面白い作家さんだなっていうふうになっしーは思っております。
ちなみに、おはぎさん、このどっちかの作品を読んだり、
ドラマを見てたりしますか?
どっちの作品も初めて知りました。
いや、でも家事って、ずっとやんなきゃいけないイメージがあって、
若干ネガティブ要素強めなんだよね、家事って。
ああ、そういうイメージなんだ。
食事一つにしてもさ、準備して、後片付けしてって、
最初から最後までしっかりあるし、
洗濯も洗って干して、乾いた後に畳んでしまってっていう、
始まりから終わりまでちゃんと順序というか段取りがあって、
ずっと終わらないなっていうのが家事だなって思ってて。
ずっと終わらないものである。
ご飯作っておしまいとか、洗濯干したらおしまいとか、
そういうおしまいのタイミングがあれば、ちょっとは気持ちが楽になるんだけど、
全部の家事に後始末がついて回るから、
結構後始末があるものが得意じゃないんだろうなって苦労が多いなって思う家事。
なるほどね、その後始末のところまで含めて家事って考えると、
結構重たいなーみたいな感じで大木さんは思ってるんだね。
いやー、そうなんだよね。
料理とか確かにね、
作って食べて、この鍋洗うのかーみたいなところとかね、
料理一つとってもさ、その工程の中で好きな部分と嫌いな部分とかあったりしてさ、
もちろん仕事とかもさ、そういうのところ要素はあるなって思うんだけど、
なんか家事はそれを本当に繰り返してる感じはするからね、
永遠に終わらないっていうのがちょっと、
確かに大木さんの言ってるイメージの中でちょっとキーワードかなって思いながらなしも聞いてました。
好きな部分だけやっていいよって言うんだったら好きな部分だけやってるけど、
嫌いな部分もセットで一つの家事になっちゃうから、
好きな部分だけできるっていうわけじゃないから、それもしんどいなーって思う。
そうねー、わかるわー。
対岸の家事の紹介
ちょっと家事トーク始めると長くなりそうだから、
一旦作品の紹介をしていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
はい、大丈夫です。お願いします。
対岸の家事という話に移っていくんですが、
こちらの主人公は専業主婦の村上志穂さんという女性の方です。
この志穂さんはですね、自分のお母さんがお亡くなりになったことをきっかけに、
いわゆる家事を学生時代からやっていたという経験がある女性の方です。
その学生の時から家事を、家のことをやるようになって、
そうしてると自分の部活とか勉強とかにあんまり打ち込めないみたいな、
家事もやりながらそういうのをやるのって難しいなっていうふうに思って、
自分には二つのことは同時にできないんだなと思って、
結婚するタイミングでは専業主婦をしたいっていうことをパートナーに伝えて、
専業主婦になったっていう女性です。
志穂さんはお子さんもいて、自分が子供が生まれて児童館に行ってみたら、
周りのお母さんはみんな育休中のワーママなことに気づいて、
周りのワーママたちに遠まきに、
専業主婦って絶滅危惧種だよね、みたいなことを言われてしまって、
え、そうなの?みたいなショックとともに、
専業主婦のママ友を探そうみたいな感じで、
ママ友を探すんだけど、いまだに一向に見つからないっていうふうに、
そんな状況の中で子育てをしているママさんの、
専業主婦の志穂さんの様子が描写されています。
私ね、まずこのシーンでね、結構ドキッとしたの。
そのドキッとした理由としては、
確かに私も育休中で、周りのワーママさん、
やっぱりワーママの人が多かったなって思ってて、
あんまり悪気もなくというか、
特に態もなく、
え、復帰のタイミングいつにします?みたいなことを、
いきなり話し始めちゃった時とかもあって、
自分はそういうふうに児童館に行って、
そういう話をし始めちゃってたなって思って、
もしかしてそういう時に、専業主婦の人は、
そこの部分でちょっとこう、あって思って壁を作られたりとか、
そういうこともあったんじゃないかなっていうことに思って、
気づいてなかった分に気づかされたみたいな感じで、
ドキッとしたっていう話なんだよね。
でも確かに、今ナッシーの話聞いてて、
ワーママ友達っていう言葉はあるけど、
専業主婦ともってあんまり聞かないなって思ったりとか。
もちろん、たぶんカエル子さん、著者の方は、
そこの部分をすごく反映して、
この作品を書いたんだなって思ってて、
結構その作品の中で、やっぱその世の中の流れとして、
ワーママが結構メインになってきてるよね、みたいなのを、
この作品の中の登場人物も意識として持ってて、
でも、本当にそれって、
今の世の中で確かにメイン、ちょっと多くなりつつあるけど、
それも一時的なことだよね、みたいな。
専業主婦が多かったのも一時的なことだし、みたいな、
そういう描写もあったりして、
そうか、でもそうすると、そういうことで、
専業主婦とワーママみたいなところで、
いつの間にかそういう見えない壁みたいなのができてたのかなっていうのが、
まず一つ大きな気づきだったし、
それを勝手にもしかして作ってたのかもしれないなっていう、
家事と育児の現状
ナッシーの反省もあったよっていうのを、
ちょっとね、これは結構この物語の中で衝撃的なシーンなので、
ちょっと言いたかったですっていう感じかな。
この物語、さらに登場人物何人か出てくるんだけど、
特に主要な登場人物としては、
まず一人として、二人の子供を育てるワーママの長野玲子さんという人が出てきます。
この人は、夫も自分も出社ベースの勤務体系、
しかも夫のほうが激務っていう状態だから、
平日はほぼワンオペ状態のママさんです。
うわ、しんどい。
そうそう、しんどいのこれ。
しかも親も遠方で、みたいな。
ほぼ一人で子供の世話と家事をやらなきゃいけないっていう状態なのが、この玲子さんなんでね。
で、もう一人は職場復帰した奥さんの代わりに、
2年の育休を取得中の中谷達也さんです。
この人は娘さんを3歳までは自宅保育するということを選んだパパさん。
この人はママさんじゃなくてパパさんです。
この中谷さんのほうは育休を取得してるから、
玲子さん、さっき言ったワンママの人よりは、
時間的余裕はあって、言うなれば専業主婦である主人公と同じくらい、
時間的余裕はあるっていう状態で描かれているのが中谷さんのほうです。
で、近所に住むこの2人をメインに、さらに周りの住人との交流を軸に、
対岸の家事っていう物語は進んでいくんだけど、
特に主要3人の共通点としては、子育て中で、
しかも自分が家事をメインにする人であるっていうことなんだよね。
じゃあ、ちょっとここでおはぎさんに改めて聞くんだけど、
家事って、おはぎさんにとってどういう位置づけのものかな?
めっちゃ手間で大変なイメージが先行でくるんだけど、
でも、時間に余裕ある日は細かいところにもこだわって、しっかりやるから、
自分自身家事は全く嫌いじゃないんだと思う。
ああ、そうなんだ。
毎回ね、余裕持って楽しんでやれたらいいなって思うんだけどさ、
実際は時間に追われながらもう渋々やるってことの方が多くて、
大変で手間かかって、もう嫌みたいな位置づけの時もあれば、
余裕ある時は、でもなんだかんだ楽しいよねって思えるポジションに落ち着くこともあって、
そんな感じかな、家事の位置づけというかイメージというか、
私の中の家事とはっていう感じです。
なるほど、意外とおはぎさんがポジティブな位置づけで考えてくれてて、
なしは嬉しいよっていうのと、
冒頭のシーンでさ、結構めちゃくちゃ家事嫌みたいな感じで言ったけど、
言って全然嫌いなわけじゃない。
いや、すごい、そうなんだよね。
時間があればっていうのは結構いいキーワードだなと思ってて、
ちなみに私は、結構家事ちょっとタスク的に考えてるところはあって、
毎朝この時間に風呂掃除してとか、この時間に洗濯機回してとかっていうのをやっているっていう意味では、
結構もう日常の生活の一部みたいになっているところはあるなって思う。
一方で、やっぱりさ、毎日同じ時間に起きれるわけじゃないしさ、
そうそう、いろんなアクシデントも発生するわけでさ、
そうなった時に結構、まだこのタスク終わってないみたいなことが結構積もってくると、
しんどいなみたいなところは正直あるなっていうのはあって、
もっと楽しんでやれたらいいな、
おはぎさんみたいにそういう時間をかけて丁寧にこの部分やりたいなとかっていうのも思うし、
でも今そういう位置づけになっているなっていうのが、なしの今の正直な気持ちなんだよね。
この本の最初、さっき言ったわーままのれいこさんの方の話が結構メインに来るんだけど、
まさにもう家事も仕事もいっぱいいっぱいみたいな状態で、
家事の負担とストレス
朝の5時に起きて、やって仕事をして、帰ってきてからも家事して、
家で仕事もしてみたいなことをしていることを、
なんか四六時中やっているみたいなことがあって、
れいこさん自体ちょっと追い詰められていくみたいな状況が、
なんか本の中で書かれていたりとか、
あとその、育休中のパパさんだよって紹介した中谷さんの方も、
時間的余裕はあるのに、娘と本当に毎日同じような1日を繰り返して、
誰かのための家事をし続けるっていう状況に、
そのパパさん自身が辛さを感じているっていうことが書かれていて、
これね、ここの部分とかはまさに私もちょっと育休中に感じてたことに近いなとか、
思ってここをすごく共感したりして、
書かれているのは中谷さんの辛い部分なんだけど、
ここって男女差じゃないんだなとか、
家事をメインでやるかどうかで、やっぱり共通して感じるものがあったりするんだろうな、
みたいなことを思って、
特に私はこの2人を通して、家事っていう仕事の、
仕事って言っていいのか分からないんだけど、
そういう難しさは表現されているなと思って、
自分以外の誰かのためにやる家事っていうのを365日繰り返すっていうのは、
ちょっと仕事みたいに考えられる部分もあるんだけど、
そうじゃないしんどさもあるんだよな、みたいなことを、
著者は浮き彫りにしてくれてるのかなっていうふうに思ったんだよね。
私はまだ子供を持ったことないから、イメージでしか話せないんだけどさ、
子供いながら家事するってめちゃめちゃ大変だと思ってて、
そこの要素もあるか。
1日の行動が家事で埋まっちゃうくらいのスケジュールになっちゃうんじゃないかなとも思うし、
スケジュール、タスクとか時間でここは何して何してって決めてても、
やっぱりちっちゃい子がいるとその通りにならなかったりとか、
そういう細かいところでうまくいかないところのストレスもあるのかなって思ったりとか、
あと、毎日家事ってやったとしても一緒にいる子供がまた小さいからさ、
家事やったとしてもありがとうとかねぎらいの言葉が返ってくるわけじゃないから、
そうね。
そういうところが来ないのもしんどそうって私は思う、イメージの中でしか話せないけど、
そういうポイントちょっとずれてる私、どうかな。
でも確かにメインの3人の共通点は子持ちですっていうことも言ったこともあるし、
やっぱりアクシデントとかが発生するのは大体子供が原因だったりはするから、
そういう意味では確かにそこも外せないファクテだったかもしれないなって思った。
ちっちゃい子がいるから、小学生ぐらいになったらまた違うのかもしれないけど、
今まだちょっと世話をしないと、生きていけないとまで言うとちょっとあれだけど、
生活が回っていかない状態の子たちがいる状況でその子たちも世話しつつ、
でも家事も回すっていうところにさらに難易度を上げる要素は確かにあるなっていうのも、
おかげさんの気づきを聞いて思ったな。
ちょっとここで、仕事と家事の違う要素ってどこだろうなっていうのを、
もう一回深掘りしたいなって思ってるんだけど、
その著者のカエルコさんは冒頭でも説明した通り、
私定時で帰りますっていう本も書かれているから、
仕事の考え方とかも結構自分を主軸において考えてるなっていうのが結構印象的な作家さんなんだよね。
で、超ざっくり私定時で帰りますっていう本をあらすじ紹介すると、
定時で帰りますの方の主人公はこの人もある理由があって、
絶対に定時で帰るっていうことをモットーにしてウェブ会社で働く会社員の方なんだよね。
女性です。
でも会社の中にはなかなか癖の強い社員とかがいて、
かつ定時で帰るイコール仕事をしないと決めつけられる中で、
自分のモットーをどう貫けるのかっていうのを書いていくお仕事小説みたいなのが、
この私定時で帰りますっていう方の作品です。
定時で帰るってさ、こっちはたぶんおはぎさんも想像しやすいと思うけどさ、
結構段取り決めたりとか優先順位決めて、
今日はこれとこれとこれやるよとかさ、考えてないとさ、
終わんないじゃん仕事とかさ。
そうなんだよね、うんわかる。
かえるこさんはマイナビとかのサイトとかでも、
就活メッセージ送りますみたいなのやってて、
ちょっとこれも読んでみたんだけど私。
期待に応じるだけではなく、自分の仕事にミッションを持つこととか、
断ることも相手のためみたいなところも、
そういう話も書いてたりして、
すごい仕事として参考になるな、いいアドバイスしてるなって思って、
ふむふむって読んでたんだけど、
でもさ、逆に家事ってさ、
上げ足を取るわけではなくて、これが通用しない場面あるくない?
みたいなところがちょっと思ったんだよねって思って。
さっきおはぎさんが言ったように、
子供がいる家庭は特にっていうところはあると思うんだけどさ、
ある程度ちょっと子供を中心に生活を回さざるを得ないっていう状況は
発生するわけで、
そういう時に、自分はこうやりたいよっていうのを思ってたとしても、
ちょっとそれをうまく修正したりとやっていけなかったりとか、
仕事断るみたいな感じで、
ちょっと料理と掃除断りますみたいなことをしてもさ、
もしさ、それをもしパートナーになってくれたらいいんだけどさ、
さっきのれいこさんみたいにワンオペ状態だったりとかするとかさ、
専業シェフだったら1人、自分しかやる人がいないっていう状態は、
その断った仕事のつけは全て自分が払うわけじゃん。
後でまとめて掃除しなきゃいけなかったりとかっていうのがあって、
ちょっと仕事、もちろん仕事とよく似てるなって思う部分もあるんだけど、
なんかそれだけではやっぱり、
なんか表現できない家事のしんどさみたいな部分ってあるんだろうなみたいな。
そこって仕事と同じふうにみなしていいんじゃない、いいのかなみたいなことも、
かえるこさん考えたんじゃないかなっていうのが、
この本の着眼点なんじゃないかなって思って結構読み進められたんだよね。
なるほどね。
仕事って正直、自分がいなくてもやってくれる代わりみたいな人は絶対いるけど、
生活の中の家事って自分がやらないといけない時の方が多いと思ってて、
自分の代わりってパートナーがいるかもしれないけど、
そのパートナーが劇務でできません、になってくれませんっていう時は、
自分に最終的に回ってくるから、
仕事とはちょっとジャンルの違うミッションだなって思ってて、
その型変わりしてくれる人がいないのを、
365日延々と家事をするって、
一瞬やっててすんって孤独感になっちゃったりとか、
この同じことを繰り返す日々を続けてると、
そこもしんどさにつながってくるのかなって、
もうしんどい話しかしないんだけど今。
そこがまさに書かれてる本なんだよっていうのは私も言いたい。
パートナーに頼れないとか、
同じ毎日を繰り返してるようだなみたいな気持ちを、
れいこさんとか中谷さんとかは感じてるし、
家事と仕事の違い
もちろん主人公も感じてる。
そういうところは3人とも、
実は本当は共感できるっていうところがポイントなのかなと思うんだよね。
もちろん、しんどいことばっかりじゃなくてっていうのは、
おはぎさんの言う通りで、
家事がしんどいっていう配信をしたいわけでもないからさ、
家事の中にも仕事もさ、
いろんな工程の中で楽しみを見つけて、
面白い仕事にしていくみたいなのも大事だったりするしさ、
家事の中にも自分が面白い要素を見つけて、
おはぎさんが最初言ったようなさ、
この好きな部分みたいなところを楽しむみたいなのはさ、
できるとは思うんだよね。
特にこの主人公のしほさんっていうのは、
そのあたりが上手なんだなっていうふうに、
作品の中では描かれてきて、
合わせ調味料自分で作ってみたりするんですよねとか、
節約レシピを考えてみたりするんですよねみたいなことを言って、
しほさん結構料理寄りなんだけど、
自分の家事の時間は楽しんでるんだなみたいな様子も、
きちんと描かれていたりして、
でも、やっぱり楽しんでるしほさんでも、
追い詰められたりとか、
愚痴を言いたくなるときもあるわけで、
そんなときに助けてくれたのは、
専業主婦の先輩だったっていうエピソードがあるんだよね。
その人に苦しいときとかに弱音を吐いたりして、
それで浮上して、またやっていくみたいなことをやってる。
だから、家事と仕事は似てる部分も多いけど、
やっぱりそういう、
365日誰かのためにみたいなのを一人で回していくとか、
メインでやっていくってなるとしんどい部分は、
仕事よりもしんどい部分はあるよねっていうところの気づきと、
あとやっぱりそういう、
その家事をつらいって言える、
環境とか相手が言えるっていうのは大事なことなんだよなっていうのを、
すごく思いましたっていう話です。
そうだよね。
家事つらいですよって言える相手がいるっていうのは、
結構心強いっていうか、
心の荷が降りるような感じがして、
結構大事だよねって聞いてて思ってて、
家事大変だよねっていうのは多分その、
みんな思ったことがあるから、
それを話せる相手が一人でもいると、
これから先つらいことがあっても支え合ったりとかして、
生活頑張っていこうって落ち込んでも、
復帰できるタイミングが見えてくるというか、
そういう関係とか環境とかってあるといいよねって思う。
おはぎはさ、
仲間との支え合い
おはぎはさ、まだ家事で精神をすり減らす経験が全然ないので、
全然ないって言い方はあれなんだけど、
あまりにも少ないから、
もしその時が来たら、
ナッシーにいろいろ話を聞いてもらおうかなって思った。
聞いてよナッシーって。
先輩として聞いてあげるよって。
上からだよねこれ。
いやいやいや本当に。
もういい方法ないとかさ、
こういう時どうしてるって絶対聞いてもらおうって決めました。
いやでもそう、なんか、
この本の中のタイトルってやっぱ、
すごいいいなって思ってて、
対岸の家事っていう、
よく使われることわざの方の大文字っていると思うんだけど、
この本のタイトルって。
ちなみに対岸の家事の意味の方は、
自分には全く影響がなく、
痛くも痒くもない出来事っていうのが、
対岸の家事っていうことわざの意味らしいんだけど、
でもさ、やっぱりその、
わぁママとか、わぁパパとか、
専業主婦とかっていう風に、
もしかしたら、
え、私とは違う人じゃない?みたいな風に、
思っちゃってたりとか、
登場人物たちも最初そういう風に書かれてるんだよね。
お互い自分、
何せその、
さっき言ったレイコさん、わぁママのレイコさんとかが、
絶滅危惧種だよねって言ったのは、
まさにそのレイコさんだし、
だからそういう風に、
何かお互いを、何だろうな、
自分とは別の人だよね、みたいな風に、
思ってるかもしれないけど、
でも絶対に家事っていうことを、
メインでやってる人っていうことで、
そのしんどい部分は、
お互い絶対共感できる部分だし、
見えにくいけどその大変さっていうのは、
みんなわかってるものなんだから、
もう全然、
全く自分には関係ないことではなくて、
みんなそこは、むしろ自分と、
よく似た経験もしてる、
めっちゃ関係ある要素だよってことを、
お互い気づいたら、
みんな同士みたいになって、
そうそうそう。
で、何かそういう区切りとかも、
無くなっていくような、
何か無くなっていくというか、
もしそういうのがあったとしたら、
そこは無くして、
お互い話していけるのが、
そういう仲間が欲しいじゃん、
そういう仲間が必要だなってことも、
分かったから、そうそう。
っていうのを、お互いやっていけると、
いいんじゃないかなと思うんだよね。
で、その本の中で、
この舵を通した共感とか、
仲間意識によって、
登場人物さんにも、
お互い歩み寄っていく感じが、
すごくいいなって思ったから、
何かそこは、
ドキッとしたなしも、
何かそういう先入観を持たずに、
お互い舵つらいですねって言いながら、
ちょっとお互いやっていきたいなっていうのを、
すごく強く思える、
いい作品でしたという話で、
いきたいと思います。
家事と共感
あとなんか、
雨のシーンとか、
紫陽花の花の描写とかもあったりして、
この6月の配信の時期に、
ぴったりな本だなっていうのも思ったので、
急遽ねじ込む形でここに、
ここで紹介させてもらったっていう、
経緯のある本なので、
ちょっと、あれこの本面白そうかもって思った方も、
ぜひ読んでほしいなと思います。
はい。
いやー、ちょっと、
おかぎさん大丈夫?
家事について話し切った?
家事については話し切った。
大丈夫。
結構さ、家事って、
上手くこなす方法っていう、
ライフハック本が多いイメージだったけど、
家事をこなすことでの、
精神的なものの、
泥だったり、
そういうのを書く、
書かれてることって、
あんまりそういう本と出会ったことがなかったから、
今日ちょっと新鮮な感じだった。
ほんと?よかった。
そう、でもなんか、
ライフハックも大事だし、
結構そういうのをお互いに教え合うみたいなのも、
本の中には出てくるんだけど、
やっぱね、
私は結構その、
3人が共感してって、
なんかそこになんかなってく、
仲間っぽくなってく感じが、
すごいいいなって思ったから、
そう、なんかでも、
私もそういうふうになってきたいな、みたいな。
人類みんな、
家事やってる人は、
みんな同士だぜ、イエーイ!みたいな、
世界になったらいいなって、
思ったよっていう感じでね。
はい、じゃあ、
次回の予告を最後して終わろうと思います。
はい。
お気づきの方も多いと思いますが、
次回ついに大台に乗りますので、
次回は3人会で盛り上がっていきたいと思います。
配信会の数字にちなんだ、
本のご紹介をする予定です。
お楽しみに!
お楽しみに!
ここまででトークテーマは終了ですが、
喫茶苦労では、いつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や、本にまつわるお悩みなどを、
ぜひご投稿ください。
ポッドキャストやノートに、
お便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、
そちらからご投函いただけると嬉しいです。
今後も喫茶クロスロードは、
毎週月曜日、夜21時より、
ゆるゆる営業していきます。
本日はお越しいただき、ありがとうございました。
またお待ちしております。
バイバイ!