1. 経営企画のたばこ部屋
  2. #21 法務部の頼り方
2025-03-29 10:00

#21 法務部の頼り方

◆番組概要

経営企画の「きりん」が経営企画としての悲哀や悦びを語ります。たばこ部屋だからこそ聞ける、なんとなく盗み聞き程度でちょうど良い、でも聞き流すにはもったいない、そんな番組を目指します。


◆Personality:

きりん

外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。

ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。


◆Twitter:

⁠⁠⁠https://x.com/kirin_fpa⁠⁠⁠


◆Voicy:

https://voicy.jp/channel/2732

※Season1は、2022年頃にVoicy独占配信をしていましたが、Season2よりマルチプラットフォームでの配信を行っております。


※BGM:MusMus

00:06
お疲れ様です。経営企画のたばこ部屋、今日は 21 回目の配信になります。パーソナリティのきりんです。
経営企画の業務の一つに、契約を締結するというのがあります。 これは事業提携とか合併とか、資金調達とかですね、
いろんな文脈で他社との契約を結ぶというのはあると思うんですね。 それについての先方企業とのやり取りだったり、
いろんなところで交渉が発生するんですが、そういう部分で経営企画は窓口に立つ 必要があったりします。
その時にどういう形で社内の法務部だったり、法務担当者と関わる必要があるのか、 その関わり方ってどうなんだっていう、少しこれまでとは違った話をしてみたいなと思っております。
よくあるのは法務対法務みたいな感じで、先方とこっちとですね、それぞれの会社の法務同士がやり合いをするような、
よくワード上でコメント合戦が繰り広げられていることがあると思うんですけど、そういう形でですね、
相手とうちと法務同士で勝手にやってくれよっていうふうにたまに思ったりする時もあるんじゃないでしょうかという話なんですけど、
ここはですね、結論としてあまり任せきるのではなく、もちろん細かいところは頼ればいいんですけども、
ベースはやっぱり自分の言葉でちゃんとベースをすべて理解をして、自分が主体になって窓口として語れるような状態になっておくのが望ましいであろうということが今日言いたいことのまさまりになります。
でですね、その努力としてやっぱり結果的に法務VS法務みたいな感じになることはあるとは思うんです。
ただやっぱり今言った通りですね、相手の窓口の人とやり合うのは結局窓口の自分であって、何か求められた時に自分が言葉を返さないといけない、返さないといけないという話になります。
だからうちの法務が何を言ったか、どういう文脈で何を買い入れをしたのかみたいなことだったりとか、何を得る代わりに何を譲ったのかみたいな交渉の要定とか結論とかですね、その一部始終を理解しておかないと結局自分が社長だったりとかいろんな人に説明をするときに説明も自分の口からできなくなってしまうと、これについては法務しか分かっていないので法務に聞きますだとちょっと寂しいですよね。
そういうこの可視化利がビジネス上どうしても契約所上発生するのであれば、それはやっぱり理解をした上で、その契約の可視化利も含めて今後のビジネス上の関係に生かしていかなければならないというのが背景だったりもすると思います。
この法務の関わり方という意味で話せば、法務で判断ができることとできないこととどういう部分がそれぞれ頼っていいのかダメなのかというのを切り分けて理解をしておくことは有意義なんじゃないかなと思います。
03:15
法務で何を判断できるのかなんですが、それは明確に会社としてポリシーがあるような情報、法的なリスクがあるかどうかだったりとか、損害賠償の請求とか、これはもう事実上青天井になっていて、仮にこれなんか請求されるとしたらもう一発で会社が傾きますみたいなそんなリスクを会社としてはのめるわけがないので、
これはもうビジネスがどう言おうと、これはうちとしては受け入れられませんねみたいなふうな見解を示していただく場合があったりするでしょうし、他にも他社と排他的な契約を結んでいるとかっていう場合に、その排他的契約と関係のないまた別の会社と同様にその排他的な契約を破るような契約をしてしまわないかだったりとか、
こういう既存の契約書間の整合をとっているかとか、そういった部分はホームでデジタルに判断できることなので、その部分はもちろん頼ればいいと思うんですね。
なんですが、ホームが判断できないこと、これは主にビジネス上のトピックでして、ビジネスやる上で別にホームとしては問題はないんですが、これをこの感じで飲むと本当にビジネスとして実態として実務的に回りますかとか何か不都合ないですかとか、この記載だと誰々に毎回事前に承諾を取らないといけないですけども、それって大丈夫ですかとかですね。
そういう部分はホームとしては別にいいけどもみたいなものがあるんですよね。それをビジネス側が検証して意思決定をするっていうのは必要な処算になるかと思います。
なので、そういう形でビジネス側での判断って言われたものについては、経営企画もビジネスの当事者で必ずしもない場合があると思います。
事業に関しては事業責任者がいますので、そういった場合はビジネスの事業責任者につないで、こういう流れでこういう交渉がされているという状況があって、
それでここが今論点になっているんですけれども、大丈夫ですかっていう確認をするとか、そういういわゆるPMO的な動き方が必要になってくるというのをまた経営企画としての関わりとして理解をしておく必要があるかと思います。
なので、重要なのはそういったことができるような立ち回り、それはベースとしては内容を理解していないと話せないと思うんですよ。
契約書って難しいけに思うんですが、特に新卒とか経験がないうちは何書いているかよくわからないみたいな、仮に読めたとしてそれの本意というか、あんまりビジネスの実態とよくわからない言葉が並んでいたりとかすると思うんですけれども、
06:09
だいたい怖がらずにググればわかるものが多いと思います。私も別に法律の専門家ではないですけれども、ちらっとそういった本を読んだことはあるぐらいなんですけれども、
こうとか、おつとかですね、単語が難しいとか、何条を沿用するとかですね、条文間の参照がややこしいとか、接続語がややこしいとかですね、用いられている言葉に癖があるっていうぐらいなんですよね。
それを一つ一つちゃんと英文の読解ぐらいの感じで読み解いていけば、わからないこともないと思うんです。そんな難しい、新しい一部もあると思いますけれども、わからなければですね、最悪フォームと会話をして、ここってどういう意味なんですかとかっていうのを聞いてみるっていうこともできると思いますし、
フォームはフォームで、その難しいのをどう読んでいるのか、どう読みこなして理解をしているのかっていうアドバイスをもらえるかもしれませんし、なんせ契約書は自分で全文理解をしなければならない、全文理解した上で自分の口で相手と、あるいは社長とかですね、自社の社長とかと説明する責任を果たさなければならないのである。
それはフォームがやるべきだではなく、自分がやらなければならないという意識を持つというのが一番大切なところだと思います。
なので、体系的にですね、そういうのを一から勉強してっていうふうにするんじゃなくて、説明する上でわからないところがない状態、最も契約の骨子として大切なところだけは外していないとか理解をしている状態になっておくことが望ましいんじゃないかなという感じですね。
ややこしいですよ、いろいろとあると思うんです。
例えば、准委任契約とかでもですね、成果完成型准委任契約と稼働割合型准委任契約がそれぞれあって、それぞれにおいて債権債務ってどのように異なるんでしょうかみたいな話も、基礎知識としては持っておいたほうがいいというのはあるはあるんですけど、
一つ一つのケースでしっかりと地に足をつけて経験を積んでいけば、弁護士でなくてもとか、そういう専門的な法学部出身とかでなくても日本語なので究極読みこなせるという話になります。
経営企画としての幅を広げるという意味では怖がらずに、法務を味方につけながら丸投げをせずに自分で語るというところを心がけているのはいかがでしょうかという話です。
法務との関わり、この契約書を理解するということが重要な背景として、やっぱり予算とかと紐づいてくるんですね、予算とか実績とか。
結局は契約書にどう書いてあるか次第で売上とか収益の認識基準が変わってきたりもするわけですね。
09:01
この今月に売上を認識していいかどうかっていうのは、いわゆる債権、債務というか、債務かな、お客さんに対して我々が果たすべき益務を提供したと言えるか否かみたいなところが論点になってくるんですけど、
そういうものはやっぱり契約書に基づいて判断をされるわけですし、結局経理とかもそこを判断しに行くわけですね、契約書の文言を見に行く。
それが根拠となって監査とかに説明できるわけですので、やっぱりいろんな幅広く活躍されている方は契約っていうのは非常に大切に考えていらっしゃるというふうにも思います。
そんなところで、いろんな部署との関わりが経営企画としてはあるものですけれども、今回はホームとの関わり方というテーマでお話をさせていただきました。
今日は以上とさせていただきます。お疲れ様でした。
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