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juneboku
はーい。ありがとうございます。
もう一つ、キマグレエフエムの近況として紹介したいことがあります。
はい。
ソンムーさんが運営されている、趣味でOSSをやっているものだっていうポッドキャスト番組に、たかしさんと私、じゅんぼく2人で出演してきました。
r_takaishi
はい。出てきました。
juneboku
いやいやいやいや。このソンムーさんのポッドキャスト、エピソード24がすでに公開されていて、2人でわーわー喋っていて、
僕らのこのエピソード260が出た翌日ぐらいかな、に25も出るかな。すぐ出るはず。
r_takaishi
はい、そうですね。
juneboku
25、なんですかね。楽しくお喋りできてよかったですよね。
r_takaishi
うん、面白かったです。
juneboku
僕は個人的な反省としては、キマグレエフエムではあんまり言わないようにしてることを、ひとろ様のポッドキャスト行ったらすげー喋ってなかった。
なんていうか、友達うちでホームパーティーやったときに、普段家では絶対しない揚げ物をすげーやるみたいな、そういうお行儀の悪さがちょっと出たなと思っています。
自分たちは汚れるからやんない揚げ物を友達うちでやるみたいになりました。
なんか話の流れでそうなっちゃったんだな。
r_takaishi
まあ共通点みたいなのはね、そういうところだったみたいなこともありますから。
juneboku
じゃああれは、そんむーさんがそういう流れを作ったってことじゃ、あれはそんむーさんのせいってことにしております。
r_takaishi
せい、せい、せい。
juneboku
悪いことじゃない。
別にね、高所良俗に反するようなことは別になんもしたいですけども。
自分はあれ、キマグレエフエムでは出さないようにしてるんだなって思いました。
そういう悪態をつくのを。
そういうエピソード、はい、二つね、出てね。
三人でお喋りするのも楽しかったですね。
r_takaishi
やー楽しかったです。
てかそうか、話さないようにしてるっていうのがそっちのことかって今気づきましたよ。
juneboku
あーわかりました。
r_takaishi
あんまりテックな話ししないよねみたいな文脈かと思ったらちょっと違ってた。
juneboku
そうそう、悪態のほうですね。
r_takaishi
なるほどね。
そうなんですよ。ブレーキ踏んでるなって思いました、自分もね。
juneboku
ちょっと少しタガが外れそうになっている私の様子などなどなどありますんで。
ぜひよかったら、キマグレエフエムと結構同じノリで喋ってると思うんでね。
r_takaishi
ただ話してる内容とかは、普段キマグレエフエムではあんまり話す内容が多めかなって思いますね。
juneboku
確かに、そうですね。
キマグレエフエムから見るとちょっと出張版みたいな感じになってるんで、ぜひチェックしてみてください。
r_takaishi
概要欄にリンクを貼っておきます。
juneboku
はい、お願いします。
はい、この後本編です。
はい、で今回はですね、僕がこの話をたかしさんとしてみたいなっていうのを持ってきたので、早速ちょっと切り込んでいこうと思います。
はい。
じゃあまずたかしさんに質問です。
はい。
たかしさんの才能を一つ教えてください。
r_takaishi
ほう、才能ね。
juneboku
近況ぐらいの軽さで振ってみました。
r_takaishi
えー、なんでしょうね。
考えたことなかったな。
juneboku
あー、ほんとですか。自分の才能とかあんまり考えないですか。
r_takaishi
こういう才能がある。
juneboku
うん。
r_takaishi
うーん、考えたことなかったね。
juneboku
なるほど。まあ、考えなくても全然生きていけますよね。
なんだろう。
r_takaishi
あんまり才能があるとかないとか。
うん。
あると思ったことはないのか。
juneboku
おー、面白い。ありがたい。この後の話につなげやすい。
受け答え。ありがたいですね。
じゃあちょっとおそろおそろ別の質問してみますけど。
はい。
たかしさんから見て、じゅんぼくに何かしらの才能を感じることはありました?
r_takaishi
おー、なるほど。
juneboku
なんか、自分と他人ってまた見え方が違うなと思っていて。
本人はあんまり自分のことを見えてないっていうことはね、あるじゃないですか。
自分の普段生きてるとね、自分の姿ってあんまり見えないから。
r_takaishi
そうですね。
そうですね。
これ才能なのかわかんないですけど。
はい。
いくつか、僕はあまり持ってないポイントみたいなところはあると思ってて。
例えば、文章を書くのはやっぱ上手いよなーっていうのは常に思ってますね。
juneboku
あ、そうなんだ。やばいな、恥ずかしい流れになってきた。
そうか、確かに。どうなるかありがとうございます。
r_takaishi
エッセイとか結構書いてると思うけど、僕はいつも面白いと思って読んでる。
これがね、エッセイみたいなのを書くのに才能が必要かどうかちょっとわからないですけどね。
juneboku
はい。
r_takaishi
あとは。
そうですね。
なんか前も何回か話したことあると思いますけど、
juneboku
やってみましょう。
でね、才能って僕も、なんか才能とか、あとは近い言葉で、天才とかね。
少年漫画読んでると、結構才能の話が出てくるんですよね。
r_takaishi
まあ、そうですよね。
juneboku
特に例えば、まあわかりやすいのはスポーツ漫画とかで、なんか10年に一度の逸材とかね。
とか、まあ多くの場合、少年漫画は主人公がいわゆる天才と扱われてたりするし、作中で。
あるいは、主人公は持たざる者なんだけれども、主人公のライバル的存在の人は天才っていう扱いだりして、追いつこうと頑張ってみたり。
そしたら、実は主人公が秘めてた、まだ気づいてなかったものに、後半とかでそれがね、なんか結晶化してすごいことになるとか。
まあ、よくある形だと思うんですよね。
ありますね。
ああいうのを見ると、例えばそうだな、例えばスラムダンクの桜木花道も天才ですからっていうセリフがありますし、
そういうのを僕も天才とか才能っていうラベル付きで描かれるものだと思って、40年以上生きてきたから。
そういうのと比べちゃうと、別に自分ってなんか普通だなっていう感覚は、生きてる間ずっとあったと思うんですよね。
はいはい。
あんな少年漫画の主人公みたいではないよなとは思っていってきた中で、
でも改めて、才能って何なのかを真面目に考えたことはなかったなと思ったので、この1、2ヶ月ですね、ちょっと考えてみました。
はい。
で、僕がこうかもな、こうじゃないかもなって思ったものを、高橋さんと話してみたいという回になってます。
r_takaishi
はい、お願いします。
juneboku
まずですね、本を1冊読みました。
はい。
世界一優しい才能の見つけ方、一生ものの自信が手に入る自己理解メソッドっていう本を。
そんなのがあるんだ。
はい。
これはヤギ・ジンペイさんという方の本で、この人はね、結構ね、人が今いる苦しい状況を抜け出して、
より良い人生を見つける、お手伝いをするようなことをお仕事でやられてる方で。
これはね、結構ね、スルスル読めて、だから書いてることが自分にとってはあまり引っかかりがないぐらい素直に受け入れられる内容だったので、
割とスルスルスルッと読んで、スルスルッと読み終わったんですよね。
ここで言ってたのは、才能って何ていうか、無理なく続けられることとか、
その人がついついやってしまっていること、頑張らずにできることみたいな定義を置かれていましたね。
なるほど。
それと、高橋さんのさっき僕が挙げた、自分のすづくりというかね、生活環境を整えるみたいな。
あれは、この本で言うところの才能に値しそうだなと思いました。
r_takaishi
確かに。
juneboku
ついついやってしまうこと。
r_takaishi
Amazonのページを開いて説明を見てますね。
juneboku
そうですね。
Kindle版だとサンプルをちょっと読めたりするんですけども、
ついついやってしまうことが才能であって、
それがその人の個性と言われたりもするだろうし、かなと思いますね。
あとは別のところを調べていくとですね、
東京芸術大学の今の学長が日比野克彦さんという方なんですけど、
この人はね、才能っていうのはね、癖であるみたいなことを言っていて、
その人の行動の癖とか、考え方の癖とか。
癖ってあるじゃないですか、僕も高橋さんもあって。
平均からちょっと当ててる。
人が100人いたときに、99人はやらないんだけど自分はやっちゃってることとかってのもあると思うんですけど、
それが才能って呼んでいいんじゃないかっていうのをね、
東京芸術大学の学長が、芸術アートとかの分野の人がそういう捉え方をしてるっていうのも、
これ結構なんか面白いなと思いました。
そうしてみると、多分才能っていうものの捉え方に大きく2つの派閥があるなと思って、
一つは才能はある人とない人がいるっていう、
一部の人だけが持ってるものを才能と扱う派閥と、
才能は別に誰しもが持っているもの。
癖というか、その人のついついやっちゃうこととかだから、
その人が一週間の中でこれにずっと時間をかけ続けてるよねみたいなものを才能だとすれば、
誰しもが何かしらを持っているものっていう感じになるかなと思います。
校舎って、僕のヒーローアカデミーで言うと、
先頭にすごく向いてる個性もあれば、
これ何に使うんだって個性もあるけど、でもそのどれも個性って呼んでる感じ。
どんぐらい役に立たないかとかはもちろん現場ごとにあるんでしょうけれども、
それでも全部個性と呼んでるのに近いのが全ての人に、
才能はあると捉える考えはそういうスタイルなのかなと思いました。
たぶん僕は、じゃあ自分は別にそんな特別な人間じゃないと思ったのは、
前者の捉え方をしてたんでしょうね、僕が無意識にね。
才能って一部の人が有している、選ばれた人が持ってるもので、
大半の人には才能はないと思ったから、自分もその大半の人のほうにカテゴライズして、
自分には別に特別な才能はないって思ったんだと思います。
でも結構これどうですかね、僕40年ちょっと日本社会に暮らしてきましたけど、
この一部の人だけが持ってるものっていう捉え方は結構メジャーな捉え方な気もします。
そうですね。
r_takaishi
漫画とかでそういう書かれ方をするぐらいだから、やっぱりそういう考え方のほうがメジャーだったんですかね。
ただまあ広赤みたいにね、ほとんどの人は個性を持ってるみたいな。
作品も出てるから考え方が少し変わってきたみたいなところもあるんですかね。
juneboku
あるかもしれませんね。
特に多様性みたいなキーワードとも隣接する領域だなと思っていて、
一人一人それぞれ違ってあるよねっていう。
なんか評価軸が少ない社会だと、その評価軸の中で高い成果を出せる、
たとえば上位5%の人とかが才能あるみたいな見られ方しやすくなっちゃうと思うんですけど。
確かに。
評価軸が100個あれば、その100個それぞれに、
この人ここの軸で見るとめちゃくちゃ飛び抜けてるねみたいなのがあると思うので、
いろんな評価軸が多様化することで、
才能っていうものが、もっといろんな角度のものがあっていいじゃないというふうに
捉える向きが強くなってるのかもしれないですね。
r_takaishi
いいことのようには思いますね。
juneboku
僕もいいことだと思ってます。
なので僕は、一部の人が持ってるものっていうよりは、
誰しもが持ってるその癖みたいなものを才能とする捉え方は、
結構これ希望のある話だなと思ったので、
juneboku
お互いハッピーだなっていうのはね、すごく思います。
r_takaishi
確かに。
なんかその、得意なことを喜ばれる環境とか、
あとはお金になる環境とかね、
そういう場所にうまく置けると、
よりプラスの効果があるよなっていうのはすごい分かりますね。
juneboku
さっき紹介したね、世界一優しい才能の見つけ方の、
才能とは何かとか、どう見つけるかっていうのが前半のほうに書いてあって、
それを活かすって話がね、後ろのほうに書いてあって、
今みたいな話で興味ある人はね、
パラパラめくってもらうといいかなと思っています。
その才能ね、ちょっと少し話を変えて、
僕、自分のことを技術職だと思ってるんですよ。
はいはい、技術職ね。
専門学校通って、
法学とか情報科学を勉強して、
そのあとプログラミングの練習をして、
いわゆる手に職みたいな、
手に職と呼ばれるような職業、スキルを体得して、
それを使ってお金を稼ぐっていうことを、
もう短くない期間やってるから、
その結果、結構高天的に身につけたものを、
r_takaishi
大事にしがちな思考バイアスがあるなと思ったんですよ。
juneboku
自分の認識としては、
持って生まれたもので勝負してるっていうよりは、
生きてきた中で身につけたもので勝負してる感覚が強くあるんですよ。
その結果、高天的に身につけたスキルとか、
技術とか知識とか、
そういうものを、よく言えば大事にしていると思うし、
自分自身が身につけてきたものも大事にしてるし、
周りの人見ても、今うまくできないことも、
スキルを身につければそれもっと楽にできるようになるよって感じで、
どんどんスキル身につけていくのがいいことじゃんっていうね、
大事にしてるとは思うんですけど、
一方で、高天的に身につけられるもののほうをすごく課題評価した結果、
先天的なものをやや軽視する思考パターンが自分にはあったかもなーって最近思ったんですよね。
それを思ったきっかけはいくつかあって、
例えば、ちょっと前にオシカツかオシカツじゃないかみたいな話したじゃないですか。
r_takaishi
ああ、しましたね。
juneboku
そのときに音楽アーティストの話をさせてもらって、
例えば音楽アーティストってどんな声かって、
歌唱法とかは歌い方とかはスキルとしていろいろ磨ける部分と思うんですけど、
声って生まれ持ったものじゃないですか、この人の声って。
r_takaishi
そうですね。肉体的なもので変えるのは難しそう。
juneboku
難しそうですよね。
あと変えるってなったらすごい多大なコストを払うことになります。
r_takaishi
手術するとかそういう話になるんですかね。
juneboku
あと声の出し方を無理やり矯正するとかってデメリットにすごい体へのダメージもあるそうですし。
そういうのを見ると、音楽アーティストの人が声がいいって評価されてる人とかって、
その人にとっては先天的な、生まれたときにある程度決まってたりするもので、
それはそれですごく魅力が感じられる部分があるなっていうのが、
最近音楽を通じてそういう体験をしたんですよ、僕も。
だからもちろん歌をうまく歌えるようになるとか、
いいパフォーマンスができるようになるっていう、
後天的に身につけたスキルもあるんだけど、
プラスそれと同じくらいその人が持って生まれて素敵なものっていうのもあるから、
僕もバランスよく見れるようになりたいなというふうに、
最近認識が更新されました。